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こわい文法知識の欠落

著名な翻訳家でも、基本的な文法知識を欠いているためにとんでもない誤訳をしでかす場合がありま
す。しかもご本人は永久に気付かない! 恐ろしいことです。

実例:

http://www.alc.co.jp/eng/hontsu/book/0204/02.html

宮脇孝雄さんは「庭に出て飼鶏に穀物を投げ与えていた彼女は、自
分が初めて鶏に餌をやっていることに思い当たった」と翻訳してい
ますが remember ~ing は「~したことを覚えている/思い出す」
という意味になることをご存じないわけです。だから、おそらく自
分でも変だと感じながら、自分の知識を過信して辞書や文法書をチ
ェックしなかった。それでズッコケた....『あれ、英語は読みにく
くないのに文意がつかめない、と思った人もいらっしゃるだろう』
と書いてありますが、これは自分の気持ちだったのでしょう。

正しい訳は「庭に出て飼鶏に穀物を投げ与えていた彼女は、自分が
初めて鶏に餌をやった時のことを思い出した」となります。これで
意味がすっきりと通ります。

私など、非常に怖いですから、ちょっとでも変だと思ったら、自分
の知識など信用せずに、必ず辞書や文法書をチェックします。

日本語の辞書ももちろん綿密に調べます。

辞書も文法書も20点以上あります。不安のかたまりです。「文法
は大丈夫だ」なんて絶対思いません。分かったときはもちろん快哉
(かいさい)を叫びます。それも楽しいのです。

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