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語彙学習の盲点(1)

英語の勉強に熱心な人で語彙の強化を試みない人はないはずですが、ほとんどの人がある程度の語彙数であきらめてしまうのはなぜでしょう?

ありとあらゆるスタイルの内外の単語帳が書店にあり、語彙暗記のソフトも多様にあり、アルクなどの通信教育もある。CDが添付された単語帳もめずらしくなく発音はもちろん例文までクリアな音声で聞くことができる。映像を伴ったものさえある。考え得るかぎりどんな手段も利用できる環境にある。

しかし、日本人の英語の語彙がレヴェルアップしたという話はまったく聞かないし、大学生の英語自体の能力も顕著な低下を示している。

なぜでしょう?

私なりにその理由をいくつか考えてみました。

① 暗記が必要ではないと「思っている」または「思い込まされている」または「頭から嫌っている」人が多いこと。

インプットの教材(単語帳)はあふれているものの、その正しい学習法が明示されていない。「楽に自然に」とか「例文や文章のなかで自然に」とかいう広告文句がかまびすしいが、ちゃんとした教材になればなるほどその内容は高度でとてもじゃないが「自然に」覚えられるようなものではない。ところが、その広告文句は暗記を明らかに軽視するような内容になっていることがめずらしくない。

そんな広告コピーに釣られて単語帳を買う人が、現実にかなり多いのではないでしょうか?

現実は、自然に(=楽に)など覚えられるはずがありません。少なくとも私には不可能です。「覚えよう」と思って覚えないと頭に残りません。

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