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絶対必要な英単語6000語 (28/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

500 bend

501 beneath

502 benefit

503 benevolent

504 berry

505 beside

506 besides

507 besiege

508 best

509 bestow

510 bet

511 betray

512 better

513 between

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


今日、辞書で出会った興味ある文例:

① Please don't flame me if you disagree with this message.

中傷メールはしないでください。

② Leave out the flannel and answer the question !

ごまかしはやめてちゃんと答えなさい!

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語彙無知の壁(2)

語彙無知の壁には2つの側面があります。

① 超基本語彙の幅(はば)

中学校で学習する単語、たとえば give や make というような語彙にはたいへん幅の広い意味や用法があり、前置詞や名詞と連なって実に多様な表現を生み出します。

この幅は基本的な語彙であればあるほど広くなります。世界最大の英英辞典である OED ( Oxford English Dictionary ) で make を調べるときりがありません。限りなく深い森に入ってしまったような感じがします。make だけで1冊の立派な辞書になります。

私が最近購入した「アクセスアンカー英和辞典」は語彙数が2万5000しかなくてページ数も1300ページ程度の簡略でかわいい辞書ですが、それでも make だけで2.5ページを占めていて全ページ数の0.2パーセントになります。各単語の平均ページ占拠率0.004パーセントの何と50倍の紙面を占領しています。

ところが、非ネイティヴの日本人はその make のごく1部の意味ないしは機能しか学習しません。英検1級~TOEIC満点であってもそんな事情は変わりません。

つまり、「超基本語の幅の壁が頑(がん)として存在するわけです。ネイティヴは数百語の基本語彙だけを駆使して2時間でも3時間でも気楽な話を続けることができますが、非ネイティヴには不可能なことです。

変幻自在に変化してあらゆる意味やニュアンスを表出する超基本語彙こそ最大の壁だと言えるでしょう。

② 語彙の数

これは、最も分かりやすい壁です。単純に知っている語彙の数です。もうあちこちで指摘しましたようにネイティヴの見て分かる語彙数は最低で5万語、知識人であれば10万語を超えます。しかも、この数に業界用語や専門語は含まれません。日本人の場合3万語も分かればたいへんなレヴェルですが、ネイティヴのレヴェルからすればたいへん低い水準に過ぎません。つまり、「語彙数の数の壁です。この壁は、時間と根気さえあれば、①の壁ほど突破は困難ではないと思います。

話は変わりますが、ネイティヴの語彙数については諸説があります。その原因は、たとえばある語彙とその派生語を別々に複数の語彙としてカウントするのかあるいは1つの語彙にするのかというような違いにあります。

私は、そうした複雑な議論を避けた上でしかも誰にも実感できる語彙数として、「英和辞典学習用英英辞典の語彙数を基準にしています。

なぜ、そうしたかについて今思い出すことを述べておきます。2つあります。

① アメリカの高校3年生が全国一律に受験する Scholastic Aptitude Tests の語彙の問題は大人がやってみても非常に難しいレヴェルですが私はこれを辞書を引きながらやってみたことがあります。その結果、英和辞典や学習用英英辞典で、見出し語が5万語以上であればネイティヴの高校3年生並みの得点は十分確保できるし、10数万語であればネイティヴでもかなり語彙水準の高い人に匹敵する結果を出せることが分かったからです。Reader's Digest の語彙クイズ ( WORD POWER ) は毎回受けていますが、同様な感触が確かにあります。この WORD POWER の評価は Good Excellent Exceptional の3段階ですが私の目標は Exceptional を連発することです。そして、10数万語の水準に達すれば exceptional の常連になれることは私自身検証済みです。

② ペーパーバックや雑誌を読んでいる時にも未知の語彙について①で用いた辞書を使いましたが、5万語以上10数万語までの水準にほぼどんな未知語彙もおさまってしまうことが分かりました。また、そんな辞書にない未知語彙はネイティヴも知らないことが彼らと交際するうちに分かりました。

だから、最低5万語、できれば10数万語の見出し語を持つ英和辞典や学習用英英辞典(英和辞典より望ましい)を暗記すれば、ネイティヴ並みに、ときにはそれ以上に、本や雑誌を楽しめることが明らかになったわけです

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絶対必要な英単語6000語 (27/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

482 beg

483 begin

484 behalf

485 behave

486 behavior

487 behind

489 being

490 belief

491 believe

492 bell

493 bellow

494 belly

495 belong

496 beloved

497 below

498 belt

499 bench

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


文法問題:

① She is taller than any other girl.

any other girl の代わりに使えるあと2つの表現は?

正解: any other girl = all the other girls = every other girl

② 次の3つの中で正しい表現は?

A None of them attended the meeting.

B Not any of them attended the meeting.

C Any of them didn't attend the meeting.

正解: A と B

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語彙無知の壁(1)

今の英語学習環境は、私たち団塊の世代が英語の教育を受けたころとはまったく異なります。

独学するにしても、今は、有効な教材、方法、利用できる機器、辞書その他あらゆる面で別の世界のように違います。それも学習が進めば進むほど高度な資料へのアクセスが容易になりインターネットを含めた素材は質量共に急速に充実し、対費用効果の面でも格段に改善されつつあります。

そのことを念頭においた上で、英語習得について再度考えてみたいと思います。

① 文法・構文に関しては教材が完備しています。昔は、普通の人が生硬な学校文法の範囲を超えて学習することはほぼ不可能でしたが、今は、構文や語法ごとに生ずる細かいニュアンスの差異にまで言及した文献が豊富に存在します。

② リスニングやスピーキングに関してもあらゆる学習素材や方法が出尽くしています。あふれています。

③ リーディングについても、SSS多読法を代表とする初歩からの学習法が確立しています。また、どんな洋書でも今はすぐに入手できます。

したがって、英語自体の学習環境に関する限り、留学するしないはあまり問題にならなくなりました。

ところが、語彙習得の面に関する限り実態は昔とまったく変わっていない感じがします。基本的な考え方まで同じだと思われます。

そのことが、リスニング・スピーキング・リーディングに巨大な蓋(ふた)をかぶせている気がします。

日々株式トレードをしている人はよくご存知ですが、銘柄によっては価格の上下の一定水準に莫大な量の売り板や買い板が出現して、値動きがその上下の範囲内に収まってしまうことがあります。値動きが一定範囲なので、トレーダーの立場からすれば、比較的安心して売買を繰り返せる銘柄です。

しかし、トレードとは異なり英語の語彙の場合は困った状況が発生します。相場ではありませんから下のレヴェルは関係ないのですが上が頭打ちになることは大問題です。

語彙数が、2000語(英検2級)、6000語(準1級)、8000~1万語(1級)など各段階で大きな蓋が存在しますが特に巨大なのは英検1級1万語の蓋で、それをこじ開けることができないとしたら大問題です。

なぜか?

発音やリスニングを支障のないレヴェルまで引き上げることは今の時代そんなに困難ではなく、先にも述べたように、そのための学習素材や方法はふんだんにあります。

だから、音声で問題のないレヴェルに達した人の難題は、「語彙無知の壁」なのです。

ほとんどの人がこの巨大な壁(蓋)を意識さえしておらず、マスコミも同様に無知無意識のままです。意識している人でも何かとりっぱな理由をつけて正面から対処することを避け、現状に満足しようとする傾向があります。

応用言語学でも語彙強化の方法論はまだ研究途上です。

したがって、上記の巨大な蓋を打ち破る具体的な学習素材・方法も1級以上は皆無です。そのあたりのレヴェルで英語力が伸び悩む原因です。

そこで、まず必要なのは、知らないことをしゃべったり聞き取ったり書いたり読んだりすることはできないという自覚です。

リーディングでは、知らない語彙があっても意味を類推できると言う人があいかわらず後を絶ちませんが明らかな限界があります

SSS多読法は、その類推を、限界をはっきり認識した上で、うまく活用した優れた方法でしょう。この多読法は5000語前後までのボキャビルにも役立ちます。

語彙無知の壁」に関連して、同時通訳者の枝廣淳子さんは『AREA English 20004/ December』で次のように語っています(太字引用者)。ちなみに、忘れない内に復習を繰り返すシステムは「アンチ・バベルの塔」とまったく同じです。なお、引用文中の「北極星」とは、枝廣さんが「大それた目標」を表すために使っている言葉です。

(引用開始)2年後に同時通訳になる!29歳で本格的に英語の勉強を始めたとき、そう決めました...
 同時通訳のスキルは「聞き取れて話せる」ですが、私は聞き取りでつまづいていた。じゃあ、どうすれば聞こえるのか? テレビや雑誌、新聞から単語を拾い出し、徹底してボキャブラリーを鍛えました。知っている単語は、ネイティヴの速度でも耳に入ってきたからです。ならば、単語の数をもっと増やせば、会話の内容が分かり、それらの単語を使って自分も話せるようになる。同時通訳なんて突拍子もなくても、「そうなるには何ができればいいか」を基準に、ゴールから逆にかみ砕いたら、「単語を覚えるという現実的な道筋が見えた。北極星が俄然近づいてきました。
 単語は、1日に覚える数十個を打ち込むと、2日後、3日後、5日後、1週間後と、再びパソコン場面に出てくるプログラムを夫に組んでもらいました。忘れかけた頃に復習を繰り返すと、記憶が脳に定着して、忘れにくくなるんです。ずいぶん手の込んだことをして、と言われますけど、むしろ逆。完全に忘れたものを一からやり直すのはイヤだから、忘れる前に復習する。本に書いた「朝2時起き」の生活にしたのも、11年前、子供二人を夜8時に寝かしつけながら、自分も一緒に寝てしまえば、2時起きでも睡眠は6時間。朝まで誰にも邪魔されずに、火事や勉強に集中できた...
もし最初に「勉強は一歩一歩、前進あるのみ」と考えていたら、2年で達成は無理だったでしょう。学校英語をおさらいして、外国人の友だちを作って日常会話...。手順が多すぎて、おさらいで挫折(笑い)...(引用終止)

一日に覚える数が数十個というのも非常に意義深い指摘です。一日に5つ程度ではなかなか効果があらわれません。語彙が5000語ほど蓄積される英語の雑誌などを読んでいても確かな手ごたえを感じるようになりますが、一日に5つでは、ロスを無視しても、5000語を達成するのに1000日もかかってしまいます。1000日=約3年となると生半可な根気では挫折してしまうでしょう。もっとも、挫折しなければまったく問題ありません

さて、「語彙無知の壁」には2つの側面がありますが、これは次回に述べます。

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絶対必要な英単語6000語 (26/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

463 beard

464 bearing

465 beast

466 beat

467 beaten

468 beauty

469 beaver

470 became

471 because

472 become

473 bed

474 bedroom

475 bedspread

476 bee

477 beef

478 been

479 beer

480 beetle

481 before

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


文法問題:

① She is taller than any other girl.

any other girl の代わりに使えるあと2つの表現は?

② 次の3つの中で正しい表現は?

A None of them attended the meeting.

B Not any of them attended the meeting.

C Any of them didn't attend the meeting.

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なぜ、ボキャビルをするのか?

なぜ、5万語を超える語彙を獲得したのか? 

さらに、なぜ10万語以上の語彙を目指しているのか?

せいぜい英検1級~TOEIC満点( =1万語未満の語彙力=小中学生)前後のレヴェルで生涯を過ごしたくなかったからです。読書が好きな自分としては、永久にお勉強モードを脱することができない水準でペーパーバックや雑誌をただ「読解」の教材にして生涯を過ごすことなど考えられなかったからです。

たとえば、米国最高の文芸雑誌「The New Yorker」をコーヒー片手に楽しむためには、5~10万語の語彙力が必要です。

日本の月刊雑誌を寝転がって読める日本語の語彙力も5~6万語です。ほんの1万語程度の語彙しか知らないのにそんな雑誌を「読める」と考えるのはこっけいでしょう。1万語以外の未知語彙(頻出する!)の意味を前後関係から類推したり漢和辞典や国語辞典を参照しながら「読解」するのは可能ですが、そんな作業を「読む」とは言いません。単純に語彙数の面から見た場合、1万語といえば小学校低学年の水準です。

気楽に読むためには5万語を超える語彙が必要なのです。

「アンチ・バベルの塔」はそんな望みをかなえることのできる唯一のツールです。辞書から直接覚えるのは、1万5千語以上のボキャビル教材がないからです。また、辞書ほど各語彙の複数の意味が網羅され各意味に沿う適切な例文を参照できる教材も他にありません。デジタルでも利用できますから関連後の検索なども非常に容易にでき、市販の単語帳など比較にならない利便性があります。未知の単語を発見する効率もダントツに高いのが辞書です。

純日本人のために他に有効なツールがありますか? 口先だけのアイデアは腐るほどありますが、自分で実証したボキャビルの方法がありますか?

私は聞いたことがありません。

あれば、ぜひ教えてください! 

私も、もっと優れた方法があれば、すぐ借用して実行したいからです。

もっとも、「アンチ・バベルの塔」はあと1年もすれば完成する予定ですから、他の方法はおそらく必要ではないと思います。

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絶対必要な英単語6000語 (25/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

447 bat 1

448 bat 2

449 bath

450 bathe

451 bathroom

452 batter

453 battery

454 battle

455 bay

456 be

457 beach

458 bead

459 beak

460 beam

461 bean

462 bear

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


今日、辞書で出会った興味ある文例:

① The central character of the play is a flaky neurotic.

その芝居の主役はちょっと変な神経症患者だった。

② I got home and flaked out on the sofa.

帰宅して私はソファーにへたり込んだ

flake out → to suddenly fall asleep or feel weak because you are extremely tired.

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絶対必要な英単語6000語 (24/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

425 bark 1

426 bark 2

427 barley

428 barn

429 barometer

430 barracks

431 barrel

432 barren

433 barricade

434 barrier

435 barter

436 base 1

437 base 2

438 baseball

439 basement

440 bashful

441 basic

442 BASIC

443 basin

444 basis

445 basket

446 basketball

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


今日、辞書で出会った興味ある文例:

① I've got to lose this flab on my belly !

腹のぜい肉を落とさなくては。

② This machine is the flagship in our new range of computers.

このマシンは当社が新たに販売するコンピュータの主力製品である。

flagship → 主要な製品、アイデア、建物など

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絶対必要な英単語6000語 (23/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

409 bandit

410 bang

411 banish

412 banister

413 bank 1

414 bank 2

415 bankrupt

416 banner

417 banquet

418 bar

419 barbarian

420 barbecue

421 barber

422 bare

423 bargain

424 barge

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


今日、辞書で出会った興味ある文例:

① Give me a couple of minutes while I fix my hair.

ちょっと髪をなおします

fix → 服装、化粧、髪を整える

② All fixtures and fittings are included in the house.

家の価格は、作り付け備品及び家具調度類すべて込みになっています。

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カトー・ロンブと単語帳・続

カトー・ロンブは、先に述べましたように、2種類の単語帳について言及しています。

① 普通の単語帳

② 辞書を基にした単語帳

いずれも、自主制作の単語帳であって市販の単語帳ではありません。

彼女は、単語帳の自主制作を「こころからおすすめします」と語っています。単語帳に書き込むことは「わたし」をも書き込んでいるのだと書いてあります。

私の家の門口の左隅の下にうっすらと直径3センチほどの丸い跡が残っています。そこは、40年も前に飼っていた犬が毎日自分の鼻先で戸を押し開けていた箇所なのです。それを見ると彼の姿をありありと思い出します。記憶があざやかによみがえります。

自分で作成した情報カードのいたるところにそういう跡や傷や書き加えたところやときには裏にに自作の短歌や何かの電話ナンバーが書いてあったりします。歯医者に行く途中で車を運転しながら賢明に覚えていた箇所なんかもあって、復習のときにその語彙にゆきつくと必ずその情景も思い出します。

「単語帳」全体が「思い出の記」になっているわけです。それが肝心の語彙を記憶する大きな助けになります。

これは、デジタル式カードでは不可能なことです。

次に、カトー・ロンブが指摘していないことを書いておきます。

②の単語帳の方が圧倒的に効率がいいと言うことです。次々に未知の単語に遭遇するからです。私は何度もこのことを指摘してきたのですが、他の人はほとんど無関心の様子です。

②の単語帳に挑戦する人の割合は、統計的なスケールでいえば、ゼロだと言っても過言ではないでしょう。

なぜか? 

ずばり続かないからでしょう。ほとんどの人はやってみようとも思わないのかもしれません。死ぬほど退屈な感じがするのでしょうか? 私はおもしろいのに!

そしてほとんどの人がネイティヴの常識的な語彙力には程遠いレヴェルで一生を過ごすことになります。しかも無意識のうちに。狭い世界にとじこもってそれに気付かずに!

あるいは、かく言う私がとんでもなくずれている可能性もあります。

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絶対必要な英単語6000語 (22/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

392 balcony

393 bald

394 bale

395 balk

396 ball

397 ball = a large dancing party

398 ballad

399 ballet

400 balloon

401 ballot

402 ballpoint pen

403 balmy

404 bamboo

405 ban

406 banana

407 band

408 bandage

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


今日、辞書で出会った興味ある文例:

① I think she is wrong - not to put too fine a point on it.

彼女は間違っていると思う - はっきり言って

not to put too fine a point on → 露骨に言うと

② There we all were in our finery, waiting for the bride and groom to arrive.

みんな盛装して、新郎新婦の到着を待っていた。

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カトー・ロンブと単語帳

カトー・ロンブは、先に言及しました『わたしの外国語学習法』のなかで、「単語暗記法」という一節を設けていますが、その内容はずばり単語帳の解説です。

ちなみに、「市販の単語帳を買う」という発想はなかったようです。当時彼女の周辺に既成の単語帳は売っていなかったのかもしれません。

彼女は2種類の単語帳について書いています。

① 読んでいるものから知らない単語を書き出して行く ― 英語を勉強する日本人の場合なら左側に英語その右側に日本語の意味を書く ― 普通の単語帳

これは古い伝統的なやりかたでそれなりの長所もあるが、欠点は文脈から切り離してごく限られた意味だけを覚えこむことになってしまうこと。

大きなメリットは、自分自身の手で作られるという点。彼女の言葉を引用しておきます。

(引用開始)そこに書き込まれた単語の一つ一つは、わたしたちの何らかの行為や印象と結びついているはずなのです。ノートに、単語や語句を書き込みながら、わたしたちは同時にその文脈の中に《わたし》をも書き込んでいるのです。そのことによって、必要な時に記憶を蘇らせる時の苦労を軽減しているのです。そこには、その単語と出合ったときの状況、時間とかその時の出来事、時にはそれを書き込んでいた時のわたし自身の気分までが、定着させられてしまうのです(引用終止)→カトー・ロンブはこれを単語帳の個性だと指摘しています。

さらに、上記の長所に注目して、アルファベット順ではない単語帳の自主製作を心からすすめると書いています。

② 辞書から直接単語を拾い出して書いて行く単語帳

これについては「アンチ・バベルの塔の源泉」でもその一部を引用しました。

彼女は、辞書にある網羅的な意味や例文などに着目して、辞書暗記の利点を次のように述べています。引用の( )及び太字はk.y.の処理です。

(引用開始)単語帳に単語を隔離した形ではなく、他の何らかの単語と結びつけて書き込むことによって(複数の意味や豊富な例文などを書き込むこと)、辞書の持つ論理性のメリットと、単語帳の持つ個性を、結合させることができます(引用終止)

加えて、今の辞書、特に学習用英英辞典及びそれを参考にした英和辞典等は、カトー・ロンブが20~30年前に利用していたような辞書に比べてはるかに内容が充実し便利になっています

私が20数年前にカトー・ロンブの「単語暗記法」という一節を読みながら赤でマーキングしていたころ、まだ「アンチ・バベルの塔」はまったく見えていませんでした。

ただ、英会話学校へ通勤する電車の中で分厚い英和辞典を読んでいたことをなつかしく思い出します。やっぱり、カトー・ロンブの影響だったのかなと今は思います。

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アンチ・バベルの塔の源泉発見!?

渋澤さんからコメントをいただいたことがきっかけとなり、書棚からカトー・ロンブの『わたしの外国語学習法』のあちこちを再読していたのですが、何と何と! カトー・ロンブが「辞書暗記」に具体的に言及している―彼女自身が辞書暗記をしたとは書いてありませんが―ページがありました。

下記はその引用(太字及び下線処理はk.y.)ですが、太字部分に私が赤のマーカーで印を入れてありました。おそらく23年前です。これが「アンチ・バベルの塔」のはるかな源泉になった可能性があります。

私は今までそれをすっかり忘れていて、辞書暗記にこんな形で言及した方法論などないと思っていました。

(引用開始)...もうひとつの方法は、《辞書的》と呼ぶことができます。この方法の信奉者には、実にさまざまな、時には正反対の個性の持ち主たちがいます。ここで言わんとしているのは、《辞書》から直接単語を暗記していく方法です
現代の辞書類は、単語を列挙するだけでなく、その基本的語彙グループとの意味的関連をも提示しています。《辞書的》方法が、外国語教授法の根本原則に反するとされながらも、実践的には大いに成果をあげているのはそのせいでしょう。その効果を説明しつくすような要因を、わたしは以前から捜しあぐねているところです。
 わたしの知人の中学生で、事前にポケット辞典を《耕しつくして》出かけたドイツ旅行のあいだ中、素晴らしいドイツ語の表現力を発揮した少年に、そのことで尋ねたことがあります。彼がわたしに言ったところによると、彼は、単語の最初の文字を連想づけの基本に据えたそうです。そして単語を、そのあらゆる意味を網羅する形で覚え込んだそうです。その結果、さまざまな語結合を通して言語内部の論理がつかめて行ったのです。
 単語帳に単語を隔離した形ではなく、他の何らかの単語と結びつけて書き込むことによって、辞書の持つ論理性のメリットと、(各人が独自に作る[k.y.注])単語帳の持つ個性を、結合させることができます...(引用終止)

ちょっと感激しました。

みなさんには余計なことだったでしょうが...

 

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コメントにお答えする(4/2005)

澁澤寅彦さん、コメントありがとうございます。

確かに読みにくいし、特に新たな所見も見出せませんが、再確認できたことも多くあって有益です。

成功するひとはそうでない人に比べて計画性や持続性また学習上の工夫などの面で当然ながらまったく違うこともうまく整理して記述されています。

カトー・ロンブの『わたしの外国語学習法』は20数年前に読みました。

『よりよい外国語学習法を求めて(松柏社)』よりもずっとおもしろい本でした。

今までに学習法に関する本や記事を目に付く限りほとんど読んできましたが、渋澤さんと同様何が書いてあったか忘れてしまっていることがほとんどです。

しかし、これはいいなと感じた方法は取り入れて実行して来ました。だから、そうした方々にはたいへん感謝しています。実際、参考書を読むより学習体験記を読む方が有益だなと感じることもあります。

辞書に熱中していることの背景にはひょっとしたらたとえばカトー・ロンブの影響かもしれません。

彼女は辞書について以下のように書いています。

(引用開始) アナトール・フランスは、辞書のことを《アルファベット順に配列された宇宙》と呼びました。私もまた、今まで、幾年月、幾度となく辞書を手に取りながら、いつもそのたびに胸の高鳴りを覚えてしまうのです (引用終止)

辞書は言葉の宝石箱だと思っています。

Thank you.

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絶対必要な英単語6000語 (21/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

376 bachelor

377 back

378 background

379 backlog

380 backward

381 bacon

382 bacteria

383 bad

384 badge

385 baffle

386 bag

387 baggage

388 bail

389 bait

390 bake

391 balance

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


今日、辞書で出会った興味ある文例:

① Ten years melted away.

10歳若返った

② fll her up with regular.

レギュラー満タンにする

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学校教育+アルファの重要性

『学校英語をネイティヴの英語に変換する(日本人とネイティヴの共著・ベレ出版)』

上記の本は、先に言及しましたが、また同じところから引用します。

(引用開始)...「学校英語」をいまだしっかりと身につけていない人にネイティブの英語が身につくはずはなく...学校で学ぶような、文法知識・語彙知識やリーディング能力は絶対に不可欠です。本書を読み進めてネイティブの英語により近づくにつれ、さらに「学校英語」の勉強が必要になってくるのです(引用終止)

私はこの部分にも大変興味を持ちました。

「学校英語」をむやみに批判する人たちの認識不足をみごとについていると思うからです。

英語を使いたいときに「学校英語」がほとんど役に立たないという人たちが非常に多いのですが、そんな人たちは「時間が十分に取れない学校英語の状況」を理解していないし、「自分自信の力不足や当面必要な英語のレヴェル」をまったく意識していません。ここが「学校英語批判」の盲点になっているのです。

「かんたんなことも口に出てこないし、口に出したとしても通じないし、相手の言うことが短い表現でも分からない」というような苦情が少なくないのですが、これは学校英語が原因でおきている問題ではありません。

なぜか?

① 学校英語は音声無視。

「かんたんなことでもしゃべったり聞いたりできない」のは何も学校のせいではありません。学校では音声の訓練をそもそもしていないからです。最近は音声重視だと言われていますがとてもじゃないが十分な質量に達していない。時間も人材も限られているのが現状です。

② 学校英語は日常必要な英語をほとんど教えない。

学校では日常英語を教えてこなかったのですから、日常英語に困るのも学校のせいではありません。最近は日常英語重視だと言われていますがまったく不十分です。

③ 教えられる文法事項がまったく身についていない → 多様な事項を次々に学習するために十分に習熟する時間がない。

「学校英語」は習っただけで身についていないかすっかり忘れていることを棚にあげて英語ができないことを学校のせいにしている人がめずらしくありません。実はけっこうな質量の文法事項を習っているのです。

④ たとえ「学校英語」をマスターしていても、「学校英語」が真に威力を発揮する高いレヴェルの英語になるとプロに任せるため、「学校英語」を活かせる機会がなくそれが有益であることの実感もない。

「学校英語」が威力を発揮するのは高度な内容の英文を読んだりちゃんとしたエッセーを書いたりするときですが、普通の人たちにはそんな必要性はほとんどありません。プロに任せるからです。また、必要があっても、すっかり忘れていたり最初から理解不足だったりしてこれまたお手上げになります。

学校の英語教育にも改善しなければならない点は多々ありますが、一昔前までの文法事項の詰め込み教育のいいところも確実にあったのです。学校教育さえマスターしておけば、それを基礎にして自分の英語をいかようにでも洗練させることができるわけです。

従来の構文や文法重視の方法が学校教育に適していることも明白です。学校で教えやすい事項を扱うからです。近年になって音声や日常英語を断片的に導入した結果、構文や文法の項目がカットされ、大学生の英語力が著しく落ちていることは明らかです。

したがって、自助努力をしないことのほうがはるかに重大な問題です。

そのことをまず意識して、あとは各自の状況に応じて、対策を立てるべきです。

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特異な学習成功者

これは、『よりよい外国語学習法を求めて(松柏社)』によると、「例外的高度外国語学習能力保持者」 = 「Exceptionally talented Language Learner:ETLL)」のことで、大人の全人口の中で5%程度の割合で出現すると言われているそうです。

そして、ETLLの特徴は:

(引用開始)

a ) 言語に関する記憶力がきわめて高く、一般学習者が記憶方略を使いながら苦労して覚える語彙や文章を、機械的に速く大量に覚えていくことができる

b ) 新しいコード体系(=規則)の習得がきわめて速い

c ) 意味よりも形式に注意が向いていることが多い

d ) 複数の言語体系を短期間に習得できる

e ) 自然な環境であろうと、教室環境であろうと、環境にあまり影響されることなく言語の習得が可能である

f ) 左脳への言語能力の側頭化が進んでいない

(引用終止)

ところがその一方で、ETLLは、空間認識能力が著しく劣ることが多く、失読症、アレルギー反応、色素欠乏、統合失調傾向も本人及びその親族に多いそうです。

私は学習法の本や伝記が大好きですが、『よりよい外国語学習法を求めて(松柏社)』もみなさんに推薦したい本です。

この本は、ETLLの研究ではなく普通の人で外国語に卓越するようになった実例の調査研究だから有益なのですが、上記の e ) と f ) にもちょっと興味があります。何かヒントがありそうだと思いませんか?

本屋さんで立ち読みだけでもしてください。そっけなく言えば「根気」だけの世界ですが、「勉強」だけで高度に発達した外国語能力を身につける普通の人が実際にいることはやっぱりおもしろいことです。

読後のコメントなどいただければうれしいです。


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絶対必要な英単語6000語 (20/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

359 avenue

360 average

361 avert

362 aviation

363 avocado

364 avoid

365 awake

366 award

367 aware

368 away

369 awe

370 awful

371 awkward

372 ax / axe

373 axis

374 axle

375 baby

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


今日、辞書で出会った興味ある文例:

① Ideally we would settle the matter now, but I think we should hang fire until the general situation become clearer.

この件は、すぐ決めるに越したことはないが、はっきりするまで手をつけない方がいいだろう。

hang fire → to delay making a decision

② New York's finest

ニューヨーク警察

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英英辞典を暗記する利点

私が「アンチ・バベルの塔」の建設着手によって達成したのはネイティヴの常識的語彙力(5万語以上)であり、さらなる語彙の充実を目指して、塔の高層化作業はまだ続行中です。

そのソースにしているのは学習者用(英語を母国語としない人用)の英英辞典です。学習用英英辞典の語彙数は最大で10数万語に限られます。それだけの語彙力があればネイティヴ用の英英辞典が利用できるからです。

私の場合、認識語彙が2万語程度になるまでは英和辞典を利用していましたが、「アンチ・バベルの塔」の建設は英英辞典で行っています。もちろん英和辞典もひんぱんに利用しますが、根本は英英辞典です。

なぜ、英英辞典なのか? 

その理由は2つあります。

その1) 英英辞典の方が質量共に「英語の勉強」になりかつ英英で思考する機会を持つことができるからです。

fire という単語を例にして、2つの側面から英和辞典と英英辞典を比較します。

① 定義の仕方が異なる。

英和辞典の定義: 

英英辞典の定義: ( material that is in ) the state of burning that produces flames which send out heat and light, and might produce smoke → 燃えている状態(の物)で炎が出て熱や光を放出し煙を発生させることもある

② 例文が英和辞典に比べると自然である、あるいは、あまりに単純ではないこと。

英和辞典(スーパー・アンカー英和辞典)の例文: Children often play with fire. 子供はよく火遊びをする

英英辞典(Cambridge Advanced Learner's Dictionary)の例文: The fire was started by children playing with matches ( 火事の火元は子供のマッチ遊びだった )

イディオムの定義や例文にも同様な違いがあります。

つまり、英英辞典で語彙を覚えていくプロセスは、「英語を読むこと」を必然的に含み、同時に自然な例文によって「ターゲット語彙が使用されるコンテクストを類推」することもできるわけです。

したがって、SSS多読法の利点のかなりの部分を兼ね備えていることになります。

その2) 私たちが国語辞典を使うのと同じレヴェルでネイティヴ用の英英辞典を利用できる語彙力を養成できるからです。

これは、英和辞典を使っても可能でしょうが、英英の説明のしかたに習熟できるという面では非常に有利です。

同じ fire をネイティヴ用の英英辞典でみてみましょう。

(The American Heritage Dictionary): A rapid, persistent chemical change that releases heat and light and is accompanied by flame, eapecially the exothermic oxidation of a conbustible substance (急速で持続的な化学変化で熱と光を出して炎を伴い、その典型は可燃物質の発熱酸化)

AHDの定義は5~10万語の常識的な認識語彙をベースにしたもので、学習用英英辞典の定義とはかなり語彙のレヴェルが違います。

したがって、学習用英英辞典で十分な語彙と英英の思考法に習熟しておけば、ネイティヴ用の辞書の積極的な活用も可能になります。

また、それが必要になる場合も必ずあります。例えば、democracy の定義をみても 学習用英英辞典とネイティヴ用の英英辞典では定義のしかたがまったく異なります。democracy を簡潔に表現したgovernment of the people, by the people, for the people の意味が「人民の人民による人民のための政治」なのか「人民を人民が人民のために支配すること(最近流行している誤った解釈)」なのかを検証する場合などにはネイティヴ用の英英辞典の定義を深く正確に理解する必要があるのです。なお、リンカーンのことばの解釈については別に詳述したいと思っているのですがなかなか時間がありません。

ちなみに、今回述べたことで英和辞典を軽視しているのでは決してありません。英和辞典は日本人の「学校英語」には必須のツールです。

そのことに関連して、『学校英語をネイティヴの英語に変換する(日本人とネイティヴの共著・ベレ出版)』というおもしろい本があり、前書きに次のような記述があります。私の意見と、「学校英語は大事である」という点で、同じなので引用しておきます。

(引用開始)本書のタイトル「学校英語をネイティヴの英語に変換する」は、私たち著者が目指している英語学習を分かりやすく表現してくれるタイトルだと思いますが、このタイトルを決めるにあたり、ひとつの心配が私たちにはありました。それは、「学校英語」 ―中学・高校で教えられている英語―がまるで悪いものであるかのような考えが一部の人たちの間にあるため、タイトルとしてその表現を使っている本書もそのような考えに基づいているという誤解を招くのではないかというものです。...本書の著者たちはそのような考えにはまったく賛同できません。
 幼児期から特別な環境(英語圏に滞在している・親が英語のネイティブである・非常に長時間英語のネイティブのもとで学んでいる、など)にいたごく少数の人を除き、「学校英語」は欠くべからざるものであると私たちは考えます...自然に英語を習得できる特別な環境にいなかった人にとって、今さら子供のように英語を習得することは不可能で、残されている道は地道な「勉強」しかありません。これは科学的な事実なのです...
しかし、それでも日夜努力してたいへん高度な英語運用能力を身につけた日本人はたくさんいます。そういった人たちがどうやって英語を身につけたかと言えば、「学校英語」をしっかりとした基礎にして、あとは自分で努力を重ねたのです。本書は「ネイティブの英語」を標榜していますが、それはあくまで「学校英語」を基礎・前提としたものです。「学校英語」をいまだしっかりと身につけていない人にネイティブの英語が身につくはずはなく...学校で学ぶような、文法知識・語彙知識やリーディング能力は絶対に不可欠です。本書を読み進めてネイティブの英語により近づくにつれ、さらに「学校英語」の勉強が必要になってくるのです(引用終止)


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絶対必要な英単語6000語 (19/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

338 attract

339 attribute ( V )

340 attribute ( N )

341 auction

342 audience

343 audio

344 auditorium

345 August

346 aunt

347 austere

348 authentic

349 author

350 authority

351 authorize

352 autobiography

353 automatic

354 automation

355 automobile

356 autumn

357 avail

358 available

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


今日、辞書で出会った興味ある文例:

① the First Fleet

(1788年オーストラリアに来た)最初の囚人船団

② She fixed the child with a stare of such disapproval he did not dare move.

彼女にきつく見咎(とが)められてその子は動けなかった。

fix → じっと見る

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絶対必要な英単語6000語 (18/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

322 athlete

323 athletic

324 atlas

325 atmosphere

326 atom

327 attach

328 attack

329 attain

330 attempt

331 attend

332 attention

333 attentive

334 attic

335 attire

336 attitude

337 attorney

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


今日、辞書で出会った興味ある文例:

① We can use those old shelves as firewood.

あの古い棚は焚き木(たきぎ)になる。

② I have to go home now - there'll be fireworks if I'm late.

もう帰らないと - 遅れたら大目玉を食らってしまう。

fireworks → ( humorous ) a lot of angry shouting

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コメントにお答えする(3/2005)

cosa さん、コメントおおきに!です。

楽しいお便りで、ほんまにニコッとしています。

> 英和辞典(4万語)の暗記を始めました。2ヶ月程経ちますが、結構楽しく続けられています

これは、ひょっとしたら成功するかもしれませんね! 

やった部分の辞書のページの層がくっきりと黒ずみ、ここまで征服できかけているという実感がして、それを眺めるのが楽しくなるころでしょう。

もしスランプになったり、かぜをひいてしまったり、何か用事ができてしまったり、旅行したりで、進まなくなったら放っておかないで復習だけはしてくださいね。

私の場合は3000語ほど溜まると黄色信号が点滅しますから、復習だけにして態勢を立て直し、ぐらぐらした部分をしっかり覚えてから次に進むようにしてきました。これは、今までに何度も挫折して、「ただのバベルの塔」を築いてばかりいた痛切な反省に基づいています。

年間計画で「アンチ・バベルの塔」建設には300日を予定しています。残りの65日間は調子が崩れた時のメンテナンスに当てることにしているのです。もちろん、調子よくいけば計画の大幅な前倒しになって言うことなしです。

出かける時も必ず「アンチ・バベルの塔」を分解して(普段は積んだ状態で文字通り塔になっています)、1ブロック=100枚持っていきます。遠出になる時は数ブロックに増やします。電車の中などは格好の復習の場になります。リングで綴じてあるので開閉自在で、電車を降りて用事をすませ喫茶店などで復習を再開するときも、第1ページ目が即ターゲットのページになっています。これは使ってみないと実感できないのですが、たいへん便利です。カード自体も変色したり少し痛んだりして愛着が出てきます。そんなことすべてが、デジタル・カードなどにはない利便性であり親密感です。だんだん手になじんでくること、即、記憶が定着するプロセスなのです。

それと、カード記入についてですが、暗記に使用している辞書に例文がない場合でも、必要だと思う時は、他の辞書やテキスト及び Google で例文を見つけ出してターゲット語彙の下の行に貼り付けておきます。例文はできるだけあったほうがいいし、ないと語法が分からない時はもちろん欠かせません。記憶の補助にもなります。

発音記号も必ず確認して記入し、気が向けば単語も文章も音読します。音声は言葉の命です。

加えて、SSS多読法ないしはそれに準ずる読書があればもっとすばらしいですね。「辞書暗記+SSS多読法」、これは実に優れた組み合わせでしょう。

さりとて、あれもこれもの完ぺき主義はよくない。許せる範囲の気配りですね。

私は、読書も翻訳も生活の1部ですから言葉の ecosystem(生態系)がうまく保たれて、幸いです。

たぶん、cosa さんも同じようなことをして楽しんでおられることと思います。

何かいいアイデアがありましたらぜひ教えてください

ふつふつと楽しい毎日でありますように!

Thank you, cosa-san.

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絶対必要な英単語6000語 (17/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

303 assault

304 assemble

305 assent

306 assert

307 assess

308 asset

309 assign

310 assist

311 associate (V)

312 associate (N)

313 association

314 assorted

315 assume

316 assure

317 astonish

318 astronaut

319 astronomy

320 asylum

321 at

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


今日、辞書で出会った興味ある文例:

① I need a cold drink something fierce.

冷たいものがほんとうに飲みたい。

something fierce → very much

② Her eyes suddenly filmed over ( with tears ).

彼女の目がうっと潤(うる)んだ

film over → 何かで薄く覆(おお)われる

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根気とは?

「アンチ・バベルの塔」の難点は、外国語学習一般の難点と同じく、根気だと前に言いました。

① 根気とは何か?

それは勉強の持続です。これも前に述べたことですが、私の尊敬するドナルド・キーンさんは80歳を優に超えてなお「勉強が楽しくてしかたがない」とおっしゃっています。この方の日本語はちまたにいう達人どころではありませんね。達人などというのは失礼です。超人です。

どうして、超人なのか? 主因はその驚くべき根気=持続の力だと思います。先日述べましたようにあるレヴェルを超えますと参考書や教材はまったくありません。つまり、「参考書=市販の楽しみ」など手に入らないレヴェルなのです。

従って、楽しみ=勉強・研究材料は、必然的に、個性豊かな「創られた楽しみ」になるわけです。自分独自のしかも極めて知的に高度な「楽しみの絶え間ない創造」ができるなら、さらにその結果としてすばらしい業績が後輩のために残るなら、これほど幸福な人生はないと思います。

ドナルド・キーンさんは雲を突き抜けて高くそびえる霊峰で、私にとっては仰ぎ見るだけの巨人です。

そして、その無尽の持続力=絶え間ない楽しみの創出は実にうらやましい限りです。

真の持続力があるということは、絶え間ない楽しみの創出が可能だということです。


現実にもどります。私のささやかな「アンチ・バベルの塔」のことです。

② 持続とは何か? 

それは、「アンチ・バベルの塔」に関する限り、脳の中で何かの物質が形成沈着していくプロセスかな?と感じています。そのプロセスが順調に展開すると脳の中で快楽物質が分泌されて楽しくなるんだと考えています(皆さんの失笑が聞こえてきますが...)。

たとえば、congruent という単語があります。これは agreeing / fitting という意味なのですがなかなか記憶に定着しませんでした。何回も何回も繰り返していくうちに congruent に対応する脳内物質が形成されていく感じがするのです。電子顕微鏡の世界でしょうが、確かにそんな感じがするのです。5回や10回の復習で安心して放っておくと2週間もすれば分解してなくなってしまう。まだまだ定着しない形成過程にあったわけです。

ところが、そのうちにピシッと定着する時がくる。忘れなくなりました。この単語の前後には、conflagration confound congeal congenial congenital congestion conjecture などの単語がありますがそれらもいっしょに定着していきました。

情報カードが夢の中で、たまにですが、スローモーションの映画のフィルムのようにグルーと回転していることがあります。そこにははっきりと上記のような単語が映っています。あれは、脳の定着過程が及ぼす感覚だと思っています。寝ている最中にもプロセスが進行している!

持続とは、「記憶の妊娠期間」です。

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絶対必要な英単語6000語 (16/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

284 arrest

285 arrive

286 arrow

287 art

288 artery

289 article

290 artificial

291 artillery

292 as

293 ascend

294 ascent

295 ash

296 ashamed

297 aside

298 ask

299 asleep

300 aspect

301 aspire

302 assail

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です

今日、辞書で出会った興味ある文例:

① Fess up - it was you who ate that last piece of cake, wasn't it?

白状しなさい、最後のひときれ食べたのあなたでしょ?

② By the look of her, she'd had a few even before she arrived at the party.

彼女は、パーティーに来る前からしこたま(=大量に)飲んでいたようだ。

have a few → アルコール飲料を何杯も(=quite a large number of alcoholic drinks)飲む

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雑誌の語彙(3)

Newsweek の同記事に、治療に心身テクニックを取り入れる例が非常に多いとある。

そこでヨガの話が出てくる。少なくとも200万人の英国人、100万人の日本人がヨガを実践しているpractice yoga )らしい。

児童用の百科事典『Oxford Children's Encyclopedia』に、「ヨガの行法8段階」を簡潔に記してあるので以下に引用しておく(日本語はk.y.)。

(引用開始)

1 Avoiding doing wrong ( yama ) 禁戒(きんかい) → 悪いことを禁じ戒(いまし)めること 

2 Acting rightly ( niyama ) 勧戒(かんかい) → 善を勧め、悪を戒めること

3 Physical exercises ( asana )  座法(ざほう) → 姿勢の取り方 = 結跏趺坐(けっかふざ=禅僧の瞑想する姿勢) 

4 Control of breathing ( pranayama ) 調息(ちょうそく) → 呼吸の調整

5 Control of the senses ( pratyahara ) 制感(せいかん) → 感覚作用の統御(とうぎょ)のことで、外界の刺激によって心の平静が乱れなくなった状態

6 Concentration ( dharana ) 執持(しつじ) → 集中

7 Meditation ( dhyana ) 静慮(せいりょ) → 心をしずめて考えること

8 Contemplation ( samadhi ) 三昧(ざんまい) → ひとつのことを無心に考える状態

ちなみに、私は段階1.5程度だろうと思うのですが、さて?!

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絶対必要な英単語6000語 (14/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

246 appoint

247 appointment

248 appreciate

249 apprehend

250 apprehension

251 apprentice

252 approach

253 appropriate [adj]

254 appropriate [V]

255 approve

256 approximate [adj]

257 approximate [V

258 April

259 apron

260 apt

261 arbor

262 arc

263 arch

264 architect

265 architecture

266 are

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


今日、辞書で出会った興味ある文例:

① Fatness often runs in families.

肥満は遺伝することが多い。

② His food is a feast for the eyes as well as the palate.

彼の料理は目のご馳走でもある。

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「アンチバベルの塔」の難点

「アンチ・バベルの塔」の難点は、即、外国語学習の難点です。

それは、何か?

「根気」です。

平均的な根気の人たちが平均的な、つまり、だれでも達するレヴェルに達し、もっと根気のある人が英検準1級に達し、さらに根気のある人が1級に達し、たいていの人は「そのあたり」でストップします。各種教材も「そのあたり」でストップします。

結局、IQや適性が標準的な人たちの間にある外国語の力の差は、「根気」の差でしょう。

そして、外国語においてダントツの業績を残す人たちの根気も当然ながらダントツです。たとえば、E・G・サイデンステッカー氏は「源氏物語」に没頭した時間だけで1万時間だそうです(『私のニッポン日記』サイデンステッカー著より)。

だれでもよく指摘します。「楽しくなければ続かない」と。確かにそうです。しかし、ここに落とし穴があります。

真の楽しさは、天からは降ってこないのです

「これ、楽しいよ!」って言われて、やってみるとなるほど楽しいかもしれない。しかし、人まかせの楽しさはやがて飽きます。だから、また同じような他の人が推薦する楽しさを探します。また、飽きます。その間レヴェルは平行線をたどります。あるいは、何度やっても「そのあたり」で伸びが止まります。

「そのあたり」でレヴェルがストップする理由は、「市販の楽しみ=教材」もそこでストップするからでしょう。もっとも、勉強時間がとれない人は別です。

ほんとうの楽しさは自分で作るものです。それこそ、個性のたまものです。はたから見たら実につまらなく見えるものでもそれに没頭している人がいます。「あんなもの何がおもしろい!?」といわれても当の本人は黙々とやっています。

職人の世界です。決まりきった枠組みを完璧にマスター(ここまで行く人自体希少!)したうえで、それでも楽しさを見出して続けていると職人芸が芸術になることがある。

私は、そんなことを夢見ている。ただの夢に終わるかもしれないが、着実に「アンチ・バベルの塔」が高くなり、ぜんぜん飽きていないことは確かだ。次の段階も視界に入ってきている。

楽しさは自分で創造するものであり、そのプロセス自体も楽しいのです

もちろん、しんどいときもありますよ。しかし、いつも楽しかったら、それはもはや楽しくないでしょう。

Enjoy !


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絶対必要な英単語6000語 (15/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

267 area

268 area code

269 argue

270 arise

271 aristocrat

272 arithmetic

273 arm

274 armament

275 armchair

276 armistice

277 armor

278 arms

279 army

280 around

281 arouse

282 arrange

283 array

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です

今日、辞書で出会った興味ある文例:

① That's the second time she's been felt up on the Metro.

彼女が地下鉄で痴漢されたのはそれで2度目だ。

feel sb up → to touch someone sexually, especially someone you do not know

② The dog fawned on / upon me.

その犬が私に擦(す)り寄ってきた

fawn on / upon sb → 動物が人になついて擦り寄る、じゃれる、甘える

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雑誌の語彙(2)

Newsweek October 4, 2004 の記事によれば、思考や感情が体の健康に影響を与えることは古くから知られているが、今ではその影響が従来想像されていたよりはるかに大きいものであることがわかってきて、その思考や感情の源である脳の研究が拡大しているそうだ。

記事の中にアレルギーの話が出てくる。ひどい漆(うるし)アレルギーの人は、触ったものが漆だと思うだけで皮膚がただれるらしい。

にアレルギーである → be allergic to the oil of the Japanese Lacquer

CALDでアレルギーという単語を調べてみた。

① allergy 可算名詞 → a condition that makes a person become ill or develop skin or breathing problems because they have eaten certain foods or come in contact with certain substances

例文:

an allergy to wheat /  a wheat allergy → 小麦アレルギー

② allergic 形容詞

例文:

1) I'm allergic to cats. → 私は猫アレルギーだ。

2) an allergic reaction → アレルギー反応

3) (ユーモラスに) My dad's allergic to pop music. → 私のお父さんはポップスが大嫌いだ。

What are you allergic to ? To English!?

(3)に続く

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絶対必要な英単語6000語 (13/365 )

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

227 apartment

228 ape

229 apologize

230 apology

231 appall

232 apparatus

233 apparel

234 apparent

235 appeal

236 appear

237 appease

238 append

239 appendix

240 appetite

241 applaud

242 applause

243 apple

244 appliance

245 apply

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


今日、辞書で出会った興味ある文例:

① "One false move and you're dead !"shouted the gunman.

「ちょっとでもヘンなマネをすると死ぬぞ!」と殺し屋は怒鳴(どな)った。

false move → へたな動き

② The book fell open at the page on Venice.

本を開けるとたまたまヴェニスのページだった

fell < fall → become

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別冊宝島「英語!達人が教える”とっておきの上達法”」

この雑誌でマーク・ピーターセン氏が語っていることから引用しておきます(太字及び段落の処理はk.y.)。

たいへん参考になり、わたしがよく主張していることに重なる部分も多々あります。

(引用開始)...日本人の英語の問題点のひとつに、英語を1対1対応の日本語で暗記している弊害もあります...さまざまな意味と使い方があるのに、どれかひとつの表現に偏って、どんなときにもそれを機械的に使い、ヘンな英文を生み出している人が非常に多いのです。
 これは受験勉強の弊害といえるでしょう。確かに、時間に追われる受験勉強の時期に、ひとつの単語が持つ複数の意味をすべて覚えることは困難です。1対1の暗記をすることになるのは仕方ないことなのかもしれません。それは避けられないとしたら、大事なのは、たとえ1対1対応で単語を覚えていたとしても、これは現実ではないということを常に意識することだと思います。つまり、ほかにも意味があるけれども今はこれを覚えよう、合格したらもっと幅広くの英語を勉強しなくてはいけないと意識しながら覚えること。疑いもせずに、暗記した意味を信じるのは危険だと言うことだけは覚えておいてほしいと思います...
外国語はそんなに簡単に身につくものではありません。学校教育の時間が少ないのであれば、個人が自覚して勉強するしかないと思います...どう勉強すればよいのか迷っているというのは、やらないことへの単なる言い訳でしょう...理想的な語学の勉強は、やはり留学です。ただ、そう容易に留学できる環境があるわけではないでしょう。日本にいれば、毎日英語圏のネイティブと会って話す機会があるとも限りませんから、それを補うためにはやっぱり読むことです。日本語を忘れるほど没頭して、本1冊読んでみるといいと思います。よくわからない英語に出会ったときには、頭を使ってよく考える。授業のためにひとつふたつくらいのセンテンスを訳すのではなくて、自分のために本を1冊読む。これはずいぶん違うと思います辞書を使うのを嫌がる人は、外国語を話せる運命にはないと思った方がいい。それは、「バットをふるのが嫌い、でも野球やりたい」「走るのがいやだけど、陸上の選手になりたい」と言っているのと同じですから。(引用終止)

ちなみに、ひとつの単語が持つ複数の意味をすべて覚えることを可能にする唯一実証されたツールは、「アンチ・バベルの塔」でしょう。

やりかたを考えている暇があるなら、実行です!

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雑誌の語彙(1)

2004年10月4日の「Newsweek」の特集は「心身問題」であった。

題して「心身の新しい科学(The New Science of Mind & Body)」である。

さて、「mind」 という単語が少々やっかいである日本語の「心」とはぴったり重ならない

CALD( Cambridge Advanced Learner's English) の定義は2つある。いずれも可算名詞である。

① the part of a person that enables a person to think, feel emotions and be aware of things

「思考し、感情を持ち、ものを意識することを可能にする部分」

例文のひとつ:

Her mind was full of what had happened the night before, and she just wasn't concentrating.

「彼女は、前の晩のことで頭がいっぱいで、まるでうわのそらであった」

② a very clever person 「偉人」

例文: She was one of the most brilliant minds of the last century.

「彼女は前世紀を代表する偉人のひとりであった」

だから、「mind」 という語彙が想起させるのは「」である。

ところで、最近出版されたすばらしい辞書がある。当代きってのライターたちが書いた「OAWT(Oxford American Writer's Thesaurus)」。私の宝物のひとつである。

そのOAWT が「mind」の「核になる類語(the core synonym)として第1にあげているのは、ずばり「BRAIN」。

日本語に「美しい心」という表現があり、アメリカに「A Beautiful Mind」という映画がある。

映画の主人公は俊秀数学者→ http://www.abeautifulmind.com/main.html

美しい心」と「輝かしい知性(の人)」。

(2)に続く


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絶対必要な英単語6000語 (12/365 )

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

207 annoy

208 annual

209 another

210 answer

211 ant

212 antagonist

213 antelope

214 antenna

215 anticipate

216 antique

217 anxiety

218 anxious

219 any

220 anybody

221 anyhow

222 anyone

223 anything

224 anyway

225 anywhere

226 apart

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


今日、辞書で出会った興味ある文例:

① Cinderella's fairy godmother helped her go to the ball.

妖精がシンデレラを舞踏会に送り出した。

fairy godmother → 童話で主人公の苦境を救う妖精

② The company played fairy godmother by deciding to sponsor the club for a further five years.

その会社は、あと5年間クラブのスポンサーになることを決断して、救世主となった

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絶対必要な英単語6000語 ( 11/365 )

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

191 analysis

192 analyze

193 ancestor

194 anchor

195 ancient

196 anecdote

197 angel

198 anger

199 angle

200 angry

201 anguish

202 animal

203 ankle

204 annex

205 anniversary

206 announce

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


今日、辞書で出会った興味ある文例:

① It is clear that many of the Earth's resources are exaustible.

明らかなことは、地球の多くの資源がいつかは枯渇することである。

② an exhaustive report

徹底したレポート

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絶対必要な英単語6000語 ( 10/365 )

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

171 although

172 altitude

173 altogether

174 aluminum

175 always

176 amateur

177 amaze

178 ambassador

179 ambition

180 ambulance

181 amend

182 amiable

183 amid

184 amiss

185 ammunition

186 among

187 amount

188 ample

189 amplify

190 amuse

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


今日、辞書で出会った興味ある文例:

① With his fat, round face, the politician was fair game for the cartoonists.

太ったまん丸い顔をしていたので,その政治家は風刺漫画家たちのいいかもであった.

fair game → (不加算名詞) 攻撃・嘲笑(ちょうしょう)などの格好の的

② fair-haired [or blue-eyed, white-haired] boy

(上役,先生,あるグループの)お気に入り(の青年)

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語彙暗記の実際(3)

「アンチ・バベルの塔」は、自分独自の塔です。

「アンチ・バベルの塔」の本来の目的は、英語のネイティヴが生まれてから20年間かけて覚える5万語前後の語彙を数年のうちに暗記することであり、具体的には辞書を情報カードの利用を介して暗記することです

しかし、時間などが許さない場合には、次善の策として市販の単語帳を―その限界を納得した上で―使用してもかまいません。たとえば、英検やTOEICなどの資格試験の当面の対策として単語帳を利用することは有益だと思います。

辞書あるいは市販の単語帳のいずれを利用するにしても、「アンチ・バベルの塔」は自分独自の塔になります。

各人が自分の知らない語彙だけをピックアップしてカードに記入していくわけですから、それはまさに自分独自のカードになります。個性あふれるカードです。例文もGoogleなどから気に入ったものを検索して書き込んでもいいでしょうし、カードの裏面に語彙のイラストや写真をプリントアウトしておいても記憶の大きなヘルプになります。

こんな工夫もあります。各語彙に複数の意味がある場合、例えば5つの意味があるとしてその5番目の意味だけ未知であるとします。そんな時は、本来は単語を記入すべきところに、5番目の意味でその語彙が使われている例文だけを記入し、その語彙を赤色にしておきます。熟語になっている場合はその熟語の部分を赤色にしておきます。

各人のレヴェルや興味に応じて無数の工夫ができるはずだし、それだけ愛着も深くなり、また枚数を重ねるごとに進化していきます。私のカードも最初のころと今とではだいぶ趣が違っています。試行錯誤の後がありありとうかがえます。

私たちは人によって驚くほど個性が違うことがめずらしくありません。それがいやでも各自のカード形式に現れます。意識しなくても自分に最適のカードが育っていくわけです。

暗記を徹底していくのが苦痛であるなら、まずカードの作成だけを完成させてもかまいません。そのカード群はあなたの未知の語彙の集成に他なりません。実に貴重な情報源じゃないですか!

たとえ市販の単語帳を利用したものであっても、それはもはやありきたりのどこにでもある単語帳ではなく、「あなたブランド」でデザインされた「あなただけの塔」なのです。

先に紹介したアルクの「Power Words」であれば、まず、「Level 1のA」だけの未知語彙を記入したカード集を作成し、その後で、暗記していき、次に「Level 2」のカードを作成するというやり方でもかまいません。

辞書であればまずAの項だけのカードを作成し、その後で本格的な暗記作業に実行して、めどがついたらBの項に移る。また、英語で最も単語数の多いSの項からいきなり始めるのもいいかもしれません。そしてAならあるいはSなら何でも知ってるぞ!という自信がついてくれば語彙暗記が加速されると思います。

要は、自分独自の方法を確立することが寛容なのです。成功する人は、どんな分野でも、各自独特の方法を持っています。

ふらふらしていないし、だからこそ効率もよく妙な雑音にも煩わされずに集中できるのです。他からみればどんなに変わって見えてもかまいません。自分に最適であればそれが最高です。

アメリカのメジャーリーグのバッターはそれぞれ個性的な打ち方をします。なかには、あれでよく球にあたるなと不思議に思うような姿勢でバッティングする選手もいます。

同じ「アンチ・バベルの塔」であっても、形態は多様であるはずです。

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絶対必要な英単語6000語 ( 9/365 )

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

150 alliance

151 allocate

152 allot

153 allow

154 alloy

155 allude

156 allure

157 ally

158 almanac

159 almost

160 alone

161 along

162 aloof

163 aloud

164 alphabet

165 already

166 also

167 altar

168 alter

169 alternate

170 alternative

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


閑話休題:

いろいろな言語の得意分野(「The Mother Tongue」 Bill Brysonより)

エスキモーの言語 → 多様な状態の雪を表現する語彙が50語あり。しかし、「雪」という単語はないそうだ。

イタリア語 → 多種のマカロニを指す語彙が500以上あり。

パプアニューギニアのひとつの言語 → ヤムいもを指す語彙が100語あり。

ニュージーランドのマオリ族の言語 → 糞を指す語彙が35語あり。

アラブ人の言語 → ラクダとその装備を指す語彙が6000語あり。

日本語はどうなんでしょう? 魚に関する言葉でしょうか?

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語彙暗記の実際(2)

もういろいろ方法を暗中模索するのはやめにして、とにかく始めましょう

「アンチ・バベルの塔」の強みは5万語の暗記にも耐えた、実証された方法です。3000~5000語の暗記ではありません。その方法を、1万2000語までの、しかも辞書よりはるかに簡略化された単語帳の暗記に応用すれば非常に有益なことは明らかです。

いろいろな英単語暗記のアイデアは出し尽くされています。それらをすべて経験してたどりついたのが「アンチ・バベルの塔」なのです。特徴は3つあります。

① 大き目のカードを使うこと(5個前後の語彙が1枚のカードに並ぶことでひとつの景色になり、それが記憶の助けになる。余白に後日書き込みもできる。裏には、写真や図などをプリントアウトして記憶を強化することができるし、もっと勉強が進んだときにはさらに情報を付け加えてりっぱな資料にすることもできる)

② カードを左右に分けて、左にターゲットの語彙と例文、右にその語彙の意味を書き込むこと(復習する時は左側だけを見て、忘れていたらすぐ右側を見る)

③ 50~100枚を1単位にしてパンチで穴を開けてリングでまとめること(持ち運びが容易になり、付箋をつけて区切っておけばどこまで復習したのかすぐに見分けがつく)

カードにした理由は

① 復習の区切りが明確に付くこと。これがたいへん大事なのです。単語帳のような形式だといつも全体を持ち歩くことになり、完全に部分化して小単位ごとにチェックしなおすことが不可能になって、ついつい復習が億劫になるのです。私は辞書をそのまま持ち歩いて復習している時にこれを幾度も経験しました。全体はあまりにも心理的にも重いのです。部分化すればその分楽になるし、扱いやすくなります。ノートに書いていっても同じ問題が生じます。いつも全体がくっついてくるという問題です。

② 復習する時以外はきれいに積み上げておけること。どれだけ覚えたか一目瞭然です。自分が目標とする山の何合目辺りまで到達したのかよく分かります。アナログ的なやりかたの魅力です。デジタル時計とアナログ時計の違いと同じです。時間の経過(成果)と残り時間(目標までの隔たり)がよく見えるのです。

これがつまりアンチ・バベルの塔です。バベルの塔のように崩壊するのではなく、復習というメンテナンスによって確実にその高さを増していく「アンチ・バベルの塔」の物理的な姿です。

記憶の鍵は復習にあります。その復習をもっとも確実に行えるのが「小単位に分割可能」なカードなのです。

情報カードを買ってきてさっそく始めましょう。いろいろな工夫は実際にやり始めれば次々に沸いてきます。試行錯誤して自分なりのアンチ・バベルの塔を建築すればいい。

どんなアイデアも、自分の手で実際にやって見なければ、有効性は分かりません。

とにかく始めましょう

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語彙暗記の実際(1)

私は、ネイティヴ並みの語彙力(5万語以上)をマスターするためには、つまり欧米の雑誌やペーパーバックを楽に読めるようになるためには、辞書の暗記しかないと考えています。

その理由は3つあります。

効率が最もいいからです。未知語を発見する最速の方法は、辞書をA~Zまで順にチェックしていくことです。一方、語彙の重複が多い単語帳を何冊覚えても5万語には絶対に達しないし、雑誌等を読みながら未知の単語を書き出して覚えていけば一生かかっても終わらない。そのへんの事情はもうあちこちで書きましたから省略します。

② 他に方法がないからです。口先だけのアドヴァイスはいろいろあるが、アドヴァイスをしている本人がその方法で数万語以上覚えた実績はゼロです。

③ 「アンチ・バベルの塔」という具体的で実証済みの方法が確立されているからです

しかし、辞書暗記を実行する時間も根気もない人たちがいます。いや、むしろ、そんな人たちのほうが普通であると言えます。この現実を無視するわけにはいきません。

そんな人たちはどうすればいいのか?

まず自覚する必要があると思います。(A) 2000語の語彙、(B)5000語の語彙、(C)7000~8000語の語彙、(D)1万4000語の語彙が英語の文書を読む場合にどれほどの効果を持つのか自覚する必要があります。これについては「語彙学習の盲点」でお話しました。

その自覚に基づいて自分の目標とする語彙数を決めるようにすれば、あせることもないし奇妙な勘違い(例:TIMEはネイティヴでも一部の人しか読めない高級誌であると信じること or 英検1級の語彙問題はマニアックで現実には使われない単語が出題されていると思い込むこと)をすることもなくなります

そして8000~9000語の水準(英検1級やTOEIC930点)に達するだけでも、ふつうはたいへんな時間と努力が必要なことも現実です。

そこで、大多数の人たちが、レヴェルに応じて、利用できる教材を探し出していくつか検討してみます。辞書に比較すれば、内容ははるかに劣ります。しかし、とりあえず主要な意味だけを覚えるには便利だし、マスターすればかなりの威力を発揮します。

まず、『SVL標準語彙水準準拠 POWER WORDS(アルク)』のシリーズです。

構成がシンプルで、スケジュールがたてやすいです。

Level  1  英語の基礎をなす必須単語

Level  2  日常生活で活躍する英単語

Level  3  楽しく会話がはずむ英単語

Level  4  読解の基礎を固める英単語

Level  5  大学受験前に覚える英単語

Level  6  検定試験に挑戦する英単語

Level  7  表現力を豊かにする英単語

Level  8  読解の自信を深める英単語

Level  9  TOEIC高得点を狙う英単語

Level  10 英文雑誌を楽しめる英単語

Level  11 自分の視野を広める英単語

Level  12 世界をさらに広げる英単語  

という構成です。

各レヴェルは、本文200ページ語数は1000語、12レヴェルの総計で1万2000語になります。

キャッチフレーズはそれなりに割り引いて解釈しましょう。

見開き2ページで1セット、左ページに単語10語と例文が1例ずつ、右ページに日本語の意味を書いてあります。

毎日10単語覚えるとして各レヴェル100日、全レヴェルで4年

これを「アンチ・バベルの塔」に転写していきますと、各レヴェルのカード数は150枚ほど全レヴェルで総計2000枚ぐらいです。

これだけで終了にしても、普通の日本人としては最高レヴェルの語彙数ですし、また十分達成可能な目標でしょう。英検1級は大丈夫です。十分やりがいも価値もあります。ペーパーバックなども何とか読めます。

時間のある人は、1日あたりの暗記語数を増やせばよい。1日40語だと、2ヶ月間ほど余裕をとっても、1年で終了します。学生なら可能でしょう。

各人のレヴェルによって、知っている単語もかなりあるでしょうから、終了がずっと速くなる可能性も高いです。

いずれにしても、ぜひ「アンチ・バベルの塔」方式をお奨めします。さもないと、当分は続いても、おそらく挫折しますよ。

苦しくなったら、何日かかっても、必ず復習だけにして、やった分だけ確実に覚えましょう。そうしたら、また再開する意欲が湧いてきますよ!

CDで音声も確認できるので便利です。

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絶対必要な英単語6000語 ( 8/365 )

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

132 air force

133 airplane

134 airport

135 aisle

136 alarm

137 alarm clock

138 album

139 alcohol

140 ale

141 alert

142 alien

143 alive

144 all

145 allay

146 allege

147 allegation

148 allegiance

149 alley

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


今日、辞書で出会った興味ある文例:

① a faded beauty

往年(おうねん)の美人 → 色あせた女性

② faceless bureaucrats

顔の見えない(特徴のない)官僚

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絶対必要な英単語6000語 ( 7/365 )

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

114 agency

115 agent

116 aggregate

117 aggressive

118 agile

119 agitate

120 ago

121 agony

122 agree

123 agriculture

124 ah

125 ahead

126 aid

127 ail

128 aim

129 air

130 air-condition

131 aircraft

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


今日、辞書で出会った興味ある文例:

① John got three passes and four fails in his exams.

ジョンは試験で3科目パスし4科目落とした

② All's fair in love and war.

戦争や恋愛では何でもありだ

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語彙学習の盲点(5)続続

必要語彙数にからめて、日本の中・高教育の現状及び統計的な事実を検討してみましょう。

投野由紀夫編著『英語語彙習得論』の84ページに次のような記述があります。(太字処理はk.y.)

(引用開始)日米の代表的な教科書をそれぞれ1種類ずつ選び、その中で使われている語彙が質的、量的にどのような違いがあるかを調査したものに中条・長谷川・竹蓋(1994)がある。中条他によると、量的には米国の教科書に使われている異なり語数は、14694語であったのに対して、日本の教科書では、高校3年生まであわせてもわずか3483語でしかなかった。このおよそ3500語の語彙は、米国の小学3年生の教科書ですでに出てきている。(引用終止)

また、『Language Education & Technology』第39号の「語彙力と実用コミュニケーション能力の関係」という論文に次のような記述があります。(太字処理はk.y.)

(引用開始)...また一方で、量の問題も無視できない。現実に、中学、高校、大学の教育の現場では学習者の「語彙不足」の問題がしばしば話題になる。
そこで我々は、まずわが国の学習者の語彙力を量的に見た実態、そして設定すべき語彙学習の目標について明らかにするため、先行研究調査を行った。前者の語彙力の実態調査について山内(1996)は「高校3年生の12月の段階で約60%の被験者が2000語、またはそれ未満の語彙レベルにある」と報告している。またShillaw(1995)、中西他(1996)、Borrow他(1999)らは、日本人大学生の語彙力を1500~2000語程度と推定しており、結果はほぼ一致している。
 次に、語彙学習の目標をどのあたりにおいたらよいかという問題については、世界経済フォーラム(World Economic Forum)による調査結果が興味深い。公表された結果によれば、1)様々な規制の少なさ、2)IT技術の高さに加えて、3)英語でビジネスができるという3点の特徴を持ったフィンランドが2001年の国際競争力で米国を抜いてトップになったという。そこで、フィンランドの大学生の英語語彙力を文献により調査したところ、18100語であることが判明した(Jaatinen & mankkinen、1993)。認識語彙とはいえ、18100語という語数は圧倒される量である。我々が第11回世界応用言語学会に出席のためにフィンランドに行き、実際に現地の人たちと交流した際にもその英語の流暢さには驚かされたものであるが、このようなしっかりとした裏づけがあったのである
 一方、通常の言語活動において未知数の存在は当然で、既知語との割合が1/20~1/50の場合はある程度のコミュニケーションが可能であるとよく言われる...また、竹蓋順(2000)は...「実用レベルと判断され、英語圏の多くの大学で留学を許可されるTOEFL550点の学生は約24語に1語の割合で未知語に遭遇する」と報告している。24語に1語の割合とは7000~8000語の語彙力があることを意味するので、フィンランドの大学生の語彙力18100語には遠く及ばないが、英語圏の人たちから外国人でもある程度の英語力があると認められる語彙力(大学への入学許可条件のひとつ)は7000~8000語であると推定された。
 1500~2000語という「現状」の語彙力と、低めに設定した「目標」の7000~8000語とを比較して、5500~6000語が不足していると「指摘することは容易」である。しかし、中学校から高校卒業までの6年間で2000語以下の語彙力しか学習してこない学生に大学の4年間で5500~6000語の語彙を学習させる「指導の実践」は伝統的な手法ではほとんど不可能と思われる(引用終止)

ここで「アンチ・バベルの塔」が俄然注目を浴びるべきなのです! 6000語程度であるならさほど困難な数字ではありません。それにしても、この教育現場の実態を知ると、「英検1級合格=ある程度はコミュニケーションできる程度」が普通の日本人にとっていかに難関であるかがよく分かりますね。

最後に、『Learning Vocabulary in Another Language ( Cambridge University Press ) 』 の15ページにある統計(図1.4. Vocabulary size and coverage (Carrol, Davies and Richman (1971))を示しておきます。これは、総語彙数500万語に達するさまざまな文書をを調査した結果です。

Number of words (語彙数)     % text coverage (網羅率)

8万6741                    100
4万3831                    99
1万2448                    95
5000                       89.4
4000                       87.6
3000                       85.2  
2000                       81.3
1000                      74.1
100                       49
10                        23.7

( k.y.注:95%でなんとか理解できるレベル、楽に理解できるレベル=5万語前後以上)  

この表を見ても「5万語の必要性」がよく分かります。最低限5万語、できれば8万語レベルの辞書(英和辞典なら「ジーニアス英和辞典」)を暗記すればいいわけです。 

5000~6000語(英検準1級)以下は、英語文書の利用に関する限り、問題外ですね。

ただし、軽い会話や児童用の物語(大人も楽しめるものが少なくありません!)をたしなむ程度であれば、学習の負担ははるかに軽くなります。また、人生は、それだけでも、非常に豊かになります。

自分は何をしたいのか「はっきりした目標」をたてた方がいいでしょう。自覚に基づいた学習を実行しないと、ストレスや迷いに悩まされる確率が高くなってしまうと思います。               

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語彙学習の盲点(5)続

前回は、ほとんどの人が、必要な語彙数を正確に把握していない点を指摘しました。

一般の人たちの語彙数に関する先入観、それと軌を一にするマスコミの関連報道、それに(意識的無意識的を問わず)乗じる英語教材産業の圧倒的な広告によって、必須語彙数の把握が実にいい加減になっている現状に注意しなければなりません。

「中学で学習する程度の単語だけでほとんどの話ができる」などというむちゃくちゃな主張が通用しかねない状況をちゃんとチェックするべきだと思うのです。

さらに困ったことに、「SSS多読法」の推進者を除いて、英語の専門家といえる人たちまで何の根拠もないアドヴァイスを与える場合がめずらしくありません。

たとえば、「英語で雑誌や新聞やペーパーバックを読む時、知らない単語があっても前後関係から意味を類推してどんどん読み進めばよい。日本語の新聞を読む時だってそうでしょう ― 知らない単語はときどきあってもいちいち辞書をひいたりしませんね」などと言うわけです。こんな言説をまともに受けて、語彙数が数千しかない人が、「TIMEの速読ごっこ(本人はまじめ)」をしたりします。

しかし、日本語の場合と状況はまったく異なります。普通の日本人であれば平均5万語前後の語彙を理解できるわけで、その認識語彙数を背景にして雑誌や新聞を読むのですから、未知の単語に出くわす確率は低くなり従って未知単語の意味を類推することもたいへん容易になります。日本語のネイティヴの常識語彙数も5万語前後ですから、それをベースにして書かれたものを読むのは、たまに未知語彙があっても、極めて容易なのです。

ところが、普通の日本人の英語の語彙数はいくらぐらいでしょうか? せいぜい、1万語、一般には1500語程度でしょう。これでは、英語を読めないのは当然です。しかも、先ほどから述べていますように、英語の必須語彙数に対する認識がいいかげんに放置されたままです。

そこで、まとめです。

(1) 最低限5000語の認識語彙が必要である ― これだけあれば英語を聞いてもまったく分からないことはないし、辞書を引けばなんとか読める。

(2) ノン・ネイティヴ用に編集されていないニュースなどを「楽に聞き取る」ためには、15000語前後は必要である。

(3) ノン・ネイティヴ用に編集されていないものを「楽に読む」ためには、5万語以上の語彙が必要である。

これだけのことをはっきり意識することが大事です。そうしたら、ボキャビルの意義を、まわりの雑音にまどわされることなく、理解できると思うのです。

その次にすべきことは、実行です! さらに、その持続です!

レヴェル別の具体的な学習段階などは、以前にも「辞書暗記の根拠と段階」で書きましたように、次のようになります。

まず①5000語程度の辞書

次に②1万語程度の辞書

さらに③3万語程度の辞書

その水準に達したら④「英英和辞書(たとえば
ワードパワー英英和辞典(Z会)」

最後に⑤6万語前後の「英英辞典」

さらに磨きをかけるなら⑥15万語前後の英英辞典。

③くらいから、できれば、英英辞典を主にしたいものです。

⑤の水準になれば、日本でなぜか人気のある「TIME」でも、知ら
ない単語を探す程度になります。

辞書には、みなさんに人気のある語源の情報も豊富で、CD-ROM
も利用すれば「ジャンル別語彙の収集・チェック」その他も実に簡
単です。

さて、安河内 哲也氏は「おとなのやりなおし英語学習法」のなかで次のようなことを書いています。引用しておきます。

(引用開始) ● 英語力は単語力
 言うまでもないことですが、単語・熟語は非常に大事です。
 初級段階では文法も大事ですが、結局最後は単語・熟語です。いわゆる語彙、ボキャブラリーですが、これがないと英語ができるようにはなりません。
 ...豊かな表現をするには、豊富なボキャブラリーが必要です。一般に小学生よりも大人のわれわれの表現力のほうが勝っているのは、知っている言葉の数が多いからほかなりません。皆さんに「子供英語」以上の高度な英語を使いこなせるようになるという目標があるのなら、単語・熟語の習得は決して避けては通れない道です。
 英語の文字は氾濫している、英会話学校はあれだけ繁盛している、でも英語はしゃべれない。これはやはり学ぶ側の「覚悟」がたりないのだと思います。ファッションとまでは言いませんが、「なんとなく憧れる」だけで、根本的に必要な努力を怠っている。本気で英語ができるようになりたいのなら、特に語彙に関しては、一度覚悟しないとだめです。「誰かが覚えさせてくれる」とか「自然に覚える」ことは、絶対にないと断言します。
 努力も時間も惜しまないでください。そうすれば、それに見合うだけのものは必ず得られます。
● 忘却のメカニズム
 ...忘れないためには、根本的には「ばか正直」な努力をするしかありません...(引用終止)


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絶対必要な英単語6000語 ( 6/365 )

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

92 adverb

93 adverse

94 advertise

95 advertisement

96 advice

97 advise

98 advocate (v)

99 advocate (n)

100 affair

101 affect

102 affection

103 affirm

104 afflict

105 afford

106 afraid

107 after

108 aftermath

109 afternoon

110 afterward

111 again

112 against

113 age

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


今日、辞書で出会った興味ある文例:

① I think free-range chickens taste much better than factory-farmed ones.

養鶏場の鶏(とり)より放飼いの鶏のほうがずっとうまいと思う。

factory-farmed 工場型農場の

② If you're telling the truth, why are you avoiding eye contact with me?

うそじゃないなら、なぜ目を逸(そ)らすの?


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コメントにお答えする(2/2005)

Efharisto さんへ

いつも「アンチ・バベルの塔」を訪ねていただきありがとうございます。

少しでもお役にたてているのであればうれしいことです。

> 一年前TOEICで955点を取りましたが、GREには太刀打ちできません。そこで私に何が一番欠けているかと考えると、それは「語彙」の一言でした。語彙は英語力の4つの技能(writing, reading, listening, speaking)の土台ですから、多く知っていればいるほど有利ですよね。加えて、「語彙を覚える」ことが「英文法学習」のみならず「日本語学習」にも繋がる事を再認識しています。こちらのホームページで提唱されている語彙習得の意義を読みまして、語彙に多大な時間を割く事への蟠りがなくなりました。

ここまで認識されている方は稀です。言葉を習得し、できれば真に活用するために、必須のプロセスだと考えています。

> 一つの単語について、どの程度の情報を暗記されているのでしょうか? 

私は、暗記している英英辞典にある各語彙について、いまだ未知のあるいは少しでもあやふやな意味や用法はすべてチェックしてカードに記入しています。ネイティヴの常識語彙レヴェルである5万語までは、各語彙について複数の意味がある場合が非常に多いために、また語源などでは類推できない意味もめずらしくないので、とにかく力技が要求される作業です。

> 現在のペースでは遅すぎる気がしています。少しアドヴァイスを頂けたら幸いです。

ペースを速めるためには時間が必要ですから、どれだけの時間を割けるかがまず問題です。それは各個人によって異なりますから一律には論じられない問題です。

それから、効率を考えるなら辞書暗記に勝るものはありません。見出し語が5~7万語の辞書の語彙はすべて知っておくべき語彙ですから、そんな辞書をAから順番にチェックしていけば最速で未知語彙を発見し捕捉できるわけです。その観点から見れば、単語帳の場合、何冊やっても重複語彙も多く、大変効率が悪くなります。

また、単語帳に記載されている意味や用法はかなり限られたものですから、記載以外の意味で使われている場合に対処できない可能性が大きくなります。辞書を徹底して暗記(いわゆる丸暗記ではない)していけば、この問題はほぼ解消できます。GRE対策などには万全以上の知識が蓄えられます。

> 私はもう直ぐ30歳になりますが、出来るだけ早い時期に5万語へ到達できるように頑張りたいものです。

40歳までに5~6万語に到達してもすばらしい快挙だと思いますよ。社会人であれば毎日2時間も勉強できればまさに画期的です。

35歳までに達成できれば御の字でしょう。 がんばってください! いずれにしても、時間が比較的自由にコントロールできるうちにインプットするのが賢明ではあります。

また、ときどきコメントしてください。楽しみにお待ちしています。

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絶対必要な英単語6000語 ( 5/365 )

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

75 adjust

76 administer

77 administration

78 admiral

79 admire

80 admission

81 admit

82 admonish

83 ado

84 adolescence

85 adopt

86 adore

87 adorn

88 adult

89 advance

90 advantage

91 adventure

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


今日、辞書で出会った興味ある文例:

① I can put this lunch on my expense account..

このランチは会社持ちだ(この昼食は会社の経費で負担される)。

② He detailed the future president's extracurricular activities while governor..

彼は次期大統領が知事であったころの色事をつぶさに話した。(つぶさに→詳細に)

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語彙学習の盲点(5)

今回は、「記憶すべき語彙数」に関する話をしてみます。

あちこちに書きましたので重複する部分も多いですが、大事なことですからしばらくおつきあいください。

必要語彙数の把握が、以外に「盲点」になっているのです。

① その大きな理由のひとつが大学入試の単語集の分類です。

例えば、「基礎」「標準」「難」「超難」という感じの分類になっています。すべて覚えても5000語程度です。

問題は、大学入試を経験する普通の日本人が、この分類をほんとうの分類だとつまりネイティヴにとっても同じ分類になっているのだと、思ってしまう場合が多いことです。

実は、5000語はまったくの基本語彙です。昔のトップレヴェルの受験生は7000語ほどは覚えたかもしれませんが、最近はかなり要求される語彙数が減少しています。私が高校生だった頃には「何とかの10000語」という単語集がありました。荒牧鉄男先生の本だったと思います。今は、10000語に達する大学受験用単語集はないでしょう。

5000語はまったくの基本語だということに関して、寺澤芳男さんは、「...もうひとつの目安になるのは、アメリカの市民権(グリーンカード)を取得するために必要とされる単語数だ。今はどうか知らないが、以前はその数4000語と言われた...」と述べています。この4000語も5000語と同レヴェルでしょう。最低限の語彙数といえます。

② ふたつ目の理由は、英検やTOEICに必要とされる語彙数の分類です。英検2級で2000語、準1級で5000~6000語、1級でやっと10000語(合格者の平均的な実力は7000~8000語ほど)です。

ところが、1級がかなりの難関であることも関係して、10000語程度が最高水準の語彙数であると、錯覚している人がめずらしくありません。「1級の単語にはまったく使われないようなマニアックなものも多い!」などと、1級の合格者さえ含めて、言うひとが後を絶ちません。

そして、1級に合格しTOEICで950点を突破してもたとえばTIMEをすらすら読めない現実に直面して、「TIMEはかなりのインテリが読む雑誌であって、欧米人でも1部のひとしか読めない高級雑誌である」などと信じている人がいます。そんなことはありません。何百万人の人が読んでいる雑誌です。

このような、あやまった先入観をまず取り払う必要があるのです。


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絶対必要な英単語6000語 ( 4/365 )

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

54 acquire

55 acquit

56 acre

57 across

58 act

59 action

60 active

61 actor

62 actual

63 acute

64 adapt

65 add

66 addict

67 address

68 adequate

69 adhere

70 adhesive

71 adjacent

72 adjective

73 adjoin

74 adjourn


今日、辞書で出会った興味ある文例:

① Did I take your seat? Do excuse me.

あなたの席でしたか? 申し訳なかったです。

② She exercises most evenings usually by running.

彼女は毎晩走って運動する(彼女は、ほとんど毎晩、普通は走ることによって、運動する)。

ちなみに、私は I exercise most evenings usually by walking.

40分ぐらい歩きますが、最高の健康法です! もう2500kmほど歩きました。かぜもひかなくなりましたよ。

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コメントにお答えする(1/2005)

二児の母 さんへ

たいへん励みになるコメントをいただきありがとうございました。

私の「アンチ・バベルの塔」も、おかげさまで、ウェブ上で富に人気を集めつつあるようです。

> 偶然私も同じような情報カードを作り始めたばかりだったので。

心強いお話です!

> ところが(!)、こちらでは英語が通じない、聞こえないのです。ショックです。

そうなんですよね。生の英語は手強いです。

> 現在は、ニューヨーク在住三十年でアメリカ人のご主人を持つ日本人の先生に、英語を習っております。授業内容は、先生が日ごろよく耳にされるセンテンスを十個と単語十個を習いそれを録音して来週までに暗記してくるというものです。この先生の主義も「英語は丸暗記しかない」ということで、ニューヨーク駐妻の間で絶大な人気を誇っています。

このニュースにはちょっと驚きました。まことに古典的な方法 (つまり正面からの真っ向勝負) が、ニューヨークで活躍しているわけです!

> 私はもっとたくさん覚えたいので、新聞やテレビニュースなどから表現を集めていますが効率が悪くなかなか新しい表現が増えないのを不満に思っておりました。さっそく英英辞書の例文を覚えていきます。

この分野で非常に貴重な辞書が2冊あります。まだご存知でなかったら、ぜひ、参考になさってください。

① 『最新 アメリカ英語表現辞典』 市川敬三著 大修館書店 → 米語表現集としては、解説も詳細で、ダントツのできでしょう。

② 『NTC's American English Learner's Dictionary ―The essential vocabulary of American language and culture』 by Macmillan Languagehouse 読んでいるだけでも楽しくなる例文集です。

> (この先生曰く、英和辞書に載っている例文は誤りが多く、半分は実際に使わない表現なのだそうです。具体的な例を挙げることができないので申し訳ありませんが……。)

コーパス言語学の成果を取り入れ、また、それなりのネイティヴ・スピーカーも参加している、特に最近5年内に(新しい方がいいですが)出版された英和辞典は、従来のものとは違いますよ。 英英辞典の例文にはかないませんが、かなりよくなりました。英英辞典を使いこなせない初~中級の学習者にとっては、英和辞典は、やはり貴重な存在です。

和英辞典もよくなりました。例えば、『グランドセンチュリー和英辞典2005年1月刊』。表現の利用説明が、語法の解説と共に、興味深く役に立ちます。

英和も和英も、英英を主軸にしながら、ぜひ活用すべきだと考えています。このジャンルの辞書が日本ほど進化している国はありません。
 
> 帰国子女について一言。帰国子女は楽して英語を習得できると思われがちですし、私も日本にいるときはそう思ってきました。でも、うちの子供たちを見ているとそんなことは決してないのです。日本語を忘れることなく英語を習得しようというのは大変難しいとです。彼らは今、現地校・日本語補習校・アフタースクールの英語教室に通い、勉強漬けの毎日です。

バイリンガルの科学』 小野博著 講談社刊 はまったく同様な視点に立って書かれた、内容も深く掘り下げてある、おもしろくてかつたいへん有益な本です。帰国子女や在外子女関連では必須の文献だと思います。おそらく、もうご存知でしょう。

おたより、ほんとうにうれしかったです。ご自身のリスニングコンプリヘンションの変化などについてもレポートいただければありがたいです。

今後ともよろしくお願いします。


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語彙学習の盲点(4)続続続続

「繰り返し」は「語学の天才=子供」の超得意技だという話をしました。

今日は、その「繰り返し」を究めて画期的な成果をあげた人を紹介します。これはかなり有名な事例でみなさんもご存知かもしれませんね。

ドイツ語の関口存男(1894~1958)先生のドイツ語の学習法です。斉藤兆史著『英語達人塾』から引用します。なお、( )は私の付記です。

(引用開始)彼は14歳のとき独学で勉強を始めるのだが、そのときの学習法がすごい。いきなり、洋書店へ行き、ドイツ語訳の分厚い『罪と罰』を買ってきて、わけもわからずに辞書を引きながら読み始めたのだという。本人の回想を見てみよう。

 ちっとも分からないままで五頁や六頁は読む人もあるかも知れませんが、私のように百頁も二百頁も(しかも丹念に)読んだという人はあまりいないでしょう。私はそれをやったのです!...とにかく「わかろう、わかろう」と思って、片っぱしから辞書を引いて、辞書にあった意味を何でもかでもその語の妙な響きに結び付けて、そうして一行か二行を穴の開くほど睨(にら)みつけて、十ぺんも二十ぺんも読みなおして、そして、ああじゃないか、こうじゃないかと、とにかく十四歳の少年の知恵の及ぶ最後の限界まで考え詰めたのです。...要するに、ちょっと千頁もある本を、わけもわからぬままに、二年ばかりかかって、数百頁読みました。するとどうでしょう、おしまい頃には、なんだか...わかり出したのです!(引用終止)

私がこれを読んでいてふっと思い出したのは、4~5年前に読んだ「Fermat's Last theorem」 Simon Singh 著という本です。「フェルマーの最終定理」の話で、3世紀間幾多の俊秀たちがその証明に挑戦して果たせなかった夢を、現代最高の数学者のひとりであるアンドリュー・ワイルズ教授がついに実現した一大スペクタクルです。アンドリュー・ワイルズ教授は、なんと、7~8年間もひとりで2階の自室にこもって世紀の証明を成し遂げたのです!

繰り返すことのできる能力」、これは最後には驚くほどの成果をもたらす宝なのです。


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絶対必要な英単語6000語 ( 3/365 )

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

37 accident

38 accommodate

39 accompany

40 accomplice

41 accomplish

42 accord

43 account

44 accumulate

45 accurate

46 accuse

47 accustom

48 ache

49 achieve

50 acid

51 acknowledge

52 acorn

53 acquaint


今日、辞書で出会った興味ある文例:

① Every day in the United States 25 people are murdered with handguns.

米国では毎日25人の人がピストルで殺される。

② Every so often I treat meself to a meal in an expensive restaurant.

私は、ときには、高級レストランでごちそうを食べる。

every so often = ひんぱんではないが、ときどき
treat oneself to a meal = 自分自身にごちそうする

②を読んで思い出したのは、英会話学校で教えていたころのことです。通勤途上や休憩時間に職場に近い証券会社の店頭で株価ボードをよく見ていました。持ち株が急騰すると、高級レストランへ言ってごちそうを食べました。

暴落したら、100円寿司なんかにいきました。そんな時は、トホホ.....。

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英単語物語

オリンピックの開会式で最初に入場する栄に浴するのは常にギリシャですよね。

それでは、英語の辞書で常に先頭を切って登場する動物は何か知っていますか? そうです、aardvark [アードゥヴァーク]です。ツチブタと訳されていて、アフリカ産の夜行性哺動物。アフリカ・アリクイと呼ばれることもあります。体全体は豚をちょっと細めにした感じで、体長が、60センチぐらいの尾を含めて、だいたい120センチほど。耳も鼻も長いですね。aardvark のスペルには a が3つも含まれていて辞書の先頭に登場する資格十分です。

続く...

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語彙学習の盲点(4)続続続

もう少し、「繰り返し」について。

私が「アンチ・バベルの塔」=「情報カードの継続的活用」のヒントを得たアイデアは、ジャン・マケーレブ氏の『ネイティブ感覚の英文法』という本にありました。最後に「付録」があってそこに書かれていたことです。ジャン・マケーレブ氏がどのようにして日本語が話せるようになったかという具体的な方法を記してあります。

この記述の要点は文法や語彙の暗記ではなく、話せるようになるための練習法ですが、「繰り返し」を大変うまく取り入れた方法ですので、少し長くなりますが、以下に引用しておきます(太字・段落処理及び( )内の文句は私)。

ちなみに、英語を話す練習をしたい人には、そのまま生かせる有力な方法でしょう。

(引用開始)■子供の言語習得法に学ぶ
 それは「ネイティブ接近法」とも言うべき、できるだけ早くネイティブ・スピーカーの英語能力に近いものを身に付ける方法です。どんな言葉でも、その国の子供は5才にもなればべらべら話せるようになります。大人の話はもちろんできませんが、それは話す能力がないからではなく、知能がそこまで発達していないからです。言い換えれば、思考力がまだ成長中の5、6才の幼児でも、難しい話をするのに必要とされる、ネイティブ・スピーカーとしてのグラマー体系は頭の中にほぼすでにできあがっているということです。母親や周りの人の話を聞いたり真似したりしているうちに、意思や意見をちゃんと伝えられる能力を支えるグラマーが形作られるという過程は子供の言語習得時の特徴です。日本で育つ子供には日本語を支えるグラマーができていき、アメリカやイギリスで育つ子供は英語を支えるグラマーが形作られるわけです...
 子供は言語習得過程においては文法も習わず暗記もせず、つまり大人が必要と思うようなことを何もしないで、ただ耳に入ってくる言葉を真似しているだけです。しかも、そのプロセスを楽しんでさえいます。そして、分かること、自分から言えることが増えるにつれて、頭の中にグラマーの体系が知らず知らず形作られていくのです。言葉を短期間に集中的に詰め込んで覚えるのではなくて、毎日の繰り返しで覚えるのです。その観察から2つの学習原理が見出せます。両方とも教育心理学の研究で立証されていることですが、まず1つは、学習が楽しくできれば上達が早いということです。もう1つは長期に渡る記憶のためには繰り返しが大事だけれども、その1つ1つの繰り返しの間に脳に情報消化の期間を与える必要があるということです。要するに、語学を能率的にやるには、できるだけそのプロセスを楽しくすること、それから、覚えたいことを1日2日で無理やりに詰め込もうとすると最初は思い出せても日にちがたつにつれて記憶が薄れてしまうので、何年たってもさっと言えるようにするには毎日軽く1,2回でもいいから何日か続けて繰り返すということです...
 さて、具体的なハウツーですが、何しろ毎日英語を話してくれる母親はいないわけですから、テープレコーダーを使うことになります。子供の世界に入ったかのように、使いたいままのセンテンスなどをなるべく自然に耳に流し込むことが目的ですから、アメリカ人の知り合いや仕事仲間がいれば頼んで身に付けたい言い方を吹き込んでもらってもいいし、いなければ既成のテープを使ってもいいでしょう。
 問題は何日続けて同じセンテンスを繰り返せば、ネイティブのように自分のものになるかです。人によって違うかもしれませんが、私がこのやり方を日本語を身につけるために考え出した時は、試行錯誤の結果、一番能率的なのは大体20日というところに落ち着きました。つまり、同じ言い方を20日声を出して(自分が必要なだけ)繰り返せば、意識的に覚えようとしなくても記憶に定着し、しかもネイティブのように記憶から適宜取り出せる技術として身に付くわけです。何十年も前にそうやって覚えた日本語を、私は今でもほとんど忘れていません
 あとは1日に取り上げる新しいセンテンスの数ですが、これも試行錯誤を繰り返しました。1つから出発して1つずつ6つまで増やしたのですが、6つは多すぎました。時間もかかるし、負担になると楽しくなくなるので、5つに戻しました。それで私の「ネイティブ接近法」の方式は半分はできあがりました。すなわち、
 新表現法5センテンス×20日間=100センテンス
というわけです。同じ表現を繰り返す日数は20日と決めておきましたので、1日に繰り返す数は100センテンスを超えずに定着しました。21日前にやりだした一番古いセンテンス5つは消化済みで数から落としていくからです。
 新しいセンテンスの学び方はいろいろやってみてから、次の3段階方式に落ち着きました。私の場合は日本語でしたが、英語に置き換えて説明しましょう。

1) まず英語のセンテンス1つをなるべく日本語を考えないで何回か聞く。無理は禁物。最初だから理解が完璧でなくてもいい。
2) その次に、そのセンテンスを正確に言えるまで、何回かテープの後について声を出して言う。覚えようとしないで、言えればいいという気持ちで。
3) 言えたと思ったら、今度は発音やイントネーションを確かめるため、もう一度言ってからテープを流す。

 同じ要領で2つ目のセンテンスから5つ目までやります。これが1日目。次の日は新しいセンテンス5つを同じやり方でやってから、前の日のセンテンスを同じ要領で復習します。そうやって毎日5つずつ足していくと、最終1日100センテンスに達するわけですが、100でもそんなに大変ではありません。やっているうちに、いちいち意味を考えなくても感覚的に分かるようになりますから。そこまできたら1)を省く。同様に、テープを聞かなくても正確に言えるようになったら2)を省く。発音やイントネーションを確かめなくても大丈夫だという自信もそのうち付きますから、そうしたら3)を省く。要するに同じ5つのセンテンスを何日かやっているうちに、ほとんどテープレコーダーなしですらすら言えるようになりますから、最初の日に5分か10分かかったセンテンスでも、最後には2,3秒の復習ですんでしまうことになります...

私は2年間、このやりかたで日本語を「勉強」ではなく楽しくやりました。おかげで、日常のことはほとんど不自由なく話せるようになり、本当にうれしく思ったのを覚えています。しかも、自分の母語である英語に頼らずに話ができたのです。面白いことに、2年間ずっとそうやって続けたために、自分の頭の中に2つの回路ができていたようです。1つは小さい時からの英語の回路、もう1つは日本語の回路です。(引用終止)

いかがですか?

私はこのやりかたから、大きなヒントを得ました。もちろん、まったく異なる部分もいくつかありますが、たいへん、参考になりました。

また、英語の好きな文体になじみたい時などには、ジャン・マケーレブ氏のやりかたをほとんどそのまま借用しています。


 
 

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絶対必要な英・語彙1万語( 2/365 )

みなさん、どこから始めてもかまわないですよ。ただし、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

他の能率的な方法を考える暇があるのなら(そんなものはありません!)、単語をひとつでも覚えた方がずっと賢いです。「アンチ・バベルの塔」を基本にして+自分の声をCDに録音して終始聞くとかの自分なりの工夫を加えていくのはもちろんすばらしいことですしそうすべきですが、当面は、とにかくはじめることが大事

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけにしましょう! 

さあ、今日の語彙です。

20 abstract

21 absurd

22 abuse

23 abusive

24 academic

25 accelerate

26 accent

27 accept

28 acceptable

29 acceptance

30 access

31 accessible

32 accessory

33 accident

34 accidental

35 accomodation

36 accompany

37 accomplish

38 accord

39 according to

40 account

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから―時間がある人は―この際ていねいにチェックした方がいいと思いますよ。

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時事英語を「理解できる語彙力」と「楽に読める語彙力」

参照記事→http://www5d.biglobe.ne.jp/~chujo/data/jaces.pdf

ニュースなどを音声で楽に聞くためには14000語

英字新聞を楽に読むためには14000語では不足である

私は、語彙数が2万語前後だったころにタイムやニューズウィークが楽に読めるという実感はまったくなかったです。

だから、14000語では当然無理でしょう。

では、どの程度の語彙があれば、タイムやニューズウィークを楽に読めるのか?

答えは5万語です。これは、欧米の知的大衆の常識的な(あるいは最低限の)語彙レヴェルであり、タイムやニューズウィークはこのレヴェルを基準にして書かれてあるからです。

分からない単語があっても前後関係から判断してどんどん読むべきである」と説く人も多いですが、私が思うに、それはやむを得ない場合の非常手段であって、常識語彙レヴェルのせいぜい20%しかない語彙力で読めるなどとは決して考えません。それは、読んでいるのではなくて「解読」しているだけです

常時ボキャビルを続けながら「解読」するのはいいことでしょう。ボキャビルの復習にもなるからです。

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語彙学習の盲点(4)続続

繰り返し」学習することが、絶対必要なら、どうすればいいのか?

英語圏の子どもなら小学校に入る頃には既に1万語内外の語彙を理解します。先ほどから述べていますようにひたすら繰り返すことによって習得するのですが、子どもはその過程を苦痛だとは思いません。他にすることがないからとも言えますし、語彙を使わないと自分の欲求を満たせないからという切実な理由もあります。

母国語を習得済みの大人が外国語を覚えようとする場合、「すぐ飽きてしまう」癖が抜けません。人生経験を積んで知識もそれなりにあり、なんと行っても母語ではまったく不自由しないわけですから、母語を習得する子どもほどの切実な理由もありません。いざとなれば、通訳も使えます。

そこで飛び出すのが、例の「単語をいくら暗記しようとしたって無駄だ!すぐ忘れる。昔辞書を覚えた人がいたそうだがそんなことは愚の骨頂である!」というセリフです。

しかし、みなさん、よく考えてください。暗記していない語彙が使えますか? 暗記していない語彙を聞いて分かりますか? ひんぱんに暗記していない語彙が出てくる雑誌を読めますか?

一般にも、私の周囲を見ても、英語が母語である男性と結婚する女性はあまりめずらしくありません。幸せなひとも、もちろん、たくさんいます。

ところが、必ずしも幸せでない人もいます。その大きな理由のひとつが「ことばの問題」です。ふたつの側面があります。ひとつは、いつまでたっても文法が不完全で語彙も増えないために、外国での生活がつらくなってしまう場合です。

もうひとつあります。それは、自分の英語力が伸びて語彙が豊かになってくると、相手の男性が貧相に見えてしまうことがあるのです。自分の語彙が貧弱だったころには不満に思わなかった相手がだんだんつまらなくなってくる現象です。これは、知的な女性に多い例です。

しつこいようですが、かなりの数の語彙を暗記しない限り、読書も会話も社会生活も楽しめないのです。

語彙の不足が原因で、自分では分かっているつもりで、ひどい誤解を平気でしているときもあります。本人はまったく気付いていない!

結局、「暗記の必要性」から免れることはできません。そのためには「繰り返しながら覚える」しか他に方法はありません。いろいろな語彙獲得法をいろいろな人が発表していますが、最後は暗記しかありません

どうすれば、いいのか?

暗記にどうしても必要な「繰り返し」が苦痛なら、それを取り除く方法がひとつあります。

繰り返しを日常の習慣にすればいいのです。朝起きて、化粧する。ひげを剃る。新聞を読む。何も考えずに毎日やっている。

何も考えずに、築きつつある「アンチ・バベルの塔」の情報カードを、毎日、見直していけばいい。1万語前後の語彙(英検1級レヴェル)なら、あなたが想像するほど苦痛でも何でもありませんよ

私はありとあらゆる方法を試しました。その中で、最も効率よくボキャビル可能なのが、「アンチ・バベルの塔」方式だったのです。他の方法で5万語以上を「実際に」征服した方法がありますか? ありません!

ましてや、当面の目標が1~2万語(既にプロレヴェルです)なら、私の方法で征服することは、そんなに苦しいことではないはずです。

まず数ヶ月試してみることです。慣れればおもしろくなってくる! すると、次のレヴェル・アップが見えてきます。

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絶対必要な英・語彙1万語( 1/365 )

これから、毎日1年間にわたって、文書を読む際に知らなければお話にならない英単語を列記していきます。

その数は約1万語です。

基準にするのは 『CALD (Cambridge Advanced Learner's Dictionary) 第2版 』 です。

CALD において 「E ( essential )」「I ( improver )」「A ( advanced )」の表示がついたもの約1万2000語の中から k.y. の判断で取捨選択し1部は追加して掲載します。

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です

1 abandon

2 abbreviate

3 abbreviation

4 ability

5 able

6 abnormal

7 aboard

8 abolish

9 abort

10 abortion

11 about

12 above

13 abroad

14 abrupt

15 absence

16 absent

17 absolute

18 absolutely

19 absorb

ちょっとでもあやふやな単語は、この際、必ずチェックしておくのが結局早道ですよ!

意味はあえて書きません。自分で調べて情報カードに整理する方がはるかによく覚えるからです。

1年ぐらいあっという間に過ぎますから、あまり気を抜かずにがんばってくださいね。

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語彙学習の盲点(4)続

今、繰り返しが重要だという話をしている。

私が、ここでまた思い出すのは子供のことである。

「子供は言葉を覚える天才」であるとよく言われます。しかし、その天才たる所以(ゆえん)はどこにあるのでしょう?

私は「繰り返し」が最大の、あるいは最大ではないにせよ極めて大きな、天才たる要素だと考えています。

自分の子供が幼かったとき、休日などに、よく遊びの相手をしてあげました。かわいさに釣られていっしょに何か始めるのですが、10分もするとこちらは飽きてくる。同じことを何度も何度も繰り返すわけです。嬉々としてやっている。まったく同じことをしながらまったく同じところで笑う。延々と続く。

先に「子供も、決して、短期間に楽に言葉を覚えるのではない」と言いました。気の遠くなるような膨大な時間をかけて覚えていくのです。

子供と大人で異なる点はいろいろあります。そのひとつが、子供たちは「飽きることがない」点です。何度繰り返しても飽きないのです。苦痛を感じることなしに繰り返すことができる。同じ言葉を何度でも繰り返しながら習得していく。この苦痛を感じないことに注目してそれを「楽な習得」と言うのであれば、確かに楽に習得していきます。しかし、いわゆる「すぐに楽に」という状況ではまったくない。あれだけ繰り返さなければ覚えられない状況を、普通は、「すぐに楽に」と形容することは不可能です。

前に言及したドミニク・チータムは、前掲書で、次のように述べています。

(引用開始)...子どもは膨大な量の経験をくり返す。こうした経験がくり返されるのは、子どもが同じことを毎日行うからである。実際子どもはくり返しを生来好むようだ。たとえば子どもの読書を見てみると、これがよくわかる。同じ話を何度もせがむ子どもが多いことは、よく耳にする話だ。

三匹のクマの話をして。

でも昨日の夜もしたよ。

うん。

あの前の夜も。

うん。

そのもうひとつ前の夜もね。

うん。

本当にまた同じ話がいいの?

うん、お願い。

幼くて、まだ自分で本が読めない子どもは同じ話を何度も親にせがんで、親をうんざりさせる。まったく何度も何度も同じ話をせがむのだ。いや、本が読める子どもも同じである。同じ話を何度もくり返して読んでいる。これが子どもの読書の大きな特徴であって、この点が大人とは根本的に違う。また子どもはくり返しの遊びも大好きで、同じ単語やフレーズを何度も飽きずにくり返す。いやそれどころか、言葉を繰りかえして反論までする

昨日は動物園に行ったよ。

いや行かなかった。

行ったよ。

いや行かなかった。

行った。

行かなかった。

行った。

行かない。

行ったの。(引用終止)

続く...

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語彙学習の盲点(4)

(1) 英語の語彙を自然に(=楽に)覚えることは不可能である。

(2) 母語を自然に習得すると言われる子供も、実は、容易に言葉を覚えていくわけでは決してない。

(3) 「暗記の重要性」を、単語帳を出版する人もそれを利用する人も、ほとんど理解していない。

「語彙学習の盲点(1~3)」で、以上のことを確認してきました。

今回は盲点(4)ですが、いよいよ具体的な方法論に話が進みます。

(A) 繰り返すことの重要性

子供を育てたことのある人、あるいはその成長過程を長期にわたってそばで観察する機会を持った人は、子供のうんざりするようなしつこさに気付くはずです。

同じ遊びを何回も何回も何回も繰り返す。いいかげんつきあっていられない。言葉も同じです。同じ表現を何回も何回も何回も繰り返す、無数回繰り返す。ひどいまちがいを引きずりながらも何度も繰り返す。そして小学校4年生にもなるとハリーポッターを十分楽しめる文法と語彙力が身についている。英検準1級~1級のレヴェルに既に達している。

語彙学習の盲点(4)は、この「繰り返しの重要性」を認識していないことなのです。

数千語を暗記している途上で、2回や3回や4回や5回~10回ぐらい繰り返して新たな語彙を暗記しても、2週間も放置しておくと忘れてしまう場合がめずらしくありません。

暗記作業を続けることがいやになってしまう最大の原因は、既習事項の多くを忘れてしまうことです。いくら、覚えても忘れてしまう。

結果、自分の心に「無理に暗記したって無駄だ」という強烈な刷り込みを行ってしまい、最悪の場合は暗記作業をまったく放棄して、かなりしっかり暗記している表現まで徐々に忘却していくことになります。

私自身の経験で言うと、1万語前後までは、雑誌やペーパーバックを習慣的に読んでいれば、特に反復して確認しなくても忘れない感じがしていました。SSS多読法でも、5000語程度までボキャビルが―能率はたいへん低いにしても―可能で、それを維持することも無理ではないと思います。

私の場合、「アンチバベルの塔」を建設する前の語彙数は2万語前後だったはずです。忘却を繰り返しながらもいろいろな方法でボキャビルの努力を続けていたからです。ところが、それ以後が難関でした。

+3000語程度覚えた時点で危険域に突入するパターンが何回もありました。最初の3分の1ぐらいの記憶が怪しくなり、先に進むことがうっとうしくなってくるのです。

そこで繰り返しの確認を放棄して、また後戻りというわけです。

そんな試行錯誤を長らく続けながらも、徐々に克服法が見えてきました。

繰り返しを習慣的に繰り込めるシステムを導入すればいいわけです。しかし、今までのやり方ではいつまでも後退を余儀なくされる。バネを3000語引っ張った時点で力尽きてしまう。

続く...

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みなさん、2005年あけましておめでとうございます。

本年もどうかよろしくお願いいたします。

みなさんの英語の語彙もぐんぐん強化されることを願っています。

さて、21世紀に突入してはや3年が過ぎ去りました。

非常にアクティヴな株式トレーダーとして体験した20世紀末の米国の証券バブルは、私にとって、生涯決して忘れることのないであろう強烈な事件でした。ネット証券のリアルタイムの株式ボード上で自己資金が10分内外に10万ドル(1000万円)単位の躍動を展開するナスダックの新興株式市場は、F15のパイロットをして空中戦よりもエキサイティングだと言わしめたそのままに、人を文字通り夢中にさせるゲームでした。学生時代から数十年に及ぶトレード経験のなかでもダントツに印象に残る市場でした。

その後に翻訳出版したのは、米国の心理学者兼トレーダーが著したトレードの指南書で、体験者としてまことに真に迫る内容の書物でした。

21世紀を迎えて、私の関心はバブルのはじけた証券市場から英語の語彙獲得に大きく傾き始めました。語彙獲得の衝動は決して近年に始まったものではなく、英検1級合格(16年前)前後から持続している目標です。ただ、具体的な形式を整え始めたのはここ数年のことです。いくつか理由があります。

ひとつは、少年時代から続いていた喘息が吸入式薬剤によって完全にコントロール可能になって症状が消滅したこと。その結果適度な運動(毎日40分ほど歩くことなど)を年中楽しめるようになって体調が飛躍的に向上し、おそらく生涯最高の状態になったこと。

つまり、何をするにも土台になるべき体力が十分備わったこと。

そして、今までひどく夜型であった(発作があるとなかなか眠れなかった)生活が正常な形になって午前中の作業を大きく増やせるようになり、語彙獲得の時間も増えたこと。朝早くから作業できる幸せは大変大きいです!

併行して、情報カードを使用する語彙獲得法を「アンチ・バブルの塔」に昇華させるイメージが徐々に明らかになり3年ほど前から確かな胎動となったこと。

その胎動が一昨年にようやく結実して昨年ついにネイティヴの常識語彙レヴェルである5万語に手が届いたわけです。

今年は最後の目標である17万語に向けて「アンチ・バベルの塔」の建設を続行し、遅くとも2006年度中には完成させる予定です。

その後もさらに―私にとっては輝かしい―新たなヴィジョンに取り組むべく、目下、鋭意青写真を作成中です。

トリ年です。大きく飛躍して新天地をめざします!

2005年元旦。

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