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語彙学習の盲点(4)続続

繰り返し」学習することが、絶対必要なら、どうすればいいのか?

英語圏の子どもなら小学校に入る頃には既に1万語内外の語彙を理解します。先ほどから述べていますようにひたすら繰り返すことによって習得するのですが、子どもはその過程を苦痛だとは思いません。他にすることがないからとも言えますし、語彙を使わないと自分の欲求を満たせないからという切実な理由もあります。

母国語を習得済みの大人が外国語を覚えようとする場合、「すぐ飽きてしまう」癖が抜けません。人生経験を積んで知識もそれなりにあり、なんと行っても母語ではまったく不自由しないわけですから、母語を習得する子どもほどの切実な理由もありません。いざとなれば、通訳も使えます。

そこで飛び出すのが、例の「単語をいくら暗記しようとしたって無駄だ!すぐ忘れる。昔辞書を覚えた人がいたそうだがそんなことは愚の骨頂である!」というセリフです。

しかし、みなさん、よく考えてください。暗記していない語彙が使えますか? 暗記していない語彙を聞いて分かりますか? ひんぱんに暗記していない語彙が出てくる雑誌を読めますか?

一般にも、私の周囲を見ても、英語が母語である男性と結婚する女性はあまりめずらしくありません。幸せなひとも、もちろん、たくさんいます。

ところが、必ずしも幸せでない人もいます。その大きな理由のひとつが「ことばの問題」です。ふたつの側面があります。ひとつは、いつまでたっても文法が不完全で語彙も増えないために、外国での生活がつらくなってしまう場合です。

もうひとつあります。それは、自分の英語力が伸びて語彙が豊かになってくると、相手の男性が貧相に見えてしまうことがあるのです。自分の語彙が貧弱だったころには不満に思わなかった相手がだんだんつまらなくなってくる現象です。これは、知的な女性に多い例です。

しつこいようですが、かなりの数の語彙を暗記しない限り、読書も会話も社会生活も楽しめないのです。

語彙の不足が原因で、自分では分かっているつもりで、ひどい誤解を平気でしているときもあります。本人はまったく気付いていない!

結局、「暗記の必要性」から免れることはできません。そのためには「繰り返しながら覚える」しか他に方法はありません。いろいろな語彙獲得法をいろいろな人が発表していますが、最後は暗記しかありません

どうすれば、いいのか?

暗記にどうしても必要な「繰り返し」が苦痛なら、それを取り除く方法がひとつあります。

繰り返しを日常の習慣にすればいいのです。朝起きて、化粧する。ひげを剃る。新聞を読む。何も考えずに毎日やっている。

何も考えずに、築きつつある「アンチ・バベルの塔」の情報カードを、毎日、見直していけばいい。1万語前後の語彙(英検1級レヴェル)なら、あなたが想像するほど苦痛でも何でもありませんよ

私はありとあらゆる方法を試しました。その中で、最も効率よくボキャビル可能なのが、「アンチ・バベルの塔」方式だったのです。他の方法で5万語以上を「実際に」征服した方法がありますか? ありません!

ましてや、当面の目標が1~2万語(既にプロレヴェルです)なら、私の方法で征服することは、そんなに苦しいことではないはずです。

まず数ヶ月試してみることです。慣れればおもしろくなってくる! すると、次のレヴェル・アップが見えてきます。

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