時事英語を「理解できる語彙力」と「楽に読める語彙力」
参照記事→http://www5d.biglobe.ne.jp/~chujo/data/jaces.pdf
ニュースなどを音声で楽に聞くためには14000語。
英字新聞を楽に読むためには14000語では不足である。
私は、語彙数が2万語前後だったころにタイムやニューズウィークが楽に読めるという実感はまったくなかったです。
だから、14000語では当然無理でしょう。
では、どの程度の語彙があれば、タイムやニューズウィークを楽に読めるのか?
答えは5万語です。これは、欧米の知的大衆の常識的な(あるいは最低限の)語彙レヴェルであり、タイムやニューズウィークはこのレヴェルを基準にして書かれてあるからです。
「分からない単語があっても前後関係から判断してどんどん読むべきである」と説く人も多いですが、私が思うに、それはやむを得ない場合の非常手段であって、常識語彙レヴェルのせいぜい20%しかない語彙力で読めるなどとは決して考えません。それは、読んでいるのではなくて「解読」しているだけです。
常時ボキャビルを続けながら「解読」するのはいいことでしょう。ボキャビルの復習にもなるからです。
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