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英語学習法(1)

大人の英語学習は、能動的なものです。

あくまで自主的な学習です。

そこで案外無視されるのが各自の英語のレヴェルの自覚です。

3つあります。

(1) 現在のレヴェル

(2) 当面の目標到達レヴェル

(3) 最終の目標到達レヴェル

この3つをしっかり把握すれば、効率の高い学習計画を立てることができます。人の異見にまどわされたり、無数にある教材に迷ったりする確率がぐんと低くなるはずです。

そこで、この記事 ( http://geo-g.com/04essay/contents/other/es/index.htm )がたいへん参考になります。

シリーズの全記事をお薦めしますが、今回は英語のレヴェルに関する記事から引用しておきます。太字はk.y.。

(引用開始)

▼「仕事で使える」英語力 3つのレベル

■実用レベル
試験:英検準1級、TOEFL 550(Computer Basedでは213)、TOEIC 730 程度以上
聴解能力:面と向かってのゆっくりとした会話は、かなり理解できるが、
CNNなどのニュースは、ほとんど理解できず。
語彙力:7,000語程度

■上級レベル
試験:英検1級、TOEFL 610(Computer Basedでは253)、TOEIC 910 程度以上
聴解能力:CNNなどのニュースなどは、半分以上理解できる(気がする)。
語彙力:10,000語-15,000語程度。新聞・雑誌を辞書なしで読み、
概ね理解することはできるが、語彙力の不足を感ずる。

■最上級レベル
検定試験の類では計れず。
大学卒以上の教養のあるネイティブスピーカーの英語能力と同じとは行かないまで
も、かなりそれに近づく。
英語の新聞・雑誌を、日本語のものを読むのとほぼ同じ程度の気軽さで読める。
聴解能力:CNNなどのニュースは、特殊な専門用語を除いては、ほぼすべて理解で
きる。
語彙力:20,000語以上

 繰り返すが、まず重要なのは自分に必要な英語のレベルをはっきりさせることだ。誰もが「上級レベル」や「最上級レベル」が必要とは限らない。もちろん少しでも高いレベルを目指すことは、立派なことだが、英語の学習に時間を割くよりも優先順位の高い事を抱えている人も少なくないはずだ。

▼それぞれのレベルの内容は

 もし自分には英語が必要だと思えば、少なくとも「実用レベル」を目指すべきだろう。この「実用レベル」がないと、英語を仕事で使うことは難しい。学生時代にあまり英語の勉強には縁がなかった人は、このレベルに達するのにもかなりの困難が伴うだろう。

 さらに、日本の外資系企業などである程度自由に英語を使って仕事ができるようになりたいというのであれば、少なくとも「上級レベル」は欲しいところだろう。ただ、このレベルの英語力を身につけるためには、かなりの学習時間が必要だ。留学などせずとも、「上級レベル」の英語力を身につけることは十分に可能だが、逆に言えば、留学したからといってこの段階に達するとは限らない

 「最上級レベル」となると少々ややこしい。このレベルになると英語能力を測る一般的な試験が見当たらない。英検の上を行くものとして、国連英検や通訳検定などというものもあるにはあるが、これらで必ずしも測れるようなものではない。到達点が計りづらく、胸突き八丁といったところだろう。

 「上級レベル」と「最上級レベル」との間には、大きな能力的な差がある。「最上級レベル」を目指そうという人であれば、「上級レベル」の英語力がいかにあやふやで未熟なものかは重々承知のことだろう。

 「上級レベル」であれば、日本の会社内では、英語のできる人ということで、大抵通用する。しかし、英語を母国語とする人間と対等に渡り合うような仕事を目指すのであれば、「上級レベル」では心もとない。もはや、TOEFLやTOEICといった非母国語者向けの英語試験での点数など役にたたない段階だ。

(引用終止)

日本は英語学習超大国ですが、上記3つのレヴェルをしっかり自覚した上で学習計画を立てる人は案外少ないと思います。

英語学習法の議論が錯綜・迷走する最大の原因がそこにあります。

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