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英語学習法(11)

○ 英語学習法(10)で、「暗記モード」という言葉を使いました。

多読している時は脳は「暗記モード」にはなっていない。

思考の流れをさえぎらずに「①スラスラ文字を読む」のと「②未知の単語の検索・暗記のために読む」のとでは同じではないし、それぞれの場合に活性化している脳の部位も異なっている感じがします。

それで、①と②は意識して別個に行う方が効率がいいと思うのです。

また、①は「未知の単語がゼロに近い状態」または「未知語が出てきても十分推測できるだけの語彙力がある状態」でなければ不可能です。

したがって、英語学習の観点からすれば、①(やさしい読み物)と②を併行して行うのが得策でしょう。①はなかば無意識に②の復習・補完になるし、物語を読む楽しみもあります。

私の場合は、ボキャビルの方法として②の方法を採用せず「③アンチ・バベルの塔」を採用して成功しました。文字通りの「ブレイクスルー」になりました。

③は②よりはるかに効率が高いし多義語にもほぼ完全に対応できます

語彙数が5万語を突破する頃には①は各自の知力にふさわしいものになり ― 英語学習モードを脱して ― 完全な読書になります

「知力にふさわしい」というのは、「読む内容が―語彙貧困のために―制限されることがない」という意味です。

○ スタイル(文体)や語彙の用法を習得する場合でも、脳は「暗記モード」でなければなりません

漫然と読み流していても永久に現状維持のままで進歩がありません。実用レヴェルのスタイルの獲得も意識的に(不自然に!)行う必要があります。

「このスタイルを使えるようにしよう!」と意識して覚えなければ身につきません。

「英語で情報を収集する」場合も同じです

このことに関連して、放送翻訳・通訳者・インタースクール講師の日吉慶子さんに対する―「インターメール 異文化コミュニケーション Vol 4」のなかにある―インタヴュー記事を引用します。省略・太字はk.y.。

(引用開始)

●分からない事はそのままにしない

...情報収集や外国語の勉強では「ただなんとなく”Japan Times”や”NEWS WEEK”を読んでいればかっこいいからではなく何のためにそれをしているのかという目標がなければいつまでたっても同じ」という。単に情報の収集ならば日本語でよい...「英語でBBCのニュースを聞いていますとか英語でNHKの衛星放送を聞いています、それは私から言わせれば自己満足よ」毎日違うものを聞くのでなく、30分のニュースを録音したら同じものを翌日も聞く。分からないものは調べる。分からなかった事が分かるようになると「分かったことでまたおもしろくなる」そうだ...(引用終止)

自然に身に付く神話」は、もう捨てましょう!

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