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才能(5)

「才能」の話になると、私には縁遠い各界の巨人たちの名前が出てきます。谷川棋士もそうでしたが、これは仕方のないことです。傑出した人たちは「才能の権化」なのですから、「才能」の典型例として最適なわけです。

それでも、いかに彼らが自分とはかけ離れた突出した存在ではあっても、真似るべき点はあるはずだといつも考えています。

私は私なりに何かのヒントを得てそれを生かすべきだと思っています。

リービ英雄著『英語で読む万葉集』を読みながら、リービさんがいったいどのようにしてこんなに卓越した日本語を習得し普通の日本人を優に超える語彙力を身に付け日本語でユニークな創作さえ発表しているのかを探りたいと思っています。

さて、認知心理学者の波多野誼余夫さんは、ストラヴィンスキー(作曲家)、マーサ・グラハム(舞踊家)、アインシュタイン(物理学者)について、次のように語っています(『賢い脳の作り方(クォーク編集部編)』より)。太字はk.y.。

『ストラヴィンスキーは20歳まで法律の勉強をしていたし、マーサ・グラハムも20歳を過ぎるまでダンスを踊ったことがなかった。アインシュタインでさえ、理科系の学校になかなか合格できなかったのです。つまり、若いうちは自分の知能の活かし場所が見つからずにいるケースが多い。ただし、彼らは人生のどこかの段階で、ぜひこれをやりたいというものに出会う。その後はひたすらそこに集中して、10年単位の努力を続けるのです。その意味で、好奇心を感じられるものには、知能や才能が少なからず関係しているのではないか、と考えられます』

「これをやってみたい!」と思うのは、自分の知能や才能が欲しているものである。才能や知能は別にしても「自分が内的に欲しているものである」ことは確実である。

「内的欲求=知的欲求」の発見こそが才能の開花につながり、才能などなくてもかなりの程度まで各自の能力を引き上げる原動力になる

一般論はない。内的欲求は各自によって違うからだ。

私の内的欲求は「日英語で自在に読めるようになること」だった。さらには、創作...

それを達成する手段・方法が「辞書暗記」だった。30代の末からだんだん「辞書暗記の有効性」に確信を深め、50代の末で完成(=アンチ・バベルの塔)に近づいている。何というノロノロ! 実は、恥ずかしい!!

そして、この方法を普及させたいと思っています。

さて、好奇心によって目標が浮上しそのための手段も見えてくる。自分に合ったものだから、能率も高くなる。集中できるようになる。だから、能力も伸びる。

だから、楽しいのです。

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