« 絶対必要な英単語6000語(81/365) | Main | 「才能」(11) »

「才能」(10)

下位目標の設定及び体調の重要性について

多湖輝著「ホイホイ勉強術」より引用します。太字は、k.y.。

(引用開始)

大目標より、小目標をつくる。

 人は、いきなり高い目標を示されるよりは、目標に至る心理的距離の近い方がやる気をおこす、ということを立証した実験があります。
 アメリカ南部のミシン工場で、見習い工を二つのグループにわけ、一方には「あなたがたも、十四週目の終わりまでには、このくらいまでになれるはずです。がんばってみてください」と、熟練工が到達している高いレベルの生産水準だけしか示さなかったのです。
 これに反して、もう一方のグループには、最終の目標として、実際に熟練工の水準を見せて、「みなさんが、一足飛とびにあそこまで行くのは無理です。まず最初の週はここまでにしましょう」と、下位目標を一週ごとに示したのです。
 結果は、後者のほうが、圧倒的にいい成績をあげましたが、心理学でいうこの下位目標(サブ・ゴール)をつくることは、私たちの勉強にとっても、ひじょうにたいせつなことです。よく計画倒れに終わることがわかっているのに、無理に大目標をかかげる人がいますが、これなどは、やまのふもとに立って、「まだ、こんなに登らなければならないのか」と、あまりの高さに意欲をくじかれるようなものです。
 計画をつくり、最終目標を決めたら、つぎには、一日分の実現可能な目標を立て、計画全体にあまりとらわれないようにしなければ、いたずらに意欲をくじいて、時間を浪費する結果にしかならないでしょう。一日分ずつ、目標をこなして、自信を積みあげていくことがたいせつです。」 (引用終止)

一日分の予定 ― 最初は控えめのほうが楽ですよ ― ができたら、前回にも言いましたようにまず着手しましょう。10日も続けたら少し要領も分かってきますから、調整も加えながら、能率も上がってくるはずです。どんなことでもそうですが最初は慣れないし「かなわないなあ!」と思うかもしれません。しかし、必ず慣れてきます。最初1時間もかかったことが30分でできるようになるかもしれません。毎日の目標を少し上げる余裕も出てくるかもしれません。私の場合は必ずそうなります。

あれこれ考える時間は非常にもったいないです。とりあえず、着手する! 集中できるようになるとおもしろくなるし、「アンチ・バベルの塔」は少しずつ少しずつ高くなっていきます。そんなにスイスイと進む方法などないと考えたほうが(実際にもないですよ!もううんと経験しました)時間の浪費を防ぐことができます。

それと併行して体調に注意すること。私の場合は、体調が悪いと翻訳の仕事や「アンチ・バベルの塔」の建設はガタッと能率が落ちます。2時間でできることが1日かかってもできないことがあります。精神衛生についても同じことがいえます。むしゃくしゃした気持ちではことが一向に進みません。余計なプライドや摩擦はできるだけ避けたほうが賢明です。私にとって― 在宅の作業ですから ― 夫婦喧嘩などその最たるものです。

心身ともに充実していない時は相場も負けてしまいます。見通しがにぶってしまうのです。

毎日40分の速歩がこれほど効果のあることだとは想像していませんでした。もう3年間ほど歩いています。熟睡できるようになって朝の目覚めが爽快、一日中座していても肩凝りにも腰痛にもならず持続力が目に見えて向上しました。風邪さえほとんどひかなくなり、私の仕事や勉強が質量共に著しく向上し安定しました。心身は一体だとつくづく思います。

心身もかなりの程度コントロールできるんだと分かるまでだいぶ年月がかかってしまいました。ほとんど今までの生涯かかってしまった(汗!)。


|

« 絶対必要な英単語6000語(81/365) | Main | 「才能」(11) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/47849/3430662

Listed below are links to weblogs that reference 「才能」(10):

« 絶対必要な英単語6000語(81/365) | Main | 「才能」(11) »