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「アンチ・バベルの塔」検証 (2)

最強のツールである理由が、もうひとつあります。それは、復習しやすいからです。

私の辞書暗記は次の順に進化してきました。

1 辞書を辞書のまま暗記。もう20数年前のことです。当時は英会話学校のサラリーマンでしたから暗記作業は帰宅してから夜にしていました。最初は見出し語が2万語程度の英和辞典でした。今その辞書は他の部屋の書棚で行方不明です。2冊目はこの部屋の本棚にあります。『三省堂ニューズ英語辞典』という英和辞典で見出し語は3~3.5万語。開始したのが1986年10月3日(火)で終了したのが1987年2月28日(土)午前10時25分。906ページの辞書を5ヶ月で終了していますから1日6ページぐらいの今と変わらないペースですね。この2冊は完全に覚えました。復習は自宅と通勤途上で毎日辞書そのものを見ながらやっていました。ところがいつしかその復習をやめてしまった。毎日小型とはいえ1000ページ近くの辞書を持ち歩いて復習するのはやっぱり気分的にも重かった。さらに、今と違って、「もうこれだけやれば忘れないだろう」という慢心もあったのだと思います。どんどん忘れていきました。

しかし、当時すでに英語の本を欠かさず読んでいましたからある程度の語彙数は維持され、高い語彙力を要求される雑誌以外の単行本はかなり読めていました。おもしろい本なら下車駅をうっかり乗り過ごすほど熱中して読んでいました。2000ページぐらいは、未知単語を辞書で調べてノートにびっしり書き出しながら、徹底した精読もしましたから1.5~2万語の語彙力はあったと思います。ただ、辞書暗記の復習を放棄していたのでそれ以上は伸びませんでした。TIMEなどは、記事によっては、読む意欲をなくすこともありました。松本道弘氏が意気盛んなころでTIMEをストポッチを片手に読むというような企画をやっていた(ひょっとしたら間違っているかもしれません)記憶があります。

続く...

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絶対必要な英単語6000語(117/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

2043 floor

2044 floral

2045 florist

2046 flour

2047 flourish

2048 flow

2049 flower

2050 flu

2051 fluid

2052 fluorescent

2053 flush ( N /V )

2054 flush ( adj )

2055 flute

2056 flutter

2057 fly ( V )

2058 fly ( N )

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号についてご注意ください: まず、488が抜けてしまい、さらに、1892の次が1093になってしまっています。従って、109回目の最後の単語 fault は実は1924番目の単語です。このコラムを見た方が訂正してくださいました。110回目から訂正した番号にしてあります。以後も、注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。shinshi さん、ミスのご指摘ありがとうございました。147 allegation 217 anxiety 262 arc 441 basic 442 BASIC に訂正しておきました)


バートランドラッセルの幸福論 その9

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

前回の 「;」の後から続けます。

if their minds wander from this preoccupation, as will occasionally happen to those who are not themselves driving, unutterable boredom seizes upon them and stamps their features with trivial discontent.

If 彼らの気持ちはさまよう この熱中から、 ときどき~に起こるように(=ときどき~がさまようように) 自分自身は運転していない人たち、 言いようのない退屈が彼らを襲う and 彼らの顔に刻印する ちょっとした不満を

stamp A with B → BをAに刻印する
 
(もしこの熱中から、運転していない人にときどきあるように、気持ちが離れると、言いようのない退屈が襲ってきてささいな不満が顔に出る)

続く...

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絶対必要な英単語6000語(116/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

2026 flee

2027 fleece

2028 fleet ( N )

2029 fleet ( adj )

2030 flesh

2031 flexible

2032 flicker

2033 flier

2034 flight

2035 flingr

2036 flint

2037 flip

2038 flirt

2039 flit

2040 float

2041 flock

2042 flood

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号についてご注意ください: まず、488が抜けてしまい、さらに、1892の次が1093になってしまっています。従って、109回目の最後の単語 fault は実は1924番目の単語です。このコラムを見た方が訂正してくださいました。110回目から訂正した番号にしてあります。以後も、注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。shinshi さん、ミスのご指摘ありがとうございました。147 allegation 217 anxiety 262 arc 441 basic 442 BASIC に訂正しておきました)


バートランドラッセルの幸福論 その8

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

前回の 「;」の後から続けます。

all the occupants of all the cars are absorbed in the desire to pass other cars, which they cannot do on account of the crowd;

すべての占有者s of そのすべての車s ~に没頭している ~する欲望 他の車を追い越す、それを 彼らはできない ~のために その群集

(車に乗っている誰もが他の車を追い越そうとやっきになっているが、込んでいるためにそれはできない)

続く...

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「アンチ・バベルの塔」検証 (1)

「アンチ・バベルの塔」の第1期工事が完成して半年以上が過ぎました。

今は第2期工事の最中で早ければ今年中に遅くても来年半ばには完成の予定です。情報カード自体の完成は今年の秋には完成できそうですが、記憶の定着には今年いっぱい、仕事の都合によっては、来年半ばまでずれ込むかも知れません。

いずれにしても総語彙数17万語の辞書を征服する日はもう見えてきました。試行錯誤と数回の失敗と中断を含めたらもう相当の年月になります。よくぞここまできたなと我ながら感心しています。

もう失敗することはないし中断せざるを得ない事情が生じても不安にはならないノウハウも身に付けています。着々と工事を進めながら完成の日を心待ちにするだけです。半年や1年はすぐですから非常に楽しみです。その後は「アンチ・バベルの塔」の建設に充てていた時間を英語の読み書きに費やす予定です。そうしながら、アクティヴ・ボキャブラリーを3万語以上に高めつつ、自分なりの文体もしっかり探っていきたいと考えています。

さて、今さらながらですが、「アンチ・バベルの塔」とは何か、その特徴を4つ列挙しておきます。

1.現時点の自分の未知語彙を総点検し記録していくこと

辞書をA~Zまで読みながら、未知の語彙はもちろん少しでもあやふやなものはすべてカードに転写していく。例文もできるだけ記入する。ただし、重要語彙だけからスタートしてもかまわないしアルファベット順にする必要もない。私は、いろいろ試行錯誤した結果、結局全部やるんだったらAから順番に攻めていくのが整理もしやすいし完全制覇できた部分も明確でやりがいがある(実際そうだった)と思ってAから順に踏破していくことに決めました。

2.詳細な記録であること

辞書を読みながら知らなかったことあやふやであったことはすべて書き込んでいくわけですから内容は詳細なものになります。したがって、利用するのは市販の辞書ですが、「アンチ・バベルの塔」は各自独自の、どこにも売っていない、辞書に仕上がっていきます。これ自体極めて価値のある作業です。今までの英語の勉強の確認であり集大成でありさらに恰好の頭の体操でもあります。

覚える時間がない人は、暗記作業は先送りにして、この記録をまず完成させてもOKです。そのプロセスだけでも英語の理解に大きく寄与します。

3.カードを使用すること

カードだから、携帯・着脱・その他の取り扱いが自在で容易です。数十枚~100枚単位でパンチ穴をあけてリングに通し付箋を利用して復習した部分を区切っていけばたいへん効率よく繰り返し学習が可能になります。その他自分なりにいろいろな利用法を考案して能率アップを図れるはずです。ノートやルーズリーフよりずっと優れていますからぜひカードを使いましょう。必ずそのよさを実感できます。実際に使って見なければ分からないでしょうが、あらゆる方法を試してきた私の証言ですから確かですよ。

4.最強で確実な暗記ツールであること

なぜ、最強なのか? ほぼ完璧なしかも自分専用の語彙集だからです。辞書ほど完全に近いツールは他にありません。それを自分用に編集し直したのが「アンチ・バベルの塔」なわけですから内容十分でしかも自分に不要なものはすべて省かれています。こんなツールは他にありません。

続く...

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絶対必要な英単語6000語(115/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

2014 flag

2015 flake

2016 flame

2017 flank

2018 flap

2019 flare

2020 flash

2021 flashlight

2022 flat

2023 flatter

2024 flavor

2025 flaw

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号についてご注意ください: まず、488が抜けてしまい、さらに、1892の次が1093になってしまっています。従って、109回目の最後の単語 fault は実は1924番目の単語です。このコラムを見た方が訂正してくださいました。110回目から訂正した番号にしてあります。以後も、注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。shinshi さん、ミスのご指摘ありがとうございました。147 allegation 217 anxiety 262 arc 441 basic 442 BASIC に訂正しておきました)


バートランドラッセルの幸福論 その7

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

This pursuit is conducted by all at a uniform pace, that of the slowest car in the procession; it is impossible to see the road for the cars, or the scenery since looking aside would cause an accident;

この追求は行われる すべて一様なペースで、 最も遅い車のそれ(=ペース)で 行列の ; それは不可能である 
道路で車s、あるいは景色をみること なぜならよそ見をすることが事故を引き起こすだろうから

(この行楽は、すべて一様なペースで、車列の一番遅い車のペースで、行われる; 道路で車を見たり景色を見たりすることはできない、よそ見をすると事故を起こすかもしれないからである)
 
続く...

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絶対必要な英単語6000語(114/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1991 firecracker

1992 fire engine

1993 fire extinguisher

1994 firefighter

1995 fireplace

1996 fireproof

1997 fire station

1998 firetrap

1999 fireworks

2000 firm

2001 first

2002 first aid

2003 firsthand

2004 first person

2005 first-rate

2006 fiscal

2007 fish

2008 fist

2009 fit ( adj )

2010 fit ( N )

2011 fitting

2012 five

2013 fix

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です

(番号についてご注意ください: まず、488が抜けてしまい、さらに、1892の次が1093になってしまっています。従って、109回目の最後の単語 fault は実は1924番目の単語です。このコラムを見た方が訂正してくださいました。110回目から訂正した番号にしてあります。以後も、注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。shinshi さん、ミスのご指摘ありがとうございました。147 allegation 217 anxiety 262 arc 441 basic 442 BASIC に訂正しておきました)


バートランドラッセルの幸福論 その6

下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります

On a main road at the week-end you will see men and women, all comfortably off, and some very rich, engaged in the pursuit of pleasure.

主要な道路では 週末に あなたは見るだろう 男性sと女性s、 みんな十分に豊かで、and ときには非常にお金持ちで  ~している 快楽の追求

(週末の大通りでは、みんな十分に豊かで、なかにはたいへんなお金持ちの、男性や女性が行楽に興じているのが目に入る)
 
続く...

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コメントにお答えする(10/2005)

Kim-N3 さんへ

たぶん、あのKimさんですね。ご無沙汰しています。 おたより、ありがとうございました。

> その発音は全くのイギリス英語でこちらがうらやましくなるくらいでした。

海外居住・教育の有利さは、子どもの発音に関する限り、だれもが認めることですね。

> おもしろいのが、その頃彼は先生からノートを1冊とpicture dictionaryをもらって毎日毎日辞書から絵と単語をノートに写す、という作業をくりかえしていました。これは思えば有効な単語の暗記方法で絵を描くのが大好きだったことも手伝い楽しみながら覚えられたようです。

これはたいへん興味があります。子どもはとにかく集中力があります。記憶力がいいのではなくて何時間でも何日でも熱中して同じようなことを継続できる資質を授かっているのだと思います。覚えようと思わぬ間に覚えてしまう。大人ならすぐ飽きてしまうことでも子どもは飽きない。語彙にしても数千~1万~数万に拡大するにつれて自分の世界がどんどん拡大していくわけですからおもしろくてしかたがない。小学校3年生にもなればもうハリー・ポッターなどを十分楽しんで読むことができます。

もうひとつ注目したいことは、積み木にしても、将棋にしても、絵本にしても、何かに熱中している間に脳の神経細胞のリンクが無限に増殖してその子の能力を高めていくことです。嫌がっている子どもに幼稚園から「お受験」などさせるよりはるかに能力向上に資する。何かにはまって熱中できるものを見つけた子どもは塾など行く必要はまったくない。大学受験も学校と独学で十分対処できます。独自の勉強方法を案出して ―はためには極めて奇妙な方法にみえることもありますが ―クラブ活動などもそれなりに楽しみながら高い学力を維持し続けます。

こんな形で自分の能力を伸ばす子は、スポーツ界では中堅からトップのアスリートに至るまでめずらしくありませんしバイオリンやピアノでもそうですね。最初は半ば強制されてもそのうち自分なりに熱中するコツを身に付けた子はすばらしく伸びていきます。

楽しい刺激といえば家族旅行もいいですね。私も、子どもが小さかった頃、まとまった休日が取れたら決まって車で出かけ2~3泊していました。

話はそれますが、最近、ある仏師の方の話を聞きました。その方は15歳で弟子入りしてから今まで38年間観音様を彫刻なさっているそうです。だいたいの基礎を身に付けるのに10年間、本格的に彫れるようになるのは30年間とおっしゃっていました。私は、その話を聞きながら、各自の言語の成熟過程とそっくりだなと思いました。自分の言葉が完成するのは、個人差はさておき、だいたい30歳ぐらいではないかと考えているからです。

> イギリスの子供たちは日本と同じように小学校が6年生まであるところがほとんどです。(私立などは違ったりもしますが)中学は日本のように地元の中学校に行く選択もありますが、公立でもGrammar Schoolと呼ばれる試験のある学校があります。やはり選抜試験があるのでそれなりの準備が必要なのですが、そこでも語彙力は大きな比重を占めると思います。英語の試験はもちろん別に語彙力を試す試験もあり、あらゆる手段で語彙の増強が必要となるようなのです。そこで習得した語彙力は中学入学以降次々に課せられるEssay /Writingに使われ、添削されてまたいいものを書くよう指導されるというようです。

私は、こうした実情をだれにも知っていただきたいと思います。英語=英会話だと勘違いしている人がたくさんおられます。びっくりするようなことですがほんとうの話です。

> 今次男が受験準備でやはり語彙を増やすのに苦労しています。先日oldの同義語で antiquated obsolete dilapidatedなどとでてきてこちらがあせってしまいました。1ヶ月ほど前にやっとカードを購入して私もやるぞ!と思っていたところだったので彼の参考書からも採ってきてみようと思います。

そうですか、楽しみですね! 親が楽しそうにがんばっていると子どもも「勉強って楽しいんだなあ」と感じるようですよ。

またおたよりください。

Thank you, Kim N3-san.

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記憶(6)

「オックスフォード大学の授業」で次のように書きました。

『また、「~まで暗記する必要はない」などと言う有力な主張もあるが、人間の頭はそんな単純にはできていないでしょう。脳は、これを覚えてこれは覚えないという合理的な選択などしていません。それなりのネイティヴなら少なくとも5万語以上の語彙力を持っていてしかもそれは取捨選択して覚えたものではありません。私たちは5~6万語の日本語の語彙力がありますがまったく取捨選択の結果ではない。生涯に2度と出会わないような単語でも知っている。「そんなものは必要ないから覚えなくてもいい」というのは浅はかな後知恵であって脳はいつのまにか覚えているのです。なぜか? 必要だからでしょう。円周率は無限の数字です。何万桁も必要ではないなどと言っても無限であることは事実でしょう。なぜか? 自然が必要とするからでしょう。自然のルールなのでしょう。人間の脳も自然の一部です。必要なものは吸収せざるを得ない。なぜ、必要なのかはまだわかりません。ただ、言えることは「あれは必要でこれは不必要だ」という限定は人の脳の発達を妨げてしまう』

これを書きながら思い出していたのは、チェスの世界チャンピオンがコンピュータと試合をして勝てなくなっていることです。

人間の記憶とコンピュータの記憶の違いを考えていたのです。

円周率は無限の数字のはずです。コンピュータによる計算がどこまで進んでいるのでしょうか?何百万桁ぐらいでしょうか? いや、もっとかな? とにかくとんでもない桁数になるはずです。これに対して生身の人間が覚えた円周率の最高桁数は友寄英哲さんが達成した4万桁 ―これも驚くべき桁数ですが― だったと思います。いずれの数字も確かではありませんが、人間の記憶力が無限でないことは確かでしょう。コンピュータにかなうわけがありません。

「チェスの世界チャンピオンがコンピュータと試合をして勝てなくなっている」というのはどういうことでしょうか? ひとりの人間(チャンピオン)の脳が蓄積したあらゆるチェスの作戦をコンピュータがすべて記憶してしまったからではないでしょうか? 

人間の語彙の記憶力も、コンピュータに比較して著しく劣っています。個人の脳が記憶できる語彙数はおそらく最大限30万語ぐらい、普通は5~10万語のはずです。

記憶力が劣っていると言うより、人間の記憶とコンピュータの記憶は異質なんでしょう。

そこで、違いをまとめて見ます:

① コンピュータの計算・記憶能力には理論上限界がない。したがって、余談ですが、ひょっとしたら無限だと思われていた数字に実は限界があることがコンピュータによって発見され、その分野の数学に変革がもたらされる可能性がある。

②人間の脳の記憶能力には限界がある。

③ しかし、人間の脳には創造力があるがコンピュータにはない。たとえば、チェスのチャンピオンが画期的な新手を創造すればそのデータをコンピュータにインプットしないかぎりコンピュータは勝てなくなる。

アーサー・C・クラークとスタンリー・キューブリックは、1968年の映画 『2001年宇宙の旅』 で、スーパーコンピュータHALを創造しました。このHALにはかなりの創造性があったはずですが、21世紀に突入した今もHAL型のコンピュータは実際はもちろん理論段階でも存在しないでしょう。

Steven Pinkerも1997年に出版された 『How the Mind Works』 の第1章「Standard Equipment」 の冒頭で次のように書き出しています(太字k.y.)。

 Why are there so many robots in fiction, but none in real life? I would pay a lot for a robot that could put away the dishes or run simple errands. But I will not have the opportunity in this century, and probably not in the next one either. There are, of course, robots that weld or spray-paint on assembly lines and that roll through laboratory hallways; my question is about the machines that walk. talk, see, and think, often better than their human masters.

人間の記憶と創造の能力、不思議ですね。人は人を創造できないでしょう、多分。

その創造の秘密のひとつは人間の記憶の有限性にあるのかもしれない。記憶が有限であるからこそ新たなものを生み出すことができる。

コンピュータは ― 無限の記憶能力がネックになって ― たとえば文学を生み出すことはできない!

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絶対必要な英単語6000語(113/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1975 filling station

1976 film

1977 filter

1978 filth

1979 final

1980 finance

1981 find

1982 fine ( adj )

1983 fine ( N )

1984 finger

1985 fingernail

1986 fingerprint

1987 finish

1988 fir

1989 fire

1990 firearm

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です

(番号についてご注意ください: まず、488が抜けてしまい、さらに、1892の次が1093になってしまっています。従って、109回目の最後の単語 fault は実は1924番目の単語です。このコラムを見た方が訂正してくださいました。110回目から訂正した番号にしてあります。以後も、注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。shinshi さん、ミスのご指摘ありがとうございました。147 allegation 217 anxiety 262 arc 441 basic 442 BASIC に訂正しておきました)


バートランドラッセルの幸福論 その5

下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります

You will find that each of these different crowds has its own trouble

あなたは見出すだろう that それぞれのこれらの異なる群集sはそれ独自のトラブルを持つ

In the working hour crowd you will see anxiety, excessive concentration, dyspepsia, lack of interest in anything but the struggle, incapacity for play, unconsciousness of their dellow creatures.

仕事時間中に あなたは見るだろう 心配、過度の専心、興味の欠如 in 何でも 格闘以外、遊びの無能力、彼らの仲間に対する無意識

(勤務時間中の群集には、心配ごと、過度の熱心さ、けんか以外にはまったく興味を欠いていること、遊ぶ能力がないこと、仲間を意識していないことなどが見て取れる)
 
続く...

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オックスフォード大学の授業

「川上あかね」さんは1970年東京生まれ。ナイロビ、ローマ、東京のインターナショナル・スクールに学び、17歳でオックスフォード大学に入学。現代仏文学専攻。

今、私の手元にあるのが川上さんの―以前にも言及したことがあると思う―『わたしのオックスフォード(晶文社)』。その中に次のような興味深い一節がある(省略・太字はk.y.)。

(引用開始)翻訳のクラスは一対一ではなく、パーマン教授一人に学生が八人。二、三日前に、前週に渡された宿題を提出することになっている。課題の文章はどれも文学作品からの引用だから、ただ直訳するだけでは点がもらえない。作家のスタイル、全体の雰囲気に注意を払いながら正確な翻訳を心がける。もちろん文法上のミスなどがあったら一大事。パーマン教授に頭からバカ呼ばわりされてしまう
 「まったく大学生にもなって、こんな初歩的なミスをするとは。こういう場合はラテン語から推測がつくだろう。ラテン語が女性名詞ならフランス語もだいたいそうなんだよ。...ああそうか、君たちの世代はラテン語をやっていないんだったな。手のつけようがないね」
 昔はラテン語をかじっていない学生なんて理科系にもいなかったらしい。正統派のパーマン教授は事あるごとに古典教育の滅亡を嘆く。それでも授業は予定通りに進行し、私の訳文は予想通り、教授と仲間たちにさんざんに検討される羽目になる...
 テュートリアルは金曜日の午後六時から...
 「今週は何のエッセイだったけね?」
 「ボードレールです。『「ボードレールはロマン主義と象徴主義とのかけ橋であった」という説をどう考えるか』という題でした」
 「ふむ、じゃ、聴いてみるとしようか」
 レジーはシェリーのグラスを揺すりながら、半ば目を閉じて私の朗読に聴きいる...いい加減なことを書いたり口にしたりすると大変なことになる。斜め読みした評論家の文学論を適当にちらつかせたりしようものなら...彼は私たちが読む範囲の本などはほとんど暗記しているので、「その指摘はラガードの本のロマン主義の章に、びっくりするほどよく似ているね」などと意地悪くとどめを刺されてしまうのである。でも自分で考え抜いたことを明確に説明していけば、実に丁寧に聴いてくれる。翻訳のクラスでは、文法をまちがえでもしようものなら情け容赦なくこきおろされる。だが文学に関する感じ方のこととなると、驚くほど寛容なのだ...
 哲学のケニオン教授はレジーとはまったく違うタイプの人だ。どちらかというと冷たい感じで、私たちに対しても丁重な言葉づかいを崩そうとしない...
 ケニオン先生はエッセイの題も本のリストもすべて口づたえ。気味が悪くなるほど正確な記憶力の持ち主だ...
 「参考文献を読むより自分で考えた方がいいけど、一応、マッキーの本には目を通しておいてください。大事なのは二章と三章の真ん中あたりまで。たしか百四ページの下から六行目ぐらいのところだったと思いますが」
 それがピタリと当たっている。少なくとも書斎にある本は全冊、ページ数まで暗記しているに違いない。とんでもない人なのである...(引用終止)

それで私は何を言いたいかといいますと、およそ外国語の勉強で「 ① 文法」を軽視するなどこの上なく愚かなことだし、「② 暗記」の威力に目覚めないことなどこの上なくナイーヴなことだということです。

日本のゆとり教育下の英語教育はこの2つを等閑視してこともあろうにチーチーパッパ英語に注力した。嗚呼!

オックスフォード大学の外国語教育と日本の英語教育など比較にならないと言う方もおられるかもしれない。しかし、私はそんなはずはないと考えています。

外国語は、サバイバル用語以上のレヴェルを望むなら文法知識は欠かせない。

また、「~まで暗記する必要はない」などと言う有力な主張もあるが、人間の頭はそんな単純にはできていないでしょう。脳は、これを覚えてこれは覚えないという合理的な選択などしていません。それなりのネイティヴなら少なくとも5万語以上の語彙力を持っていてしかもそれは取捨選択して覚えたものではありません。私たちは5~6万語の日本語の語彙力がありますがまったく取捨選択の結果ではない。生涯に2度と出会わないような単語でも知っている。「そんなものは必要ないから覚えなくてもいい」というのは浅はかな後知恵であって脳はいつのまにか覚えているのです。なぜか? 必要だからでしょう。円周率は無限の数字です。何万桁も必要ではないなどと言っても無限であることは事実でしょう。なぜか? 自然が必要とするからでしょう。自然のルールなのでしょう。人間の脳も自然の一部です。必要なものは吸収せざるを得ない。なぜ、必要なのかはまだわかりません。ただ、言えることは「あれは必要でこれは不必要だ」という限定は人の脳の発達を妨げてしまう。

さらに、上記のオックスフォードの怪物たちのようにすごい人ほど暗記能力が高い。そして、暗記能力の高い人ほど創造性にも優れている。

宮崎駿さんの脳は驚異的な数の「映像」を暗記しているし、イチローの脳は驚異的な数の「ボールの動き」を暗記しているのでしょう。そんな暗記が有機的に相互作用を繰り返して創造性豊かな作品を生み出し、常人には不思議としか思えないバットコントロールを演出する。田中角栄もフォトコピーのごとき暗記力を持っていた。

米国は ― 多様で激しい批判のあることや好き嫌いは別にして ― 今や史上最強の国家です。その国家の中枢を握り富のほとんどを占めているのは知的エリートたち、平たく言えば語彙の達人たち(=暗記の達人たち)です。いとも簡単に暗記できるためにあるいは無意識の集中力が高いために本人は自覚していないことが多いが、その脳に蓄積された情報量は膨大でしょう。かくして、米国は知識人独裁の国家になっています。

こうした暗記の圧倒的な威力を示す事実の前に良し悪しの議論はむなしく響くだけです。

他方で、脳が活性化してどんどん情報を吸収加工できる時ほど、人は元気でしょう。宮崎駿さんははた目には囚人のような生活をしながら睡眠4~5時間で輝いておられる。

私などまだまだ開発の余地がある。凡人ほど余地があるはずです。

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コメントにお答えする(9/2005)

Flatpickerさんへ。

コメントいただきありがとうございます。私の方こそ我田引水ばかり(^^;)のコラムを読んでいただき恐縮です。もちろん、リンクは大歓迎です。

「記憶(4)」の追記で紹介させていただいたFlatpickerさんの記事は私が日ごろから注目している「ネイティヴのボキャビル状況」を知る上でほんとうに参考になるものでした。日本でも「しっかりした中学」の各教科で使用されている語彙はたいへん高度なもので数万語は優に超えるレヴェルです。生徒たちはそうした語彙をかなりの程度暗記せざるを得ません。ネイティヴの語彙の豊かさにノン・ネイティヴが対抗することの困難さをまざまざと実感させるほんの一例です。

> 私は楽器の練習とサイエンス系の勉強にも多くの時間を費やさなければならないので、英語に使える時間は限られてしまいます。ですが、あと数ヶ月でどうにか2万語程度に達しそうです。運用語彙数を上げる努力をしながら、後はいよいよ"Merriam-Webster"英英辞書の暗記に移り、ドンドン「単語を狩って」行こうと思っています。

すごいですね。 「楽器の練習とサイエンス系の勉強」ができることもすばらしいと思います。

> これから先、英語にくたびれた時は、こちらのアンチ・バベルの塔を読み、inspirationとさせて頂きたいと思います。これからも宜しくお願いします。

私は人生にくたびれると英語と日本語に逃げ込んでごまかしてきました(^^;)。そしていまだにもがいています。こちらこそ、よろしくお願いします。

> 英作文は頻繁に書かれるのでしょうか?公開される予定はありますでしょうか? 私は週3、4回程英作文か、英語版のブログをアップしていますが、まだまだ自分の思うように表現出来ません。以前、アメリカ人の友人が、ワード5ページのエッセイを20分で書き上げたのを見てショックを受けましたが、私は1000語程度のエッセイを30~40分で書けるように、と努力しています。

いいえ、もっとも頻繁に書いたのは十数年前にインタースクールの翻訳科(本科~プロ科)に通っていたころで、今は模写以外はあまり書きません。日本語を書くだけで時間がなくなってしまいますし、公開するほどの英文を書くには時期尚早だと考えています。この先1~2年でボキャビル(10万語以上)の作業を終了したあと、アクティヴ・ボキャヴラリーを強化しながら英語で書く訓練に重点を移し、スタイルを模索しながら、できたら5年ほどで英語で何かを発表できる程度のレヴェルまでもっていきたい、その後さらにみがきをかけてリービ英雄氏の日本語力のような英語力を身に付けたいという夢があります。しかし、今はまだまだです。インタースクール時代に「プロと変わらない」という評価はもらっていましたがまだまだ自分で納得できません。実は、日本人の方々が書いた英文を読むと、その人の留学歴・肩書き(MBA・学者・政治家など)の如何にかかわらず、いかにもお粗末な間違いだらけの英文に驚くことが珍しくありません。ときには、りっぱな大人の方たちが小学校1年生のような英文を書いて交換されているのを見て異様な感じがします。英字新聞の日本人ライターなどの英文は、ミスこそありませんが、ネイティヴのプロ・ライターの英文に比較したらまったく別物です。立体的な躍動感がほとんど感じられないのです。2次元のフラットな英文です。自分の数々の難点は棚に上げて人の欠点は鋭く探ってしまうというまことによろしくない態度ではありますが、とりあえずそんなことをする程度の力はあります。しかし、自分で納得できる英文はまだまだ書けないということです。

私は、書くスピード(それが必要な時も当然ありますが)にはあまり興味はありません。たとえば、英語のネイティヴなら、シドニー・シェルダンのようなスタイルを利用すればいくらでも早く書けるでしょう。しかし、早く書けるスタイルは、私の場合は、すぐに飽きてしまってあまり好きになれません。知的で明晰で適度に重さとひねりのあるスタイルが好きです。

とまれ、書きたいですよ、ほんとうに! 長生きしてがんばります(^_^)。 

> 私は以前、Efharisto ="thank you" (to the tower of antibabel)の名でコメントさせて頂いています。

これは気づきませんでした。失礼しました。

Thank you, Flatpicker-san.

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絶対必要な英単語6000語(112/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1961 fiction

1962 field

1963 fiend

1964 fierce

1965 fiery

1966 fifteen

1967 fifth

1968 fifty

1969 fig

1970 fight

1971 figure

1972 figurehead

1973 file

1974 fill

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です

(番号についてご注意ください: まず、488が抜けてしまい、さらに、1892の次が1093になってしまっています。従って、109回目の最後の単語 fault は実は1924番目の単語です。このコラムを見た方が訂正してくださいました。110回目から訂正した番号にしてあります。以後も、注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。shinshi さん、ミスのご指摘ありがとうございました。147 allegation 217 anxiety 262 arc 441 basic 442 BASIC に訂正しておきました)

バートランドラッセルの幸福論 その4

下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります

Stand in a busy street during working hours, or on a main thoroughfare at a week-end, or at a dance of an evening; empty your mind of your own ego, and let the personalities of the strangers about you take possession of you one after another.

立ちましょう にぎやかな街路に 仕事時間中の、or 大通りに 週末に、or 夜のダンスパーティーで; 空にしましょう あなたの心 of  あなた自身の自我、and let 見知らぬ人たちの個性s あなたの周囲 あなたを所有する 次々に

let A take possession of you Aにあなたを所有させる

(仕事時間中の繁華街や、週末の大通りや、夕べのダンスパーティーに居合わせて、自分の心の自我を空にして周囲の見知らぬ人たちの個性に次々と自分を任せてみましょう)

続く...

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「才能」(20)

神戸女学院大学の山裕嗣(やまひろし)先生が作成された、「多重知能」発見テストのなかに、下記引用(太字k.y.)の問題があります(『賢い脳のつくり方(講談社+α文庫より)』)。

みなさんも、いっしょにどうぞ。

(引用開始) 

高校の英語と国語で

a. 両方とも得意

b. 英語は得意、国語は苦手

c 英語は苦手、国語は得意

d. 両方とも苦手.

解説: 英語と国語は言語的能力の反映と言われていますが、実は英語は、国語よりも数学に近い能力が必要です英語は、文法ルールなどを意識的に獲得していくため、かなりの論理的能力が反映しているのです。したがって、a. と答えた人は、数学も得意なはず。不得意なら、数学の未開発能力が眠っています。b. は、どちらかといえば論理思考タイプ。c. こそ、言語的能力のみが強い人です。言語的能力とは、ある記号(言葉)からそれが意味する対象をすばやく、かついろいろな可能性を想定して思い出すことができる能力です。(引用終止)

私は、英検1級程度までは ① 論理的能力の役割が大きいと思いますが、レヴェルが高くなるほど ② 「論理的能力と言語的能力の一体化したもの」が必要になると考えています。常に変わらず必要なものは ③ 「記憶力」でしょう。

そして、① ② ③ のすべてが、辞書(あるレヴェル以上は英英辞書中心)を読んで暗記していく過程で ― 音読や多読も併用すれば―活性化されるはずです。私自身はそんな実感があります。

多読や音読だけでは大きな限界があります。

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絶対必要な英単語6000語(111/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1941 feet

1942 fell

1943 fellow

1944 fellowship

1945 felt

1946 female

1947 feminine

1948 fence

1949 fend

1950 fern

1951 ferry

1952 fertile

1953 festive

1954 fetch

1955 feud

1956 feudal

1957 fever

1958 few

1959 fiber

1960 fiberglass

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です

(番号についてご注意ください: まず、488が抜けてしまい、さらに、1892の次が1093になってしまっています。従って、109回目の最後の単語 fault は実は1924番目の単語です。このコラムを見た方が訂正してくださいました。110回目から訂正した番号にしてあります。以後も、注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。shinshi さん、ミスのご指摘ありがとうございました。147 allegation 217 anxiety 262 arc 441 basic 442 BASIC に訂正しておきました)

バートランドラッセルの幸福論 その3

下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります

A mark in every face I meet,Marks of weekness, marks of woe. Says Blake.

ひとつのしるし in 私が出会ういずれの顔、弱さのしるしs、苦悩のしるしs とブレイクは語る

Though the kinds are different, you will find that unhappiness meets you everywhere.

その種類sは異なるけれど、あなたは見出すだろう that 不幸はあなたに出会う(=不幸はある) どこでも

Let us suppose that you are in New York, the most typically modern of great cities.

想定しましょう that あなたはいる in ニューヨーク、最も典型的に現代的な 大都市sの中で

続く...

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絶対必要な英単語6000語(110/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1926 favor

1927 favorable

1928 favorite

1929 fawn ( N )

1930 fawn ( V )

1931 fear

1932 feast

1933 feat

1934 feather

1935 feature

1936 February

1937 federal

1938 fee

1939 feeble

1940 feed

1941 feel

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です

(番号についてご注意ください: まず、488が抜けてしまい、さらに、1892の次が1093になってしまっています。従って、109回目の最後の単語 fault は実は1924番目の単語です。このコラムを見た方が訂正してくださいました。110回目から訂正した番号にしてあります。以後も、注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします)

バートランドラッセルの幸福論 その2

下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります

If you are happy, ask yourself how many of your friends are so.

もしあなたが幸福なら、自問しなさい 何人のあなたの友達がそうなのか

And when you have reviewed your friends, teach yourself the art of reading faces; make yourself receptive to the moods of those whom you meet in the course of an ordinary day.

And あなたの友人たちを検討したら、あなた自身に教えなさい 顔(=表情)を読む術 ; あなた自身を~に対して敏感にする あなたが会う人たちの気分 ありきたりの一日のうちに

(友人たちのことを振り返って、その表情の読み取り方を独習しましょう、つまり、日常出会う人たちの気分をすばやく感じ取れるようにするのです)

続く...

追記: この記事 http://internationaleflcafe.com/reading-english-articles-vocabulary-using-a-dictionary.htm おもしろいですよ。

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コメントにお答えする(8/2005)

M.Wakasa さんへ

いつも「アンチ・バベルの塔」をご覧いただきありがとうございます。

番号の付け違いのご指摘、感謝しています。実は、何とか時間をみつけてがんばって書いているのですが、誤字・脱字・ナンバリング・その他の間違いをチェックする時間がほとんどなく、気になりながら放置しているのが実情です。

ちゃんと見ていてくださったことはたいへんうれしいです。Noを前に戻ってチェックするのはとてもたいへんなので今回から、ご指摘どおりに、さっそく訂正させていただきます。お手数をかけてしまいました。

> 「アンチ・バベルの塔」は、「 ① あまりに時間と労力を要求するが故に、誰もやろうとしなかった方法」 ですが、「 ② すばらしい方法」 だと思います。

① はまったくおっしゃるとおりです。私も、社会的なあるいは親としての責任が皆無だった学生時代に気づいていればどんなによかったことかと時々思うことがあります。

ただ、もうひとつの視点もあります。2万語前後を超える各語彙(単・熟語その他の関連表現)の多様な意味・用法を多読その他の方法で理解し記憶することは事実上不可能でしょう。辞書暗記しか考えられないし、それ以外に成功した方法を知りません。アイデアはふんだんにありますが「実際に実行して成功した事例」は聞いたことがありません。あればそれこそぜひ知りたいのですが今までのところありません。

5万以上となるとみなさん躊躇されるかもしれませんが、2~3万語なら十分可能だと考えています。時間のある学生なら2年ほどでできるでしょう。司法試験受験者の集中度や勉強時間数などと比較すればやってやれないことではありません。ただし、国家試験などと違って、そんな勉強が将来実利面でどれだけ報われるのかとなると非常に不確かです。それは、「アンチ・バベルの塔」の弱点です。

② のように言っていただけるとはうれしい限りです。励みになります。

M.Wakasa さんの辞書類暗記がスムーズに進み、できるだけ早くその成果が実感されるようになることを願っています。

これからも、よろしくお願いします。

Thank you.

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絶対必要な英単語6000語(109/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1108 fare

1109 farewell

1110 farm

1111 farsighted

1112 farther

1113 fascinate

1114 fashion

1115 fast

1116 fast food

1117 fasten

1118 fat

1119 fatal

1120 fate

1121 father

1122 father-in-law

1123 fatigue

1124 faucet

1125 fault

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


バートランドラッセルの幸福論

下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります

Animals are happy so long as they have health and enough to eat.

動物は幸福である ~であるかぎり they have 健康 and  たっぷりの食べもの

Human beings, one feels, ought to be, but in the modern world they are not, at least in a geat majority of cases.

人間は、人は思う(f-) [幸福である]べきだ、 but 現代の世の中で they are not, 少なくとも 大多数の場合

(人は―人間は幸福であるべきだ―と思っているが、現代の世の中では、少なくとも大多数の場合、そうではない)

If you are unhappy yourself, you will probably be prepared to admit that you are not exceptional in this.

もしあなたが不幸なら 自身、 you will probably  ~する用意ができている 認める that  あなたは例外ではない  このことにおいて

(もし自分自身が不幸なら、自分もその例外ではないことをおそらくすぐに認めるだろう)

続く...

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「アンチ・バベルの塔」の建築現場

「アンチ・バベルの塔」は、辞書にある各語彙をみたときに、未知のものはもちろん、少しでもピンとこない語彙や、既知のものであっても説明を読んで興味を持ちちょっと記録しておきたいなと思う語彙、などを情報カードに記録していきます。

たとえば、Cambridge Advanced Learner's Dictionary の883ページは larch という単語ではじまります。

それで、larch の説明を読んでみます。すると、[C] a tall tree which grows in cold northern countries and loses its needle-shaped leaves in winter と書いてあります。私の頭の中ではラーチは「北のほうの木」だという認識はあるのですが日本名が思い浮かびません。それでハードディスクにスタンバイさせてある 『ランダムハウス英和辞典で』 で調べると、【1】カラマツ(唐松):カラマツ属 Larix の針葉樹の総称. 【2】カラマツ材(larchwood):堅くて丈夫なカラマツ属の木材 となっています。そうだ、唐松だったと思い出します。しかし、loses its needle-shaped leaves in winter(針葉を冬に落葉する)という事実は知らなかったので「へー、そうか」と思って北国の背の高い木のイメージを思い浮かべます。「なるほど...」という感じです。

次は lard [U] これは知っています。次は同じ lard ですが今度は動詞です。いきなり lard sth with sth というフレーズがあります。まあ意味はだいたい分かりますが説明を読みます。If speech or a piece of writing is larded with a particular type of language, it has a lot of that type of language と書いてあるので、典型的には、特定の表現をラードを塗るようにたっぷり使って話したり書いたりすることだなということが分かります。例文は、Her speech was larded with literary quotations. です。「そうかあ、彼女は文学的な表現をたっぷり引用してしゃべったのか」となるわけです。これは、おもしろいと思ったので情報カードに定義も例文も書き込みます。それで、もちろん、例文は感情を込めて2~3回音読します。

次は large でかなりいっぱい書いてありますが、( as ) large as life というフレーズをちょっと読んでみます。すると、used as a way of describing a person you see, and are surprised to see, in a particular place という説明があります。この and are surprised to see というニュアンスをはっきり心得ていたとは言えないのでこのフレーズは情報カードに定義も例文も書き込みます。例文は、I looked up from my newspaper and there he was, as large as life, Tim Trotter ! (ふっと新聞から目をあげると何と彼が、本人がいた、ティム・トゥロッターがいたのだ)。思わずその情景が浮かんできます。音読もバッチリ。

以上が「アンチ・バベルの塔」の建築現場のほんのひとこまです。

「辞書を暗記しています」というと「辞書を丸暗記しても仕方ないでしょう」とか「丸暗記はだめだ」とか言われますが上記のような作業は「丸暗記」とはほど遠い作業です。「丸暗記」というのは受験勉強で「英単語⇔日本語がひとつかふたつ」というような形の単語集をしゃかりきになって暗記するイメージでしょうが「アンチ・バベルの塔」はまったく違います。読書の要素を多分に含みいろいろなイメージを構築する楽しみもある多角的な営みで「単語帳丸暗記」とは100パーセント異なります。「覚えていく」ことだけは共通ですが実際の作業の内容はまるで違います。しかし、その違いはやってみたことがない人には想像できないようで、たいていの人が「丸暗記」と勘違いして確かめもせずに拒絶してしまいます。残念なことです

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絶対必要な英単語6000語(108/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1094 false

1095 falter

1096 fame

1097 familiar

1098 family

1099 famine

1100 famous

1101 fan ( 1 )

1102 fan ( 2 )

1103 fanatic

1104 fancy

1105 fantastic

1106 far

1107 faraway


もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


私の創作

そよかぜに ゆらぐわかばの やわらかさ

( 微風に 揺らぐ若葉の 柔らかさ )

Young leaves,

Trembling softly

In the spring breeze,

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絶対必要な英単語6000語(107/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1877 facility

1878 fact

1879 faction

1880 factor

1881 factory

1882 faculty

1883 fade

1884 Fahrenheit

1885 fail

1886 faint

1887 fainthearted

1888 fair [adj]

1889 fair [N]

1890 fairy

1891 faith

1892 fake

1093 fall

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


語彙とリスニング

構文をマスターしたあとでリスニングがうまくいかない理由は簡単です。耳で把握できる語彙が不足しているからです。だから、語彙を暗記する時は必ずしっかり声を出して発音とアクセントを確認する。例文も意味を理解したらリズムを意識しながらしっかり音読する。他方、黙読で多読する場合でもそのリズムを殺してはいけない。

理由を言うのは簡単でも、対策を実行するのはたいへんむずかしいことです。無意識に実行できるようになれば最高ですね。いっしょに、がんばりましょう。

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英語力の判断基準

今回は、他の人の例をあげていますが―偉そうなことを言える立場ではありませんので―深い自戒を込めて書きます。

英語の力を判断する基準はいろいろあります。

そのうちのひとつは読解力です。

さらに、その読解力を判断する基準は翻訳力です。英語をどれだけ正確に日本語に翻訳できるかというのが基準になります。英文を精読しながら日本語に正確に訳していく力が、英語の力を判断する明確な基準になります。

正確な構文で高度な内容の文章を日本語で書いている人が、あっと驚くような「英日翻訳」をすることがあります。

なぜ、あっと驚くのか?

翻訳の日本語がむちゃくちゃだからです。まず、SVOCがどうなっているのかわかりません。首と胴体がつながらないような文章を平気で書いてあります。さらに、訳語が実に不適切です。ひとことでいうと、ぜんぜん英文が読めていないわけです。それを平気で書いてある。

なぜ、そんなことになってしまうのか?

文法(構文)・精読・ボキャビルを軽視するからです。私は、怖いから、とてもそんなことはできません。多読だけではなく「精読(仕事)」と「辞書暗記」を励行する所以(ゆえん)です。

さて、やや極端な例にはなりますが、「どこまでも正確に意味をとる」訓練を通じて読解力の向上を期すグループがあります。中央大学名誉教授・木田元氏のグループです。ただし、言語は英語ではなくドイツ語で、読解対象は難解な哲学書です。

その木田氏の発言を ― 『季刊 本とコンピュータ 2000 冬』の「理系の<読む>と文型の<読む>」という討論記事から ― 引用しておきます(太字はk.y.)。

(引用開始)ぼくはもう三十年ぐらい、十五、六人ぐらいで哲学書の読書会をやってきたんですけれども、とにかく馬鹿みたいなトレーニングなんです。二年間か三年間、毎週、ただただ読まされるんですから。これからどうなるかはわからないけれども、いまのところ、あと十年ぐらいの間は、やっぱりぼくのやり方じゃないとね。(笑い)
 それがいちばんはっきりしているのは翻訳です。たとえば哲学の本の翻訳は、ほんと職人芸ですから、ぼくがやっているような修行をさせないと、絶対にダメなんですよ。哲学の本の翻訳なんて八十パーセントは使い物にならない。ぼくが読んでもわからないような翻訳ばっかりなんですから。だいいち訳している本人がよくわかっていない。(笑い)(引用終止)

たいていの人はこの職人トレーニングをいやがります

しかし、この職人芸 ― 木田先生の足元にも及びませんが ― 私は好きですよ。


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絶対必要な英単語6000語(106/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1862 extraordinary

1863 extravagance

1864 extreme

1865 eye

1866 eyeball

1867 eyebrow

1868 eyeglass

1869 eyelash

1870 eyelid

1871 eyesight

1872 eyesore

1873 eyewitness

1874 fable

1875 fabric

1876 face

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


Warriner's English Grammar and Composition

この本は文法の復習をするには非常に優れた本のひとつです。

そう思っていたら、何と、あのホラーの王様・スティーヴン・キングが 「文法を磨き直そうと思うなら、近くの古本屋へ出掛けてウォリナーの『Warriner's English Grammar and Composition』を捜すことだ。誰もがハイスクールの二年か三年の頃、ショッピングバッグの茶色い紙で丁寧にカバーをかけて持ち歩いたあの本である。必要なことはあらかた表表紙と裏表紙の見返しにまとめられているのを見れば、ほっと救われて気が軽くなるだろう。」と『小説作法(On Writing の訳本)』に書いてあった。

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「才能」(19)続

天才たちのことばを続けます。

オペレッタの作曲家・ルドルフ・フリムル: 「ピアノの前に座ってピアノに両手を置いたら、後はスピリットに導いてもらうのです。音楽をやるのは私ではありません。作曲は、まったくもって私の仕業ではないのです。私はただの道具です。私はただ使われているだけです」

マイケル・ジャクソン: 「自分の歌は自分で作ったものではなく、授けられたものだ。あるときは夢の中で言葉を授けられる。目が覚めるとそれをすぐ書き写す。また別のときには、突然言葉が聞こえてくる。それらの言葉は自分が考えたものではない。それはそこに置いてあったもので、自分はただそれを持ってきて世の中の人々に伝えるに過ぎない」

ジョン・レノン: 「自分の歌は天から授けられたものであり、その歌と自分自身の間には何の関係もない。自分は不完全で未熟な人間であるが、授けられた歌はすばらしく、決して自分が作った歌ではない」

芥川龍之介: 「深夜に頭の中に白い光がさしてくると、ひとりでに書けてくる。この光が消えてくると筆が進まない」

三島由紀夫: 「私の本の中の人物は、私の頭の中で勝手に生きているのです。彼らが何をし、何を言うのか私は知らないのです。彼らはいつも私を驚かせます。実際私は彼らの言う通りを紙に書いているだけです。だから私は本を書くのにあたって構想を立てるということはまるでないのです」

推理作家・内田康夫: 「ぼくはこれまで一度もプロットを考えて書いたことがない。おもしろい話を思いつくまま、ワープロのキーをたたくだけである。たたきながら、次々にその先の情景やひとの動きが見えてくる。そんな具合だから、ミステリーを書いていながら犯人が誰かわからないことがある。『長崎殺人事件』では、ストーリーの五分の四ぐらいまで書いても、犯人が誰なのか、ぼくは知らなかった」

続く...

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「才能」(19)

前回、スピードスケートの清水選手のことを書きましたが、今回は「天才たち」のことばをいくつか拾ってみます。

アインシュタイン: 「私は基礎的な法則を発見するとき、論理の筋道をたどるのではなく、直感による」

詩人・アルチュール・ランボー: 「自分は思うのではなく、思わされているのだ。自分は楽器に過ぎない。音楽の方が勝手に自分の中を通っていく」

モーツアルト: 「作曲するすべての曲が、どこからともなく聞こえた。美しい彫像のように立体的に見えた」

ブラームス: 「たちまち曲想が神からじかに私の中に流れ込んできた。そうして霊感的な気分にいる私に、1小節、1小節完成された曲がそっくり聞かれた」

ゲーテ: 「私は自分の詩をまったく違ったふうにして作った。私は前もって何の印象も、どんな予感も持たなかった。それは、突然私の心に振って湧いたと思うと、あっという間にできあがった。私は自分が本能的に夢見るように、その場で書き下ろすように駆り立てられるのを感じた」

続く...

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絶対必要な英単語6000語(105/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1844 explode

1845 exploit

1846 exploit ( N )

1847 exploit ( V )

1848 explore

1849 export

1850 expose

1851 express

1852 expressway

1853 exquisite

1854 extend

1855 extent

1856 exterior

1857 external

1858 extinct

1859 extinguish

1860 extra

1861 extract

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


頻度を表す副詞(ケンブリッジ実用英単語より)

always(いつも)→ usually(たいてい)→ often(よく)→ sometimes(時々)→ now and then(時々)→ occasionally(ときたま)→ not often(たまにしかない)→ hardly ever(めったにない)→ rarely(ほとんどない)→ never(絶対にない)

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絶対必要な英単語6000語(104/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1825 exercise

1826 exert

1827 exhale

1828 exhaust

1829 exhibit

1830 exile

1831 exist

1832 exit

1833 expand

1834 expect

1835 expedition

1836 expel

1837 expend

1838 expense

1839 experience

1840 experiment

1841 expert

1842 expire

1843 explain

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


日本語の発音とサンスクリット系の発音(作家・石井宏さんの説明を拝借)

日本語 = ひとかたまりないしは1本の線のようなミズアメのような発音: トロークダサーイ

サンスクリット系 = 粒子の連続のような発音(シラブルごとにブツ切れ): ト・ロ・ク・ダ・サ・イ

だから、粒の連続式英語をミズアメ式に話すと英語のネイティヴには分かりにくくなる

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英語学習法(18)

安くて楽しく簡単な最新英語学習法

http://www.eigokyoikunews.com/eigokyoiku/essay/200408/page2.shtml

英語学習手段の多様性・利便性は、ほんの数年前に比較しても、格段に高くなっています。構文と標準的な音声をマスターしたあとは「最小限2万語までのボキャビルと多読を中心にした学習」の有効性を疑う人は皆無でしょうが、それにプラスして上記サイトにあるような―私の若いころは想像だにできなかった―学習手段がふんだんにあります。ところが、案外そのことに気づいていない人も多いと思いますので(前にも言及したかもしれません)紹介してみました。また、上記記事を載せている『英語教育』は―ご存知の方も多いはずですが―英語学習者にとっては興味ある出版物のひとつです。

以下は、冒頭部分の引用です。

(引用開始) 英語の使い手になるには、英語を使わなければならない。使っていれば使えるようになるし、使っていなければいつまでたっても使えるようにならない。簡単な話である。今までの日本人が英語下手だったのは、受験勉強以外に、英語を使う機会も必要もなかったからだ。ところが、ICT (Information and Communication Technology) の著しい進展や経済活動の急速なグローバル化で、状況は一変した。今や英語を使う機会はいくらでもあるし、実際に英語を使う必要も出てきた。英語教師も、英語の解説者であればよかった時代は終わり、英語の使い手であることが求められようになってきた。
 
今月の特集は、英語の使い手になるために、安く、楽しく、簡単に英語を学習する方法を紹介しようとするものである。「安く」といえば、今や日本は世界で最もブロードバンド料金が安い国になった。インターネットに常時接続してあれば、無限ともいえるサイトの中から、自分の興味・関心に合うものを選んで「楽しく」「簡単に」英語を使うことができる。本稿では、主にこの新しいメディアを使うことでどのような学習方法が可能になったのかを、InputとOutputに分けて見ていくことにする。(引用終止)

日ごとに緑が鮮やかになってきました。野鳥も生き生きしてきました。私の部屋の西側にある大きな柿の木の下に見事な雉(きじ)が数日おきにあらわれてのんびり優しい陽ざしを楽しんでいます。人もなにかうきうきしてくる季節ですね。

追記: http://www.worldvillage.org/lang/index.html も便利です。

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絶対必要な英単語6000語(103/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1809 exalt

1810 examine

1811 example

1812 exceed

1813 excellent

1814 except

1815 excess

1816 exchange

1817 excite

1818 exclaim

1819 exclude

1820 exclusive

1821 excursion

1822 excuse

1823 execute

1824 executive

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


外国の日本語学習者

昨夜寝る前にテレビをつけると、日本語を習得した(あるいは今でも学習している)外国のひとたち数人が参加して日本語で話している討論番組でした。日本語教師の方たちが―途中から見たので確かではありませんが―聴衆だったようです。

パネラーは2~3人の日本人+4~5人のノン・ネイティヴでした。みなさん日本語が達者で、なかでも2~3人の女性はすばらしい日本語をしゃべっていました。

そのなかの日本人パネラー(日本語教師)の方が、「私は、日本人がまったくいないまたは観光客ぐらいしかいないところで日本語を独学したにもかかわらずネイティヴ並みの日本語を習得したひとを何人も知っている。どうして勉強したのかと聞くと、テープが擦り切れるまで聞いたとか、DVDを徹底して見たとか、日本語を独りでしゃべっていたとか、鏡に向かって日本語で自分に語りかけていたとか、観光客を見つけて話しかけたとか、という答えだった。だから、そういう不利な環境でも日本語をマスターすることは十分可能だと思う」という趣旨の話をしておられたのが印象的でした。

英語学習についてもまったく同じことが言えると思います。さらに、日本の英語学習環境は、外国で日本語を学ぶ人たちの環境に比較して、はるかに整っています。

やっぱり、ポイントは興味を持って集中・持続することでしょう。

もうひとつ印象に残ったのは、「ことばの用法にはロジックだけで説明できないものもある」という趣旨の発言でした。


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英語学習法(17)

デーブ・スペクターさんの日本語学習法については前にも少し言及したことがあります。

デーブさんは、その著書 『英語は”ナガシマ流”でいけ(ごま書房)』で、日本語の単語学習に関して次のように語っています(章タイトル以外の太字はk.y.)。

(引用開始)

とにもかくにも単語の数を増やそう

 僕は、英語が上手になるには、学校教育に従っているだけではダメだと宣言してもいい。自分のやり方を見つけて、自分なりに道を切り開いてみてはどうだろう
 方法は人それぞれだろうけれど、僕の場合は、何しろ単語の数を増やしていくことの一語に尽きた。とにかく単語を覚えた。単語さえ知っていれば、映画を見に行っても、知ってる単語が出てくれば、なんとなく納得がいく。これは映画に限らず、何にでもあてはまることだ。
 そこで僕が発明したのは、本や教科書をいっさい使わないで、和英と英和の辞書を二冊だけ持つというやり方だった。これを毎日、目をつぶったままパラパラとページをめくり、適当なところで、面白そうな言葉、あるいはまえから知りたかった言葉を見つけてはノートに読み方と意味をメモしておく
 そして、一日が終わるころ、家族でも友人でも誰でもいいから、ほかの人に頼んで、どのくらい覚えているかテストしてもらった。ただ、土日は休んでいたけれども、月曜から金曜までは、毎日それを続けた。一日、一〇の単語を覚えれば、一週間で五十、一ヶ月で二百五十になるけれど、二百五十の単語といったら、相当なものだ。無理してものすごくむずかしいものを読んだり、文法の ~ing を暗記するよりも、一週間で五十の単語を暗記した方がずっといい。
 もちろん、メモしたからといって、必死に暗記することはない。全部覚えようとしてもそれは無理だ。忘れたっていい。しかし、毎日辞書をめくっていると、忘れた単語でも前に書いたメモにぶつかるから、また思い出すことができる。
 僕はこのメモを、小、中、高とずっと続けてやったわれながら一番感心しているのは、この作業を毎日続けたことだ。習慣の力ってすごい。僕が今しゃべっている日本語は、ほとんど、当時作ったリストのなかにある単語のおかげだ。
 僕の日本語が上達したのは、それ以外に理由は考えられない。けっして頭がいいとか、勉強家だったわけではない。それが証拠に、学校の成績は通信簿を両親から隠してしまうほどいつも最悪だったのだから。(引用終止)

「勉強家だったわけではない」と書いてありますが、世間ではこんなやり方を「勉強」といいます。デーブ・スペクターさんは、少なくとも日本語については、たいへんな「勉強家」であったことはまぎれもない事実でしょう。

さらに、今もこのようなやりかたを続けているそうです。

「勉強」を ― 「勉強」ではないと言えるほど楽しんで ― 継続できる人はかくもすばらしい成果をあげています。継続していてあるレベルを超えると、その実力は単利ではなく複利で増大し、当初は考えられなかったようなことができるようになり、ますます勉強=楽しさに拍車がかかります

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絶対必要な英単語6000語(102/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1787 evaluate

1788 evaporate

1789 eve

1790 even

1791 evening

1792 event

1793 eventual

1794 ever

1795 every

1796 everybody

1797 everyday

1798 everyone

1799 everything

1800 everywhere

1801 evict

1802 evidence

1803 evident

1804 evil

1805 evolve

1806 ewe

1807 exact

1808 exaggerate

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


4種類の英語

小林薫氏によると、日本人の英語には次の4種類あるそうである。

① 英語も上手で話の中身も濃いもの

② 英語はあまりうまくないが、話の中身は濃いもの

③ 英語は上手だが、中身がないもの

④ 英語も下手で中身もないもの

そして、①なら最高だがビジネスマンは②で十分だとおっしゃっている。言葉というものは、低いレベルなら低いレベルで、高いレベルなら高いレベルなりに、自ずとついてくる由。(小林薫著『苦手な英語に自信がつく本』より)

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「才能」(16)

一般の人たちが、傑出した人たちの「才能」を感じるのはどういうときか?

私は、絵画を見たときやスポーツ選手の動きを見たときあまりの見事さに畏怖の念にさえ打たれることがあります。そんなときに「才能」を感じる。

常人とは別の世界に棲息する至高の存在のように思える。

たとえば、上村家は3代にわたって優れた画家を輩出しているが、最も「才能」を感じるのは初代上村松園の美人画である。彼女の絵は神々(こうごう)しいまでの光芒を放って人を惹きつける。松園独特の「清澄な感じのする香高い珠玉のような絵」は、反射的に姿勢を正すほど清楚で見事である。その凛(りん)とした気品は、私の日本語ではとても表現できない。

ヨーロッパサッカーの天才プレーヤーたちの姿も美の極致といえる。私でも分かるむだのない流麗な動きはフットボールというよりもクラシックバレーさえほうふつとさせることがある。もちろん、獲物に襲い掛かる豹(ひょう)のようにゴールを決める瞬間の姿も実に美しい。

そんな磨かれつくした才に輝くときの脳はどのような状態になっているのであろうか?

谷川棋士の『集中』にスピードスケートの清水選手を描写した箇所があり、次のように書かれている(太字k.y.)。スポーツ選手が極限のパフォーマンスに至るときの脳の励起(れいき)が見えるような1節である。

(引用開始)最近、長野五輪金メダリスト、清水宏保さんの興味深い話を、新聞記事で読んだ。清水さんは、最高の状態で滑っている時は自分の周りが真っ白になり、外の音は何も聞こえてこないそうだ。視野は三十センチぐらいしかなく、滑るべきラインが光って見えるそうで、「そこは、抑えながら....とか、自分と対話しながら滑っていますね。でも、いい滑りができた時ほど、記憶が飛んでいます。悪い時は全部覚えているけれど。いい時ほど記憶が消える。より本能に近い滑りだからかもしれない。何週間かたって、ふっと記憶が戻ったりすることもある」といっている。(引用終止)

すごい!ですね。

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絶対必要な英単語6000語(101/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1770 escalator

1771 escape

1772 escort

1773 especially

1774 essay

1775 essence

1776 essential

1777 establish

1778 estate

1779 esteem

1780 estimate

1781 et cetera

1782 eternal

1783 ethics

1784 ethnic

1785 etiquette

1786 evacuate

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


 谷川棋士曰く、「コピー機がなかった時代の棋士の卵は、棋譜を一日がかりで書き写し、それで勉強したものである。一局の棋譜を手で書き写すには結構時間がかかる。その時間をムダと思うか、それとも、そこから何かを得ようとするかで、将来的には大きな違いがある。プロの対極の記録をとらないと強くならないとはいいきれないが、苦労しないで効率よく強くなった人は、弱くなるのも早いものである。」( 谷川棋士著 『集中』より )

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記憶(5)

記憶といえば薬学博士・東京大学助手・池谷裕二さんの名がすぐ浮かびます。

このコラムでもよくアイデアを拝借しています。

今回は、記憶に関する池谷さんの観点を―『VISA 2005 5月号』の同氏の記事を参考にして―箇条書きにしてまとめておきます。

1 「歳をとれば記憶力は低下する」という考えは、最近の脳科学によれば、迷信である。

2 歳をとっても記憶は増強できる。

3 大人は、蓄積された記憶量が子どもに比較して格段に大きいので、思い出すのが多少困難になる。

4 子どももひんぱんに物忘れを繰り返していて、大人が特にひどいわけではないが、「歳をとると脳力が低下する」という錯覚が社会的通念として存在する。その錯覚によるマイナスの自己暗示が能力開発の妨げになる。

5 子どもと大人の決定的な違いは「情熱の強さ」と「復習の回数」にある。大人は生活がマンネリ化して情熱と執着心が薄れることがあるのに対し、子どもはたいへんな情熱と興味を持って繰り返し対象に接するため自ずと記憶力も高まる。

6 脳は活かすも殺すも各自の心がけ次第である。

ちょっと注意して観察すれば分かるが、子どもが大人より鋭敏とは限らない。「若かった頃なら...」というのは、恰好の言い訳にはなるが、真実ではないでしょう。

以上、大人の人たちに捧げます。

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絶対必要な英単語6000語(100/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1752 envelope

1753 environment

1754 envy

1755 epidemic

1756 episode

1757 equal

1758 equator

1759 equip

1760 equivalent

1761 era

1762 erase

1763 erect

1764 erode

1765 err

1766 errand

1767 error

1768 erupt

1769 escalate


もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


 今、英語学習法のコラムで小林薫氏の学習法をとりあげているが、氏は、能率的な英語勉強法を人に聞かれても1日1時間以上勉強していない人には答えないそうだ。量的な蓄積がないと、勉強法を説いても、話にならないからだという。
 日本人がある程度英語をあやつるには最低1000時間はかかるというのが内外の各種の研究の結果わかっている由。これは学校を卒業した人の場合である。1日1時間で3年勉強すれば何とかなる。とにかく、持続と量的蓄積なしに、いくら近道やノウハウを探しても無理であるというのが氏の見解だ。

このコラムも、もう100回になりましたよ!

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英語学習法(16)

小林薫氏は通訳・翻訳・国際経営論その他の分野で活躍される有名な方である。

小林氏は『苦手な英語に自信がつく本 ( The Japan Times 1998年刊 ) 』という自著のなかで、ご自身の英語学習法(67歳当時)を赤裸々に語っておられる1節があります。

プロの方がこれだけ詳細に正直に自分の勉強法を披瀝してくださるのは稀なことで、非常に貴重なことです。たいへん参考になる話なので、そのまま引用しておきます。タイトル以外の太字はk.y。

(引用開始)

私自身の学習法を振り返る

 ここでやや視点を変えて、私自身が英語力、とくにビジネスやマネジメント関係の英語力の向上に関して、自画自賛のためではなく、過去の勉強法としてどうやってきたか、というよりも現在どう工夫しているかを披露して、今後の学習の参考に供することにしよう。
 毎日、英語に触れ、毎日、辞書を引く。いまでも毎日、最低三十分は英語への接触を忘れないように心がけている。朝、六時四十分のNHK第二ラジオ放送のフランス語放送を聞いたあと、インターFMのニュースやBBC,CNNニュースを必ず一日に一回、五分間は耳にするようにしている。またNHKの夜の七時か九時の二ヶ国語ニュースの英語版も欠かさないように心がけている。
 それから「ジャパンタイムズ」紙を見出しだけパラパラ読み、知らない単語や忘れた言葉はプログレッシブ英和辞典でチェックする。さらに「タイム」「ニューズ・ウィーク」「ビジネス・ウィーク」「エコノミスト」「フォーチュン」「ハーバード・ビジネス・レビュー」「ファー・イースタン・エコノミック・レビュー」などの英文のビジネス関連雑誌を約三十誌、電車の中などで必要なところを破り、さっと目を通す。
 そのさい、わからない単語はポケットのなかのカードのE ( English の意味 ) のところに書き込み、あとで辞書を引く正直言って「ジャパンタイムズ」紙の毎ページには未知、あるいは忘却した単語が少なくとも10ほどあるので、毎日がしんどい
 また海外ビジネス事情の紹介記事の連載を毎月五本担当し、いま述べたような形でクリップした記事をベースに、リポートやダイジェストやレビューやコメント書きをしている。これは毎月のインプットを自分の言葉と専門知識のフィルターにかけてアウトプットすることで、大変勉強になるからである
 さらに年に三、四回、老骨にムチ打って、公開の場での逐次講演通訳も行っている。ただし、単独ではなく、三十代、四十代のベテラン会議通訳者とペアになって、である。短いもので丸一日、長いものは三日間も、組織開発、サービス・マネジメント、グローバル経営などのテーマについて、米欧の専門家の講演や講義を通訳するのは、まことに重荷だが、自らあえて負荷を課している
 そのためには、関連するデータや内外文献を相当集中的に読みこなすという壮絶な泥縄をしなければならないソロではないのは、若い同時通訳者と切磋琢磨し、こちらのミスを指摘してもらうためである
 また年に少なくとも一、二回、日本内外で外国の人や学生を対象とする本格的なプレゼンテーション草稿を準備し、OHPシート、ハンドアウト(印刷物)を用意し、いかにおもしろく、エンターテイメント性を持たせて話をするかの準備をする。これもかなりの手間と時間がかかる。
 そして翻訳書を、毎年、一、二冊刊行する。翻訳をする意味は、否でも応でも自分が理解しない限り、外部には発表できないという重い責任がある。しかも最新の情報を吸収できるというメリットがあるからに他ならない。
 以上、恥も含めて内幕をお話したのは、何も自分の努力を誇示しようとするためではない。結局のところ、六代目菊五郎の辞世の句ではないが、英語の勉強も、「まだ足らぬ踊りて踊りてあの世まで」と同じであることを、素直にお伝えしたかったからである。(引用終止)

どの分野でも、忙しい人ほどよく勉強している。なぜか? 脳が活性化して元気だからです。なぜ、元気か? 常に脳を使っているからです。

小林氏は、多分、寝床にはいったらストンと熟睡される、いやしてしまうタイプの方だと思う。あれだけの知的活動を脳が整理するためには、熟睡は必須のプロセスでしょう。

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絶対必要な英単語6000語(99/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1732 engine

1733 engineer

1734 English

1735 enjoy

1736 enlighten

1737 enlist

1738 enormous

1739 enough

1740 enroll

1741 ensign

1742 ensue

1743 enter

1744 enterprise

1745 entertain

1746 enthusiasm

1747 entire

1748 entitle

1749 entrance

1750 entreat

1751 entry

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


前回に書いた尾道市立土堂小学校の教育改革の話を続けます。

② 生活改善:

(1) 睡眠時間が長くなるほど成績が向上し、7~9時間で安定する。それ以上は逆効果になる。夜10時には寝て朝は6時に起きると理想的で、学校が始まる前に脳が覚醒する。土堂小学校の児童の場合、家での勉強は手際よく終え、夜11時を過ぎて起きている子はいない。

(2) 朝食をきちんと取るようにし、食品数も4以上で多い方がよい。それが明らかに学力に影響する。

(3) テレビ、ゲーム、インターネット、携帯電話の時間を減らして、親子の対話や読書の時間を増やす。それで脳がおおいに活性化することが分かっている。土堂小学校の場合ほとんどの子どもたちのテレビ視聴は2時間以内である。2時間を越えると悪影響が出ることが多いそうだ。

①と②を実践した結果、土堂小学校を視察する人はだれでも「子どもが元気だ」と言う由。

土堂小学校は ― 2年間 ① と ② に取り組んで ― 「学力向上とは子どもを元気にすることである」という結論を得た!


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絶対必要な英単語6000語(98/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1717 enamel

1718 enchant

1719 enclose

1720 encounter

1721 encourage

1722 encyclopedia

1723 end

1724 endeavor

1725 endorse

1726 endow

1727 endure

1728 enemy

1729 energy

1730 enforce

1731 engage

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


前回に書いた尾道市立土堂小学校の教育改革の話を続けます。

学力向上のためになされたことは2つで、 ① 「基礎学力の反復学習」 ② 「生活改善」である。このふたつにチャラチャラしたカタカナが使われていないことにほっとする! れっきとした日本語である。

このふたつのことそれぞれについて具体的に何が行われたのかを書いておきます。

① 基礎学力の反復学習:

(1) 「読み」は、1年生なら国語の教科書、6年生なら「日本国憲法前文」や「奥の細道」「枕草子」「源氏物語」「平家物語」「伊勢物語」「論語」「老子」「」孟子「徒然草」など古典の音読と暗誦

(2) 「書き」は1年間に習う漢字をゴールデンウィーク前に教えて、その後の反復学習で習得させる「漢字前倒し学習」

(3) 「計算」は「百ます計算」などのほか、ソロバン暗算

すべて、脳味噌のウェイトトレーニング。子どもたちは、うまく指導すれば、ゲームのように楽しむらしい。

私も、生まれ変わったら「尾道市立土堂小学校」に入学したい!

次回は、② 生活改善の話です。

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英語学習法(15)

「ボキャビルが好き」になるためには、どうしたらいいのか? と前回に問いかけました。

私にとって、この問は、「辞書暗記が好き」になるためにはどうしたらいいのか?という問と同じになります。

好きになうためには:

気が向いても向かなくてもとにかく

① 机に向かって、左手に選択した辞書をたとえば『ニューヴィクトリーアンカー英和辞典』を置き、ワードを立ち上げ「アンチ・バベルの塔」を開く。

② たとえば account という単語、知っているつもりだがチェックしてみると、あやふやな理解だったことが分かるとする。

③ それで、この際きっちり情報カードに整理していくことにする。

情報カードの左側:

1 account [発音記号]  [C]
(1) keep accounts
(2) I'd like to open an account, please.
[C /U]
(3) Give us a clear account of the accident.
[C]

2 by all accounts

3 on account

4 on account of A
○ The train was late on account of the snow.
...

情報カードの左側:

1 [C] 勘定、計算書、帳簿、請求書;口座
(1) (いつも)帳簿をつけている
(2) 口座を開いてください
[C/U] 説明、弁明;理由
(3) その事故のことをわかりやすく話してください。
[C] 記事、話、報告

2 みんなの話によると

3 つけで

4 Aの理由で (because of より形式ばった言い方)
○ 列車は降雪のため遅れた
....

という具合に―形式は各自好きなように―黙々と(または音読しながら)整理していきます。すると自然と気持ちが乗ってくるはずです。知らぬ間に時間が過ぎていくでしょう。

だんだん「おっくう」ではなくなってきますよ。好きになってきます

好きになるためには「実際に取り掛かる」ことが大事です。気が向いても向かなくても手を使って記入し始める。そしたら、脳が活性化してきます。嫌いではなくなりますよ!

「いやだなあ」とか「そんなの役にたたねーよ」なんて思ってると結局何もしないで終わってしまうのです。

あしたになったら、また、とにかく取り掛かることです。そして、10日以上は放置しないようにする。いつしか、半年が経ち、1年が経ち....

塔は自ずと高くなります。

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絶対必要な英単語6000語(97/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1697 eliminate

1698 elm

1699 eloquence

1700 else

1701 elsewhere

1702 embargo

1703 embarrass

1704 embassy

1705 embrace

1706 emerge

1707 emergency

1708 emigrate

1709 eminent

1710 emotion

1711 emperor

1712 emphasis

1713 empire

1714 employ

1715 employee

1716 empty

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


知能指数も生まれつきではない、可変である

尾道市立土堂小学校の教育改革が目覚しい成果をあげているという。IQ が 著しく伸びたそうだ。IQ120以上の児童が6年生で30%、1年生では何と46%を占め、全校平均は113。 公立の小学校でごく普通の児童たちである。すべての子のIQが伸びた由。

学力向上は早ければ1年、遅くても2年あれば確実な成果を達成することが可能で、その方法は「読み書き計算」の基礎学力の反復学習と生活改善で、第1の目的は脳をげんきにさせることだという。

大人もまったく同じでしょう。

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英語学習法(14)

英語学習法の本が無数にありネットでも英語学習法のサイトが無数にあり、最近では、私もそのひとりですが、ブログで英語学習関連の主張をする人がどんどん増えています。

昔はほとんど一部の専門家に限られていた英語学習論が今はごく普通の人たちにまで浸透してありとあらゆるアイデアが開陳されています。

海外で仕事をしているまたは暮しているあるいは学んでいる人たちからの経験談や提案の類も非常に多彩です。

互いにまったく異なった主張もめずらしくなく、独自の見解を持たない人にとっては、どれが正しいのやら見当もつかないこともあるはずです。

いろいろな異見を展開する人々の英語のレヴェルあるいは英語の要求レヴェルがこれまた実に多様であることも混乱に拍車をかけている大きな原因です。

私のように辞書暗記を薦めるごくごく少数派から、多読を薦める多数派、あるいはたとえば映画『トップガン』を200回聞いてすべて理解できるようにしたらリスニングが飛躍的に向上したというような人たちまでいて、いったいどれが最適の方法なのかだれも見定めがつきにくい現状でしょう。

ただ、ひとつ確信を持って言えることは、構文と標準的な音声をマスターした人にとって自分の英語能力の伸長を最も顕著に実感させてくれるものは「語彙力」だということです。

語彙は読・書・話・聞のすべての側面にわたって決定的な役割を演じる要素です。いくら英語の音を聞き取れてもそれが何を意味するのか分からなければせっかくの高度な聞き取り能力も空回りになります。話す場合はさらに幼稚なレヴェルになります。読んで理解できるものも限られ書く場合はもうたいへんです。

そして、語彙の不足はレヴェルがあがればあがるほど痛感するようになるはずです。いつまでも続く万里の長城のような壁といってもいいでしょう。

したがって、私の英語学習法の基軸はボキャビル。

話は突然飛びますが、『文芸春秋』の5月号に松下電器産業社長の中村邦雄さんが『立国の基は「ものづくり」にあり』という記事を寄稿されています。私は、各企業の盛衰や新たな企業の誕生進化にもたいへん興味があるので中村さんの記事は非常におもしろかった。

とまれ、今回は「英語学習法のボキャビル」をテーマにしたい。

その記事の中に『プラン・ドゥ・チェック・アクション」(発想せよ、行動せよ、検証せよ、実現せよ)を任されれば、人は総じて意欲的になるものである。勉強にしろ仕事にしろ、親や上司に強制されてやっているうちは本ものではない。本来は誰でも好きなジャンル、得意の分野を持っているはずだ。一部の若者が仕事に就かないのは、やり甲斐を感じる会社が見つからないのも理由の一つであろう。個々の社員が得意分野で才能を発揮できるような起業が多くなれば、ニートやフリーターも前向きに働ける社会になるのではないだろうか。私はその点で、日本の若い人々の力を信じている』という発言があります。

英語学習には無関係のようでいて実はそうでもない発言だと思います。

英語学習者は従業員ではありませんから上司に従う必要はありません。だから、「任せるから自分でやってみろ」という人はいません。英語力をつけたいという強い意欲は最初からあります。

そこで、「本来は誰でも好きなジャンル、得意の分野を持っているはずだ」という部分に注目です。『トップガン』を200回見た人は映画かトム・クルーズに、たぶん、夢中だったのかもしれません。その結果、リスニング力のまったく予期しなかったほどの向上に結びついた。

谷川棋士は、「才能とは続けられること」あるいは「継続的な努力によってのみ上達や向上がある」と述べ、「継続的な努力を可能にするのは集中力」であり、『集中力の基本は「好き」であることの持続』だと語っている。

英語の全般的な能力をある程度以上に高めるための必須の手段はボキャビルです。集中してボキャビルを継続しなければならない。そのためには、ボキャビルが好き・夢中になることが必要です。

「好きなジャンル」とか「好きであることの持続」とか言っても、何かを好きになるにはそもそもどうしたらいいのか? 谷川棋士も中村社長もそれについては何も語っておられない。

「ボキャビルが好き」になるためには、どうしたらいいのか?

とにかく、ボキャビルが好きになってそれをかなりの期間継続しないと英語は各レヴェルで行き詰まります。

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リービ英雄著『英語で読む万葉集』(1)

以下、敬称略。引用中の省略・太字はk.y.。

「英語で読む万葉集」を読みながら、偉才・リービ英雄の翻訳論を辿(たど)ってみたいと思う。

また、日本人学者の注釈を参照しながら万葉集を読む場合との違いも楽しみたい。つまり、日本の古代文学の―英語を介在させて浮かび上がる―今までに発見されていなかった側面も鑑賞したい。

万葉集は世界でも屈指の古い詩集であるが、それを現代英語のレンズを通して見た場合、実に新鮮な光芒を帯びた新たな文学となる。創作となる。

リービ自身は、前書きの「世界文学としての、万葉集」のなかで、次のように書いている。

(引用開始)

...現代から始まって、そこから時代をさかのぼり、古い日本文学も、少しずつ、読めるようになった。そしていつの間にか万葉集にたどりついた
 万葉集にたどりついたとき、「古い日本語」というよりも、「とても新しい文学」に出会ったという不思議な感じがした。
 それだけ、万葉集は新鮮だった。
 万葉集は、昨日書かれたかのように、「新しい」ことばの表現として、ぼくの目に入った...
 万葉集は...もしかしたら世界にも例をみない、詩歌の集大成なのではないか―ぼくにはそう思われたのである...
 ...北米大陸の大学の東洋図書館にとじこもり、はじめて文学に結晶した時代の島国のことばを、とりつかれたように読みふけり、まるで奈良の大寺院の写経生のような気持ちとなった。そして英語に写しはじめた...
 英語の万葉集は、自分で日本語を書くようになる前につづった、ぼくのはじめての「創作」だった...
 ...世界文学としての万葉集を、今、日本の読者に問えば、また新たな発見があるかもしれない。
 そのような希望をもって、『英語で読む万葉集』という日本語の本を、ぼくは書いてみたのである。
                                                        二00四年一0月                                                             リービ英雄    
(引用終止)

念のため、これは、リービ英雄自身が書いた日本語である。

何と見事な日本語ではないか。リービ英雄は、いったい、どれほどの高さのどれほど壮大な「アンチ・バベルの塔」を築いたのであろうか?! 私はそれも知りたい。しかし、知る由もない。日本語の習得にどれほどの時間と情熱が注がれたのであろうか? 「創作」に至らざるを得なくなったほどの日本語はいかに築かれたのであろうか? そんなことも考えながら『英語で読む万葉集』を読んでいきたい。

ちなみに、私は上記の引用文に―極めてかすかにではあるが―エキゾチックなスタイルを感じる。それを的確に表現することばが見つからないが不思議な魅力をたたえたスタイルである。

次回から、たぶん、本論に入る。

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絶対必要な英単語6000語(96/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1677 eight

1678 either

1679 elaborate ( adj )

1680 elaborate ( V )

1681 elastic

1682 elbow

1683 elder

1684 elect

1685 electric

1686 electricity

1687 electronics

1688 elegant

1689 element

1690 elementary

1691 elementary school

1692 elephant

1693 elevate

1694 elevator

1695 eleven

1696 eligible

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


今日、辞書で出会った興味ある文例:

① I'm knee-deep in paperwork.

書類がいっぱいで大変だ

② More and more women are choosing to go under the knife to improve their appearance.

整形手術を受ける女性がますます増えている。

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学生の文章とプロの文章

『無痛英文法』―『Painless Grammar by Rebecca Elliott』の訳本―に、次のような一節があります。

(引用開始)

■ 学生の文章とプロの文章、どこが違う ?

答えは簡単です。以下の点が違います。

  平均的学生: 書いて提出する。

  平均以上の学生: 書いて、手直しして、書き直して、提出する。

  よく出来る学生: 書いて、手直しして、書き直して、手直しして、書き直して、提出する。

  プロの作家: 書いて、手直しして、書き直して、手直しして、書き直して、手直しして、書き直して、手直しして、書き直して、手直しして、書き直して、提出する。 (引用終止)

「吉本ばなな」は覚えてしまうほど書き直すそうです。私の好きなDEAN KOONTZ も10回も20回も書き直すそうです。

国語辞典を読み覚え文章を何回も書き直しいろいろな作品も読み漁り....

プロであればあるほど語彙や表現と格闘しているわけですから、普通の人との差は無限大になります。何十年も売れ続ける作家はみなそうでしょう。

英語の学習についても、別にプロでなくても、同じことが言えます。優れた人ほど時間をかけ集中してがんばっています。文法が嫌いだの役立たないだの語彙を暗記しても無意味だの分かっても分からなくてもとにかく多読がいいだの知らない語彙があっても気にしないなどと優雅なことを考えている人はだれもいません。

苦しいからできない? そんなことはないでしょう。苦しいことなら他にいくらでもあります。むしろ、楽しいと言えます。着実に力がつきそれが実感でき当初は考えられなかったようなことが可能になるのですから楽しくないはずがない。 勉強自体も充実すればするほど楽しいし、その結果としてさらに楽しめることが増える。好循環ですよ!

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絶対必要な英単語6000語(95/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1662 ecology

1663 economic

1664 economy

1665 ecstasy

1666 edge

1667 edible

1668 edit

1669 edition

1670 editorial

1671 educate

1672 effect

1673 efficient

1674 effort

1675 egg

1676 eggplant

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


今日、辞書で出会った興味ある文例:

① I don't want to have to wait till kingdom come for you to make up your mind.

君が決心するまでいつまでも待つのはいやだよ。

② The bombs are capable of blasting a whole city to kingdom come.

この爆弾は都市を丸ごと破壊しつくす性能がある。

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絶対必要な英単語6000語(94/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1647 each

1648 eager

1649 eagle

1650 ear

1651 early

1652 earn

1653 earnest

1654 earth

1655 earthquake

1656 ease

1657 east

1658 easy

1659 eavesdrop

1660 eat

1661 echo

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


『Andrew Wyeth Autobiography』という画集(続続)

Andrew Wyethの画題は多岐にわたります。今回はもうひとつの絵を取り上げたいと思います・

「Spring Beauty」と題された、大木の太い幹の基部と大地をわしづかみにしているたくましい根っこを描いた絵です。

This is important for the development of my way of seeing reality. Here is a time I used pencil and Higgins' ink, too, to make the silver gray of the bark、for the texture of that bark was fascinating to me. Now this is far from the colorful "impressionism" of my earlier works. Here I'm slowly changing. I'm seeing things in a clearer way.

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記憶(4)

有塔(=有灯)と無塔(=無灯)

今、『世にも美しい数学入門』という藤原正彦氏と小川洋子氏の対談集を読んでいます。その中で、次のような暗記・暗誦の話が出てきます。太字はk.y.。

(引用開始)藤原: 数について何かを発見するためには、数を転がして、ころころと手のひらで弄(もてあそ)ぶことが一番重要なんです。足したり、引いたり、ひっくりかえしたり、想像したりね。そうするともしかしたらこうかなという、ちょっとしたきっかけがみつかり、そこから大胆にいろいろ実験してみて、本当そうだったらいよいよ証明にかかる。証明になったらたいていの場合、もう赤子の手をひねるようなものです。そこまで、いろいろ弄ぶんですね。弄ぶというのは、独創に非常に良い影響をあたえます。たとえば美しい文章を読んで理解していても、その人の宝石にならない。暗誦したり、思い出して口ずさんだり、言葉を弄ぶというのが大事だと思いますね。だから、図形で発見したければ図形を弄ぶことです。ああでもないこうでもないと、いろいろ図形を描いて考えながら遊ぶことですね。
 数学の天才なんかみると、わりあい弄ぶことをやっているんですね。算数とか数学とは限りません。漢文の素読をしたりとかね、物語をお母さんに読み語りをしてもらうとか。たとえば、大正時代に世界の最先端に一気に追いついた、高木貞治という岐阜県生まれの、ものすごい数学の天才がいるんです。このあいだ、ちょっと岐阜に高木貞治を調べにいったら、幼少の頃は算数なんてなんにもしていないんですね。三歳、四歳、五歳、六歳とか、漢文の素読とか物語ばかり読んでるんです。それで全部暗記しちゃったと。お母さんによくお寺に連れて行かれて、お寺の坊さんのとなえる親鸞上人の何とかいうお経まで暗記しちゃったり。あれが独創性に繋がったんだなって思いました。暗誦というのは非常に独創性にかかわることと思います。さっきいったラマヌジャンも似ています。お母さんが何千ページにも及ぶ叙事詩、ラーマーヤナとかマハーバーラタの大部分を暗記していて、おさないラマヌジャンにしょっちゅう聞かせていた。インドではあれは口から口へと伝わっていったものらしい。それで彼も暗記しちゃったわけです。母親のように、いつもそれを口ずさんでいたのではないかと思います。

小川: 最近はゆとり教育などと言われて暗記することが否定的に扱われていますけれど、違うんですね。暗記することで言葉や数を宝石に変えられる。それは人間にとって絶対に必要な教育です。(引用終止)

内容もリズムも豊かなものを暗記・暗誦することで頭脳が活性化する。たとえ暗記したものを忘れても活性化された脳はその人独自のものを創造していく。人間の脳は情報を静的に蓄積するだけのコンピュータのメモリとは異なる。たえまなく情報を取捨選択し加工し互いに融合させて人を創造的に進化させるのだ。

「アンチ・バベルの塔」も単なるメモリではありません。塔が高層化する過程で脳はまちがいなく進化を続けているわけです。やってみれば実感できます。それは―私はそうはまったく思いませんが―ささやかな効果に過ぎないかもしれません。しかし、塔をまったく築かないままたとえば多読だけ繰り返すのに比較すれば格段に大きな効果をもたらすことは明らかです。たとえ、2~3万語の塔であっても―強固に築かれた塔であるなら―無塔の人に比べたらはるかな高みに立つことができます。リーディング・リスニング・暗誦も容易になり、視界が明るく開けるのです。2年間ほどの集中学習が生涯の知的生活を快適で豊かなものにしてくれます。

追記:この記事( http://musicianese.cocolog-nifty.com/musicianese/2005/03/eng014c.html )おもしろいです。

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「才能」(15)

俳句と数学

御茶ノ水女子大学教授・藤原正彦氏は、『...日本の理系で一番強いのは数学なんです。私の考えでは、あらゆる学芸の中で、国際水準からみて日本がもっとも強いのは文学なんですね。それから何歩か遅れて数学なんです。数学のすごさは、物理や化学や生物などよりはるかに上です。江戸時代の和算の頃からそうです。鎖国の中で関孝和や弟子の建部賢広など大天才が輩出しました。大正時代中期には高木貞治という天才が、類体論という壮大な理論を樹立して世界のトップに並んじゃった。第一次大戦により大先進国ドイツからの文献が途絶えた時期に、まったく独立でやってしまった。なんで、日本人が数学的にすごいかといいますと、美的感覚が優れているからなんです。二十数年前に亡くなられた、天才数学者の岡潔先生は、日本に俳句があるからだとおっしゃる。大自然をたった五七五でビシッと表現しつくすと。子どものころから、そういう五七五に慣れていて、たった十七文字からまわり全体、地球全体、宇宙全体を想像するようになっている。たとえば「荒海や佐渡に横たふ天河(あまのかわ)」とかね。目の前の荒海を見て、向こうの佐渡を見て、そして天の川という宇宙までいっちゃうというようなイマジネーションを、子どものころから鍛えていると。岡先生は、このイマジネーションは数学におけるオリジナリティーと同じだとおっしゃるんですね...』と『世にも美しい数学入門』という対談集で語っておられます。

藤原氏は、こうした観点からも、いろいろな機会に小学校における日本語教育の充実を主張され、反面で英語授業の導入には真っ向から反対しておられます。

日本の古代以来の優れた文学にしても創造性豊かな数学にしても、日本語があればこその成果でしょう。

多数の国民が文学に親しみ俳句に興じるという層の厚い文化環境を背景に独特の美意識に支えられた文学や数学が生み出される。また、その繊細な美的感覚は文字文化や数学だけに限って発揮されるものでもない。日本語及び日本文学の研究者ドナルド・キーン氏は、バスの運転手の頭上にさりげなく花を挿したり、デパートの商品を見事に包装したりする日本独特の美意識も指摘しておられる。

日本のユニークな才能を育てる豊かな土壌が日本語だと言えるでしょう。私たちは日本語があるからこそ日本人なのです。

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絶対必要な英単語6000語(93/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1630 due

1631 dull

1632 dumb

1633 dump

1634 dump truck

1635 dumpy

1636 dungarees

1637 duplicate

1638 durable

1639 during

1640 dusk

1641 dust

1642 duty

1643 dwarf

1644 dwell

1645 dye

1646 dynamite

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


『Andrew Wyeth Autobiography』という画集(続)

前回は「The Clearing (森の空き地)」という画題のついた若い男性の見事な裸体画のコメントを紹介しました。

今回はその「The Clearing」の1つ前の絵のコメントを紹介します。今度は若い女性のやはり裸体画ですが寝姿を描いてあります。画題は「Overflow」 、何と翻訳すればいいのでしょうか? Andrew Wyethのかの有名なモデル Helga が胸と顔を前面に向けて横たわった姿に、夜、明るい光があたっています。

Look at the feeling of the lips, the feeling of the sleeping eye, and the light that goes over the body. Anyone who's watched a female form at night in that kind of light knows that this has strong smell to it. This picture - and most of the Helga pictures - are too real for some people. You have to feel deeply to do this kind of thing. You cannot conjure it up. Of course, there's a penetrating and throbbing sexual feeling in all of the Helga pictures. I felt the country, the house, Germany, the dreamy moist, rich female smell - the whole thing. This is truly wholesome. It's fresh, really American.

Andrew Wyethのコメントは、芸術家の創造の衝動とインスピレーションを言葉(英語)で描写したすばらしい文章だと思います。

私のコラムを読んでくださっている方なら、たぶん Andrew Wyeth が気に入るのではないかと想像しています。

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小学校の英語教育

私は、「日本の英語教育その他の教育の機会均等」で、

「...お気楽なネイティヴが教室に来てどうでもいいゲームをしたり音声機械(CD)を演じたりしているうちにさらに貴重な学習時間が減っていく。教えている英語の先生の語彙も当然やせ細っていく。おまけに、小学校にまでチーチーパッパ英語を導入してとんでもない素人たちが英語ごっこをしてそれでなくても少なくなっている授業時間を浪費している。結果、児童の日本語が貧しくなっていく。なぜ、チーチーパッパ英語などやめて漢字を含めた日本語の教育を充実させないのでしょうか? 貧しい日本語を背景に行われる貧弱な英語教育などぞっとする! 日本語を充実させなければ英語も伸びない。」

と書きましたが、近江誠さんが新刊『間違いだらけの英語学習』のなかで次のように述べておられます。省略はk.y.。

(引用開始)

外国人教師中心の歌とゲーム型授業の問題点

 どうやら小学校英語導入の推進者や母親たちのイメージは、「歌やゲームを入れて楽しみながら知的刺激を与える程度でいい。無理して教えようなどとしないで、英語という違った言葉、違った考え方がこの地球上にあるのだということ、すなわち異文化に触れさせようという程度でいいのです」というあたりであるようだ。外国人中心の歌とゲームの会話ごっこ外国語教授法(EFL)のコミュニカティヴ・アプローチ系列の授業は、そうした母親たちの思惑にぴったりで、だから主流になるであろう型である。
 しかし私はお母さんたちに聞きたい。その程度のことだったら、なぜやるのか。なぜ小学校の英語教育などと大騒ぎするのか。やはり心のどこかで、そういうように慣れておけば、やがては本格的にやるようになった時に助けになるだろう、という幻想があるのではないか。甘い! そうは問屋がおろさない。コミュニカティヴ・アプローチの母体である「外国語としての英語教授法」(EFL)の全体を覆う底の浅さは、学習者の知性・感性に対する冒涜である。もう絶望的にチャチなのである。しかも、米国式しゃべれ、しゃべれメソッド。アングロサクソン的なこの方式が不毛であったことは、高校の英語に「オーラル・コミュニケーション」科目が導入された一九九0年代前半頃から、TOEFLのスコアが落ち始め、一九九九九年九月12日付け『日本経済新聞』では、日本はアジア二十五カ国中北朝鮮と並んで最下位と報告され、その後回復の兆しがないことでも証明されている。
 コミュニカティヴ・アプローチは言語入力の質・量ともに著しく限りがあるので発話に至らない。散発的なお遊び英語の授業程度では、仮に入力があるとしても早晩、雲散霧消してしまう。帰国子女の場合でも...聞き流し方式による力では、一定量聞かないと発話に結びつかない。0歳から6歳までの海外生活では大半は消失してしまうという。11歳までで、忘れない者も忘れる者もいるという。それを外国人が週に何回かやって来て、適当に歌やゲームをやった程度の英語の分量を与えたところで、ここは日本、家に帰れば日本語、そんなものはやらなくても同じようなものである。
 それよりも何よりも、漠然と英語や英語の風物に慣れさせるのと引き換えに、
○ 妙な英語で語感にダメージを与える。
○ 何となく西洋のものが好き、西洋の音楽が好き、外人好き好き症候群人間がますます育つなどの可能性のほうが怖い。言ってみれば文化的幼児洗礼の危険性である。他国の文化に寛大でかつ許容度も増す、いわゆる「文化受容性」の向上を説く学者もいるが、この時期ではむしろ自国文化への反発的気質に育っていく可能性のほうが高いのだそうである。教育学者汐見稔幸氏は、人間の知能には「状況的知能」と「反省的知能」があり、反省的知能の育つ三歳児くらいまでだと、反発的気質に育っていく可能性はますます高くなる、と取材を受けて語っている。(引用終止)

私は、もっと国語の授業を充実させて欲しい。

小学校でチーチーパッパ英語などやる必要はまったくない。国語の充実こそ英語を学ぶ際のきわめて強力な武器になる。日本語は日本人の心のふるさとであり、日本語による十分な知識や思考力は英語による思考力や知識に直結し、たとえ英語を使った場合でもユニークな日本人らしい発想ができる。ノーベル賞受賞者の田中耕一さんは「私の発想は日本語の発想である」という趣旨の発言をしておられる。

音声も ― 適切なものであれば早期訓練のほうが有利でしょうが ― 中学からスタートしてもまったく問題はない。それは、私自身の経験でも分かる。

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絶対必要な英単語6000語(92/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1614 droop

1615 drop

1616 drought

1617 drown

1618 drowsy

1619 drug

1620 drugstore

1621 drum

1622 drumstick

1623 drunk

1624 dry

1625 dry-clean

1626 dryer

1627 dry measure

1628 duck ( 1 )

1629 duck ( 2 )

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


私の大好きな画家のひとりに Andrew Wyeth というアメリカの画家がいます。今、久しぶりに見ているのは『Andrew Wyeth Autobiography』という画集です。これについては、前にもどこかで書いたかもしれません。

この画集の各絵に Andrew Wyeth 自身のコメントが書いてあります。

たとえば、「The Clearing (森の空き地)」という画題のついた若い男性の見事な裸体画があります。Andrew Wyeth はその絵に次のような真に迫るコメントを添えています(太字k.y.)。ちなみに Andrew Wyeth はゲイでも何でもありません。

I finally had a hip operation and went up to Maine. I knew this handsome boy, Eric, an extraordinary specimen. There I was. hanging around with a crippled leg, and here was this perfect thing. The thought got me going - really to do him, totally nude. I was fascinated with that blond hair coming down from his chest all the way to his pubic hair. The painting became more than a body; it was like finding a wonderful deer in the woods. it's sexually powerful - everything open, not sordid, just remarkable. I sensed he'd had sex the night before - the size of his penis showed he'd been worn out. This is utter reality. The point - counterpoint of him and myself - him so perfect and me this crippled leg.

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コメントにお答えする(7/2005)

taro さん、はじめまして。

激しいコメント( ^0^ ) ありがとうございます。

> さて、私の英語力は自己診断でまだ中学卒業レベルと思っているのですが、こんな私にぴったりのアンチバベル用の辞書があれば教えていただきたいのです。やはり上記のアクセスアンカーが適当でしょうか。

本音を言いますと、もっと客観的なレヴェルを知りたいのですが、『アクセスアンカー英和辞典』は英検2級ぐらいからの方であれば無難な選択です。

それと、研究社の『トリム英和辞典』も「アンチ・バベルの塔入門」として適切だと思います。この辞書は各ページの左側に単語と例文、右側にその単語及び例文の意味が記載されていますので、そのまま情報カードに転写することも可能です。まえがきに、「この辞典は中学で英語の勉強を始めて2年から5年くらいの人々と、英語からしばらく遠ざかっていたがもう一度勉強しなおしたいという人々のための学習用辞典です」と書いてあります。

いずれにしても、本屋の辞書コーナーでいろいろ手にとって見ながら、「これならやれそうだ」と思える辞書を選んでみるのが一番いいでしょう。

なお、『アクセスアンカー英和辞典』は『ニューヴィクトリーアンカー英和辞典』のジュニア版と言えます。それなりに実力のある方であれば、一念発起していきなり『ニューヴィクトリーアンカー英和辞典』で準本格的な「アンチ・バベルの塔」を建設されてもかまいません。そして、『ニューヴィクトリーアンカー英和辞典』だけで完成にしてもいいでしょう。見出し語の数が約25300、総語彙数は46000ありますから、日本人としては傑出したボキャブラリーを獲得することができます。ただし、ページ数も1700ページありますからかなり熱心に取り組む必要があります。活字は大きいし説明も過不足なくまとめられていて暗記に適していると思います。

念のため: 構文が十分理解できること及び発音や音読に問題がないことが辞書暗記の前提です。もっと具体的に言うと、辞書を引けば英文をちゃんと理解でき、それを正しく音読できることが前提です。もしその前提に不安がある場合は、構文と音声を先に済ませるかあるいは併行して行うことが必要になります。

また、いきなり暗記していくのが困難な場合は ① まず辞書を読んでいく ② 辞書に慣れてきた時点で未知の語彙の転写だけをして無理には暗記まで踏み込まない ③ その転写を全部済ませてから本格的な暗記作業に着手する、というような3段階以上の手順を踏みながら完成に近づいていっても十二分に意義のあることです。そうしたプロセスを経る最中にでも自分の英語力が確実に伸びていくのが実感できると思います。

Thank you,taro-san.

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絶対必要な英単語6000語(91/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1602 drawback

1603 drawer

1604 dread

1605 dream

1606 dreary

1607 dress

1608 dressing

1609 drift

1610 drill

1611 drink

1612 drip

1613 drive

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


私の弟は3歳年下だ。

My brother is three years younger than me.

My brother is my junior by three years.

My brother is three years my junior.

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学校英語(受験英語)の有用性

私は学校英語の有用性を疑ったことがない。いや、有用性どころではない。学校英語を習得したからこそ、英語を読んだり書いたり聞いたりしゃべったりできるようになった。

文法をやっていなかったら英語の世界は闇だったに違いない。

英国のブレア首相の記者会見をテレビで見ているとしましょう。そのクリアな受け答えを聞いているときに、フッとその構文に注意が向いた瞬間、ブレア首相の英語がすべて学校文法の例文集のように思えることがあります。文法が水を得た魚のように生き生きと泳ぎ回っている。あたりまえのことなんですが、あまりに学校文法そのものなので感動してしまいます。

その学校文法が役に立たない、じゃまだ、むだだ、と声高に言う人が多い。なぜだ???

Dean Koontz の『Dark Rivers of the Heart』を読んでいるとしましょう。学校文法に違(たが)う英文があるでしょうか? まったく、ありません。これまた、いわば、学校文法のオンパレードです。例文集です。英英辞典に Dean Koonts で読んだのとそっくりな例文があって Dean Koontz がその例文を使ったのかとさえ思ったことがあります。実際はその逆の可能性が大きいですね。

Kazuo Ishiguroの『The Remains of the Day』という傑作を読んでいるとしましょう。これはもう学校文法の鑑(かがみ)あるいは鏡(かがみ)です。

それなのに、学校文法が役に立たない、じゃまだ、むだだ、と声高に言う人が多い。なぜだ???

TOEIC800点の人が仕事の英文を持ってきて「ちょっと具合の悪いところだけ直してください」と頼まれたことがある。びっくりした。むちゃくちゃであった。学校文法はいずこ?! 気持ちは分かるが、ロジック無視のひどい英語だった。うなりながら、全部書き直した。なぜ、学校英語に沿った英語を書かないの???

日本の中学を卒業して米国に留学しどこかの州の高校を卒業した人の英文を見たことがあった。ひどいものだった。

英国の高校の生物の教科書を読んでいるとしましょう。その英語はガチガチの学校文法です。すっきりさっぱり迷いなしの文法どおりです。

どうしてそんな大事な文法を軽視するのでしょうか????

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絶対必要な英単語6000語(89/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1568 domain

1569 dome

1570 domestic

1571 dominate

1572 dominion

1573 donate

1574 done

1575 donkey

1576 doom

1577 doorway

1578 dormitory

1579 dose

1580 dot

1581 double

1582 doubt

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


「絶対必要な英単語6000語(89/365)」を誤って消してしまったので復活しました。1部の記事を消失してしまいました。

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日本の英語教育その他の教育の機会均等

公立校と私立・中高一貫教育校の教育。

私にも事情のよく分かる例で言えば、英語教育の質・量がまるで違う。

公立はカスカスである。

なぜ、こんなことになってしまったのか?

前の文部省の失態が大きい。時間数を削り、文法を削り、くだらないチーチーパッパ英語(会話英語)を増やした結果である。お気楽なネイティヴが教室に来てどうでもいいゲームをしたり音声機械(CD)を演じたりしているうちにさらに貴重な学習時間が減っていく。教えている英語の先生の語彙も当然やせ細っていく。おまけに、小学校にまでチーチーパッパ英語を導入してとんでもない素人たちが英語ごっこをしてそれでなくても少なくなっている授業時間を浪費している。結果、児童の日本語が貧しくなっていく。なぜ、チーチーパッパ英語などやめて漢字を含めた日本語の教育を充実させないのでしょうか? 貧しい日本語を背景に行われる貧弱な英語教育などぞっとする! 日本語を充実させなければ英語も伸びない。

一方、中高一貫教育の私立中学の英語教育は公立とはまったく違う。第一テキストがまるで違う。構文も比較にならないほど重視されている。時間数も断然多い。付随的にネイティヴの授業もあるが主流は従来の構文・読解重視の教育である。それでいいのです。何の不都合もありません。変な表現などもかなり是正されてきています。成績が落ちたら高価なプロの家庭教師を雇ってバックアップする家庭さえ少なくありません。

公立中学も、従来の構文・読解中心の教育に復帰し、時間数も元に戻し、チーチーパッパ英語こそ廃止すべきです。その上で従来欠けていた音声訓練を強化する手立てはいくらでもあるはずです。ただし、一般に思われているほど音声に神経を使う必要はありません。

今のままだと、経済的に豊かな親を持つ中高一貫教育校の生徒たちと公立校の生徒たちの格差が開くばかりになって、等しく教育を受ける権利が著しく損なわれます。現実にそうなっています。

もちろん、こうした問題は英語教育に限られたことではない。公立校の場合、優れた素質を持つ生徒であってもその能力を発見して伸ばす機会を奪っているとしたら、その役割に大きな疑問符が付くことになります。

公立校復活・充実の施策を積極的に考えて実施に移している地方自治体も出てきていますが、ことは急を要すると思います。家庭が貧しくても、優れた教育を受けることができれば、機会均等の恩恵に浴することができます。また、そうでなければ、社会も十分に活性化しないと考えます。

なるほど、どんな境遇にあっても突出した人は本人の努力によって出現します。しかし、統計的に見れば、制度的な枠組みは各生徒にとって甚大な影響を与えることは明らかでしょう。学習に興味を示さない生徒をあくまでも学習に駆り立てる必要はないでしょうし、また、社会には各自各様に活躍できる分野が多様にありますから、学習だけを重視することはばかげていると思いますしかし、学習意欲もその能力も十分にある生徒たちから学習の機会を奪っているとしたら何のための公教育でしょう? 

私の2人の子どもたち(団塊ジュニア)は迷いもなく公立校に通わせましたが特に問題はなかったです。当時は、まだ、公立校でもちゃんとした教育を受けることができる学校を選択できました。塾もまったく必要なかったのです。今は、有効・具体的な方法を欠く「ゆとり教育」が教育現場にひどい劣化をもたらしてしまいました。

もっとも、あれほど熱心に英語教育を行う私立の進学校であってもさほどの結果を残せない生徒も多く、落ちこぼれもあることは十分承知しています。他の教科についても同様でしょう。それでも、統計的に比較すれば、公立校・私立中高一貫校の格差は開くばかりだったと考えています。

以上、認識不足もあってやや極論になってしまったかもしれません。叱声その他のコメントがあればぜひお寄せください。

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絶対必要な英単語6000語(90/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1583 dough

1584 doughnut

1585 dove

1586 down

1587 downcast

1588 downfall

1589 downgrade

1590 downhearted

1591 downpour

1592 downstairs

1593 downtown

1594 doze

1595 dozen

1596 draft

1597 drag

1598 drain

1599 drama

1600 drastic

1601 draw

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


同性同士の結婚・カップル

○ same-sex marriages / gay marriages / a marriage of a couple of the same sex

○ gay and lesbian couples / same-sex couples

異性間の(普通の)カップル

○ heterosexual couples 

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英語習得と日本語の役割

海外で生活し教育を受ける子どもたちに関する記事のひとつ(http://www.angelfire.com/sc3/schoolil/l1andl2.html )を読んでいました。

そのなかから、いくつかの項目を引用し列挙しておきます。

① 外国語を習得するのは子供の年齢が小さいほどよいと考えられていますが、各種研究によると効果があるとされるのは発音の面だけが確実で、ボキャブラリや文法などの理解や習得は必ずしも年齢とは関係していません

② 子供が小さいうちは、アメリカ人の子供さえボキャブラリに限度があり、使う文章の構造もやりとりの内容も単純なものなので、英語が‘すぐペラペラになった’と錯覚するわけです。

③ 中学生ぐらいになると、英会話の面でも学習面で必要とされるボキャブラリの面でもすでに差が開いているわけで、その分追いつかなければならない範囲が大きいわけです。そしてボキャブラリをきちんと習得していないうちにどんどん新しい知識を増やしていかなければならないので、母国語での学習知識やサポートがしっかりしていないと、学習内容自体もクラスメートに比べて1~5年近く遅れをとると言われています。

卒業の近い高校生や大人は、その点、既に必要な知識を習得しているので、現地で何かしら学校に通って英語を学ぶ上でも、少なくとも学習知識の土台を築くという手間が省け、中学生ぐらいに比べて学校生活での負担は少なくなるはずです。

⑤ 母国で学校経験のある子供の調査では、アメリカに来てからも母国語で本を読むなりして学習知識の習得を母国語で絶え間なく維持した子供の方が英語の習得の速さも学力テストの結果もバイリンガルレベルも全て上であったと報告されています。

⑥ 英語を早く学ぶために、日本語の使用を控えるというようなやり方は、幼児や大人と違い、知識の発達途中の子供にはむしろ逆効果になる可能性が強いので気をつけましょう。

昔と違い今は上記のような事情をみなさんたいていご存知だと思います。

むしろ、日本で大人が英語を学習する際に目標とする英語の質やレヴェル、そのバックアップとして欠かせない日本語の質やレヴェルを考える上でおおいに参考になる記事だと思いました。

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絶対必要な英単語6000語(88/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1550 disturb

1551 ditch

1552 dive

1553 divert

1554 divide

1555 divine

1556 division

1557 divorce

1558 dizzy

1559 do

1560 dock

1561 doctor

1562 doctrine

1563 document

1564 dodge

1565 dog

1566 doll

1567 dollar

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


今日、辞書で出会った興味ある文例:

① Tom's got all the juice in this neighborhood.

トムはこのあたりでたいへんな影響力を持っている。

② He's a black belt in Judo.

彼は柔道で黒帯である。

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記憶(3)

「記憶」の先端研究者である池谷裕二さんも、谷川棋士も、専門は違いますが発言に共通点が多く、それらの共通点について私も同感です。

池谷さんは、『「歳のせいで覚えが悪い」と言う人がいるが、その嘆きはたいへんな間違いであって、単なる努力不足に過ぎない。昔ものを覚えるためにした非常な努力を忘れているのだ。専心できる学生時代でさえひとつの物事を習得するのにかなりの時間と労力を必要としたはずなのに、そんな経験を忘れて、ただただ老化を嘆くのはとても愚かである。また、「もの忘れがひどい」とこぼす人もいるが、単に初めから覚えていないだけではないか。覚えたつもりの勘違いが記憶力の停滞を引きおこす』という趣旨のことを語っています。

谷川棋士は、『中年太りが運動能力を低下させるように、ただの老化の物忘れを放置するのは不摂生だ。とくに物事をよりうまく能率的に進めたいなら、思考力や創造力の土台になる記憶力をトレーニングしなければならない。記憶力を良くするには、まず、暗記しようと思うことだ。メモなどに頼りきってはダメで、必要不可欠なこと以外はできるだけその場で覚えようとすれば、頭は活発に動く。メモをしたからといって、「積極的」に忘れると、記憶力は衰退するばかりである。記憶力の積極的なトレーニングには、詰め将棋が良い。将棋が強くなりたい人以外でも、頭の中で局面をどんどん動かせば、記憶力、思考力、直観力、集中力などのトレーニングに最適だ』という趣旨のことを語っています。

そして、「記憶力は思考力や創造力の土台になる」と考えている点でもおふたりの見解はぴったり一致しています。

私は、記憶力及び英語力を鍛えるために、「(英英)辞書」を考えながら暗記すること、つまり「アンチ・バベルの塔」を詰め将棋がわりに利用しています。

忘れて何回も復習すること自体、記憶力や英語力を強化する一環になっていることは言うまでもありません。

谷川棋士は詰め将棋について、『初心者の人は、まず200題ぐらいの問題集を一冊買い求め、一題を一分ぐらい考え、分からなかったら解答を見てかまわない。そして、一冊の本を繰り返して練習する。問題が二百題もあれば、最初に戻るころには以前の問題の解き方を忘れている。その時はまた繰り返すのである』と書いています。

ロンドンで ― 複雑極まりない道路地図及び交通事情を頭に格納して ― 自在に車を走らせるベテラン・タクシードライバーの場合、その「海馬」の暗記に関係する部位が物理的に膨らんで神経細胞の数が何と20パーセント近く増加しているそうだ。

全員20歳を過ぎてからタクシードライバーになった人たちなのに、歳を取るほど神経細胞の数が増えて運転がスムーズになる。

楽しい話ではないですか!

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絶対必要な英単語6000語(87/365)

どこから始めてもかませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

1533 disperse

1534 displace

1535 display

1536 dispose

1537 disposition

1538 dispute

1539 disrupt

1540 dissent

1541 dissolve

1542 distance

1543 distant

1544 distinct

1545 distinguish

1546 distract

1547 distress

1548 distribute

1549 district

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です


前回に、『「覚えるんだ!」と思ってやらないと「どうせだめだ」と思っていたらそれだけで自分の脳にストップをかけてしまいます。「やる気」は根性論ではなくて「脳に直接影響する強力な武器」です』と書きました。

『海馬』には次のことばがあります。

『脳は、ひとつのことを決めつけたがり、なおかつ安定化したがります。自分があらかじめ言ったことに対しても安定化しようとします。いいことを言うとその通りになる。悪いことを言ってもその通りになる。いい意味でも悪い意味でも、言葉は呪いみたいなものです。だったら、未来に対してはすてきな思いを描いたほうがいいでしょう。』

だから、「どうせだめだ」なんて言うとほんとうにその通りになって「やっぱりだめだった」と思ってしまう

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