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学校英語(受験英語)の有用性

私は学校英語の有用性を疑ったことがない。いや、有用性どころではない。学校英語を習得したからこそ、英語を読んだり書いたり聞いたりしゃべったりできるようになった。

文法をやっていなかったら英語の世界は闇だったに違いない。

英国のブレア首相の記者会見をテレビで見ているとしましょう。そのクリアな受け答えを聞いているときに、フッとその構文に注意が向いた瞬間、ブレア首相の英語がすべて学校文法の例文集のように思えることがあります。文法が水を得た魚のように生き生きと泳ぎ回っている。あたりまえのことなんですが、あまりに学校文法そのものなので感動してしまいます。

その学校文法が役に立たない、じゃまだ、むだだ、と声高に言う人が多い。なぜだ???

Dean Koontz の『Dark Rivers of the Heart』を読んでいるとしましょう。学校文法に違(たが)う英文があるでしょうか? まったく、ありません。これまた、いわば、学校文法のオンパレードです。例文集です。英英辞典に Dean Koonts で読んだのとそっくりな例文があって Dean Koontz がその例文を使ったのかとさえ思ったことがあります。実際はその逆の可能性が大きいですね。

Kazuo Ishiguroの『The Remains of the Day』という傑作を読んでいるとしましょう。これはもう学校文法の鑑(かがみ)あるいは鏡(かがみ)です。

それなのに、学校文法が役に立たない、じゃまだ、むだだ、と声高に言う人が多い。なぜだ???

TOEIC800点の人が仕事の英文を持ってきて「ちょっと具合の悪いところだけ直してください」と頼まれたことがある。びっくりした。むちゃくちゃであった。学校文法はいずこ?! 気持ちは分かるが、ロジック無視のひどい英語だった。うなりながら、全部書き直した。なぜ、学校英語に沿った英語を書かないの???

日本の中学を卒業して米国に留学しどこかの州の高校を卒業した人の英文を見たことがあった。ひどいものだった。

英国の高校の生物の教科書を読んでいるとしましょう。その英語はガチガチの学校文法です。すっきりさっぱり迷いなしの文法どおりです。

どうしてそんな大事な文法を軽視するのでしょうか????

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