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英語名人世代(2)

引用の続き:

 この英語名人世代の中の有名人を少し挙げると、英文著作 『武士道』 を通して著作家としても欧米で名を知られ五千円札に肖像が使われている新渡戸稲造(千八百六十二~千九百三十三)とか、キリスト教的著述家内村鑑三(千八百六十一~千九百三十)がいる。内村にも 『余はいかにして基督信徒となりし乎』 や 『代表的日本人』 の英文著作があり、特に前者はヨーロッパでは広く読まれた。二人は千八百七十六年創立の札幌農学校(北海道大学の前身)で千八百七十七年から八十一年まで学んでいる。千八百七十七年に正式に発足した東京大学で学んだ「英語名人世代」の中には、『茶の本』 ほかの英文著作でも知られる岡倉天心(千八百六十二~千九百十三。千八百八十年東京大学卒業)などがいる。
 「英語名人世代」の中には、英語を母語とする人にひけをとらない英語力を持っていた人が少なくないが、今では、なぜ彼らがそれほど英語がよくできたかの理由が分かる人は少ないようだ。その結果は、明治の人は英語の面でもエラかったといった、明治賛美の感情を一部の人が抱くことにもなったりする。しかし、これらの人々の英語がよくできた理由は、実は彼らのエラさとは何の関係もないのである

続く...

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