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脳の性差

私は、たぶんだれでもそうでしょうが、男女は別の生物だと思いが常にあります。

男と女は、同じ人間にもかかわらず、別の世界に属しているのではないかという感じがしてならない。

さて、『日経サイエンス』の2005年8月号は、男女の脳について特集を組んでいる。

やっぱり違う 男と女の脳』という翻訳記事である。

英語のオリジナルの筆者は L.カーヒル氏。カリフォルニア大学アーバイン校の神経生物学・行動学の準教授。学習・記憶神経生物学センターフェローも務める。以下に書いた実験自体はカーヒル氏が行ったものではない。

記事の冒頭のパラグラフに、「この10年間で、脳の構造やそこでの化学反応、そして機能において、驚くべき男女差が見られることがわかってきた」とある。

私が最も興味を覚えたのは、「育て方ではなく生まれつきである」というパラグラフである。

男女の脳には産声をあげる前からすでに性差が生じているらしいのだ。

① おもちゃの場合、男の子はボールや自動車などを好み、女の子は人形などを好む傾向がある。これは育て方からくる違いだという見方があるがどうもそうではないらしい。

サル(ベルベットモンキー)の実験: 

○ 与えたおもちゃ → 「ぬいぐるみ」と「トラック」と「絵本」など。

○ 結果 → オスは「トラック」などでメスは「ぬいぐるみ」などで長い時間遊び、「絵本」についてはオス・メスの差がなかった

この結果は、人間の男の子と女の子の場合とまったく同じである。

そして、ベルベットモンキーが人間文化の影響を受けてオス・メスで好みの差が生じるとは思えない。だから、おもちゃの好みに現れる性差は、少なくとも部分的には、生まれついての生物学的な差であろうと考えられる。

② 人間の場合、大人が男の子と女の子で接し方を変えるから、子供の男女に好みの差が出るという見方があるがどうもそうではないらしい。

人間の生後1日目の赤ちゃんの実験

産科の病棟にビデオカメラを持ち込み、赤ちゃんの好みを調べる。

○ 赤ちゃんに見せたもの → 「モビール(ゆらゆら揺れる)」と笑顔でのぞきこむ「女子学生の顔(不自然ではない程度に揺れてみせる)」

女子学生には赤ちゃんの性別をまったく知らせていない。

○ 結果 → 女の赤ちゃんは女子学生の顔を見る時間が長く、男の赤ちゃんはモビールを見る時間が長かった。

したがって、「人に対する関心についての男女差は、誕生したその日にすでに明白だった」。つまり、生まれてくるときにはすでに性差を備えている

みなさんは、こんな現象についてどう思われますか

語彙の学習にも男女の性差があるのか?

実験してみたいです。

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