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記憶(16)劇作家・渡辺保さんの場合を参考にして(1)

渡辺保さんは演劇評論家です。

http://homepage1.nifty.com/tamotu/No21.htm でも歌舞伎の劇評を書いておられます。

歌舞伎の劇評を書くためには、歌舞伎にかんするいろいろなことを克明に記憶しておく必要があります。

さて、どのようにして記憶すればいいのでしょうか?

渡辺さんは、『クロワッサン 2005/7/25』 で次のように語っています(タイトル以外の太字k.y.)

(引用開始)

観るために予習、観てから復習しながら、場面を体に叩き込む

 「歌舞伎には型があり、今日いうところの演出があります。型さえしっかり覚えれば、歌舞伎の基本は理解できるんです
 と、精力的に劇評を書き続けている渡辺保さん。最近もインターネットに連載している劇評を 『批評という鏡』 (小社刊)にまとめたばかり。
 当然のことながら、誰が、いつ、どこで、どんな役を演じてきたか? 渡辺さんは実によく覚えている。しかも、その解説は、うっかりすると見過ごしてしまいそうな役者の細かい動作にまで及び、まるで渡辺さんと一書に芝居を見ているような、実況中継のような解説なのである。

(引用中断)

(k.y.談)↓

① 「型さえしっかり覚えれば、歌舞伎の基本は理解できるんです

② 「誰が、いつ、どこで、どんな役を演じてきたか? 渡辺さんは実によく覚えている。しかも、その解説は、うっかりすると見過ごしてしまいそうな役者の細かい動作にまで及び...」

①と②は、英語の学習にもそのままあてはまると考えます:

①は文法・構文のこと。

②は個々の語彙に関すること。

「アンチ・バベルの塔」は①には係わりません。もっぱら、②に係わる作業です。

つまり、「アンチ・バベルの塔」は「どの語彙が、いつ、どこで、どんな意味を持つのか」を覚えるための作業です。さらに、「うっかりすると見過ごしてしまいそうな語彙の細かい意味合い」まで、できるだけ、理解し覚えようとする営みです。

いつ、どこで,、どんな意味」ということを覚えるためには、語彙のていねいな定義と例文が必要です。私が「アンチ・バベルの塔」の建設に利用している 『CALD(Cambridge Advanced Learner's Dictionary)』 は定義も例文も行き届いた辞書ですが、たまに例文がないときがあります。そんな場合はネットその他のソースから例文を採取してきて必ずカードに貼り付けておきます。代替の例文を貼り付けるときもたまにあります。

続く...


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Comments

k.y.様、こんばんわ。
さて、今アンチ・バベルの塔の構築に当たって二つの悩みがあります。その一ですが、この日の記事で、

>「いつ、どこで,、どんな意味」ということを覚えるためには、語彙のていねいな定義と例文が必要です。

>たまに例文がないときがあります。そんな場合はネットその他のソースから例文を採取してきて必ずカードに貼り付けておきます。

と書かれましたが、カードには単語と意味だけではなく、必ず例文とその意味も書くようにしなければいけないのでしょうか。今使っている英語以外の辞書は語学入門者用なので、重要語句以外は単語と意味だけしか載っていない語も多くあります。これらは破棄して、新しいカードを作り直したほうがいいのでしょうか。

二つめは復習に関してですが、7月3日の記事で、

>復習をくれぐれも軽視されませぬように! 何回やればOKという数字はありません。だからといって、他に有効な方法もありません

と言われていました。しかし私はあらゆる勉強ごとについて復習が苦手で、アンチ・バベルの塔の構築についても、カードを作ったらそれで勉強した気になってしまいます。だからカードはたまるのですが、一向に語句を記憶する兆候を見せません。何かいいアドバイスはありませんでしょうか。

ご自身がアンチ・バベルの塔の構築をなさっているさなかに二つも難問を聞かされて、ご迷惑とは存じますが、お時間に余裕があるときにでもお答えいただけると幸いです。

Posted by: 風の祈り | July 13, 2005 at 02:30 AM

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