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森鴎外のライフスタイルに学ぶこと(1)

今から25年前の4月、別冊宝島⑰は『知的トレーニングの技術』という特集を編んだ。

その中に、「ヤル気を養う ヤル気術 」という大きなタイトルの下に1~5までの番号を付した5つの記事がある。

その2番目の記事が、「2 森鴎外のライフスタイルに学ぶこと」である。

以下に、引用しておきます(省略・太字k.y.)。

(引用開始) 

 ゲーテの影響を強くうけた日本の森鴎外も、毎日持続する、という方法で語学や仏教や哲学をマスターしていった。終生高級官僚だった鴎外は、役所からもどった数時間を、フルに利用してあれだけの量の、小説、評論、科学・医事・軍事論文、『即興詩人』 『ファウスト』 のような翻訳、等を執筆したわけだ。彼の生涯で全執筆量を単純に割ると、1日平均、原稿用紙(四00字)三枚書いた勘定になるという話を、たしか息子さんの文章で読んだ記憶がある。マルクスのいう”生理的必要時間”(睡眠)を最短(三~四時間位)に切りつめるだけでなく、生活必要時間(洗面・食事等)も節約して、役所の仕事は通勤電車のなかですませる。

(引用中断)

k.y.談: こういう生活スタイルを「オタク」と称して嫌う凡才があふれている。クールに楽しくカッコよく何かを成せると思っている御仁がどこにもおられる

そういう方はいろいろと「楽しくしかも効率のよい方法」を提唱してくださる。

ところが、① そんな方法では ― 私にとっては ― 多少の成果しかあがらない方法である。

また、② そんな方法では「どれだけやればどれだけの成果が出るという計算」もできない。

さらに、③ そんな方法は実は― 私にとっては ― 楽しくもない。たとえば、生涯にわたって「児童書レヴェルを読み続けたり、永遠に市販の単語帳に精を出したり、分からないところはどんどん無視する多読(実は極少読)を続けること」はまったく楽しいことではない。効率もおそろしく悪い

さて、森鴎外ほどの大秀才にしてこれだけの努力をしている。鴎外は外国語の学習でも徹底している。ドイツ語の辞書を1冊まるまる筆写したりしている。

凡人なら、鴎外に匹敵する努力をしても、さほどの成果は得られないでしょう。そもそも、そんな努力ができる才能もないと思う。

正直言って、もっとのんびりと生きたいと ― 私は ― 思う。

それでも、何かひとつかふたつ ― 「毎日持続する方法」で ― それなりの成果をあげたい。

私は、そんなふうに生きる人が好きでもある

続く...

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