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印象に残るリスニング他練習の実例(続続)

「印象に残るリスニング他練習の実例」はこれで3回目(最終回)になりますが、大木さんの学習法について私の印象を列挙しておきおきます。

① 何といっても強烈な印象は、同じ映画 『トップガン』 を毎日2時間1年間見たという事実です。

これは普通はできることではないでしょう。1日2時間×300(365日すべてではないだろうと仮定して)=600時間

私には女性の気持ちは計りかねますが、一部の Caucasians に魅入られたように惹きつけられる女性がいます。大木さんは、トム・クルーズがよほど好きだったのかもしれませんね。だから、毎日1年間続いたのではないかと思うのです。

いずれにしても、600時間それも徹底的に集中して見ることができるというのは稀有な例でしょう。2時間の映画のセリフを全部聞き取ってそっくり真似て覚えてしまったわけですから、英語の発声・リズムなどはほとんどすべて体験し肉体化しつつあったことになります。語彙の意味を知らないために理解できないことはあっても、その音自体はほぼ聞き取れる、つまりだいたいのスペリングまでわかるようになりつつあったはず。大木さんにとって、トム・クルーズは無二の教師になっていたのかもしれない。

だから、2本目は半年、3本目以降は数回見ればスクリプトなしで聞き取れるようになったのでしょう。

この例からもわかるように、復習は5回や10回やった程度では身に付かないのです。何回やったかわからなくなるまでやってはじめて身に付く

トム・クルーズのような白馬の騎士にエスコートしてもらったら何回復習してもいやにならない。別に異性に限らない。何か惹きつけられるものがあればいやにならない。私などは活字がびっちり詰まった本の頁自体にまず惹きつけられてしまいます。

② 大木さんは、謙遜した口調になっていますが、構文や語彙の知識は相当程度あったように思われます。目標はもっぱら音声面だったようです。

③ 大木さんは、ペーパーバックも多読しています。これがまたリスニング能力向上に寄与すること非常に大です。逆にリスニングや発話能力が伸びてくるとペーパーバックを黙読していても頭の中でことばが跳ねるようになります。相乗効果で総合的な能力もさらに高まる好循環が加速します。

いろいろな意味で参考になる英語学習の実例でした。

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