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雑談(1)続続

マーク・ピーターセン著 『ニホン語、話せますか?』 に「駐車場のおじさんの仮定法」という章がある。

(引用再開 )

 先日、新宿の高島屋百貨店の地下駐車場で突然、上手な英語で話しかけられた。機械の前で立っている、不機嫌そうなおじさんに駐車券を渡すと、"It might take five or six minutes. You could sit over there while you wait."(5,6分かかるかもしれませんが、あちらでおかけになって待っていただいてもいいですよ)と言われた。発音もきれいだった。
 "Oh, ...yes, ...well, ...thank you, I'll do that." (ああ、...はい、...じゃ、...ありがとうございます。そうします)と答え、言われたとおりにしたが、その英語には実に感心した。いきなりそのおじさんの口から英語が出たこと自体、きわけて以外だったのだが、きれいな発音、しかも完璧なセンテンスに、さらにビックリしたのだ。とりわけ、might と could の使い方は自然そのものだった。
 "It might take..." の代わりに、"It may take..." でも差し支えないし、ていねいな表現になるが、"might" の方がカジュアルでリラックスした感じで気持ちがよい。そして、"You could sit..." の仮定法 could も見事に使いこなしている。つまり、理屈では、"You can sit..." の意味と変わりはないが、それを過去形の could にすれば、「もし、よろしければ」といった感じの仮定条件の表現になって、柔らかい感じが出るのだ。

(引用中断)

k.y.談↓

① この駐車場のおじさんは、もう何十年も英語を勉強しているのかもしれません。might や could などをとっさにしかもごく自然に使いこなせる生粋の日本人は稀でしょう。このおじさんは、正確に流暢に英語をしゃべることができるだけでなく、達意な英語を書くこともできるのではないかと思います。そうでないと、非ネイティヴの口から「完璧なセンテンス」は出てこない。名もない市井(しせい)の人がびっくりするような外国語の能力を示す場合があります。このおじさんはそんな人だったのかもしれません。

② もうひとつ、駐車場の職員用に英語の接客マニュアルがあってこのおじさんもそれを懸命に暗記しておいたという可能性もあります。ピーターセンさんを見たとき暗記していた上記の表現がドンピシャのTPOで利用できたのではないかということです。

私は、どうも ① ではないかという気がします。② であれば、発音やしゃべり方がそんなにきれいで自然なはずがないからです。

③ それとも、もっとおもしろい経歴を秘めた人かもしれない。

続く...

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