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雑談(1)

マーク・ピーターセン著 『ニホン語、話せますか?』 に「駐車場のおじさんの仮定法」という章がある。

実におもしろい。

(引用開始)

 来日して5,6年経った頃の話だ。新宿の伊勢丹百貨店の一階を歩いているとき、怪獣のようなものが突然現れてビックリしたことがある。ウォッ! と一瞬驚いたのだが、よくよく見ると、その怪獣は、ただの、髭を生やした白人の男だった。と、安心した次の瞬間、そいつがなんと姿見に映っている自分だということに気づいて、さらに驚いた。おそらく在日欧米人には、さほど珍しい体験ではないだろう(ロンドン留学中の漱石は、姿見ではなく、店のショーウィンドーに映る自分の姿を見て、似たような思いを抱いたようだ)。日常生活で視野に入る人間といえば日本人ばかりだ。歳月が、経つにつれて自分と彼らの風貌の違いを次第に忘れていく。そのため、いきなり「現実」を思い知らされたときのショックは大きいのだ。

(引用中断)

k.y.談↓

ははは.... それにしても、うまいですね、この文章。

私は、日本にいても、同じような経験を2~3年に1度しています。気分がよくて意気揚々と街を歩いている。フッと自分の姿が映っているのを見てしまう。ナヌッ?! ぎょっとして気持ちが萎(な)える。 まあ、しゃーないことですわな。こればっかりは....

どこか他所のお宅に伺って、大事に大事にされている大きな犬をみる。ソファーを独り占めにしてドターと寝そべっている。あごをソファーの端にのせて私の顔を見ている。話に聞き入っている。

このペットの名はなぜか「ラム」君。ラム君は絶対自分を犬だと思ってないですね。家族の一員、つまり、人間だと思っている。

ラム君も、2~3年に1回はきっと 「ナヌッ?!」 となるはずですよ。なにせ、犬の格好だから、ショックは大きいでしょう。

それで、こんな英語が浮かびました。

It is wiser to see no evil. 見て見ぬふりをするのがよい。

しかし、しばらく ― 5分もすれば回復しますが ― 意気揚々とは歩けない。

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Comments

どうもはじめまして。いつも楽しく読ませていただいています。私も今日から、アンチ・バベルの塔を建設すべく、単語の暗記を始めようと思っています。はっきり言ってここに書かれているような事実に対して今まで目をそむけて来たような気がします。ですから、自分と向き合うという意味でもこれを続けていこうと思っています。長く続くように頑張ります。それでは、失礼します。

Posted by: A.K | July 28, 2005 at 09:45 PM

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