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アンチ・バベルの塔」方式によるボキャビル挫折の原因

「アンチ・バベルの塔」をやりだしても挫折する人がある。

その最大の原因は「アンチ・バベルの塔」の効率のよさにある。

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ここでいう効率とは、① 未知語彙を発見する効率 ② 未知語彙の多義を正確に把握する効率 の2つの効率を内包する概念である。

一般に認知されているボキャビルは、(A)各自の語彙レヴェルに応じた多読である。

他方、「アンチ・バベルの塔」方式によるボキャビルは(B)辞書の暗記である。

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ボキャビルの効率(①②)は、(A)より(B)の方が圧倒的に高いことは既に何度か述べたとおりである。

しからば、なぜ、そんなに高い効率が挫折の原因になるのか?

それは、あまりにも次々に未知の語彙が頻出して通常の暗記能力を超えてしまいヤル気をなくすからである。その難点を克服できる人(鉄の意志と根気のある人)もいるが、たいていの人はいやになってしまう。

普通の人でも「アンチ・バベルの塔」方式の難点を克服できる方法は、少なくとも、3つある。

(1) 学習用辞書にはたいてい Aランク(中学学習語) Bランク(高校学習語) Cランク(大学生・社会人に必要な語) Dランク(その他の語) ― 『ジーニアス英和辞典の場合』 ― というようなランク付けがある。

このAランクから覚えていけば負担は非常に軽くなる。なお、『ジーニアス英和辞典』 の語彙をすべて覚えたらネイティヴのちゃんとした大卒(ピンからキリまであるのは日本の大卒とまったく同じ)に匹敵する認識語彙を持つことになる。

(2) 今、学習用英語辞典は、幼児用から大人の上級者用まで英和・英英共にラインアップが充実している。大きな書店に出向いて、各種の辞典をチェックし、自分のレヴェルに合った(語彙数及びページ数など)ものを選択すればよい。

(3)アンチ・バベルの塔」方式を無視する。 これが、最もよく利用されている解決法。 

ちなみに、(A)方式で、(B)方式では可能な語彙レヴェルに達することは生涯にわたってない。また、(A)方式で達成可能な語彙数の最高限度は2万5000語前後であり、各多義語のかなりの語義がもれ落ちてしまうことも事実である。

そして、もっともさわやかに外国語を学習する方法は、語彙数など深く考えたりしないことである。ただし、高いレヴェルに達することは、永久にあり得ない。

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