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コメントにお答えする(30/2005)

寅彦 さんへ

前回は、言葉足らずで、失礼しました。

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(A)

「読みたいものだけ読むとインプットする語彙が偏り、書きたいものだけ書くとアウトプットする語彙が偏る」というのは誰も否定できない事実ですね。

私は、実は、寝床につぃてから 『 ニューアンカー英作文辞典』 を読むことがあります。この辞書の収録語数は、見出し語およそ1万2000語、複合語を加えておよそ1万5000語になっています。

標準的な表現のみで、特にしゃれた表現やクールなスラングが収録されているわけではありませんから、淡白な感じもします。しかし、安心して使える表現ばかりですから、気楽に拾い読みするには最適です。またこの程度の語彙なら自分の守備範囲でもありますから、「あっそうか、こんなふうにも言えるんだ」という発見もできて楽しいです。

「アンチ・バベルの塔」の完成後に読む予定で、『Slangman Guide ( http://www.slangman.com/cgi-bin/SLGstore.cgi?user_action=lang_set&lang=1) 』 のシリーズ(CD有り)を既に買い揃えてあります。スラングの参考書として、少なくとも私にとっては、これ以上のものはないと思います。文脈・標準表現との比較・リエゾンや音の弱化及び消滅などの提示・説明が実に行き届いていて知的な刺激もあり、飽きのこない教材です。フランス語もスペイン語もあります。

その他私の周りにはふんだんに辞書類がそろっています。悩みは、時間がないことです。

他方、スタイルを勉強するために、部分的な書写も頻繁に行ってきました。今は女性問題で半ば失脚してしまいましたが Bob Greene氏 のコラム、Paul Samuelson教授の 『Economics』 、Edwin O. Reischauer 教授の 『The Japanese Today』、Paul Kennedy 教授の 『The Rise and Fall of the Great Powers』、Dorling kindersley 刊の 『Ultimate Visual Dictionary 』 の地の文章・・・・・・などなどです。

また、各分野別の語彙に関しては、百科事典とかイギリスの中学の教科書 『Target Science (物理・化学・生物 )』 のシリーズ(中級ヴァージョン)などを利用しています。

翻訳分野は「株式・金融商品のトレード」ですが、これは仕事です。

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私は、前回、活用語彙を増やす最適の方法は「書きたいことを書く」ことだと言いました。

理由が2つあります。

① 活用語彙はしゃべるよりも書いたほうが確実に定着するし、書くことができればしゃべることもできるから

② 実際上、プロでもない限り、書きたいものしか書かないあるいは書けないと思うから

また、(A)の事項に言及しなかったのは、書きたいことを書きはじめてからはじめて実行するようになったことだからです。

人は、書きたいことがあれば、真剣に何度も考えながら書いたり書き直したりします。そうするうちに関連語彙が活用語彙に進化していきます。また、書きたいことを書くうちに意外なアイデアが生れます。すると、さらに新たな語彙が必要になり、活用語彙の守備範囲も拡大していきます。

相当の期間、徹底して特例の分野に没頭するのもいいでしょう。たとえば、法律の勉強に専念すると語彙もスタイルも判例集のようになります。そうしておけば何年たってもすぐに記憶がよみがえります。自転車は何十年乗らなくても乗り方を忘れないのと同じです。

日本語が書ける様になったのも同じプロセスだったと思います。

課題を与えられた場合でも、その課題の範囲内で、「書きたいことを書いた」はずです。

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すべては、書きたいことを実際に書くことから、始まると思います。

実際に書けば、独自の活用語彙強化策を思いつくはずです。

寅彦 さんも、いい方法があればぜひ教えてください

Thank you.

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Comments

ありがとうございました。

私も専門は金融ですが、英語とイタリア語はそれを使って仕事をしていたので、活用語彙はその分野を中心にまあまああると思います。

フランス語圏に住んだことがないので、どうしてもフランス語について読めば分かるが使えない単語・表現がたくさんあります。

とりあえずは、関口一郎「『学ぶ』から『使う』外国語へ」(166ページ)で発見した、表現ノートで一つのテーマについての関連語彙の吐き出しと、それを使っての独り言をやろうと思います。
この関口一郎の本は、内容的にはほとんど見るものが無く、唯一この表現ノートが参考になりました。

Posted by: 寅彦 | September 05, 2005 at 07:35 PM

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