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英語学習法(24)その2

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(引用再開)

 限られた語学力を補うことができるこれらの方略を用いながら、アメリカ人の友だちと会話する機会を増やすことで、日に日に子どもの会話力は磨かれていく。
 半年もすれば、子どもが、ネイティヴ並みの発音と言い回しで、流暢にアメリカ人の友だちとやりとりしているように見えるだろう。
 「わあ、すごい、さすがに子どもは英語をマスターするのが早い」と周囲の大人は、感動するに違いない。
 しかし、ここに大きな落とし穴がある。子どもがネイティヴ並みの発音で会話するようになっただけで安心するのは早過ぎる。
 オーストラリアの言語学者ギボンズ( Gibbons,P., Learning to Learn in a Second Language, Primary English Teaching Association, 1991 ) は、「遊び場言語( Playground Language )」 と 「教室言語( classroom language )」 との二種類の言語があることを示した。
 「遊び場言語」 とは、子どもが友だち同士で会話をしたり、一緒に遊んだりする時に使う「日常会話のための言語」 である。目に見える具体的な場面で使用されることばなので、言語以外の、表情や動作、声色などの手がかりを利用できる。したがって、省略されたり、不正確な表現があっても、理解可能なのだ。
 それに対して、「教室言語」 は、先生が教科内容を説明する際に用いる 「教科理解のための言語」 である。教科書に使われている 「書き言葉」 はまさに 「教室言語」 だが、「話しことば」 も、論理的な説明や議論、問題解決の筋道を説明する際に使われる。このことばは、抽象的な思考のために使われるので、言語以外の手がかりを利用することはできず、正しい語彙を用い、文法的にも正確に表現しない限り、相手には通じない
 子どもが日常会話言語を習得するには二~三年教科理解言語を使いこなすには五~七年かかると言われている。子どもがアメリカ人と 「ぺらぺら」 話し始めたとしても、日常会話言語を身につけた段階に過ぎない。むしろこれから先、抽象的思考のために必要な 「教科理解言語」 を身につけられるかどうかという大きな壁が待ち受けているのである。

(引用中断)

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私たちは、通常は、この 「① 日常会話言語」 と 「② 教科理解言語」 を区別して考えることはありません。

そして、「子どもはことばの天才である」という場合、実は、① の習得のことであって ② の習得のことではないことに気付いていない場合がほとんどでしょう。

しかも、以前から述べていますように、「天才であるはずの子ども」が ① を習得するのに2~3年もかかることも、普通は、考慮されていないのです。2~3年と言えば、日本人の子どもの場合英語に接する時間を ― 日本語を使っている時間を省いて ― 毎日5時間だとすると、英語を使う1年を300日として、5×300×2 or 3=3000時間~4500時間になります。

① を習得するのに約4000時間かかるわけです。

「流暢にアメリカ人の友だちとやりとりしているように見える」ようになるだけでも、半年=900時間も必要で、この時間数は日本人が日本で受ける英語の総授業時間数800時間(中学~大学)を優に超えます。

英語の学習を論じる場合に、こういう事実が無視されているのです。

① と ② があること、さらには、①の習得だけでも約4000時間必要であることが無視されているのが現状です

続く...
 
 

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絶対必要な英単語6000語(269/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4387 roundabout

4388 round trip

4389 rouse

4390 rout

4391 route

4392 routine

4393 row ( 1 )

4394 row ( 2 )

4395 row ( 3 )

4396 rowboat

4397 royal

4398 rub

4399 rubber

4400 rubbish

4401 ruby

4402 rude

4403 ruffle

4404 rug

4405 rugged

4406 ruin

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)


バートランドラッセルの幸福論 その160

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

Industrial psychology, it is true, has made elaborate investigations into fatigue, and has proved by careful statistics that if you go on doing something for a sufficiently long time you will ultimately get rather tired - a result which might have been guessed without so much parade of science.

産業心理学は、確かに、疲労の克明な調査を行ってきた、and 証明してきた 注意深い統計によって that もし何かをし続ければ 充分にに長い間 結局はかなり疲れるだろう - 推測されたかもしれない結果 without たいへんな誇示 of science

( 産業心理学は、確かに ― 疲労の克明な調査による綿密な統計に基づいて ― 何かを長期間継続して行えばやがてかなりの疲労を引き起こすことを証明したが、そんなことはたいそうな科学の力を借りなくても推測できたかもしれない )

続く

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メリアム・ウェブスターズプライマリー英英辞典より(4) 日本人の英語の語彙の弱点

『メリアム・ウェブスターズプライマリー英英辞典』 は、メルヘンの国から輸入したような美しく豪華な児童用辞書である。

この英英辞典は、見出し語が約1000語、見出し語の説明の中に組み込まれた語彙が約1000語、計約2000語が主なターゲット語彙になっている。

「序文」をみると、この2000語は6歳の子どもが聞いて理解できる語彙数約1万語の1/5だと書いてある。

なぜ、そんなに少ない語彙数にしたのかというと、まさに日常の語彙を提示することによって辞書に親しみを持たせるためだという。

まず既知の語彙を示して辞書を引く楽しさを教え、子どもたちの好きな言葉遊びも組み込んで、これからの語彙学習の起点/基点にしたいというわけである。

したがって、この英英辞典に記載されている語彙はほとんどの子どもがあたりまえに知っている語彙だということになる。

ところが、英語を外国語として学習する普通の日本人がこの辞書に記載されている語彙を全部知っているかというと決して yes とは言えない

今私の手元にあるのは、『単語王2202(中澤一著)』という、大学/TOEIC/TOEFL/英検などを受験する人たち=英語を最も真剣に勉強する人たちを対象にした代表的な単語集(単語数2202語)である。比較的よくできる受験生に人気がある。

だから、この単語集の語彙=普通の日本人の英語の語彙といっても過言ではない。

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さて、『メリアム・ウェブスターズプライマリー英英辞典』 のAの項目を見ると次の語彙が見出し語として登場する。

accident ache acrobat act add address adventure afraid age ago ahead air airplane alarm alien allergic alligator allow alone alphabet always ambulence angry animal ant apartment ape appear apple aquarium arctic arena arm armor arrow ashamed asleep asthma astronaut attack attic aunt author awful

上記の太字の単語が 『単語王』 には記載されていない。

もちろん中学英語だからという理由で省かれた単語もある。しかし、その他の記載されていない単語は、明らかに、日本人にはなじみの薄い「児童の日常語」である。

たとえば、「acrobat」 は「曲芸師」のことだが、「曲芸」だと思っている方もおられる。

『メリアム・ウェブスターズプライマリー英英辞典』 には acrobat の語源の説明もある → Acrobat came into English from French, but it goes way back to an ancient Greek word that meant walking on tiptoe. The word acrobat was first used for people who walked on tightropes.

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このように、『メリアム・ウェブスターズプライマリー英英辞典』 は、私たちの弱点になっている日常語彙の意味・用法を確認する格好の辞書になる。

その明快な記述にも学ぶべき点はふんだんにある。

私は、いつも、「優れた辞書ほど安価なものはない」と思って感謝しています。

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絶対必要な英単語6000語(268/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4377 room

4378 rooster

4379 root

4380 rope

4381 rose

4382 rot

4383 rotate

4384 rouge

4385 rough

4386 round

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)


バートランドラッセルの幸福論 その159

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

What might be called hygiene of the nerves has been much too little studied.

神経の衛生とでも呼ばれるものはあまりにも少なく研究されてきた

( 神経の衛生とでもいうべき分野の研究があまりにもなおざりにされてきた )

続く

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コメントにお答えする(34/2005)

yamasina さんへ

こんにちは。

くどくないですよ

私も指摘されないとわからないことが多いですから、どんどんお聞きください

① >総語彙数は17万語

今「アンチ・バベルの塔」の仕上げに用いている学習用英英辞典は、『Cambridge Advanced Learner's Dictionary』 ですが、その表紙カヴァーに「170000の単語や語句と用例、10000以上の句動詞と成句が収録されています」と書いてあります。

私は、その170000という数字を引用して17万語と書きました。見出し語(主見出し+副見出し+その他独立項目にした語彙を含む)だけであれば、数えたわけでもないし『CALD』 に書いてあるわけでもないのですが、7~8万語程度でしょう。

英和辞典であれば、 『ジーニアス英和辞典』 ぐらいの規模だと思います(掲載語彙はすべて同じというわけではない)。

さらに、英語の場合、固有名詞や派生語などをすべて除外した核になる単語(語彙ではない)は5万語ほどになるという調査もあります。

② >すべてのカードを平等に復習し続ける

先にお話ししましたA方式及びそれに準じた方式またはその他の方式で既習語彙の復習を続けていると、ある時点でそれらすべての語彙を覚えてしまう時期がきます。

そうした時期以後は、カードで記憶したすべての語彙について、一定の期間(年月が経つほどその期間は長くなるでしょう)で平等に復習を続けるという意味です。なお、カードに記載されていない語彙はもはや忘れる懸念のない語彙、つまり完全に定着した語彙です。

③ >常時復習が必要な語彙数=「アンチ・バベルの塔」収納語彙数は2万語ほど

私の場合カードに転写した語彙=「アンチ・バベルの塔以前には覚えていなかった語彙」が約2万語になるという意味です。

この2万語については、すべて平等に復習を続けるということです。この2万語はどれほど親しくなっても油断のならない語彙ですし、また、見るたびに認識を深くすることも多いので、復習はおそらく半永久的に続くと思います。

カードの裏は白紙になっていますから、そこに新たな情報を書き込むこともあります。

他方、その復習の周期は、主に記憶の定着度によって、毎3ヶ月、毎4ヶ月、毎5ヶ月というように長くなる可能性はあります。

> これらの復習方法に関する発言が矛盾に感じられてしょうがないので、是非解説をお願いします。

いかがでしょうか、ご理解いただけたでしょうか?

また、何かありましたら、ご遠慮なくコメントいただければ幸いです

今後ともよろしくお願いします。

Thank you.

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絶対必要な英単語6000語(267/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4361 rob

4362 robe

4363 robin

4364 robot

4365 rock

4366 rock and roll

4367 rock-bottom

4368 rocket

4369 rod

4370 rogue

4371 role

4372 roll

4373 roll call

4374 roller skate

4375 romance

4376 roof

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)


バートランドラッセルの幸福論 その158

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

The man who can center his thoughts and hopes upon something transcending self can find a certain peace in the ordinary troubles of life which is impossible to the pure egoist.

~できる人 彼の思考や希望を~に集中させる 自我を超えるもの 見つけることができる 確かな平安 人生の普通の問題の中に それは純粋のエゴイストには不可能である

( 人は、思考や希望を自我を超越したものに向けることができたら日常の問題に対して平静に対処できるが、自分のことばかり考えていたらそれは不可能である )

続く

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メリアム・ウェブスターズプライマリー英英辞典より(3)

『メリアム・ウェブスターズプライマリー英英辞典』 はメルヘンの国から輸入したような児童用辞書である。

shade の項目を読んでいます。次のように(原文に忠実に訳すと)書いてあります。

あまり暑かったら、にはいるようにしましょう。
を見つけることができるのは木や壁のようなものが陽射しをさえぎっているところです。

の中にある区域は陰っているあるいは陰になっているわけです。
それはの中にあるとも言えます。

  私たちは川辺で陰になっている地点をみつけた。

シェードを窓につけて陽をさえぎることがあります。ランプにもシェードがあります。

とすっかり同じではありません。身体が投げかけるのはであってではありません。そして人を陽から護ることができるのは人を陰にすることによってですが、人の影を追うというのは ― 普通はこっそりと! ― 人を尾行することです。

(原文引用開始)

shade noun

If it's too hot in the sun, try going in the shade.
You can find shade where something like a tree or a wall is blocking the sun's rays.

An area that is in the shade is shaded or shady. You can also say that it's in shadow.

  We found a shady spot by the river.

You might have shades on your windows to block out the sun. Lamps have shades too.

Shadow is not quite the same as shade. Your body can cast a shadow, but not shade. And you can protect someone from the sun by shading them, but if you shadow them, that means you are following them, usually secretly !

(原文引用終止)

以下は 『ランダムハウス大英和辞典』 より

shade 光線が直接当たらないためにできる周囲よりも暗く温度の低い部分;日,木など
shadow 物体が光をさえぎったときにできる,その物体の形をした部分[]

『メリアム・ウェブスターズプライマリー英英辞典』 の shade の記事の右横に、濃い緑の樹と木陰のイラストがあって、その下に、次の韻を踏んだ詩があります。

Let's lie
   In the shade

And drink
   Lemonade.

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絶対必要な英単語6000語(266/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4346 ring ( 2 )

4347 ringleader

4348 rinse

4349 riot

4350 rip

4351 ripe

4352 ripple

4353 rise

4354 risk

4355 rival

4356 river

4357 road

4358 roam

4359 roar

4360 roast

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)


バートランドラッセルの幸福論 その157

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

But over and above these self-centered considerations is the fact that one's ego is no very large part of the world.

しかし ~に加えて これらの自己中心的な考慮 在る ← ~という事実が 人のエゴはまったく世界の大きな部分ではない

( しかし、そんな自己中心的な思いに加えて、個人の自我が世界で大きな役割を演じることなどまったくないという事実もある )

続く

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英語学習法(24)その1

英語学習方(3) ( https://app.cocolog-nifty.com/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=3612724&blog_id=48616 ) で、日本人の英語学習者は「どれだけの時間をかけたらどれくらいのレヴェルに達する可能性があるのか」という視点を無視して学習するために混乱・誤解が生じているという趣旨の話をしました。

今回は、もうひとつの無視されがちな視点について考えてみます。

それは、「第2言語環境に置かれた子どもは、第2言語を習得する過程で 「日常会話言語」 と 「教科理解言語」 の2つを経験する」という視点です。

日本にいる日本人が英語を学習する場合にはあまり関係がなさそうな視点ですが、実は大いに関係があり、この視点を意識しないことが、英語学習上のさらなる混乱・誤解を引き起こしています。

まず、参考になる記述を 『英語を子どもに教えるな(市川力著 中公新書ラクレ)』 から引用します(本文中の太字k.y.)。

(引用開始)

3 日常会話言語と教科理解言語

 ウォン・フィルモアは、第二言語環境に置かれたこどもが、さまざまな方略を用いて言語を学習していく過程を分析した(無藤隆 『早期教育を考える』 NHKブックス、1998年)。

 まず、子どもは 「社会的方略」 を用いて、アメリカ人の仲間に入ってやりとりするチャンスを得ようとする。その方略とは、とりあえず、アメリカ人たちのグループに加わり、そこで起こっていることが、よくわかっていなくても、わかっているようにふるまうことである。そのためには、とりあえずうなずいたり、自分が身につけた数少ない表現をうまく使い分けたりして、ことばを話せるという印象を相手に与える。そうすれば、相手から話しかけてもらえて、同じ活動に参加することができるだろう。

 次に社会的方略」 と同時に 「認知的方略」 を用いて、表現の仕方を学び、洗練させていく

 第一の認知的方略は、相手の言っていることを理解するために、周囲の状況をよく観察し、何が話題になっていて、どういうことをいおうとしているのか推測することである。たとえば、先生が何かをいった後、教室中の子どもが、今やっていた算数の問題用紙を先生のところへ持っていくのを見れば、「ああ、用紙を提出しろと言ったんだな」 と推測できる。

 第二の認知的方略として、繰り返し聞く定型表現を丸覚えして、なんとなく使えそうな場面だなと思ったら、思い切って使う。

 そして第三の認知的方略として、よく聞く定型表現の中に繰り返し出てくる要素に注目し、それを用いて自分で文を作ってみる。たとえば、「Where are you ?」 「Where did you go ?」 「Where is your point ?」 という表現を繰り返し聞くうちに、「Where」 が 「どこにあるのか」 を尋ねる時に用いる語だとわかる。すると、自分の 本が見当たらない時に 「Where my book ?」 という言い方を自分で組み立てる。この表現は、文法的に誤っているが、相手には十分通じる。この段階では、相手に意図が通じればいいのであり、正しい言い方であるかどうかは気にしないのである。

(引用中断)

続く...


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絶対必要な英単語6000語(265/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4333 rid

4334 riddle

4335 ride

4336 ridge

4337 ridiculous

4338 rifle

4339 right

4340 right angle

4341 right-hand

4342 right of way

4343 rigid

4344 rim

4345 ring

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)


バートランドラッセルの幸福論 その156

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

Even great sorrows can be survived; troubles which seem as if they must put an end to happiness for life fade with the lapse of time until it becomes almost impossible to remember their poignancy.

たいへんな悲しみでさえ耐えられ得る; 生涯にわたって幸福は終わりにしなければならないと思えるトラブルも時の経過とともに褪せる 悲痛さを思い出すことがほとんど不可能になるまで

( とてつもなく悲しいことがあっても生き抜くことができる。厄介なことに直面して幸福などもう死ぬまで無縁だと思っていても、そのうち悲痛も和らぎ、ついにはほとんど思い出せないほどになる )

続く

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ヨーロッパは50%が「バイリンガル」&世界に浸透する米語

欧州連合(EU)が2005年9月23日に発表した調査結果によると、加盟国の人たちの半分はバイリンガルだそうである:

調査対象   加盟25カ国の2万9328人

加盟国別バイリンガル率   最高はルクセンブルク99% 最低はハンガリー29% イギリスは下位から2番目   

学生(15~24歳)のバイリンガル率   80%は第2言語で支障なく会話可能

使用される第2言語   英語34% ドイツ語12% 第3位がフランス語

ちなみに、2カ国語を流ちょうに話せる米国民の比率は9%(2005年米調査)

( 出所:http://cnn.co.jp/world/CNN200509240009.html )

英語34%という数字はダントツでしょう。次位のドイツ語圏にも英語は強い浸透力を持っています。

その背後に米語の姿が見え隠れします。

世界的に英語、特に米語の勢いはますます顕著になっているようです。日本でも、米語の学習用英英辞典が質量ともに充実してきています。

他方、米国人で2ヶ国語を流暢に話せる人は9%にすぎないという。

そもそも外国語に興味がある米国人は非常に少数であり、外国語が話せるからと言って、日本におけるように、注目・賞賛されることもない。

外国語の専門家や外国語を必要とする1部の米国人を除いて普通のアメリカ人は他国語にほとんど関心がない。文化一般に関しても自足自給の状態といってもいいだろう。

そして、米語の力は、特に軍事及び経済に関して、強大だ。

かつて脅威であったロシアの軍事力は米語の軍事システム下でガッチリ把握され、中国の軍部は米語の軍事システムが欲しくてたまらず、世界中に米語の軍事システムに匹敵する軍事システムは ― 自爆攻撃を除いて ― ひとつもない。中東も米語のシステム下に、急速に、入りつつある。好き嫌い・善悪の判断などは別にして、著しく優れたシステムに対抗して生き延びた国家は、世界史上ひとつもない。冷厳な事実だけが指標になる

もちろん、日本の自衛隊も米語の軍事システムそのものであり、共同で作戦に当たる場合の最高指揮官は米語を話す司令官である。

さらに、各国の軍部中枢に浸透するコンピュータ・システムのオリジナルは米語のシステムである。各国は少しでも優位に立とうと思えば米語のシステムに従わざるを得ない。

世界の経済も非常な勢いで米語のシステムに組み込まれつつある。中国の経済はその典型であり、日本の郵政民営化も、私は賛成ですが、米語のシステム志向である。

そんな状況の下で、各地域の文化が持つことのできる最強の砦(とりで)は独自の言語だろうと思う。いかに強大なシステムであろうと各地域の言語を完全に支配することは不可能である。

日本語が、日本を日本たらしめる最強の砦になっている。正式な政府間・ビジネス間交渉の場合でも、いかに優秀な翻訳や通訳を起用しようと、「日本語⇔米語」の互換性は80%を超えないという。ましてや、日常の日本文化に米語システムの侵入できる余地は、確かに存在するが、無視できるほどに小さい。

ふるさとのことばをきけば、だれだってホットするでしょう。

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ハリー・ポッター(6)を手書きで書写した女子高生

ヨーロッパの最貧国・モルドバの高校生(15歳)がハリー・ポッター(6)をすべて手書きで書き写したそうです。

サンドラ・ルチアンさんは、家が貧しくて本を買うお金がない。

しかし、大好きなハリー・ポッターを本棚にならべたい。

ルチアンサンは友達から借りたハリー・ポッター(6)の原文を2日で読みきり、そのあと1ヶ月かけて全部書写したという

一日に20ページのペースですね。

全部でノート5冊になったらしい。

これはすごい英語の勉強になりますよ!

希少な外国語の辞書を懸命に書写した幕末の書生たちを思い出してしまいました。

ついでに、J.K.ローリングの独占インタビュー(サンドラ・ルチアンさんの話しとは無関係)↓

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/feature/-/566962/249-8854242-5090729

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絶対必要な英単語6000語(264/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4319 revise

4320 revive

4321 revoke

4322 revolt

4323 revolution

4324 revolve

4325 revolver

4326 reward

4327 rhyme

4328 rhythm

4329 rib

4330 ribbon

4331 rice

4332 rich

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)

2005 / 9 / 12 に4111の番号が抜けていたのを修正しました。shinshi さん、毎度間違いを指摘いただきほんとうにありがとうございます。申し訳ないです。なお、終わりは5000番台になると思います。

バートランドラッセルの幸福論 その155

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

Our doings are not so important as we naturally suppose; our successes and failures do not after all matter very much.

我々のすることは我々が自然に想定するほど重要ではない; 我々の成功sや失敗sは結局あまり重要ではない

( 我々のすることはいつも思っているほど重要ではない ― 成功しても失敗してもどうせたいしたことはないのだ )

続く

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絶対必要な英単語6000語(263/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4304 resume (レズメイ)

4305 retail

4306 retain

4307 retard

4308 retire

4309 retort

4310 retouch

4311 retreat

4312 return

4313 reveal

4314 revenge

4315 revenue

4316 revere

4317 reverse

4318 review

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)

2005 / 9 / 12 に4111の番号が抜けていたのを修正しました。shinshi さん、毎度間違いを指摘いただきほんとうにありがとうございます。申し訳ないです。なお、終わりは5000番台になると思います。

バートランドラッセルの幸福論 その154

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

A great deal of nervous fatigue can be dealt with in this way.

非常に多くの神経疲労は対処され得る このように

( こんなふうに対処できる神経疲労の事例は非常に多い )

続く

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コメントにお答えする(33/2005)

N さんへ。

はじめまして、k.y. です。よろしくおねがいします。

「アンチ・バベルの塔」を訪ねていただきありがとうございます。

さっそくですが、「文法キライ、単語暗記キライでした」と書かれていますが、これは過去形ですから、今はそうではないということですね。

文法も単語暗記もきらいであれば、私にはどうしてよいのかまったく分からなくなります

「文法キライ、単語暗記キライ」という人は、そもそも文法も単語暗記もやったというほどやったことのない人だと思います。食わず嫌いでしょう。味もわからないうちにやめてしまったということです。

> 構文が分からず言わんとしている事がなんとなくしか理解できません・・・構文とはどうやって身につけるのでしょうか?

構文とは、ひとことでいうと、SVOCのことですが、構文を勉強するための本をどれか1冊(薄い本でもかまいません)はじめから終わりまでやり通すことをお勧めします。

ただし、Nさんのご質問はあまりにも漠然としていてつかみがたいというのが正直な感想です。

質問は具体的であればあるほど答えやすいものです。どこがどんなふうにわからないとか・・・

さて、渡辺照宏氏は 『外国語の学び方』 の「むすびのことば」で次のように述べておられます。参考になさったらと思いますので引用しておきます(省略・太字はk.y.)。

(引用開始)

・・・要するに、勉強さえすれば誰でも学ぶことができるし、勉強しなければできるようにはならない、という簡単な真理です。語学の天才といわれる人たちが実は身をけずるような烈しい訓練をしていることを実際にみてきました。そうかと思うと、ろくに勉強らしい勉強もしないで「自分には語学の才能はない」などと言って放りだしてしまう人も大ぜいいます。また、まじめに勉強している人のうちにも「どうしてこう単語を忘れるのだろうか」とか「文法がわからなくて困る」とか言って嘆くものも少なくありません。そしてせっかく正しい方法で勉強しているのに自信をなくしてしまうのです。私はそういう人にむかって「単語を忘れ、文法がわからないのはあなたひとりではない。誰でもみな同じ道をとおってきたのです」とさとします。実際その通りなのです。

 もちろん間違った勉強方法というものもたしかにあります。しかし、せっかく正しい方法で勉強しているのに、自信が持てないばかりに、横道にそれてしまうことの方が多いのです。単語でも文法の規則でも会話の決まり文句でも、ひとつずつ順々に覚えていく以外には手がないこと、覚えても忘れるのが当然で、根気よくくりかえす他はないこと、これは誰にとっても当たり前のことなのです。それがいやならば語学の勉強などに始めから手を出さないことです。

 世の中に、およそ習っておいて利益のあることで、楽に習えるものは何ひとつないと思います。時間つぶしにすぎない遊びごとのようなものでも、習うだけの手間をかけなければならないでしょう。そして、はたから見て面倒だ、厄介だと思われることでも、ある程度まで慣れると面白くてやめられなくなるものなのです。外国語の勉強がことにそうです

 私がこの本で説明したことの大部分は、勉強家のあなたにとって珍しくもないことだったろうと思います。「そんなことは私もやってみた」とおっしゃる方が多いと思います。問題になるのはその方法を自信をもってやり続けるかどうかという一点です。私は自分の経験から考えても、また指導してあげた人たちのやり方から見ても、間違った方法をとる場合よりも、せっかく正しい方法でやりながら、自信が持てないために放棄してしまうばあいの方がずっと多いのです。この本をお読みになって「そんなやり方なら知っている」とお思いの方は続けて実行してください。先生や先輩から言われたが、まだ実行したことのない方はぜひ実行してください・・・・・・・・・・

 私がとくに言いたいたいのは次の3点です。

 第一. 外国語の勉強は自国語を学ぶのと異なったものではない。環境・時間・年齢の相違は意識的な努力で克服することができる

 第二. 自国語でも外国語でも機械的な人まねや暗記が必要であって、技術は技術として文句なしに覚えこむこと。 初歩の段階はもちろん、いくら達者になってもこの心がけをわすれないこと

 第三. しかし言葉というものは自国語でも外国語でもその人柄を示すものであるから、自分の言語生活を大切に育て上げなければならない。

(引用終止)

英語学習の指南書として、上記の渡辺照宏著 『外国語の学び方(岩波新書)』 の他に 、岡本浩一著 『最強の英語上達法(PHP新書)』などもNさんにぜひお勧めしたいです。

そして、文字通り最強の習得法は、実行し続けることです。

最後になりましたが、Nさんの状況が漠然としかわからないこともあって、ひょっとしたら失礼な表現があるかもしれません。正直に書きましたので、その際はどうぞあしからずおねがいします。

Thank you.

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「アンチ・バベルの塔」検証(8)

「アンチ・バベルの塔」の「① 第期工事の辞書」の総語彙数は5万語ぐらいでした。「② 第2期工事の辞書」の総語彙数は17万語になります。

① と ② の違いは2つあります。

(1) 見出し語が増えること
(2) 見出し語を含む語彙(イディオムその他の語句)が増えること

(1)は当然ですが(2)は想像以上でした。

(2)の語彙についても見てパッとわからないもの(文脈のなかではたぶん容易に意味を推測できるものを含む)はすべてカードに書き出しています。これは未知の見出し語のチェックに劣らず時にはそれ以上にたいへんな作業です。ひとつひとつの単語は既知であってもその単語を含む語彙は未知になってしまうことが多くて自分の無知を再確認するはめになるからです。

以下は old を含む語句をカードに転写した実例です(定義は既知のものも含む)。 斜字体は例文。

左ページと右ページは1枚のカードを2等分した左右のことで、同じ番号の項目は左右にパラレルな配置。左ページはターゲットの各語彙と例文。右ページはその定義。1502という数字は1502枚目のカード(実際はカード右下に記入)であることを表しています。

実際のカードは見出し語が赤、「①以下の定義番号」及び「例文中に含まれる見出し語」は緑、その他必要に応じて黄色のベタを使用する場合もある。

左ページ

11269 old boy [C] ① ( mainly UK ) ( inf ) the old boy next door
② [as form of address] ( old-f ) Come on, old boy, drink up.
③ ( UK ) an old-boy reunion

11270 the old country [S]
I've no plans to go back to the old country.

11271 olde-worlde [óuldiwLwrldi] [adj] ( UK ) ( inf ) ○ The village is a bit too olde-worlde and more of a museum than a thriving community.

11272 old flame [C]
I located an old old flame on the Internet.

11273 old growth [U] ( US )

11274 the old guard [S]
Radical reform was, of course, opposed by the old guard.

右ページ

11269 [C] ① an old man
② a way that some men address male friends that they have known for many years
③ An old boy of a particular school is a man who went to school there as a child

11270 the country that a person or a person's family originally came from

11271 [adj] old in a very noticeable or artificial way, or made to look old in a way that seems false

11272 [C] a person that you loved or had a sexual relationship with in the past

11273 [U] trees that have been growing for a veryy long time 老齢株, 老成森, 老成立木

11274 [S] those people in an organization or society who oppose change and whose beliefs and ideas belong to a period in the past
                                                                1502


さすがに、17万語はずしりと思い語彙数です。塔が完成すれば、普通の読書のためのボキャビルは終了です。

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絶対必要な英単語6000語(262/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4289 resource

4290 respect

4291 respective

4292 respond

4293 response

4294 responsible

4295 rest ( V )

4296 rest ( N )

4297 restaurant

4298 restore

4299 restrain

4300 restrict

4301 rest room

4302 result

4303 resume

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)

2005 / 9 / 12 に4111の番号が抜けていたのを修正しました。shinshi さん、毎度間違いを指摘いただきほんとうにありがとうございます。申し訳ないです。なお、終わりは5000番台になると思います。

バートランドラッセルの幸福論 その153

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

I found that the less I cared whether I spoke well or badly, the less badly I spoke, and gradually the nervous strain diminished almost to vanishing point.

私は見つけた that 私が上手く話すか下手に話すかどうかを気にしないようになればなるほど、 より少なく下手に私は話した、and 徐々に 神経の緊張は減じた ほとんど消滅する点に向けて

( 私が気づいたのは、話の巧拙にこだわらなくなればなるほど話が上手くなり、緊張も徐々に薄れてほとんど感じなくなるということだった )

続く

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絶対必要な英単語6000語(261/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4274 require

4275 rescue

4276 research

4277 resemble

4278 resent

4279 reservation

4280 reserve

4281 reservoir

4282 reside

4283 resign

4284 resist

4285 resolute

4286 resolution

4287 resolve

4288 resort

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)

2005 / 9 / 12 に4111の番号が抜けていたのを修正しました。shinshi さん、毎度間違いを指摘いただきほんとうにありがとうございます。申し訳ないです。なお、終わりは5000番台になると思います。

バートランドラッセルの幸福論 その152

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

Gradually I taught myself to feel that it did not matter whether I spoke well or ill, the universe would remain much the same in either case.

徐々に 私は自分自身に教えた 感じることを that それは問題ではない 上手く話すか下手に話すかということ、世界は実に同様にとどまる どちらの場合も
 
( 私自身徐々に感じるようになったことだが、話の巧拙などはたいしたことではなく、いずれにしても世界には何の影響も与えない )

続く

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英語の語彙:雑談(15)続続

勝手な推理を続けます。

前回に言及した 「WTNID」 の good (名詞の場合)の定義を転写(定義文の太字・例文省略はk.y.)しておきます。

なお、「WTNID」 の定義の配列は、原則として historical order であり、それが不可能な場合は単なる並列になっています。

historical order の場合、1が最も古い意味(今でも通用する意味も含む)を定義し、2はその次に古い意味を定義しというような配列になります。

------------------

good の定義は、 1~5 まであり、そのうち1の定義は ― 現行の優勢な意味のみを記述する学習用英英辞典には記述されていないものも含むので ― historical order だろうと思われます。

今回は 「真・善・美」 の善の意味に関わると考えられる 1 の定義だけを転写しておきます。

1 a : something that possesses desirable qualities, promotes success, welfare, or happiness, or is otherwise beneficial

b : something that satisfies or commends itself to the ethical consciousness or is conceived as fitting in the moral order of the universe :
( 1) : something that is either an end in itself or a means to such an end
( 2) : the character of human beings or of their attitudes, motives, and actions that ismorally praiseworthy - compare ETHICS

このなかで、「善」の意味をもっともよく表しているのが、something that satisfies or commends itself to the ethical consciousness or is conceived as fitting in the moral order of the universe=「倫理意識を満足させるものまたは倫理意識自体あるいは世界の道徳秩序に合致すると思われるもの(訳:k.y.)」でしょう。

goodness の定義は2つあります。2つ共転写しておきます。good の定義と比較してください。

1 : the quality or state of being good : as a : moral excellence : VIRTUE, BENEVOLENCE, GENEROCITY, b : excellence in respect to material quality

2 : the nutricious, flavorful, or beneficial portion or element of something

---------------------

なお、the true, the good and the beautiful と表現する場合は、good も true や beautiful と同様に形容詞とみなしていいでしょう(ただし、true や beautiful にも good と同様に名詞の意味もなくはない)。

the true, the good and the beautiful は 「真なるもの、善なるものそして美なるもの」という感じでしょうか。

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絶対必要な英単語6000語(260/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4260 reply

4261 report

4262 repose

4263 represent

4264 repress

4265 reprisal

4266 reproach

4267 reproduce

4268 reprove

4269 reptile

4270 republic

4271 repulse

4272 reputation

4273 request

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)

2005 / 9 / 12 に4111の番号が抜けていたのを修正しました。shinshi さん、毎度間違いを指摘いただきほんとうにありがとうございます。申し訳ないです。なお、終わりは5000番台になると思います。

バートランドラッセルの幸福論 その151

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

I have done in my time a considerable amount of public speaking; at first every audience terrified me, and nervousness made me speak very badly; I dreaded the ordeal so much that I always hoped I might break my leg before I had to make a speach, and when it was over I was exhausted from the nervous strain.

私はした 私の生涯で かなりの量の講演を; 最初は どの聴衆も私を怖がらせた、 and 神経過敏が私を非常にまずくしゃべらせた; 私はその試練をあまりに恐れたために私はいつも願っていた 私が足を折ればいいと スピーチをしなければならない前に、 and それが終わったとき 私は神経の緊張でくたくたになっていた
 
( 私は今までかなりの数の講演を行ってきたが、最初のうちは、毎回聴衆の前に出るのが怖くてあがってしまい、実にひどいしゃべりかたをしていた。その試練を恐れるあまり、足でも折れてスピーチができなくなったらいいのにといつも思っていた。だから、講演が終わると緊張でくたくただった )

続く

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英語の語彙:雑談(15)続

Flatpicker さん、情報ありがとうございます

私は、次のように、勝手な推理をしてみました( WTNID = 「Webster's Third New International Dictionary unabridged 」 )。

> 真善美の英訳としては、truth, goodness and beauty がしっくりきますし、yahooで検索しても数多く(4万件以上)出てきました。

一般的・口語的にはその通りだと思いますが、good のほうが哲学的な含みが強いのだと思います。

広辞苑は、「真・善・美」を、「認識上の真と、倫理上の善と、審美上の美。人間の理想としての普遍妥当な価値をいう。これに聖を加えることもある」と定義しています。

したがって、「真・善・美」 ということばには、多分に哲学的な響きがあります。現象の背後にある本質を表現した形而上学的な感じがします。

また、「真・善・美」は、おそらく西洋の思弁哲学の概念を輸入したものだと思います。

そして、「善」は ドイツ語の gut あるいは英語の good を翻訳したものであって、goodness を翻訳したものではないと考えます。

なぜかというと、goodness ということばにはあまり思弁的な雰囲気がないからです。「良さ、親切さ」というような日本語に呼応しますが、観念的・思弁的な「善」という概念にはなじみません。WTNID の定義を読んでも(引用しようとしたのですが時間がなくて省略します)当然ながら、同じことが言えます。

だから、私が、「真・善・美」を観念的な概念ととらえて、「truth, good and beauty」 のことだと思い込んでいたのは正しかったと言えます。

そして、good も goodness も quality of being good を意味しているが、good は goodness に比較して高度に観念的だということです。

さらに、「WTNID」 によると、good は、古期英語ではgod ですが、これは形容詞。中期英語は good で、今と同様に形容詞、副詞、名詞の用法があります。

そして、古期英語の名詞形は godnes、中期英語の名詞形は ― good自体 も名詞の意味を含みますが ― goodnesse となっています。

つまり、古期英語の god は形容詞で、中期英語にも普通の名詞形は別にあって、今も含めて good と言えば概して形容詞だと認識される。 だから truth, good and beauty とならべると ― 一般的・口語的には ― ひとつだけ形容詞が混ざっているような感じがして、違和感がある。

だから、いずれも普通の名詞形に統一して truth, goodness and beauty と表現することが多いのではないでしょうか。

> 私の辞書(研究社新英和辞典)には(なぜかgoodnessが最初にきており)、goodness, truth, and beautyとなっています・・・なぜ私の辞書にはgoodnessが一番先にきているのかが気になります。「哲学」での決まった言い回しか何かなのでしょうか。

これは私にも推理できないです。何かわかれば、ぜひ、教えてください。

Thank you.

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絶対必要な英単語6000語(259/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4243 remnant

4244 remodel

4245 remorse

4246 remote

4247 remove

4248 render

4249 renounce

4250 renovate

4251 renown

4252 rent

4253 repair

4254 repeal

4255 repeat

4256 repel

4257 repent

4258 repetition

4259 replace

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)

2005 / 9 / 12 に4111の番号が抜けていたのを修正しました。shinshi さん、毎度間違いを指摘いただきほんとうにありがとうございます。申し訳ないです。なお、終わりは5000番台になると思います。

バートランドラッセルの幸福論 その150

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

A great many worries can be diminished by realizing the unimportance of the matter which is causing the anxiety.

非常に多くの心配事が減らされ得る by 認識 of 心配を引き起こしていることがら

( 心配事は ― 些細なことがきっかけであることが分かったら ― 大いに軽減される可能性がある )

続く

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リスニングの自然な限界

私は、前に、「リスニングの諸相」という記事の中で、「私は、自分の妻や子供の話が聞き取れないことさえ時々ある。お互いだろうと思っている。ましてや英語は聞き取れないことは珍しくない。ただし、意思疎通に支障をきたすことはない。また、話題によっては自分の方が詳しい時もあるから、そういうコンテンツの聞き取りはネイティヴに勝る」 と書いた。

そして、「英語のリスニングが100%できるようになる」などという発言はまったく信じていない

私にはほとんど聞き取れない英語の歌詞を100%聞き取れるという日本人の方もおられる。とても信じられない

英語の映画もすべて聞き取れると言うかたもおられる。

そりゃないでしょう!」と思う。

他方、この「100%聞き取れる」という言葉の意味が「母語の日本語のように聞き取れる」ということであれば、「それは可能だろう」と思う。

私は、半世紀以上も慣れ親しんでいる日本語が聞き取れないこともある。最近の歌のなかには何を歌っているのか80%ぐらい聞き取れない歌だってある。日本語の映画も、ジャンルや撮影状況によっては、俳優が何を言っているのわからないことが稀とは言えない。

もちろん、私の聴力は正常である。

それで、私は、「英語のネイティヴはどの程度英語を聞き取れているのか」ということに強い関心がある。

私が日本語をさっぱり聞き取れないことがあるように英語のネイティヴも英語を聞き取れないことがあるはずなのだ。

英語のネイティヴはどんな文句を聞き間違えるのか?

たとえば、To all the girlsTwo other girls と聞き間違えるのだ。全然違うではないか!

日本の英語学習者がディクテーションでこんな間違いをしたら、ちょっとショックかもしれない。ネイティヴもこんな間違いをするとは思えないからだ。

しかし、現実には、ネイティヴも語句をいちいち厳密に聞いているわけでもない。

出所は忘れてしまったが、「アメリカ人は40%前後聞き取るだけでコミュニケーションをしている」という調査結果もあったように記憶している。つまり、要点だけ聞いていることが案外多いのだ。

関心のある方は http://www.amiright.com/misheard/stories/ をご覧になるといい。

聞き間違えたときの状況まで書いてあるから実におもしろい。

生身の人間が母語を聞き取る状況が活写されている。

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絶対必要な英単語6000語(258/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4227 relax

4228 release

4229 reliable

4230 relief

4231 relieve

4232 religion

4233 relish

4234 reluctant

4235 rely

4236 remain

4237 remark

4238 remarkable

4239 remedy

4240 remember

4241 remind

4242 remit

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)

2005 / 9 / 12 に4111の番号が抜けていたのを修正しました。shinshi さん、毎度間違いを指摘いただきほんとうにありがとうございます。申し訳ないです。なお、終わりは5000番台になると思います。

バートランドラッセルの幸福論 その149

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

Nothing is so exhausting as indecision, and nothing is so futile.

何も不決断ほど疲れさせない、 and 何もそんなに不毛ではない

( 優柔不断なことほど心身を消耗させるものはないし、それほど不毛なこともない )

続く

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英語の語彙:雑談(15)

good と goodness

私は若かったころ good の名詞形が goodness だと思っていた。good 自体に名詞の意味があることを知ったのはだいぶあとのことだった。

辞書を暗記するつもりで読めばそんなことはすぐにわかるのだが、当時は、辞書を暗記するなど自分とは無縁のことだと思っていた。

さて、「① 真・・美」 という日本語がある。これを、英語では 「 ② truth, good and beauty」 という。

「② truth, goodness and beauty」 とは言わない。

ところが、英語の専門家の中にも ② だと思い込んでいる人がいる。

なぜか?

辞書を暗記しないからである(冗談です)。

------------------

good と goodness の基本的な違い

英英辞典の定義:

good = something that is good

goodness = the quality of being good

つまり、good は good なこと/行いであり、goodness は good な 特質である。

------------------

ところが、「真・善・美」 というのは「③ something that is true ・ something that is good ・ something that is beautiful 」 ではなく、「④ quality of being true ・quality of being good ・ quality of being beautiful 」 だと思う。

したがって、「真・善・美」 の good は goodness の意味になる?

しかし、それならなぜ truth, goodness and beauty とは言わないのか? good の基本的な意味からすると ① は ③ の意味になってしまう。

そして、good の反意語は evil であり、badness ではない。

それで、結局、今のところ、よくわからない。① は ③ なのか ④ なのか? それとも ③ でもあり ④ でもあるのか? 

だれか、教えてください!

追記: truth, goodness and beauty という言い方もあるようです。どうやら、悩まなくてもいいのかもしれませんね。また、研究してみます。

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語彙学習と文型の知識(1)

1970年の春に、安田一郎先生は、 『続基礎英語』 を受講している人たちからの要望にこたえて、 『英語の文型』 という本を日本放送協会から出版されました。

安田先生は、その序文で、文型について次のように述べておられます(太字k.y.)。

(引用開始)

 昔はよく「英語の実力は字引をひく回数によってきまる」というようなことがいわれました。単語さえおぼえれば、英語はひとりでにできるようになるという極めてそぼくな考えから出た言葉です。たしかに、単語の数が多ければ、それを自由に操っていろいろなことが言えるようになることは事実です。しかし、その前に大切なことを忘れています。おぼえた単語を操る「しかけ」を知っておかなければ、せっかくおぼえても単語に「ことば」としての血を通わすことができません。それでは、その「しかけ」とはなにかといいますと、それが文型です。
 言語として考えた場合、日本語と英語の一番大きな違いは、文字の書き方でも発音でもありません。素材としての単語を「ことば」に変えるための語順の法則、つまり文型なのです。日本語は格助詞の存在によって、語順をどうにでも変えられる言語ですから、それに慣れている私たちはうっかりすると英語における語順の重要性をわすれてしまいます。たとえば、「AはBが好き」という場合、日本語では「Aは好きです、Bさんが」/「好きですAは、Bさんが」/「好きですBを、Aさんは」/「Bが好きです、Aさんは」/「BをAは好きなんです」と少なくとも6通りの言い方ができるわけです。ところが、英語ではこの場合たった一つの語順しかありません。それが [A likes B.] という語順であることは、英語を少し習いはじめたひとならだれにでもわかることです。
 では、なぜこの場合それ一つしかないということがわかったか、といいますと、それはこの言い方について語順の法則をよく心得ていたからだ、といえます。心得ていたから正しい英語をすぐ引き出すことができたわけですが、このほかの言い方についてはどうでしょう? 英語の言い方にはすべてこれと同様な語順の法則があって、それを心得ていなければ英語にならないということを考えたことがあるでしょうか? つまり、どんなに単語をおぼえていても、語順の法則を知らなければ、それを「ことば」として使うことができないということを考えたことがあるでしょうか? 英語の勉強にとって、語順の法則、すなわち文型はそれほど重要なものなのです。英語ができるようになるか、ならないかは身につける文型によってきまる、といっても過言ではありません。

(引用終止)

k.y. 談

「アンチ・バベルの塔」は、既に何度か書きましたように、「構文=文型のマスター」を前提にして語彙を強化するツールです。

また、構文=文型の知識がなければ、語彙学習も早晩頭打ちになります。語彙ばかりを単独に増やせるはずがない。

「単語ばかり覚えてもしかたがない」という人のなかには、実は「単語が覚えられない」人も多く含まれています。さらに、「単語が覚えられない人たち」=「構文=文型の心得がない人たち」=「英語がなかなか習得できない人たち」という図式が成り立つ場合がめずらしくありません。

逆に言うと、1~2~3万と語彙数を増やせる人は、構文=文型の心得があるはずです。

大学受験生も、「英語がわかる」と感じて「語彙の暗記も軌道に乗る」のは、S V O C の分析ができるようになったときです。そうなると英語の勉強が苦痛でなくなる。

やみくもに単語を詰め込むという表現を好む人たち」は、明らかに、「構文=文型欠損症の人たち」でしょう。

欠損症を克服したら語彙が欲しくなります。

少なくとも、「やみくもに」という不快感が解消します。

続く...

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絶対必要な英単語6000語(257/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4211 regime

4212 regiment

4213 region

4214 register

4215 regret

4216 regular

4217 regulate

4218 rehearse

4219 reign

4220 rein

4221 reject ( V )

4222 reject ( N )

4223 rejoice

4224 relate

4225 relation

4226 relative

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)

2005 / 9 / 12 に4111の番号が抜けていたのを修正しました。shinshi さん、毎度間違いを指摘いただきほんとうにありがとうございます。申し訳ないです。なお、終わりは5000番台になると思います。

バートランドラッセルの幸福論 その148

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

When a difficult or worrying decision has to be reached, as soon as all the data are available give the matter your best thought and make your decision; having made the decision, do not revise it unless some new fact comes to your knowledge.

困難で厄介な決定がなされなければならないときは、データがそろったらすぐに その問題に最善の思考を与えて決断しなさい; その決断をしたら、 それを改訂するな 何か新たな事実を知ることにならない限り 

( 苦渋の決断を迫られたときは、まず事実調べを徹底し、あとはぐずぐずせずに賢明な決断をくだすこと。 いったん決断したら、新たな事実が出ない限り、考え直したりしないこと )

続く

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絶対必要な英単語6000語(256/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4196 refer

4197 referee

4198 reference

4199 refine

4200 reflect ( 1 )

4201 reflect ( 2 )

4202 reform

4203 refrain ( V )

4204 refrain ( N )

4205 refresh

4206 refrigerator

4207 refuge

4208 refuse ( V )

4209 refuse ( N )

4210 regard

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)

2005 / 9 / 12 に4111の番号が抜けていたのを修正しました。shinshi さん、毎度間違いを指摘いただきほんとうにありがとうございます。申し訳ないです。なお、終わりは5000番台になると思います。

バートランドラッセルの幸福論 その147

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

It is amazing how much both happiness and efficiency can be increased by the cultivation of an orderly mind, which thinks about a matter adequately at the right time rather than inadequately at all times.

それは驚嘆すべきである 幸福も効率もいかに高めることができるか 秩序ある精神の涵養によって、 which(=秩序ある精神)はものを考える 適切に 適切な時期に rather than 不適切に いつでも

( 整然とした精神を養うことによって、幸福や効率の度合いを驚くほど高めることが可能になる。 ものごとを適宜適切に考えて、いつもダラダラと思案することがなくなるからである)

続く

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コメントにお答えする(32/2005)

yamasina さんへ

こんにちは、しばらくです。

だいぶ涼しくなってきましたね。

読書の秋、学びの秋、語彙強化の秋!

> Aの方法を使う理由としては、覚えの悪い語は短い間隔で復習したい。というのが大きいですね...実際やっていると、毎日復習しても10日連続で思い出せない単語がありますし、一度で覚える単語もあります。これらを同頻度で復習するのは効率が悪く思われます。

ずばり、おっしゃる通りです。

Aの方法は普遍・不変の方法です。

私の記述は説明不足で誤解を招いたかもしれませんね。「アンチ・バベルの塔」は ― 今までに何度か述べた理由により ― 「語彙ひとつにつきカード1枚方式」ではありませんが、カードの作成から1ヶ月ほどはほぼA方式に従って「当座の記憶定着」を計ります。

さらにB方式を採用するのは、その「当座の記憶」のお蔵入りを防ぐためです。脳は ― 少なくとも私の脳は ― 「これはまだ必要なんだぞ」というシグナルを与えてやる(=復習する)ことを完全にやめると、「あっ、もう要らないんだな」と判断してお蔵入りにしてしまいます。

> カードでやると管理が大変でしょうが、PCでやっている分には管理コストはゼロです。自動的に記憶の濃淡と復習間隔に応じて今日復習するべきカードが選ばれます。やり残したモノは翌日に回されます。

これは、確かに、非常に優れた方法でしょう。

とりわけ、各語彙について暗記する事項が単純で、暗記語彙数も比較的小さい場合には、格好のやり方になると思います。

私があえて物理的なカードにしているのは、次のようないくつかの理由があるからです。

① 各語彙の定義や例文がかなり複雑な場合が多く(それがまたおもしろいのですが)、また同じカードや前後のカードのつながりも派生語やイディオムなどが絡んでいるために密接な場合が多く、だから、各語彙ごとに分断できないあるいはしたくないから。つまり、極めてアナログ志向だから

② 100枚単位のカードはどこへでも持ち歩くことができる、車の中でもチェックできる、スイッチオン・オフの必要もない、たとえば急に来客があってもその後で再開するときは開いてあるページからすればよい・・・ということでいろいろ好都合だから

③ カードの染み・メモ書き・傷みのさまなどが記憶の助けになるから

④ 仕事も含めると1日10時間以上PCの画面を見つめているので、必要のない場合はできるだけPCを離れたいから。目が疲れるんです。

⑤ 整然と整理して積み上げられたカードはまさに「アンチ・バベルの塔」であり、徐々に高くなるそのさま見て楽しめるのは物理的なカードならではだから

⑥ 手に持ったときの重量感がいいから

> 1週間もほっておくと累積されて大変なことになりますので、きっちり日々消化する動機付けにもなっています。

そうなんです! しっかり管理されていることこそ、最大の動機付けです。

> 長くやり続けていれば、どのカードもどんなに記憶レベルが上がっても、いつか復習カードとして選ばれる日が来ます。全ての語彙カードが復習サイクルに入ったままなわけですから放置の心配もありません。

まことに明快です。反論の余地はまったくありません。

私の場合は、上記 ①~⑥ の事情も絡んで、90日という確定したサイクルですべてのカードを平等に復習し続けるということです。

ただ、この議論は極めておもしろい展開になる予感があります。将来、もっとすばらしい、yamasina さん方式と「アンチ・バベルの塔」方式を昇華する方法が現れるかもしれません。楽しみです。

yamasina さんが、もし、辞書の暗記に乗り出すことがあれば、もっといろいろ突っ込んだ議論ができるかもしれません。

> 管理人さんが復習すべく分類されている2万語は入れ替えがあるのでしょうか?

ターゲットにしている「Cambridge Advanced Learner's Dictionary」 の改訂があれば、入れ替えではなく、追加を行います

さらに、「学習用英英辞典」の語彙はあくまでも常識語彙ですから、各分野の専門用語や業界用語は範疇がことなります。「アンチ・バベルの塔」はあくまでも常識語彙集です。


> SVL12000の全てのカードの復習間隔が100日以上になることが当面の目標です。

いいですね!

12000を征服されたら、ぜひ聞かせてください。本などを読めばかなり違う世界が開けるはずです。

今回のようなお話しは大歓迎です。

また、コメントください。

Thank you.

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コメントにお答えする(31/2005)

muket さんへ。

詳細なコメントありがとうございました。

着実に進めておられるようすが伺えてうれしくなりました。

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> 私は作成日ごとに分けられたカードの束に、新しいものから1~14までの札をつけ、1、2、3、5、7、14の札のついた束を復習し、それが終わると札をひとつずつ新しい束にずらしてまた翌日、上記の通り復習する、というやりかた

どの語彙も2週間復習を続けてとりあえず記憶が定着すると14番札の最終グループに入れ、語彙の復習回数は暗記難易度に応じて異なる(復習時にわからなかった単語のカードは再び1の束に加えています)ということですね。

「記憶の濃淡に応じた整理」というのは、大量の語彙を暗記する場合に欠かせないポイントです。これを着実に行うことで、毎日の作業にやりがいと充実感が生れます

だから、整理が崩れない限り挫折はないはずです。

> "とりあえず覚えたはずの束"を放置していたら大変なことになるところだった...たった6回確認しただけで覚えた気になっていたのは甘かった

そうですよ! 6回確認しただけで永久に忘れないなら万々歳ですが、現実には ― 語彙のレヴェルや各自の脳の癖にも左右されますが ― 「アッケラカン」と忘れてしまいます。

もっとも、これは私見に過ぎませんから、ひょっとしたら他の人はもっと簡単に覚えられるのかもしれません。そうであれば、すばらしいことです。私は、ダメなことがわかっています。

他方、記憶の定着度が高いほど再記憶も容易になることは muket さんもご存知でしょう。うろ覚えであっても文脈があれば思い出す場合もあります。

> Aタイプ...を抜けたカード群も、Bタイプのように緩やかに、しかし確実に、復習する必要がありますね。さっそく今日から、カードの山を崩して補強するプロセスも加えようと思います。

至言でしょう。

せっかく根付かんとしている貴重な語彙群は、がっちり頭に格納しておきたい。将来は、できるだけ、能動語彙に格上げしたい。最終的には創作に活かしたい・・・夢は限りなく広まります。

> すでに生活の一部となっています。飽きっぽい私がこんなに続けられるとは正直思ってもみませんでした。

ボキャビル続けるための最強の武器は?」と聞かれたら、躊躇なく「生活の1部にすること」と答えます。

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楽しいメイルをありがとうございました。

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哲学者の言葉:2

(2) Protagoras ( c. 490 - 421 ) プロタゴラス

① 人間は万物の尺度である:認識や真理は各人の経験や判断に関連している

Man is the measure of all things : Perception and truth are related to the experience and judgment of the individual.

measure = [C] a way of judging something

② 指導者たる資質は教えることができる

What enables one to lead others can be taught.

③ 神々の存在は、明確には、断言も否定もできない

One cannot with certainty either affirm or reject the existence of the gods.

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k.y.注

Protagoras was the first and most famous and accordingly the most highly paid of the Sophists. Plato says that Protagoras was so successful in his art of teaching that he earned more than the great Greek sculptor Phidias and ten other sculptors put together. Protagoras, as other sophists, describes a humanism instead of the essential nature either of the gods or of nature itself.

Sophists = ソフィスト: 紀元前5世紀半ばからの古代ギリシアで,弁論術をはじめ広く知識を教授して歩くことを職業とした知識人たちの呼称;Protagoras, Gorgias などが有名 (ランダムハウス英和大辞典)

Phidias = フェイディアス: 前460年ごろから前430年ごろに活躍した彫刻家・建築家で、かの壮麗無比なパルテノン神殿建立(こんりゅう)の総監督に起用された。パルテノン神殿を起案したのはアテネ民主政治の立役者・ペリクレスで、フェイディアスはその友人であった。

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絶対必要な英単語6000語(255/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4179 record ( V )

4180 record ( N )

4181 recover ( 1 )

4182 recover ( 2 )

4183 recreation

4184 recruit

4185 rectangle

4186 recycle

4187 red

4188 Red Cross

4189 redeem

4190 red-handed

4191 redhead

4192 red tape

4193 reduce

4194 reed

4195 reel

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)

2005 / 9 / 12 に4111の番号が抜けていたのを修正しました。shinshi さん、毎度間違いを指摘いただきほんとうにありがとうございます。申し訳ないです。なお、終わりは5000番台になると思います。

バートランドラッセルの幸福論 その146

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

But it is quite possible to shut out the ordinary troubles of ordinary days, except while they have to be dealt with.

しかし それは完全に可能である 日常の普通の問題s、 対処しなければならない時を除いて

( しかし、日常のありふれた問題なら ― 処理すべき時期でない場合は ― まったく考えないでおくことも充分可能である)

続く

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絶対必要な英単語6000語(254/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4164 receipt

4165 receive

4166 recent

4167 reception

4168 recess ( 1 )

4169 recess ( 2 )

4170 recession

4171 recipe

4172 recipient

4173 recite

4174 reckless

4175 recognize

4176 recollect

4177 recommend

4178 reconcile

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)

2005 / 9 / 12 に4111の番号が抜けていたのを修正しました。shinshi さん、毎度間違いを指摘いただきほんとうにありがとうございます。申し訳ないです。なお、終わりは5000番台になると思います。

バートランドラッセルの幸福論 その145

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

I do not mean to suggest that at a great crisis, for example, when ruin is imminent, or when a man has reason to suspect that his wife is deceiving him, it is possible, except to a few exceprtionally disciplined minds, to shut out the trouble at moments when nothing can be done about it.

私は示唆するつもりはない that 大きな問題、たとえば、破滅が迫っているとき、or 男が~する理由をもっている 疑う that 彼の妻が彼を裏切っている、それは可能である、少数の例外的に訓練された人は別として、 問題を締め出すこと 問題を締め出す 何もそれについて成され得ないような時に

( 私は ― たいへんな危機に際しても、たとえば破産が迫っている時や妻が浮気していそうな時でも、まったく打つ手がないからといって、特に鍛錬されたたわけでもない人がまったく悩まずにおれる ― と言うつもりはない。

続く

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「アンチ・バベルの塔」検証(7-復習について)

「アンチ・バベルの塔」方式は、次の2つの作業を含むシステムです。

① 辞書から未知語彙を選んでカードに転写すること

② ①の語彙を暗記すること

この2つを達成すれば素晴らしい効果があります。

しかし、達成に至らずやめる人のほうが圧倒的に多い。

達成に至らない理由は、以前にも言及しましたが、列挙すると3つあります。

(1) 「アンチ・バベルの塔」方式=学習用辞書(できれば英英辞典)の暗記がボキャビルの最善策であることに疑問があって他の方法のほうが優れていることがわかってやめる

他の方法のほうが理論上も実際上も優れていることを証明できるなら、すぐにその方法を採用すべきことは言うまでもない。

私は他の方法を ― 数万語以上の精密なボキャビルに関する限り ― 知りませんので、ご存知ならぜひ教えてください

(2) 時間がない(根気がないことの言い訳である場合は除く)ためにやめる 

(3) 根気がないためにやめる

(1)や(2)でやめるのは、当然で、まったく仕方のないことです

問題は(3)の場合である。

① で既に根気がなくなる人ももちろんいますしかし、根気をなくしてしまう最大の原因は、② = 復習です。

最初のうちはスイスイ復習できるがカードの枚数が増すごとに復習の負担が増し、ついに耐えられなくなり、ひいては ① もできなくなってしまうという失敗のプロセスです。

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さて、復習の仕方には、大別して、次の2つ(A・B)の方法があります。

( A は分類する方法、B は分類しない方法。 B のほうがはるかに単純な方法です )

A 覚えたグループと覚えていないグループに分類し、さらに覚えの濃淡に応じて復習の間隔を調節する方法

典型的には、カード1枚につき語彙ひとつ記入というやりかたです

B まったく選別せずA~Zまでのカードを(あるいは今までに作成したカードを)一定の枚数ごとにリングでまとめ(私は100枚)、全カードを必要日数を費やして復習する方法

また、1枚のカードには6語前後の語彙が転写されています。この場合、以前にも書きましたが、1枚のカードが数語の語彙で形成される「場所」を形成し、その一定した場所的コネクションが記憶の定着を促進するという利点があります。

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Aの方法はあちこちで紹介され、利用している人も多く、一定の語彙数までは、非常に有効であることも確かです。

また、一定の語彙数までであれば、覚えた後で多読ないしは英語での仕事などを通じて、特に復習しなくても既習語彙の維持は可能です。

しかし、「アンチ・バベルの塔」は、最終的には、ネイティヴと同等のあるいはそれを超える語彙数の獲得を目的とするシステムです。

だから、ネイティヴのように24時間(眠っている間も脳は言語情報の整理を行っている)その言語に触れているわけではない非ネイティヴの場合、Aの方法で既習語彙を維持することは不可能だと思われます。

なぜか?(以下は私見に過ぎませんから、実証をともなう反対意見は大歓迎です!)

語彙数があまりにも多いために(不要だという意味では断じてありません!)、Aの方法で覚えたはずの語彙も記憶の耐用期間を過ぎるとどんどん忘れていくからです。

さらに、カード1枚で1語彙の場合、記憶の濃淡による分類と復習日の配置がカードが増大するにつれてどんどん複雑になり、復習をアレンジするだけでも無視できない負担になってきます。

他方、覚えやすかった語彙を忘れて覚えにくかった語彙を覚えていたり、両方覚えていたり、両方忘れていたり、記憶は正体不明です。

5千語内外の単位で実験してみたらよくわかりますよ。

したがって、「必ず全語彙をコンスタントに復習すること=全語彙にコンスタントに触れること=できるだけネイティヴの語彙接触状況に近づけること」が肝要です。

もちろん、それに至る前に(A)の方法その他を活用することも必要です。しかし、(A)ですべて覚えたから復習はいらないわけではありません。

仮に、記憶の濃淡を5段階に分類したとします。記憶が最も強固な5に分類されている語彙は安全かというとそんなことはありません。3に分類されている語彙が5の語彙よりも定着率が低いということも ― ある期間過ぎた後では ― ありません。いずれは、どの語彙も同じ記憶レヴェルに落ち着きます。

「放置すればいずれ全部忘れる」と仮定するほうが真実に近いのです。24時間接しているわけではないからです。

さて、私の場合、「アンチ・バベルの塔」が完成した後の学習用英英辞典レヴェルの総認識語彙は10数万語(単語・イディオム・その他の語句)になるはずですが、常時復習が必要な語彙数=「アンチ・バベルの塔」収納語彙数は2万語ほどです。

この2万語は、毎日1時間3ヶ月のスケジュールで全部復習が可能になる確信があります。

また、その1時間を決して無駄だとは考えません。

至福の1時間です。

 

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中村修二の言語観:続続

中村修二さんが、半導体を扱うのにまずしたことは、中村語ではない標準言語による勉強だった。

しかし、その後は中村流の実験に、つまり中村語の開発に没頭した。すさまじい執念で中村語の確立=独創に取り組んだ。

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(引用再開)

 とはいえ、半導体に手をつけ始めた当初は、私はまだそのようなことには気づいていなかった。だから、初心者の誰もがやる方法を、よかれと思って踏襲していた。

 やったこともないようなことに手をつける場合に、まずやることは何か。十中八九の人が、まずそのことについて調べ、先人たちはどうやったかを検討する。私の場合もはじめのうちは御多分にもれず、さまざまな文献や専門書を読むところから出発した。
 
 半導体を作るには、様々な材料を反応させる電気炉が必要だ。しかし買ってきた炉はそのままでは役に立たなかった。研究費はないから、会社中に転がっている部品や廃品を拾ってきては改良した。その姿は研究者というよりは、町工場の職人と言ったほうが良かったかもしれない。

 ガリウム・リンを精製するには、透明な石英管を使わなければならない。透明石英管の一端に金属のガリウムを、もう一端に赤リンを入れて、石英管をバーナーで真空密封した後、電気炉で高音に熱し、ガリウム・リンの多結晶体を気相成長させるのである。

 電気炉の場合もそうだったのだが、予算が乏しかったため、高価な石英管をたくさんは買えなかった。大手企業だと加工した石英管を買えばすむところを、私は使用済みの石英管を切断しては溶接して使い回さなければならなかったのだ。

 しかし、この溶接が大変だった。朝から晩まで、溶接に明け暮れるようなことはざらだったのだ。

  とにかく、何から何まで自分一人でやらなければならなかった。煉瓦の組み立て、ステンレスの溶接、石英やカーボンの切断などなどだ。断熱材を組み合わせてヒーターに巻くのをはじめ、電気配線はもちろん、ガラス細工までやった。

 温度が摂氏2000度近くにまでなる酸水素バーナー用のボンベを、一日に四、五本使い、汗びっしょりになってやった。

 とにかく、本当に溶接屋にでもなったような気分だった。せっかく大学まで行かせてもらって、その上の修士まで行って研究を続け、トップで終了しているにもかかわらず、やっている仕事は職人まがいの仕事ばかり。

 五、六年も同じような仕事が続いたときにはさすがにショックで、もうこれで人生終わるのかなとうんざりしたこともあった。いったい何のために勉強してきたのかと自分の人生をはかなむこともないではなかった。しかし、これも自分の仕事、自分の研究の一環だからいいか、と無理矢理自分を納得させてやっていたような気がする。

 この時は本当に、会社を辞めてもおかしくない状況だったと思う。

(引用終止)

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新たな言語を独自に作り上げる(=独創)ために必要だった執念。エジソンもたぶん同じ格闘をしていたんだろうと思う。

中村さんの言葉をいちいち書き写しているだけで切なくなってくる。

「個性を大事にして独創性を養う」などという空念仏の虚しさがよくわかる。

中村さんは、大学時代、下宿や図書館にこもりきりで修行僧のように専門書を読みふけって沈思黙考したという。理論に没頭したという。これは、科学界のどんな分野の言語にも通底する普遍文法を徹底して習得したプロセスだったのだろうと私は思う。だからこそ、先になって、極めて独創的な中村語を確立することが可能になった。

京セラの創業者である稲盛さんは、「英語の得意な人は雇用しない、独創力がないからだ」という旨の発言をされたことがある。

稲盛さんのいうことが、中村さんの言語観を通すと、よくわかるような気がする。

稲盛さんは、「英語が得意な人は、英語と日本語を往来することが多少得意なだけで、独自の言語を作る(=創造する)ことなど思いつきもしない」と想像していたのだと思う。

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絶対必要な英単語6000語(253/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4147 reaction

4148 read

4149 readable

4150 readily

4151 ready

4152 real

4153 real estate

4154 realize

4155 realm

4156 reap

4157 rear ( 1 )

4158 rear ( 2 )

4159 reason

4160 rebel ( N )

4161 rebel ( V )

4162 rebuke

4163 recall

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)

2005 / 9 / 12 に4111の番号が抜けていたのを修正しました。shinshi さん、毎度間違いを指摘いただきほんとうにありがとうございます。申し訳ないです。なお、終わりは5000番台になると思います。

バートランドラッセルの幸福論 その144

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

The wise man thinks about his troubles only when there is some purpose in doing so; at other times he thinks about other things, or, if it is night, about nothing at all.

賢明な人は考える 彼の問題について 何かの効用があるときだけ そうすることにおいて; and 他のときは 彼は考える 他のことについて、 or もし夜だったら about nothing at all

( 賢明な人が問題に頭を使うのは何か効果があるときだけで、普通は他のことを考えているし、夜ともなればまったく何も考えない )

続く

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絶対必要な英単語6000語(252/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4133 rat

4134 rate

4135 rather

4136 ratio

4137 ration

4138 rational

4139 rattle

4140 rave

4141 raw

4142 ray

4143 rayon

4144 razor

4145 reach

4146 react

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)

今日(2005 / 9 / 12)、4111の番号が抜けていたのを修正しました。shinshi さん、毎度間違いを指摘いただきほんとうにありがとうございます。申し訳ないです。なお、終わりは5000番台になると思います。

バートランドラッセルの幸福論 その143

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

Something of the midnight madness still clings about them in the morning, clouding their judgement, spoiling their temper, and making every obstacle infuriating.

何か of 真夜中の狂気 まだ彼らの周りにくっついている 午前に、曇らせながら 彼らの判断を、損ねながら 彼らの機嫌を、and あらゆる障害を腹立たしいものにしながら

( 夜の狂気が朝もまだまとわりついていて、判断が狂い、不機嫌になり、問題があればいちいち腹を立ててしまう)

続く

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中村修二の言語観:続

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(引用再開)

 ものを理解するには、いろいろな「言語」がある。物理には物理の言語、化学には化学の「言語」、そして哲学には哲学用語がある。私たちはこれらの言語(それは道具と置き換えてもいいのだが)によってものを理解しようとする。ということは、ものの性質はこうだと一概には決められないということだ。

 というよりも、道具や言語によってものの性質は左右されていると言ったほうがいいかもしれない。言葉や道具は何種類もあるその選び方によってものの規定の仕方は違ってくるのである。

 ところが往々にして人は、教えられた言語だけでものをとらえようとする。特に大学の専門家に「こうだ」と言われると、それしかないと考えてしまうのだ。こうして思考は停滞してしまう。物理は物を理解する何種類かの方法を教えているに過ぎない。科学においても、哲学においてもしかりなのだ。

 だから、それらの道具を使って何かを作らなければならないという時には、一つの言語や道具にとらわれていてはいけない

 物を作るに当たってまず大切なことは、道具は何種類もあることを忘れないことだ。一つがダメでも二つ目の道具を用いて作ってみればいい。二つ目がダメなら三つ目、三つ目がダメなら四つ目と、次々と新しい道具をくり出して挑戦してみることが大切なのである。

(引用中断)

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私は、半ば無意識に、科学の真理はひとつであると考えていた。いや、そんなことは、あまりに自明のことのように思えて、考えていなかった。

ところが、中村さんは、物の理解は使う「言語」によって異なると言明している。

そう言えば・・・と思い出したのが、英文学者の若島正さんが2004年11月7日の日経(日曜版)に書いていた「英語の授業で、日本の小説の英訳版を何度かテキストとして使ったことがある。それはなんとも奇妙な体験だった。芥川龍之介はまるでヨーロッパ小説みたいにみえた。大江健三郎は論理の流れが明快になって、どうも大江を読んでいるような気がしなかった。着物を剥ぎ取られたような文章になった谷崎潤一郎は、まったく別物としか思えなかった。例外的に違和感がなく、最初から英語で書かれたのではないかと考えてもおかしくなかったのは、ただ1人村上春樹だけだった」という話である。

この若島さんの話は、中村さんの「言語によってものの性質は左右されている」という言明と呼応している。

「最初から英語で書かれたのではないかと考えてもおかしくなかったのは、ただ1人村上春樹だけだった」という部分も、村上春樹の日本語は英語と同質であると考えたら矛盾はなくなる。

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人とは、言語である = Man is language 」と言える。


 

 
 

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中村修二の言語観

中村修二さんは、「20世紀中には絶対無理と言われた高輝度青色発行ダイオードの開発」を成し遂げて「世界の常識を破った人」である。

その中村さんが、独自の言語観を 『考える力、やりぬく力 私の方法(三笠書房)』 で披瀝しておられるので引用したい(太字は1部 k.y.)。

中村さん一流の言語観であるが、たいへん説得力がある。

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(引用開始)

 私が発光ダイオードという摩訶不思議なものと出会ったのと同じように、人は誰しもその人生のある時点で、何かとんでもなく不可思議なものと出会うのではないだろうか。専門外の知りもしないもの、あるいは、思いもよらないような仕事などにぶち当たることはあるだろう。その時に、それにどう対応するかで、その後の人生は決まってくる。

人生で一番大切なキーワード 「できない理由を探すな?」

 私が赤色発光ダイオードの材料であるガリウム・リンの多結晶の成長を言い渡された時がそうだった。私自身、半導体にかかわる研究をしようなどとは、これっぱかりも思っていなかった。ましてや発光ダイオードなど頭の片隅にもなかった。

 しかし、幸運なことに大学時代に勉強していたテーマに近い発光ダイオードの研究を、この片田舎の化学会社でするようになったのである。本当に人生とはどうなるかわかったものではない。私は、半導体の研究が好きだったのである。しかし、半導体に関する基礎理論に関しては、まったくの無知であった。というのは、当時の徳島大学には半導体が専門の先生が少なく、ほとんど基礎知識を勉強する機会がなかったからである。

 実際、現在の半導体を理解するためには、量子力学を勉強しなければならないと言われている。専門家は皆、口をそろえてそう言うことだろう。半導体を扱うにはまず量子力学を勉強してからにしなさい、そうでなければ、何もわからないし、結局は失敗してしまいますよ、というわけなのだ。

 だが、実のところ、私自身、量子力学など知らない部類に属する人間だったのだ。もしもこの時、私に常識がそなわっていたなら、専門家たちの忠告を聞いて、まず量子力学を勉強していたかもしれない。

 しかし、幸いなことに私には常識などというものがなかった。だから、別に量子力学など学ばなくても、半導体は理解できると考えていたのである。それはどういうことかというと、要は、量子力学に代わる別の 「言語」 でもって物の性質を理解してやればいいということだ。

 では、別の 「言語」 とはいったい何なのか。 私にとってそれは、実験結果以外の何物でもなかった。実験結果を深く考えること。これが私にとってものを理解する道具だったのだ。

(引用中断)

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中村さんは、まったく同じ現象に対して複数の理解がある、複数の言語があると言う。

ひとつは量子力学という言語、また、実験結果という中村語

これはたいへんな考え方である。真理はひとつではないということになる。

独創とは、中村さんによれば、独自言語である」ということになる。


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絶対必要な英単語6000語(251/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4117 ram

4118 ramp

4119 ranch

4120 random

4121 range

4122 rank

4123 ransom

4124 rap

4125 rapid

4126 rapture

4127 rare ( 1 )

4128 rare ( 2 )

4129 rascal

4130 rash ( 1 )

4131 rash ( 2 )

4132 raspberry

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)

直近、230回の分から番号を訂正いたしました


バートランドラッセルの幸福論 その142

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

Men take their business worries to bed with them, and in the hours of the night, when they should be gaining fresh strength to cope with tomorrow's troubles, they are going over and over again in their minds problems about which at the moment thy can do nothing, thinking about them, not in a way to produce a sound line of conduct on the morrow, but in that half-insane way that characterizes the troubled meditations of insomnia.

男は仕事の悩みをベッドに持ち込む、and 夜の時間帯に、 when 彼らが新たな力を獲得しているべきである 明日の問題に対処するために、 彼らは何度も検討する 彼らの頭の中で 諸問題を それらについて 今は 彼らは何もできない、 それらについて考えながら、 ~するための方法でではなく 生み出す 翌日の妥当な一連の行動を、 but 半ば異常な方法で that 特徴付ける 問題のある思考 of 不眠

( 男は仕事の悩みを寝床に持ち込んで、夜中 ― 明日の問題に対処できる鋭気を 養わなければならない時間帯 ― に、あれこれとまったく無駄な心配をして考え込んでしまうのだが、そんなことをしても、不眠にありがちな半ば異常な思案をしているに過ぎず、翌日になって妥当な行動をとれるわけではない)

続く

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辞書の歴史(2)

語彙集を表現する単語として、最終的に dictionary が採用されるようになったのは1700年ごろだったらしい。

dictionary の他に使われていた単語 (その意味) :

an abecedarium ( alphabetical order)

an alveary ( beehive )

a catholicon ( cure-all )

an ortus ( garden )

a medulla ( marrow of pith )

a glossary

a manipulus ( handful )

a sylva ( forest )

a promptuarium ( storehouse )

a vocabulary

a vulgar ( common thing )

おもしろいですね。

a vulgar というのは「標準語彙集」、a manipulus というのは「簡便語彙集」という感じでしょうか。

私は、a sylva が好きです。

ちなみに、語彙の配列も、とにかく同じ文字で始まる語彙をならべただけという期間が長くて、完全なアルファベット順の辞書が定着するまで数世紀かかったという。

アルファベット順にするのに数百年もかかったというのは、結局それが一番便利だということでしょう。

「アンチ・バベルの塔」も、アルファベット順に覚えるのが最も効率が高いというスタンスです。

同じ語源の語彙や派生語をまとめて覚えられるという利点もあります。これも高効率のひとつの要因ですね。

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絶対必要な英単語6000語(250/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4103 raft

4104 rag

4105 rage

4106 raid

4107 rail

4108 railing

4109 railroad

4110 rain

4111 rainbow

4112 raincoat

4113 raise

4114 raisin

4115 rake

4116 rally

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)

直近、230回の分から番号を訂正いたしました


バートランドラッセルの幸福論 その141

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

I mean by this that they cannnot cease to think about worrying topic at times when no action can be taken in regard to them.

私は意味する これによって that 彼らは~することを止めることができない 心配なことについて考える ~の機会に どんな行動も取られ得ない それらに関して

( つまり、そんな人たちは、どうすることもできない時でもくよくよ考えてしまうのだ )

続く

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英語の語彙:雑談(14)

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イーディックより

The show must go on.

「今している事業[活動]は何としても続けなければならない」。

元々はサーカス用語で,今でもショービジネスでよく使う。演技者がけがをしても,猛獣が逃げても,何があってもサーカスの「ショーを続けなければならない」という考えに由来する言い方。

¶We can't stop the project just because the boss is sick. The show must go on.(社長が病気だからといってこのプロジェクトを止めるわけにはいかない。何としても進めていかなくてはならないんだ)

¶No matter how deep the company is in debt, the show must go on.(うちの会社がどれだけ借金漬けになっていようとも,何としてももちこたえていかなくてはいけない)

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The Tower of Anti-Babel must go on !

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フローラン・ダバディという現象

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フローラン・ダバディー(Florent Dabadie)さん  

1974.11.1 フランス、パリ生まれ

父:ジャン・ルー・ダバディー(脚本家)

母:元雑誌編集長

アメリカUCLAに留学 → パリ東洋学院日本語学科に入学(97年卒業)

サッカー・トルシエ・日本代表監督の通訳・パーソナルアシスタントを務める

現在: 作家、ゲームコラムニスト、俳優、モデルなど

言語: フランス語(母語)、英語、イタリア語、ポルトガル語、韓国語、日本語を操る

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フローラン・ダバディ氏はまだ、31歳。

私は、テレビで彼の日本語を聞いたとき、仰天した。脅威の現象である。

これが、17歳前後で日本語の勉強を始めた人間の日本語とはとても思えなかった。

「ペラペラ」などという浅薄なレヴェルではない。

こんな人を見ると、「外国人だから日本語や日本文化は理解できない」などとはとても言えない。

「外国語は、幼児期を過ぎて習い始めたら、ほんとうにマスターすることはできない」などとはとても言えない。

外国語は大人ほど効率的に学習できる」という持論に対する確信がますます強くなる。

ただし、おまえの英語はどの程度なんだ?とは言わないでほしい。どうせ、たいしたことはない。だから、聞かぬが情(なさ)けである。

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十六歳の時、パリの小さな映画館で小津安二郎監督の「東京物語」を見て、日本映画に魅せられた。翌年、伊丹十三監督の「タンポポ」を見た時は、本当に笑った。映画に出てくる日本の食文化に興味を抱き、辞書を引き引き、読破したのが漫画「美味しんぼ」。米国留学後、フランスに戻って東洋語学院で日本語、日本文学を専攻した。(「常用漢字はすべてOK、漢字かな交じり文は問題なく操れる」という実力だ)(http://home.att.ne.jp/blue/supportista/koneta/koneta_20000816.html より引用 )

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以下 [ http://www.jukushin.com/article.cgi?k-20050623からの転写(太字k.y.) ] のような日本語を発信できる人を目撃すると、『英語の感覚(岩波新書)』の英語不可知論にはとても与(くみ)できない。

フローラン・ダバディー氏

「発信」続ける真の国際人

―ご自身の大学生活を振り返って

「UCLAにあって、フランスや日本の大学になかったのはいわゆる『キャンパスライフ』。空間的・地理的余裕もさることながら、アメリカの大きなキャンパスの広場にある天然芝のスペースには、朝昼夜必ずたくさんの学生が座っていた。アメリカの学生達は、見知らぬ人でも気軽にグループを結成する。新しい友達・人間として出会うコンセプトがあると思った。また、学生達の情熱と、学生でありながら世界を変える力を持っているということも感じた。アメリカのキャンパスは極めて多国籍な学生が集まっている空間。あらゆる国から集まった学生達は、自分の国の歴史や文化の価値観を持っており、それぞれ違った視点を持ちつつも、共通のツールである英語を通じて、平等かつ客観的にディベートを求めていた。非常に刺激を受けたし、本当に贅沢で恵まれた空間であったと思う」。

―「発信」する側としての意識

「アーティストである父が、映画や曲などを通じて訴えたのは『この地球の人間は誰でも一緒』ということ。そして、私が父から受けた教育である『博愛主義』という哲学を皆が持てば、人種差別や戦争はない気がする。確かにその哲学では、この地球を機能させる経済システムや、医学、科学や宇宙に関する問題の解決はできない。だが、その哲学は、ばかばかしい国家・国境意識を解決できるという相当に強い自信がある。私が日本語で語り続けているのも、限りなく客観性を持てるから。母国語ではないからこそ、逆に自分のイデオロギーを一番ピュアに表現できると思う」。

―ご自身のアイデンティティの拠り所

「この『惑星』。私は、全ての人間がこの惑星の総合的な文化遺産を守らなければいけないと思っている。最終的な目標は一つ。同じ惑星の人間として、共存し合い文化を大切にすること、そして人類が生き残ることである」。

―最近の、日本と他の東アジア諸国との激しい対立をご覧になって

「問題自体はシンプル。
どんな差別や戦争でも『無知』からきている。無知であればあるほど、先入観や偏見、そして固定観念を持ち、客観的に考えず、感情的かつナショナリスト的な考えになってしまう。大切なのは、自分の国が報道している情報に対して懐疑的な姿勢を持つこと。そして、第三者の視点からお互いの歴史を勉強すること。無知と戦うのは『教養』しかない。できるだけ客観的なソースから世界の歴史を勉強することで誤解は解けると思う  → k.y.はこの「無知」を「貧語症」と称している

―スポーツの現在、そして未来

「日本対中国、フランス対ドイツという国家間の戦いは、小さくて惨めなものであることを意識したほうがよい。私自身、ワールドカップやオリンピックなどの『国対国』という戦いは、時代遅れだと思う。(スポーツの大会は)決して盲目的な愛国主義を煽るものではなく、この地球の大きな祭りであるのだ。例えば、インテル(イタリアサッカー・セリエAの強豪チーム)は世界のあらゆる大陸から選手が集まっているが、彼らは一つの表現であるサッカーを楽しくやっており、各選手の個性や美学がチームを形作っている。こういう背景を見ると、言葉や文化の壁、国家や国境の対立という問題はないのではないか。彼らは『一緒にならなくてはいけないときに、この惑星の人間は一緒になる』ということをわかりやすく体現してくれていると思う」。

―ご自身から見た『フローラン・ダバディ』

「いつも他の人がやっていないことをやりたい、というのは子供の頃から。村上龍さんの『異端が文明の原動力』という文章にもあるように、異端が他の人に刺激を与え、人を考えさせるものだ。新しいことをやるにしたがって、他の人の創造力を刺激し、また新たなことができるようになると思っている」。

―これからの目標

「私自身唯一持っている遺産と今磨いている力が『アート』。その自分が持っているアートという分野、技術を生かして博愛主義的な哲学を広げていけたらと思っている。最終的には、映画を通じて自分の考えを描き続けるのが理想。そのためにもできるだけ新しいことをやって、新しい人間に出会っていきたい。私自身、実存主義を抱いて、人間は本当に小さくて何もできない存在である、とフラストレーションを感じるときもあるが、やはりこの惑星には『人間』しかいない。だから人間が好きだし、われわれ同じ人間で助け合って、素敵な冒険を続けていかなければならないという使命を感じる」。

―若者へ

「ケネディ大統領は『大学以上に美しい場所は世界に存在しない』と語った。大学は、大人社会の圧迫感がない中の恵まれた空間であることを意識し、持っている自由、体力・頭脳的なパワーを生かして、自分が選んだ分野ですごいことに挑戦して欲しい。そして、向上心や好奇心はもちろんだが、自分には無限の力があるという自信を持って、自分の人生の価値観・個人性の哲学の土台を大学の四年間で完全に作り終えて欲しいと思う」。(安藤貴文)

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絶対必要な英単語6000語(249/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4087 rabbit

4088 race ( 1)

4089 race ( 2 )

4090 racetrack

4091 rack ( N )

4092 rack ( V )

4093 racket ( 1 )

4094 racket ( 2 )

4095 radar

4096 radiant

4097 radiator

4098 radical

4099 radio

4100 radioactivity

4101 radium

4102 raffle

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)

直近、230回の分から番号を訂正いたしました


バートランドラッセルの幸福論 その140

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

Most men and women are very deficient in control over their thoughts.

ほとんどの男女は非常に~が不足している 制御 over 彼らの考えs

( たいていの男性や女性に非常に不足しているのは合理的な考え方である )

続く

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辞書の歴史(1)

出所: 『ENCARTA World English Dictionary』 ・「A Brief History of Dictionaries and Dictionary makers ( by Jonathon Green )」

辞書の歴史は、「語彙のリスト」を辞書とみなすとすれば、今から4000年ほど前の粘土板(2000B.C.)の語彙リストにまでさかのぼることができる。

メソポタミアのアッカドがシュメール(だいたい今のイラクのあたり)を占領したとき、当然のこととしてシュメール語も取り入れる必要があった。

このときアッカド人が最も熱心だったのは高度なシュメールの法体系を取り入れることであった。

したがって、最初は法律用語が、しかし後には他の語彙も、シュメール語×アッカド語の形でリストアップされ記述された。

これが、史上初の辞書と言える。

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英語の語彙:雑談(13)

shore, beach, coast の意味 ( 新クラウン英和辞典 及び Cambridge Advanced Leraner's Dictionary より)

shore は 「岸」 を意味する一般語。砂浜の海岸も断崖のそそり立つ海岸もまた湖や大河の岸辺もいう。

beach は比較的平らで砂地あるいは小石の海や湖や大河の浜(岸)辺をいい、海水浴の楽しめるところ。

coast は沖合いからの、あるいは上空から眺めた海岸線で陸地の一部という意識が強い。

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shores (複数形) で海岸線を持つ国を意味することがある(ランダムハウス英和大辞典より):

my native shores 私の故国

a foreign shores 外国

beyond our shores 国外に[の]

immigrants who came to these shores この国に来た移民


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絶対必要な英単語6000語(248/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4072 queer

4073 quench

4074 query

4075 question

4076 questionnaire

4077 quick

4078 quiet

4079 quilt

4080 quit

4081 quite

4082 quiver ( 1 )

4083 quiver ( 2 )

4084 quiz

4085 quota

4086 quote

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)

直近、230回の分から番号を訂正いたしました


バートランドラッセルの幸福論 その139

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

To a great extent fatigue in such cases is due to worry, and worry could be prevented by a better philosophy of life and a little more mental discipline.

大いに 疲労は このような場合 心配のためである、and 心配は防止できる by より良い人生哲学とあと少しの精神的な規律

( このような疲労はかなりの程度心配のためであるが、処世法を工夫してもう少ししっかりした考え方をすれば、そんな心配も不要になる )

続く

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脳と語彙・思考と文明

「なぜ語彙を豊かにしたいのか(続続)」で、次のように書きました。

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言葉にはもうひとつおもしろい側面があります。類似した脳をもっている人は、まれにではあるが、まったく同じ言葉を使うという現象です。つまり、まったく同じ思考をする。

私は、それを確信する信じられないような体験をしたことがある。それは、抽象画家・ワシリー・カンディンスキー(1866~1944)について考えていたときに起こりました。まだ、20歳代のころでした。

私は、抽象絵画について自分なりに考えたことを数行の文章にして書きとめておいたのですが、何とそれとそっくり同じ文章を岩波書店刊の 『哲学講座』 の中に発見したのです。

そっくり同じだった。短い語句ではなく3~4行の文章でしたからほんとうに驚きました。

もし私がプロのライターで、その文章を 『哲学講座』 より前に発表していたら、『哲学講座』 の執筆者を盗作で訴えていたかもしれません。

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一卵性双生児同士がまったく同じことを考えるというのはよく聞く話ですが、まったくの他人同士でも同じような現象があり得るということです。

異言語話者同士ではどうなるのか? これも興味津々です。

さて、『哲学講座』事件を書いているうちにもうひとつおもしろい話を思い出しました。

つまり、「同じ脳 → 同じ思考 → 同じ語彙 」の延長線上に 「同じ文明」 という現象もあるという話です。

その話は 『養老孟司・学問の格闘』 のなかの対談「養老孟司×関雄二(専攻:中南米考古学・文化人類学)」に出てきます。

以下に引用しておきます(太字k.y.)。

(引用開始)

・・・

養老 ― アンデスの神殿もそうですが、ピラミッドに似たものは世界各地にありますね。

関 ― 似てはいますが、私たちはそれぞれ独立にできたと考えています。ただ今世紀の初頭には、似ているのは文明が伝わったためだという説が非常に強かったんです。たとえば、エクアドルでは南米で一番古い土器が出るんですが、これが北九州の縄文式土器とそっくりなんです。それで、海流の動きなどを計算して、縄文の漁民が難破して伝えたという説を出した研究者がいました。
 現在では、この説は信じられていません。人間の文化の形成はそんなに単純ではなくて、もっと複雑なメカニズムで進んでいくはずです。ただ、離れたところで同じようなものができるというのは、確かに面白いですね。

養老 ― 人間だから同じようなことをするんですよ(笑い)。脳の働き方には特定の法則性があるはずなんで、一定の段階にある文明が同じようなものを生み出すというのは、別に不思議なことではないと思いますね。

(引用終止)

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絶対必要な英単語6000語(247/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4060 pyramid

4061 quaint

4062 qualify

4063 quality

4064 quantity

4065 quarrel

4066 quarry ( 1 )

4067 quarry ( 2 )

4068 quart

4069 quarter

4070 quarts

4071 queen

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)

直近、230回の分から番号を訂正いたしました


バートランドラッセルの幸福論 その138

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

Leaving on one side those rich men who are merely fools, let us consider the commner case of those whose fatigue is associated with strenuous work for a living.

片方に放置して それらの金持ちの人々 ただのバカである、 考えてみよう もっと一般的な場合 of those ( = people ) whose 疲労が~と関連している 生活のための激しい労働

( 単なるバカに過ぎないそんな金持ちはともかく、もっと普通の ― 生活のためにきつい仕事をして疲弊する― 人たちの場合を考えてみよう )

続く

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絶対必要な英単語6000語(246/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4050 pure

4051 purple

4052 purpose

4053 purr

4054 purse

4055 pursue

4056 push

4057 push-up

4058 put

4059 puzzle

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)

直近、230回の分から番号を訂正いたしました


バートランドラッセルの幸福論 その137

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

Voluntarily or involuntarily, of choice or of necessity, most moderns lead a nerve-racking life, and are continually too tired to be capable of enjoyment without the help of alcohol.

自発的にあるいは非自発的に、選択してあるいは必要性から、ほとんどの現代人は神経を参らせる生活を送り、and たえず疲れすぎていて楽しめない アルコールの助けなしに

( 自発的なのか、自らの選択なのか、やむを得ないのかはさておき、現代人は、たいてい、神経をすり減らして疲労困憊し、酒を飲むことぐらいしか楽しみがなくなっている )

続く

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なぜ語彙を豊かにしたいのか?(続続続)

(引用再開)

 そういう意味で、すべての勉強の基本は「言葉」にあるというのは私の実感である。どんなにすばらしいことを考えていたとしても、それを言葉で表現することができなければ何も考えていないのと同じになってしまう。つまり、言葉によって思考は成立すると言っていい。言語をきちんと勉強した人間でなければ思考できないと言っても、けっしておおげさではないと思うくらい、私は言語をだいじなものだと思っている。
 ローマの道徳哲学のエッセイストだったM・T・キケロも、ただ言語を話すだけではなく、より的確にまたより美しく話したり、立派な文章を書くことを「より人間的なこと」と名付けていた。つまり言語を磨くことによって、よりよい言語を使うことで、より一層人間的になることができる
 幅広い言葉を身につけ、それを自由に操ることによって、表現力は豊かになり、創造力も湧いてきて、新しい発想ができる。思考と言う段階をふまずに、いきなりキレたり、刃物を振り回したりする輩が増えた大きな原因は、彼らが勉強の基本としての「言葉」に乏しいからだと思えてしかたがないのである

(引用終止)

k.y.談

 互いに切磋琢磨して言葉をみがくことによって言論の質が向上し、自分は何もしないでひたすら相手が実行したことをけなすだけで「何かをした気分になる」ような現象はどんどん少なくなると思います。

何も実行することなく、何も独自のアイデアを持たず(つまり自分の言葉を持たず)、ただただ相手を批判する現象は、貧血症ならぬ貧語症(低劣なレトリックも含む)の典型的な症状でしょう。

貧語症はどんな事態を招くか?

政治の世界を観てみましょう。Aという案に対してBという対案を持たずにただただ「反対」を叫んで「何かをした気分になる」のが常態の集団がどうなるかは誰の目にも明らかでしょう。対立陣営に対して具体的で実効性のある対案を持たない硬直化したイデオロギー集団は必ず衰退・消滅します。

ひょっとしたらA案が間違っているかもしれないのにBその他の案がないために結果としてAが生き延びていく。しかもA自体は盛んな新陳代謝によってときには ―いい悪いとは無関係に ― 原型をとどめないほどの変容を遂げて強くなる。

己の正義の実現を目指すなら「反対反対反対・・・」のオンパレード作戦は愚の骨頂でしょう。さらに、危険でさえある。第3者に利用されて、関係のない人まで被災することがあるからです。

今度の選挙でも ― いい悪いとは無関係に ― 貧語症の度合いが得票数に直結する。

貧語症集団は富の配分でも著しく不利な立場にある。

ビル・ゲイツは米国の人口の1/3(=下層集団)の富に等しい資産(5兆円)をたった1人で築き上げている。 また、北朝鮮の国家予算は2千~3千億円に過ぎない。

貧語症集団は母語の習得自体でも劣勢を強いられる。たとえば英語では「標準英語」という強力な言語に従わざるを得ない。「標準英語」は貧語症集団の言語ではない。

そして、貧語症を予防・治療するための手立ては、独学も含めた教育しかありません

ニューオリンズの被災者の英語を聞きながら、言語や教育についてもいろいろなことを考えさせられました。

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絶対必要な英単語6000語(245/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4034 puff

4035 pull

4036 pulley

4037 pulp

4038 pulpit

4039 pulse

4040 pump

4041 pumpkin

4042 punch

4043 punctual

4044 punctuation

4045 punish

4046 pup, puppy

4047 pupil

4048 pupil

4049 purchase

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)

直近、230回の分から番号を訂正いたしました


バートランドラッセルの幸福論 その136

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

By betting and gambling, they incur the displeasure of their fathers; by cutting short their sleep for the sake of their amusements, they debilitate their physique; and by the time they settle down, they have become as incapable of happiness as their fathers were before them.

賭け事やギャンブルによって、彼らは父親の不快を招く; 睡眠を切りつめることによって ~のために 彼らの娯楽s、 彼らは体を弱める; and 身を固めるころには、 彼らは~になっている 彼らの前に父親がそうであったように幸福を達成できなく

( 賭け事やギャンブルで父親の不興をかい、睡眠を削って娯楽にふけることで体を壊し、ようやく身を固めるころには先代と同じように幸福とは縁遠い状態になっている )

続く...

追記: リンカーンの演説に関する記事に相変わらずアクセスが耐えません。毎日欠かさずです。何かコメントがありましたら、どうぞお寄せください。

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コメントにお答えする(30/2005)

寅彦 さんへ

前回は、言葉足らずで、失礼しました。

-------------------

(A)

「読みたいものだけ読むとインプットする語彙が偏り、書きたいものだけ書くとアウトプットする語彙が偏る」というのは誰も否定できない事実ですね。

私は、実は、寝床につぃてから 『 ニューアンカー英作文辞典』 を読むことがあります。この辞書の収録語数は、見出し語およそ1万2000語、複合語を加えておよそ1万5000語になっています。

標準的な表現のみで、特にしゃれた表現やクールなスラングが収録されているわけではありませんから、淡白な感じもします。しかし、安心して使える表現ばかりですから、気楽に拾い読みするには最適です。またこの程度の語彙なら自分の守備範囲でもありますから、「あっそうか、こんなふうにも言えるんだ」という発見もできて楽しいです。

「アンチ・バベルの塔」の完成後に読む予定で、『Slangman Guide ( http://www.slangman.com/cgi-bin/SLGstore.cgi?user_action=lang_set&lang=1) 』 のシリーズ(CD有り)を既に買い揃えてあります。スラングの参考書として、少なくとも私にとっては、これ以上のものはないと思います。文脈・標準表現との比較・リエゾンや音の弱化及び消滅などの提示・説明が実に行き届いていて知的な刺激もあり、飽きのこない教材です。フランス語もスペイン語もあります。

その他私の周りにはふんだんに辞書類がそろっています。悩みは、時間がないことです。

他方、スタイルを勉強するために、部分的な書写も頻繁に行ってきました。今は女性問題で半ば失脚してしまいましたが Bob Greene氏 のコラム、Paul Samuelson教授の 『Economics』 、Edwin O. Reischauer 教授の 『The Japanese Today』、Paul Kennedy 教授の 『The Rise and Fall of the Great Powers』、Dorling kindersley 刊の 『Ultimate Visual Dictionary 』 の地の文章・・・・・・などなどです。

また、各分野別の語彙に関しては、百科事典とかイギリスの中学の教科書 『Target Science (物理・化学・生物 )』 のシリーズ(中級ヴァージョン)などを利用しています。

翻訳分野は「株式・金融商品のトレード」ですが、これは仕事です。

---------------------

私は、前回、活用語彙を増やす最適の方法は「書きたいことを書く」ことだと言いました。

理由が2つあります。

① 活用語彙はしゃべるよりも書いたほうが確実に定着するし、書くことができればしゃべることもできるから

② 実際上、プロでもない限り、書きたいものしか書かないあるいは書けないと思うから

また、(A)の事項に言及しなかったのは、書きたいことを書きはじめてからはじめて実行するようになったことだからです。

人は、書きたいことがあれば、真剣に何度も考えながら書いたり書き直したりします。そうするうちに関連語彙が活用語彙に進化していきます。また、書きたいことを書くうちに意外なアイデアが生れます。すると、さらに新たな語彙が必要になり、活用語彙の守備範囲も拡大していきます。

相当の期間、徹底して特例の分野に没頭するのもいいでしょう。たとえば、法律の勉強に専念すると語彙もスタイルも判例集のようになります。そうしておけば何年たってもすぐに記憶がよみがえります。自転車は何十年乗らなくても乗り方を忘れないのと同じです。

日本語が書ける様になったのも同じプロセスだったと思います。

課題を与えられた場合でも、その課題の範囲内で、「書きたいことを書いた」はずです。

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すべては、書きたいことを実際に書くことから、始まると思います。

実際に書けば、独自の活用語彙強化策を思いつくはずです。

寅彦 さんも、いい方法があればぜひ教えてください

Thank you.

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絶対必要な英単語6000語(244/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

4015 prudence

4016 prune ( N )

4017 prune ( V )

4018 pry ( 1 )

4019 pry ( 2 )

4020 psychology

4021 public

4022 public-address system

4023 publication

4024 publicity

4025 public relations

4026 public school

4027 public servant

4028 public service

4029 public-spirited

4030 public utility

4031 publish

4032 pudding

4033 puddle

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)

直近、230回の分から番号を訂正いたしました


バートランドラッセルの幸福論 その135

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

There are, it is true, rich men's sons, but they generally succeed in manufacturing for themselves anxieties as similar as possible to those that they would have suffered if they had not been born rich.

いる、なるほど、金持ちの息子s、しかし 彼らは 一般的に ~することに成功する 作ること 自分自身のために 心配s できるだけ~に類似した those ( = anxieties ) that 彼らがこうむったであろう 金持ちに生まれていなかったら 

( 金持ちの息子も確かにいるが、彼らもたいてい自前の ― 貧乏人とそっくりの ― 心配事をかかえるはめになる )

続く...

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コメントにお答えする(29/2005)

寅彦 さんへ

さっそくですが、コメントいただいた件について私見を述べたいと思います。

---------------------

(A) まず、趣味にとどまらない本格的な Vocabulary Building最低基準として2つの数字を確認しておきます。

① 受動語彙(認識語彙) → 3万語

② 活用語彙 → 1万5千語

① ② の数字は大きければ大きいほどいいでしょう。たとえ少ない語彙で書く場合でも、豊かな既知語彙の中から最適の語彙を少しだけ選択して活用できる人と、もともと少ない語彙しかない人では、書く文章の質に歴然とした差が生じるからです。

(B) さらに、趣味にとどまらない本格的な ライティングに関して、「ネイティヴ・スピーカーはいてもネイティヴ・ライターはいない」ということも確認しておきます。これは日本語でも英語でも同じです。書くためには別に訓練が必要です。

だから、ネイティヴであっても書くことはかなり難しい。

---------------------

以下は、(A)と(B)を前提にしています。

> 辞書(英英であれ、英和であれ)暗記は、単語->意味の方向で使える語彙は増えそうです

私の経験によれば、辞書暗記なら「増えそう」ではなく、確実に増えます。しかも、「ボキャビルを兼ねたいわゆる多読」とは比較にならない効率で増えます。

多義語の複数の意味も最も確実に覚えることが可能です。

> 読めても書けない漢字があるように、読んで意味の取れる単語であっても、自分で使えない単語がたくさんあります。

それは、どの言語でもまったく同じでしょう。

> 最終目的がペーパーバックをすらすら読むなどのインプット重視のものであれば、効果的

私は、書くためにはインプットがまず大事だと考えています。読まないで書けるはずがありません。したがって、趣味にとどまらない本格的な Vocabulary Buildingこそ、書くための第1条件だと思います。

語彙ばかり増やしても使えなければ意味がない」という主張は、この第1条件を無視していることになります。

最終目的であってもなくても Vocabulary Building は非常に重要なのです。

> アウトプットを強くしたい時にはどのような工夫が必要でしょうか。

ものを書く際のいろいろなルールを心得ておかなければならないことはもちろんですし、何を書くのかによって必要な工夫も異なることは当然として、それ以外にアウトプットを強くするために必要なことは明らかでしょう。

それは、自分が書きたいことを実際に書くことだと思います。

私は、「アンチ・バベルの塔」が完成したら、翻訳とは別に、「自分が書きたいことを書く」のを習慣にするつもりです。

言語活動の本質は「自分の主張したいことを言葉で表現すること」であり、また、その本質に合致した訓練こそ最も効果的な訓練だと思います。

スティーヴン・キングもライター志望者に対して「読みなさい、書きなさい」と強くアドヴァイスしています。これこそ、月並みなようですが、ライター志望者に限らず、ものを書きたいすべての人に当てはまるアドヴァイスでしょう。

私も書きたいことはいっぱいあります。いっしょにがんばりましょう !

Thank you.

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コメントにお答えする(28/2005)

7 さんへ。

どうも、はじめまして。k.y.です。

「アンチ・バベルの塔」を見つけていただきありがとうございます。

> このブログのお陰で語彙の大切さが分かりました。

Thank you !

おかげさまで無事に1周年を迎えることができました。「辞書暗記」などという敬遠されてしかるべきブログに最近は毎日400~600のアクセスがあります。少しでもボキャビルの意義がわかっていただけたのかと思うとうれしいです。

> Cobuild advanced learner's Engulish dictionary をもし全部暗記できたらSATにも対応できますか?

① もちろん、対応できますが、SATその他の資格試験のためだけに Cobuild を覚えるのはもったいないでしょう。もっと合理的な勉強法があると思います。

② また、7さんの今の語彙数が1万語程度だと仮定すれば、Cobuild を使って未知の語彙をピックアップし、しかもそれを全部覚えていく作業は、7さんが想像されるよりはるかにたいへんな作業です。普通は年単位の作業になるはずです。

他方、Cobuild advanced learner's Engulish dictionary には覚えて無駄になる語彙など皆無です。何度も述べていますように非ネイティヴ向けの学習用英英辞典に不要な語彙はありません。だから、Cobuild などの学習用英英辞書を基準にして自分の語彙目標を設定するのは理にかなったやりかたです。

③ なんとか1/3までやりとげたら、かすかな光明が射して来ると思います。

④ 英語学習の「読・書・聞・話」はある程度バランスをとって訓練すべきでしょう。あまりに偏ると逆に学習効率が低下します。

ただし、語彙だけを突出して強化することは実際は不可能ですから、おのずからバランスが取れてくることも確かです。

できるだけ早く自分に合ったやり方を発見してがんばってください。

以上、ポイントをいくつか列挙しておきました。少しでも参考になれば幸いです。

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絶対必要な英単語6000語(243/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

3999 proprietor

4000 prose

4001 prosecute

4002 prospect

4003 prosper

4004 protect

4005 protest

4006 proud

4007 prove

4008 proverb

4009 provide

4010 province

4011 provision

4012 provoke

4013 prow

4014 prowl

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)

直近、230回の分から番号を訂正いたしました


バートランドラッセルの幸福論 その134

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

The result of all this is that when sound success comes a man is already a nervous wreck, so accustomed to anxiety that he cannnot shake off the habit of it when the need for it is past.

こうしたことすべての結果 is that 確かな成功がくるとき 人は既に神経のいかれた人になっている、あまりにも心配に慣れてしまって彼はその習慣を振り払うことができない それにたいする必要が過ぎ去ったとき

( つまるところ、ゆるぎない成功を収めたときには既に神経が参っていて、もう安心してもいいのに、長年の心配性から抜けだせないのだ )

続く...

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なぜ語彙を豊かにしたいのか?(続続)

(引用再開)

 あるいは、書物を読んで、それに共感することもある。それは、かつて自分が体験し、非常に印象的なできごとだったにもかかわらず、的確な言葉が見つからなかったために、忘れてしまっていたことを思い出させてくれているのである。

 絵画を見たときなども同じような体験をすることがある。どうすばらしかったか、どう心を打たれたのかということをうまく表現できなかったために、心の奥底にしまいこんでしまったものが、具体的に書き記されているのを見て出てくるわけだ。言葉は、こうして記憶の底にあるものを引っ張り出してくれる役目も持っている。そして、脳味噌の中に蓄積されていくのである。

 また、言葉は自分では思っていなかった意外な情報をもたらしてくれることもある。そういう考え方もあるのかと、目からうろこが落ちる思いをした経験もまた、だれにでも一度ならずあるのではないだろうか。

 私は小さいときから、何となく「読書ノート」を作るのが習慣になっていた。小説などを読んで、いいなと思った文章や言葉を抜き書きしておくわけだ。川端康成の 『伊豆の踊り子』 の一節などは、今でも頭の中にインプットされている。それを何回も反芻していると、あたかも、自分で書いたような気持ちになって、言葉が自分のものになっていくのがわかったし、それが快感だった。

 それは、自分で書くときのヒントになった。よく絵や音楽の勉強は模倣からと言われているが、文章修行の場合も、まずは模倣からなのだ。

(引用中断)

k.y.談

言葉にはもうひとつおもしろい側面があります。類似した脳をもっている人は、まれにではあるが、まったく同じ言葉を使うという現象です。つまり、まったく同じ思考をする。

私は、それを確信する信じられないような体験をしたことがある。それは、抽象画家・ワシリー・カンディンスキー(1866~1944)について考えていたときに起こりました。まだ、20歳代のころでした。

私は、抽象絵画について自分なりに考えたことを数行の文章にして書きとめておいたのですが、何とそれとそっくり同じ文章を岩波書店刊の 『哲学講座』 の中に発見したのです。

そっくり同じだった。短い語句ではなく3~4行の文章でしたからほんとうに驚きました。

もし私がプロのライターで、その文章を 『哲学講座』 より前に発表していたら、『哲学講座』 の執筆者を盗作で訴えていたかもしれません。

続く...

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絶対必要な英単語6000語(242/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

3984 promise

3985 promote

3986 prompt

3987 pronoun

3988 pronounce

3989 pronunciation

3990 proof

3991 propaganda

3992 propel

3993 proper

3994 proper noun

3995 property

3996 prophet

3997 proportion

3998 propose

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)

直近、230回の分から番号を訂正いたしました


バートランドラッセルの幸福論 その133

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

Some, it is true, are big enough to be above this fear, but to reach a great position of this kind they have generally had to pass through years of strenuous struggle, during which they had to be actively aware of events in all parts of the world and constantly foiling the machinations of their competitors.

幾人かは、なるほど、この恐怖を超えるほど大きい、しかし、この種の偉大なポジションに到達するためには、彼らは一般的には数年の精力的な闘いを経なければならなかった、その間 彼らは世界のすべての部分の出来事を熱心に意識して、たえず彼らの競争相手の策略をくじかねばならなかった

なかには、なるほど、大きく成長してそんな恐怖をものともしない社長もいる。しかし、そこまで大きくなるためには、たいていの場合、数年間精力的に奮闘し、世界各地の状況をしっかり念頭において常に競争相手の策略をくじく必要があった )

続く...

追記: shinshi さん、重複(3971~3985=3956~3970)のご指摘ありがとうございました。訂正しました。よろしくお願いします。

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なぜ語彙を豊かにしたいのか?(続)

前回に、( 「私は、結局、語彙である」と思います。 デカルトは 「I think therefore I am.=われ思うゆえにわれあり」 と言いました。 私は、「I have words therefore I am.」 と言いたい ) と書きました。

大島清氏は、その著 『55歳から駄目になる脳、伸びる脳(2001年 角川書店)』 で、( 「言語 」 は、脳内の知識の整理・定着材 )だと語っておられます。引用しておきます(太字k.y.)。

(引用開始)

 昨今の活字ばなれの傾向は、目を覆うばかりにひどい状態である。ここ一ヶ月の間にまったく本を読まなかったという高校生が、ついに過半数を超えたというニュースや、東大でも、教科書を読みたがらない学生が増えているという話しなどに、私は暗然たる気持ちを抑えることができない。

 というのも、私は、あらゆる教育の基本は「言語」にあると思っているからである。かつて、小学校のころから耳にタコができるほど、親や教師にそう言われてきたからかもしれない。それはたとえば、「算数の応用問題も、問題の意味がわからなければ解くことはできないだろう」「日本語をたくさん知っていなければいい翻訳はできないんだよ」などなどといった具合だった。

 もちろん、勉強にもいろいろなスタイルがある。本の虫になることばかりがいいわけではない。ときには、山や川へ分け入って、皮膚で自然に触れること、五感のすべてを使って周囲の事象を味わうことも必要である。しかし、それを情報として、自分の中に蓄積することを勉強というのであれば、それを言葉として自分の頭の中に蓄積しておかなければならないと思う。
 
 言葉は、こうした体験を整理し、自分のものにするためにある。ととえば、だれでも覚えのあることだと思うが、貴重な体験をしたのに、その感動をどう表し、伝えたらいいのかわからないということがある。そのとき、自分の感動を表現するための言葉を必死で探し、その言葉を探しあてたとき、はじめてその体験が自分の中に定着するのだ。

(引用中断)

k.y.談

言葉の重要性は、もちろん、個人に限られたことではありません。

たとえば、古代の都市アレクサンドリア(アレクサンドロス大王が自分の名前にちなんでつけた都市)には、紀元前290年から西暦646年まで約1000年間世界で最も重要な図書館だった「アレクサンドリア図書館」がありました。文字通り世界の知の宝庫だったわけです。

Leonard Mlodinow は 『Euclid's Window 』 という本を書いて、第6章「A Beautiful Woman, a Library, and the End of Civilization」 で次のように述べています。

If U.S. News & World Report were to extend its survey of academic institutes to all history, Alexandria would beat the Cambridge of Newton, the Gottingen og Gauss, and Einstein's Institute for Advanced Study at Princeton for the number one spot.

「アレクサンドリア図書館は、ニュートンのケンブリッジ大学やガウスのゲッティンゲン大学やアインシュタインのプリンストン高等研究所を抜いて世界史上最も優れた学術機関であった」というわけです。

Leonard Mlodinow は「アレクサンドリア図書館には20万~50万巻のパピルスの巻物が収納されていて、当時の世界の知識がほとんど網羅されていた」とも書いています。

このアレクサンドリア図書館が破壊された後、ヨーロッパは暗黒の時代に突入し、文明は1000年以上遅れたと言われます。

Leonard Mlodinow は、月着陸は1969年ではなく969年だったかもしれないと述べています。

図書館は言葉の集積に他ならず、図書館の破壊は言葉の破壊に他なりません。

世界の言葉の宝庫の破壊世界の文明の破壊だったことを思うと、アレクサンドリア図書館の破壊がいかに野蛮な行為であったかよくわかって、慄然とします。

私は、ドラえモンに頼んで古代のアレクサンドリアにタイムワープし、アンチ・バベルの英雄になってアレクサンドリア図書館を守護したい!

続く...

 

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英語の語彙:雑談(12)

service という単語は「サービス」として日本語になっている。

その結果 service とはかなりかけ離れた意味で使われることも多い。

service には、次のような意味がある。日本人にはなじみのない意味が多くあり、注意が必要である。

出所: リーダーズ英和辞典(太字k.y.)

1a 勤め, 奉職, 奉公; 雇用, 雇われること

・take service with [in]… …の所で勤める

・domestic service 女中[下男]奉公

・take sb into one's service 人を雇い入れる

・go into the service of… …に雇われる

・She was in my service till she died. 死ぬまでわたしのところで働いていた.

b 《公的な》勤務, 服務; 《政府などの》司政, 行政; 《役所などの》部門 (department), 局, 庁; 《病院の》科; 勤務の人びと, 《部局の》職員《集合的》

・CIVIL SERVICE, PUBLIC SERVICE, DIPLOMATIC SERVICE

・enter [be in (the)] government service 公務員になる[をしている]

・the police service 警察勤務(の人びと)

・obstetrical service 産科.

c 《陸海空軍の》軍務, 兵役(期間); 【軍】 《大砲などの》操作; [the (fighting [armed]) ~s] 陸海空軍

・military service 軍務, 兵役

・on active service 現役で

・enter the service=go into (the) service 軍隊にはいる.

d 神に仕えること; 礼拝(の式), 勤行(ごんぎよう) (=divine ~); 《一般に》式; 典礼の音楽, 典礼聖歌

・attend morning service 朝の礼拝に出る

・hold evening services

・a marriage service 結婚式

・a burial service 埋葬式.

e 【史】 《小作人の領主への》義務.

2a 役に立つこと, 有用, 助け; 便宜, 恩恵

・These shoes have given good service. この靴は長いこと使った[履いた]

・of service ⇒成句.

b 奉仕, 尽力, 骨折り, 世話; 【経】 用役(ようえき), サービス; 事務; 功労, 勲功; 《古》 愛人への思いやり; 《古》 よろしくとの挨拶, 表敬, 敬意 (respect)

・employment services 職業斡旋

・medical services 医療(奉仕)

・You did me many services. いろいろお世話になりました

・Will you do me a service? ひとつ頼まれてくれないか

・You need the services of a doctor. 医者に診てもらう必要がある

・the fee for his services 心付け, チップ

・goods and services 【経】 財とサービス

・SERVICE INDUSTRY

・distinguished services 殊勲

・Give my [My] service to him [her, etc.]. あの方によろしく.

c 《自動車・電気器具などの》 (アフター)サービス; (定期)点検[修理]

・repair service 《販売品に対する》修理サービス

・We guarantee service and parts. アフターサービスと部品は保証します

・You should take your car for regular service(s). 車を定期点検に出したほうがよい.

d 給仕(の仕方); 《ホテル・レストランなどの》接客, もてなし, サービス; SERVICE CHARGE

・The restaurant gives good service. あのレストランはサービスがよい

・Is service charged in the bill? 勘定書にはサービス料がはいっていますか.

3 《郵便・電信・電話などの》公共事業, 施設; 《列車・汽船・バス・飛行機などの》便, 運転; 《ガス・水道などの》配給, 供給; 配水; 敷設; [pl] 付帯設備

・bus [telephone, postal] service バス[電話, 郵便]業務[事業]

・There is a good service of trains.=There is a good train service. 列車の便がよい

・water service 給水.

4 《口》 留守番電話応答サービス (answering service)

・Call my service. 《今は忙しいから》留守電で話してくれ《友好的でない対応》.

5a 【テニスなど】 サーブ, サービス, サーブの番[仕方], サーブ権を有するゲーム

・deliver [return] a service サーブをする[返す]

・receive [take] a service サーブを受ける

・keep [lose] one's service サービス(ゲーム)をキープする[落とす]

・Whose service is it? サーブはだれ[どちら](の番)か.

b 【法】 《令状その他訴訟書類の》送達〈on sb〉

・personal [direct] service 直接送達

・service by publication 公示送達.

c 【畜】 種付け.

6 《食器・茶器などの》ひとそろい, 一式; 【海】 ロープ補強材料《針金など》

a coffee [tea, dinner] service コーヒー[紅茶, ディナー]用器一式

・a service of plate 食器ひとそろい.

at sb's service 人の自由に, 人の命を待ち受けて

・place…at sb's service 人に…を自由に使用させる, 用立てる

・at your service ご自由に(お使いください)

・I am at your service. ご用を承ります

・I am John Smith at your service. わたしはジョン・スミスと申す者(どうぞよろしく).

break (one's) service 《テニスなどで》相手サービスのゲームを取る.

bring…into service 〈鉄道・橋などを〉《公共的に》使い始める.

come into [go out of] service 使われるように[使われなく]なる.

get some service in… 《俗》 …に多少経験を積む.

in service 〈器具・乗物・橋・道路などが〉使用されて, 運転されて; 奉公して, 雇われて (cf. n 1a); 軍務に服して.

in the service 軍務に就いて.

of service 役立つ, 有益で

・be of (great) service to… …に(とても)役立つ

・Can I be of (any) service to you? 何かご用がありますか, ご用がおありでしたらお申し付けください.

On His [Her] Majesty's Service 【英】 公用《公文書などの無料送達の印; 略 OHMS》.

on service 在職で[の], 現職で[の]; 服務[出征]して[の].

out of service 使用[運転]中止になって.

put…in [into] service …を使用[運転]し始める.

see service 従軍する; [完了形で] (長年)奉公[勤務]してきた, 実戦経験がある, 長く役立った, 使い古された

・These boots have seen two years' service. この靴は 2 年履いた.


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絶対必要な英単語6000語(241/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

3971 professor

3972 profit

3973 profound

3974 program

3975 progress ( N )

3976 progress ( V )

3977 prohibit

3978 prohibition

3979 project ( N )

3980 project ( V )

3981 pro-life

3982 prolong

3983 prominent

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)

直近、230回の分から番号を訂正いたしました


バートランドラッセルの幸福論 その132

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

What the fear of dismissal is to the employee, the fear of banktrupcy is to the employer.

出ましたね、受験構文。みなさん、覚えたはりますか?

山口俊治著 『全解 英語構文』 (名著ですよ!)によれば、”A is to B what C is to D.” あるいは ”What C is to D, A is to B.”の構文は、[ 第93型 = what+S(主語)+be動詞 ] になる。

文型は第2文型 = A(S:主語) is ( V:動詞 ) to B what C is to C ( C:補語 ).

A は、B に対しては、C の D に対するもの に等しい ( = である ) 

これではわかりにくいので、「A のB に対する関係は C の D に対する関係と同じである 」と訳すことが多い。

解雇の恐怖の従業員に対するもの、 is 倒産の恐怖は、社長に対しては = 解雇の恐怖の従業員に対する関係は、倒産の恐怖の社長に対する関係と同じである

( 従業員は解雇を恐れ、社長は倒産を恐れている )

続く...

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なぜ語彙を豊かにしたいのか?

私は、幼いころから、「① ことばをうまく使いたいという気持ち」 が強くありました。

自分の間違いは気付かないのに、人の書いた文章の用語や語法の間違いはたいへん気になりました。

他方で、「② 語彙を増やしたいという気持ち」 も常にありました。

最初は日本語、次に英語も加わりました。

① ②の気持ちは ― 英語はもちろん日本語においてさえ、ついに目標水準には遠く及ばなかったにもかかわらず ― 未だに変わりません。

美しい風景や心の襞(ひだ)を精細に記述したい。真に迫る記述をしたい。

たとえば、美術館で日本画家・土牛の渦(うず)を描いた大作を観た時の感動を、 「滔滔(とうとう)として雄渾(ゆうこん)な渦の力が、巨大な額いっぱいに捉えられている。画面中央の下、右寄りに深く巻き込む渦潮の目が猛々(たけだけ)しく躍動し、見事に抑制されたタッチと好対照である」 と書き残しています。

われながら懸命に感想を記述しようとしているのはわかりますが、あの土牛の大作を前にした感動はそんな程度のものではなかった。そんなありふれた陳腐なものではなかった。

だから、語彙をもっと豊かにしたい

「私は、結局、語彙である」と思います。

デカルトは 「I think therefore I am.=われ思うゆえにわれあり」 と言いました。

私は、「I have words therefore I am.」 と言いたい。

続く...


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哲学者の言葉:1

(1) Heraclitus ヘラクレイトス

① 万物は流転する

Everything is flux.

flux = [U] continuous change

② 目に見えない関係は目に見える関係より強い

A hidden connection is stronger than an obvious one.

③ 同じ川に2度足を入れることはできない

It is not possible to step into the same river twice.

④ 人の性格が運命を決める

A man's character is his destiny.

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k.y.注

Heraclitus seems to have thought that everything is in a state of continuous change, yet the change is governed by logos ( = the principle of governing the cosmos ).

logos = (古代ギリシア哲学で) ロゴス,理法: 宇宙を支配し展開させる一定の調和・統一のある理性的法則 (ランダムハウス英和大辞典)

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