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なぜ語彙を豊かにしたいのか?

私は、幼いころから、「① ことばをうまく使いたいという気持ち」 が強くありました。

自分の間違いは気付かないのに、人の書いた文章の用語や語法の間違いはたいへん気になりました。

他方で、「② 語彙を増やしたいという気持ち」 も常にありました。

最初は日本語、次に英語も加わりました。

① ②の気持ちは ― 英語はもちろん日本語においてさえ、ついに目標水準には遠く及ばなかったにもかかわらず ― 未だに変わりません。

美しい風景や心の襞(ひだ)を精細に記述したい。真に迫る記述をしたい。

たとえば、美術館で日本画家・土牛の渦(うず)を描いた大作を観た時の感動を、 「滔滔(とうとう)として雄渾(ゆうこん)な渦の力が、巨大な額いっぱいに捉えられている。画面中央の下、右寄りに深く巻き込む渦潮の目が猛々(たけだけ)しく躍動し、見事に抑制されたタッチと好対照である」 と書き残しています。

われながら懸命に感想を記述しようとしているのはわかりますが、あの土牛の大作を前にした感動はそんな程度のものではなかった。そんなありふれた陳腐なものではなかった。

だから、語彙をもっと豊かにしたい

「私は、結局、語彙である」と思います。

デカルトは 「I think therefore I am.=われ思うゆえにわれあり」 と言いました。

私は、「I have words therefore I am.」 と言いたい。

続く...


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