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何回「充電」できますか?

今日2005年10月31日日経夕刊のコラム「あすへの話題」にUFJ総合研究所理事長・中谷巌さんが「何回充電できますか?」という記事を書いておられる。

烈しく変容する現代社会に生きるものとして誰もが注目せざるを得ない「知のありかた」に直接関連する内容だったので全文を引用しておきます(太字k.y.)。

(引用開始)

 何回「充電」できますか? といっても、これは電池の話しではない。私たち自身の「知的充電」のことである。
 学校で勉強したことが賞味期限切れになるのにはおそらくそれほど時間はかからない。適当な時期に「充電」しておかないとすぐにつまらない人間になってしまう。
 岡崎久彦氏の 『教養のすすめ』 (青春出版社、二00五年)は、、この「知的充電」がいかに重要か、明治のリーダー達を例に出しつつ論じている。この本によると、幕末から維新にかけて日本の近代化に大きな貢献をした勝海舟、西郷隆盛、福沢諭吉、陸奥宗光などの「知の巨人」は、例外なく、節目節目に猛烈な知的充電を行った。
 岡崎氏によれば、彼らは一生のうちの何度か、二、三年あるいはもっと長い期間にわたって死にものぐるいの勉強をしている。この死にものぐるいの勉強(それは「充電」という言葉をはるかに超えた「修行」であった)を通じて、リーダーとしての見識や志を身につけていったのである。明治初期に欧米を回った岩倉具視使節団がメンバーの立ち居振る舞いが素晴らしいと各地で絶賛されたのも、彼らの教養の深さと志の高さゆえであった。
 耳の痛い話である。私自身はといえば、人に自慢できるのは、アメリカ留学当時、学位を取るまでの四年間の猛勉強くらいであろうか。しかし、年をとってきて充電の楽しみが少しわかってきたような気がする。そこには歴史上の「知の巨人」達と無限の楽しい会話が待っているからである。
 「老いて学べば、死して朽ちず」(佐藤一斎)。

(引用終止)

「アンチ・バベルの塔」を建設している主な理由も、私の場合は、「知の巨人」たちと無限の楽しい会話をするためである。知の悦びは語彙の豊かさに支えられている。中学生や高校生並みの語彙力しかなかったらそんな会話を満喫することなどまさに及ばぬ夢になってしまう。

夢は実現させるためにある。

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