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語学の「天才と凡才」その2

前回の記事について、izumi さんという方から 「上記の会議通訳者ですが、新橋隆子さんではなく、新崎隆子さんではないでしょうか。間違っていたらごめんなさい。一度新崎さんの講演を聴いたことがあり、その凛としたお人柄に憧れている者です」 というコメントをいただきました。

izumi さん、訂正していただいてありがとうございます。そうです、新崎さんでした。

また、「凛としたお人柄」と言われてみると、新崎さんの写真も拝見し本も読んでいましたから、なるほどそんな方なのだと納得できました。

さて、私は前回 「時間が最後の壁」 だと書きましたが、新崎さんはその時間に関して 『眠った英語を呼び覚ます』 で次のように述べておられます(省略・太字はk.y.)。

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・・・実際にはなかなか上手にならないと多くの人が悩んでいる。それには大きく分けて3つの原因がある・・・ひとつは、英語を勉強する目的がはっきりしないことだ・・・第二番目の原因は、自分に適した学習計画を持たないこと。たいていの人は欲張りすぎて続かなくなり、途中でやめてしまうことが多い。世の中には「私はこうして同時通訳者になった」とか、「年間300本映画を見ると良い」と勧める体験的指南書がたくさん出ているが、専門家を目指す人以外には、真似ができない。英語で食べていくという人生の目標が決まり、それに向けて邁進できるのであれば、誰も苦労はしないのだ。人はみな忙しく、英語の勉強ばかりやっているわけにいかないのだ。学生なら他の科目の勉強をし、スポーツや芸術に親しみ、社会への関心を育まなければならない。社会に出れば仕事を覚え、恋愛、結婚、子育てを経験し、親の介護もしなければならない。自分の使える時間はどのくらいあるのかをよく考えた上で、無理のない計画を立て、小さな目標をひとつひとつ達成していくように工夫しないと、「英語」という恋人とは片思いで終わることになる
 毎日コツコツ続ける長期的勉強と、短期集中型があるが、どちらの方が効果的かといえば、絶対に短期集中型である。毎日20分ずつやるより、1週間まとめて2時間半、あるいは1ヶ月分まとめて10時間の方がいい。あるいは、1年に3ヶ月だけ勉強することにして、1ヶ月に40時間勉強するほうが効果が上がる。レベルを一段上げるには、ある程度力を溜める必要があるからだ。「英語強化月間」を設けて、その月は飲み会やデートを控えて勉強に取り組むことにしても良い。一般的には、毎日少しずつ続けるものと、1年に1回ぐらい集中的にするものを上手に組み合わせるのがベストだろう・・・第三番目の原因は、やりがいを感じることのできる学習法が見つからないことだ・・・

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新崎さんは、決して天才ではない。

しかし、まぎれもないプロです。

重い言葉の数々です。

続く...

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