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「アンチ・バベルの塔」からの提案 その1

昔から辞書暗記を達成してめざましい成果をあげた人が少数ながら存在する。

屈指の語彙力の持ち主であった故・長崎玄弥さんもそのひとりである。

しかし、そうした偉大な先輩たちが利用した辞書と今の学習用英英辞典とは異質のもである。旧世代の辞書には暗記に適さない要素も確かにあった。辞書作成が充分に客観的な手法によるものではなかったし、それを可能にするテクノロジーも存在しなかったからだ。

今の学習用英英辞典は違う。不要な語彙は皆無だし、例文も実際に使用された生の文章あるいはそれを適切に加工したものを用いていて学者などが独自に作成したものではない。語法などの説明も実際の英語の状況を反映したもので権威主義的なものではない。

つまり、今の学習用英英辞典は、現行の英語を最も客観的に反映したすばらしい学習ツールなのだ。

だから、ボキャビルにはもっともっと学習用英英辞典やそれに準じる英和辞典を利用すべきなのに現実にはそうではない。

それは、なぜか?

辞書の作成者たちが「辞書が暗記の対象にされること」をまったく考慮していないからだ

今のままでも充分に暗記の対象にできるのだが、普通の人はなかなかそのことを納得しようとしない。旧世代の辞書に対するのと同じイメージを抱き続けている。

そんな旧式なイメージを打破しないと、いつまでたっても安直な市販の単語帳が跋扈して語彙強化に頑強な壁を築いてしまう弊害が払拭されない

続く....


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