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英語学習法(25)

語学の「天才と凡才」その1で、外国語習得の場合は「天才」も「凡才=普通の人」もやらなければならないことは同じで魔術はないだろうという話をしました。

なぜなら、だれでも、言葉をマスターしようとする限り、「まず暗記して次にそれを使う訓練をする」という過程は避けて通れないし、別の近道があるわけでもないからです。

なるほど、天才なら信じられないような速さでその過程を駆け抜けてしまう。そして、たいていの場合凡人にはとうてい及ばないレヴェルにまで達してしまう。

なんとか、天才に少しでも追いつけないものか?

そこで、英語のレヴェルを次の3段階に分けてみましょう。

① 普通の非ネイティヴが到達可能なレヴェル
② 普通のネイティヴのレヴェル
③ 非ネイティヴの天才が到達可能なレヴェル


私は、普通の人が到達可能なレヴェルは、平均的には、英検1級・TOEIC950点ぐらいだと思います。ただし、このレヴェルまで達する人は( 学校の教育や環境に恵まれていた人は別ですが )相当な根気があって懸命に勉強した人です。

①まで到達できる人が②まで到達できない主な理由は(前回にも述べましたが)時間の壁を突破できないからです。

①に到達するまでの時間は何とか捻出できても、②に到達する時間までは捻出できないからです。

私は、あらゆる意味で普通の人がひとつのことの勉強に避ける時間は6000時間を越えないと思います。6000時間といえば、毎日15時間勉強しても400日、5時間であれば1200日(1年300日勉強できるとすると4年間)、1時間であれば6000日(20年間)になります。この辺がやっぱり限界でしょう(実際ここまで時間や根気のある人はほとんどいない)。

①が限界であるという現状から(原因が時間の制約であることにまったく気付かないで)、こっけいな誤解がはびこってしまいました。たとえば、日本の英語の大学入試はネイティヴでも難しいとか、英検1級の単語はほとんど使われないとか、TIMEはネイティヴでも一部の人しか読まない高級誌だとか、暗記は無意味だとかいう珍説の数々です。

大事なことは、そんな珍説を無視して、もっと積極的な考え方をすることだと思います。次の3つの場合を検討してみたらどうでしょう。

(1)①以上に伸びないのは時間の制約があるからだと意識して、自分の場合はどうなのか検討してみれば、時間ならもっと増やせる人もいるはずです。
(2)時間を捻出できない人でも、今までより効率の高い学習法を利用できる人がいるはずです。
(3)さらに、時間ももっと増やせるし今までより効率の高い学習法も利用できる人さえいるかもしれません。

続く…

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