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コメントにお答えする(38/2005)

nishio さんへ

nishio さんのブログで懇切な紹介をしていただいたおかげで、今日も「アンチ・バベルの塔」に多くの新たなアクセスがありました。

ありがとうございます。

> 自分も想像していなかった世界に驚きました。

私にとっても、最初は想像もしなかった世界です。

みなさんと同じように英和辞典を引きながら英語で書かれたものを読み続けるうちに、少しずつ書き言葉の語彙レヴェルが分かってきました。

どの程度の英和辞典を使ったら必要語彙がほぼ網羅されているのかということもかなりはっきりと分かってきました。

総語彙数が5万語以上の辞書であればだいたいOKだという確信が生れてきました。総語彙数が15万語超であれば、それなりのネイティヴの語彙に比較しても ― 認識語彙に関する限り ― そんなに遜色はないなと思うようにもなりました。

その間 、ペーパーバックを精読しながら使用されている語彙を逐一チェックしてノートに記録したり、ネイティヴと同じ語彙問題を解いて比べあったりもしました。日本人の日本語の語彙力が人によって実に多様であるように、英語のネイティヴも人によってずいぶん英語の語彙力に差があることも実感しました。もちろん、そんなことにはまったく興味を持たないネイティヴもいっぱいいます。

かくしてありとあらゆることをやりながら、結局は辞書を覚えるのが最も早いし最も正確な知識が得られることに気づきました。ただ、具体的にどんな辞書を暗記すればいいのかまだはっきりとは理解していませんでした。

その後インタースクールの翻訳科に通っていたときに米人ライターに強く勧められたのが 『Oxford Advanced Learner's Dictionary(第4版)』 でした。英文作成に英英辞典をフル活用できるようになったのは、あのライターのおかげです。その 『OALD』 は羊革の表紙が擦り切れるまで使ってずいぶんお世話になっています。

近年になって学習用英英辞典はコーパスを駆使して編纂され、その語彙や用例が実社会の言語状況を正確に反映するようになって、無駄な語彙や実用には向かない用例を記載する懸念が払拭されました。

その結果、学習用英英辞典またはそれに準じた進化を続けている学習用英和辞典を暗記することが語彙強化の最善の方法であることを確信するようになり「アンチ・バベルの塔」を建設するに至ったことはもう何度も書いた通りです。

ブログ「アンチ・バベルの塔」を書くようになったのは、そんな事情を他の人たちにも知ってもらって、「語彙無知の巨大な壁」を破っていただきたいと考えたからです。

だから、「その驚きも今はワクワクに変わり、語彙力を構築していくのが楽しみに思っています」というようなコメントをいただくとほんとうにうれしくなります。

勝手ながら、「nishio さんの若さを考慮に入れると5万語の習得も決して不可能ではないだろう」という気持ちにもなります。

「現代語で5万語は常識だ」という自覚だけでも、ひとつの指標として役に立つはずです。

また折に触れて便りをいただければ幸いです。

Thank you.

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