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脳の言語地図

「脳の言語地図」という記事が昨日(2005年11月4日)の読売新聞朝刊にありました。

言語の学習に直結する記事なので全文転載しておきます(図は省略)。

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文章や単語 機能部位を特定  東大・酒井助教授作成

 文法を使って考える時と、文章や単語を理解する時、アクセント(音韻)を聞き分ける時は、それぞれ脳の異なる部分が働くことを東京大学の酒井邦嘉・助教授(言語脳科学)が突き止め、脳の「言語地図」を作った。4日発行の米科学誌「サイエンス」に発表する。
 脳で言語をつかさどる領域は「言語野」と呼ばれ、左脳の大脳皮質にあるが、どの部分がどのように働くかよくわかっていなかった。酒井助教授らは、日本人の成人延べ約70人に対し、文法知識や文章のつながり、単語やアクセントの正否などを問う問題を出し、脳のどの部位が活発になるかを機能的磁気共鳴画像(fMRI)装置などを用いて調べた。
 その結果、例えば文法を考える時は前頭葉の下部、アクセントの聞き取りでは側頭葉上部が活発に働き、地図にすると、文法・文章・単語・アクセントの四つの中枢部分はほとんど重ならないこともわかった。
 細分化した言語地図を作ることで、言語障害が脳のどの部位と関連するかが明らかになる可能性がある。語学学習で、どの分野が得意かを評価するのにも役立つという。

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私は、脳の言語活動は、もっと相互関連的で複雑なシステムのはずだから、単純な地図でだけで何かを説明できるような現象ではないと考えていますが、ひとつのおもしろいヒントになるかもしれない発見ですね。

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