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アメリカ人とボキャビル:続

人は、幼いころからどのようにして語彙を蓄えていくのか?

実はまだよく分かっていない。

科学的な分析もほとんどないに等しい。

ただ、6歳程度で既に語彙数は1万語前後に達し、その後はだいたい毎日8つ前後の語彙を獲得して20歳ごろに少なくとも約5万語の語彙を習得することはほぼ間違いない。

これは、日本語でも英語でも変わらない。

ただ、個人差もきわめて大きくて、1:3ぐらい、あるいはそれ以上の差が生じる。

それで、子供の場合はどうか?

たとえば、語彙が極端に豊かな小学生の例として、マイクロソフトの創業者・ビル・ゲイツ氏の場合をみてみよう(『帝王ビル・ゲイツの誕生(中公文庫)』より)。

① 9歳の時に 『World Book Encyclopedia』 という百科事典を A~Z まで読み通した。この百科事典は別に子供用ではなく、全巻で22巻ほど。総語彙は、ごく大雑把な推測だが、1000万語前後ではないかと思われる。これを読破したのだから、驚異的な語彙力である。認識語彙は既に大人のレヴェルに達していたと推測できる。

彼は、そのころ、両親に向かって「いったいお父さんたちはじっくり考えることがあるの」と尋ねたそうだ。

② 11歳の時、2時間半のドライヴの最中に「山上の垂訓(http://www.biblepath.com/beatitudes.html)」を全部暗記し、それを教会の牧師の前で、一箇所も間違えることなく暗誦してみせた。所要時間25分の暗誦である。

そのとき、彼の母親はその牧師に ― この子ときたら「万力みたいな記憶力」をしているんですよ ― と言った。

完璧な暗誦に感銘した牧師は ― ただ、暗誦したのではなく、内容についても、彼はそれが何を伝えようとしているか、年齢以上によく分かっていましたね ― と述べた。

生来の驚異的な記憶力・語彙力・想像力に加えてデジタル・エッジをONした頭脳は、とてつもない富を蓄積しながら、次々に新境地を開拓し続ける。

ビル・ゲイツ氏は、その著 『Business @ The Speed of Thought』 のなかで ― Digital tools magnify the abilities that make us unique in the world.: the ability to think, the ability to articulate our thoughts, the ability to work together to act on those thoughts. I strongly believe that if companies empower their employees to solve problems and give them potent tools to do this with, they will always be amazed at how much creativity and initiarive will blossom forth.― と述べている(太字k.y.)。

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