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村上春樹(1)

『クーリエ・ジャポン(創刊号)』 の「国境を越えたHARUKIの世界」より1部抜粋して転載しました↓

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執筆は午前4時から7時間

 村上の生活は規則正しい。夜9時ごろに就寝し(彼は夢を見ることがない)、目覚まし時計なしに午前4時ごろに起きる。起床したらすぐに、マッキントッシュに向かって午前11時まで執筆する。一日の執筆量は、400字詰め原稿用紙10枚ほど。

 初稿執筆時は、まるで性格が変わってしまうみたいだと妻に言われるそうだ。文章を練っているときは、無口で気難しくなり、物忘れも多くなる。

 「毎日、決まった枚数を書きます。休みは取りません。一度書いた箇所に手を入れたり、物語の先を前もって書いたりすることは決してありません。ヘミングウェイもそうだったと聞いています

 だが、ヘミングウェイと異なるのは、村上の生活が健康的な点だ。午後になると、執筆に必要なスタミナをつけるため、1~2時間ほど体を動かす。また渋谷の古いレコード・ショップも訪れるという。ちなみに、渋谷が舞台だとい思われる小説 『アフターダーク』 が昨秋に出版されている。

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私は村上春樹の 『ねじまき鳥クロニクル』 の書き出しの部分が大好きです↓

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 台所でスパゲティーをゆでているときに、電話がかかってきた。僕はFM放送にあわせてロッシーニの 『泥棒かささぎ』 の序曲を口笛で吹いていた。スパゲティーをゆでるにはまずうってつけの音楽だった

 When the phone rang I was in the kitchen, boiling a potful of spaghetti and whistling along to an FM broadcast of the overture to Rossini's The Thieving Magpie, which has to be the perfect music for cooking pasta. (Translated into English by Jay Rubin)

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 私はこの文章を読んで overture to ~ (~の序曲) と magpie (かささぎ) という認識語彙を能動語彙に換えました。

 英訳も品格があってお気に入りです。Jay Rubin さんは確かハーヴァード大学の教授です。 『クーリエ・ジャポン(創刊号)』 の同記事によると、村上さんは来年ハーヴァード大学から招聘を受けキャンパスで暮らして創作活動を行う予定だそうですが、Jay Rubin さんのコネクションかもしれませんね。

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