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nishio さんの「12000語の世界」

nishio さん( http://blog.eigoreview.net/cat28/ )は「12000語の世界」という記事を書いて、一気に行うボキャビルの効果を次のように語っておられます(本文太字k.y.)。

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(引用開始)

英単語12000語の世界

ここ数ヶ月で一気に語彙レベルを引き上げたというのも、この先
あまり経験しないと思うので、今の感覚を書いておきたいと思います。

なんといっても視界が開ける、という感じでしょうか
今まで私も語彙には苦労してきましたし、語彙を鍛えよう、鍛えようと
思いながらなかなか手がつかず、もがき苦しんできました(^^;
そういう過程を経て、一発奮起して取り組んだ語彙増強なので、
かなり気持ちのよいものです(^^)

市販の単語帳などをパラパラと眺めてみても、知らない単語に出会うことは
あまりなくなりました。例外は「TOEIC満点を目指す云々~」とかを謳った本
ぐらいでしょうか。

ボキャビルを通じてある程度語彙のレベルを引き上げてしまうと、
メリットもたくさんあります。

読書はもちろんのこと、リスニングの勉強や文法の勉強など、
全てをやるのが楽
になります。
リスニングなどでも、知らない単語を聞き取れるわけがありませんしね。
当然学習もはかどりやすくなるので、英語の実力も加速して上昇してくる
のでは、と自分自身期待しています(^^)


それに洋書を読んだりするにしても、勉強してるという感じがなくなって、
楽しめる
ようになりました。
あ、ペンギンリーダーズなんかを読んでる時も楽しいことは楽しいんですが、
学習者向けの本っていうのもあって、やっぱり勉強してる感じがなんとなくあったんですよね。
そういうのから解放された感じはあります。自分自身の「英単語覚えなくては」という
強迫観念(?)も解けて気も楽になりましたし(笑)

私は来年には2万語を達成するつもりです。来年といっても、
一年間かけるつもりはないんですが、控え目に来年中には、と書いておきます(笑)
2万語あればほとんど不自由がなくなってくるそうなので、
なかなか楽しみです。
あ、でもその前にもう少し熟語を覚えないといけないですが(^^;

皆さんも新しい年の始まりを機に、ボキャビルに取り組んでみては
いかがでしょうか。

(引用終止)

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市販の単語帳でもこれだけの効果があるわけです。やさしい読み物の多読だけに精を出しておられるひとたちに「nishio さんのブログを読むこと、その記憶法を参考にすること」をぜひお勧めしたい。そして、2万語に挑戦されるnishio さんの軌跡をしっかり追っていただきたい。nishio 流ボキャビルがSSS多読法などの楽しさとスピードを加速するターボチャージャーとなること請け合いです。

そうすれば、ひょっとしたら ―「アンチ・バベルの塔」をフルサイズで建設する、あるいはそれ以上に優れた語彙増強法の開発と実行に乗り出す ― キッカケになるかもしれません。

未知の新大陸(フルサイズ・ボキャヴュラリーの世界)発見のキッカケになるかもしれません。

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絶対必要な英単語6000語(348/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

5568 turnpike

5569 turntable

5570 turtle

5571 tutor

5572 tweed

5573 twice

5574 twig

5575 twilight

5576 twin

5577 twine

5578 twinkle

5579 twirl

5580 twist

5581 twitch

5582 two-way

5583 type

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)


バートランドラッセルの幸福論 その232

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

Next to worry probably one of the most potent causes of unhappiness is envy.

心配ごとの次に 多分 one of 最も重要な原因 of 不幸 is 妬み

( 心配ごとに次いで重要な不幸の原因のひとつは、多分妬みである )

続く.

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学習用英英辞典は必要にして十分な水準である(その2)

前回に― 『上級学習英英辞典』 の語彙をすべて理解できるようになれば、日本人の英語の語彙も、読書に関する限り、ネイティヴに充分匹敵する水準に達するし、「アンチ・バベルの塔」の完成は 『上級学習英英辞典』 の全語彙暗記が可能であることの証明になる ― という話をしました。

『上級学習英英辞典』 の語彙はもっと具体的に言うとどの程度なのか?

たとえば ( 1 bumpkin 2 chortle 3 kiosk 4 filibuster 5 dervish 6 hobnob 7 ilk 8 dirge 9 pariah 10 winsome 11 caprice 12 pander 13 hermetic 14 lucre 15 internecine 16 zither ) の16単語(Reader's Digest の語彙クイズより) がすべてわかる水準です。この16問はネイティヴ対象の四択問題。 評価は 10-12 で Good 13-14 で Excellent 15-16 で Exceptional

あるいは、言語学者の投野由紀夫さんは、 桐原書店発売の 『Longman Dictionary of Contemporary English』 に添付された『使用の手引き』 を書いて、次のように語っておられる。

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(引用開始)

単語・フレーズ・語義20万7000

 今回のLDOCE第4版は会話モードと読み書きモードの両方を意識した作りになっている。このように、辞典が発信用の情報と受信用の情報のメリハリをつけることで、ユーザーは使う情報の区別を明確にすることができ、非常に有効である。

 特に読み書きの必要に合わせて選ばれた単語・フレーズ・語義は20万7000に増強された。これは、身につけるべき目標となる認識語彙として必要十分なものだと言えよう。さらにそのうち3000語の高頻度見出し語を赤で表示し、学習者の便宜を図っている。

(引用終止)

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これは、身につけるべき目標となる認識語彙として必要十分なもの」という表現に注目したい。

「身につけるべき目標の語彙に関して、いったいどんな語彙をどれだけ習得したらよいのか?」という疑問など、もはや持つ必要はないわけです。

必要なのは、その目標語彙を獲得する具体的で実証された方法とその実行なのです。

私は、「アンチ・バベルの塔」という方法を独自に考案し実行してきました。他に、「身につけるべき目標となる認識語彙として必要十分なもの」を習得する方法もそれを実行した人も知らないからです。

昔から辞書を暗記した人はいました。しかし、「最高度に進化したアナログ&デジタル教材 =学習用英英辞書」 を暗記した人はまだだれもいないはずです。

たとえ10~20年かかっても成し遂げる価値がある作業だと思いますよ。

効果に疑問をお持ちの向きには,、辞書のせめて 1/3 だけでも暗記してから判断していただきたい。

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学習用英英辞典は必要にして十分な水準である(その1)

「アンチ・バベルの塔」建設の最大の目標は、ネイティヴと同じように本や雑誌を読めるようになるために、必要十分な認識語彙を獲得することです。

その必要十分な認識語彙の数は決して無限ではありません。

明らかに有限であり、さらに、どの語彙を覚えたらいいのかも分かっています。

「上級学習英英辞典」に収録されている語彙を覚えたらいいわけです。

その数は、辞書によって多少のバラつきはありますが、15万から20万ほどになります。

それだけ理解できるようになれば何を読んでも未知語はゼロになるかと言えばそれは違います。必ず未知語は現れます。

しかし、それ以上の語彙をあえて覚える必要はもはやありません。

なぜか?

その理由は日本語の場合を考えたらよくわかるはずです。日本語の新聞や雑誌を読んでいてたまに未知の語彙があってもそのまま読み続けます。別に不便だとは感じません。既に必要十分な語彙が身についているからです。英語でいえば「上級学習英英辞典」に収録されている語彙をすべて理解できる水準に達しているからです。英語の15万~20万の語彙はそれなりのネイティヴの語彙に十分匹敵する水準であり、未知語に遭遇する確率は日本語で未知語に遭遇する確率と同じで、辞書をひくことはほとんどありません。辞書をひく必要があるとすれば、ネイティヴでも辞書を引かねばならない場合です。新語については、日本語でも英語でも必ず説明が付加されますから、懸念無用です。

つまり、「学習用英英辞典は必要にして十分な水準である」ということになります。

しかも、「ノン・ネイティヴが学習用英英辞典の語彙をすべて覚えることは不可能ではない」ことが、「アンチ・バベルの塔」の数ヶ月先の完成によって証明されます。

続く...

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絶対必要な英単語6000語(347/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

5554 tuck

5555 Tuesday

5556 tuft

5557 tug

5558 tuition

5559 tulip

5560 tumble

5561 tumult

5562 tuna

5563 tune

5564 tunnel

5565 turf

5566 turkey

5567 turn

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)


バートランドラッセルの幸福論 その231

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

However, here again we find ourselves upon the fringe of large social questions with which in this volume it is not my intention to deal.

しかし、ここでもまた 私は自分を見つける upon 周辺 of 大きな社会問題 with which この巻では それは私の意図ではない 扱うこと

( 実は、ここでもまた、本書では扱うつもりのない大きな社会問題に接しているのである )

続く.

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英語学習法(28)

① 英語学習に限らず、ものごとを学習する際の大前提は「自分を信頼すること」だと思います。学習するのは自分自身なのだから自分を信頼できなければお話しになりません。

もっと具体的にいえば「私ならできる」と信じることです。前にも述べましたが「ダメだよそんなこと」と思った瞬間にダメになります。自分で自分の可能性を消してしまうことになります。

そのことを、新崎隆子 ( http://www.alc.co.jp/eng/hontsu/t-kunren/index.html )さんは次のように語っています(太字k.y.)。

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 何か物事を学ぼうとするときに、世界でいちばん頼りになる先生は自分自身である。通訳学校のどんな優れた先生でもそれには及ばない。自分の強みや弱みを知って、最も興味のもてるような勉強方法を見いだすことはほかの人にはできない。ときどき、謙遜して「私なんかどうせだめです」と言う人がいるが、私はいつも何という失礼なことを言うのだろうと憤慨する。自分の才能を見いだせないのは、あなた自身の怠慢ではないか。じっくりと辛抱して育ててやれば力は必ず伸びる。それをせずに「だめだ」とあきらめてしまうのは、あなたという人間の才能に対して失礼だ。

 勉強はひとりでするもの。通訳学校の先生はあくまであなたのアシスタントにすぎない。そして、あなたの才能を育てようという熱意のある先生と出会えるかどうかも、あなたの心意気にかかっている。つまり結局はすべて自分次第なのである。

 工夫すれば勉強のチャンスはいくらでも生み出すことができる。この記事を読んでくださった方の「やる気」に小さな火がともることを心から願ってやまない。

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私はこんなことをおっしゃる新崎隆子さんが大好きです。

② 英語学習に復習は欠かせません。復習(机上の復習だけでなく実際に使うことも含む)しなければ忘れます。あたりまえのことなのに復習を実行する人がほんとうに少ない

下記は、22歳(海外経験16年)・帰国子女の大学生 ( http://kikoku.s-gate.net/r_003.php?essay_id=97 )の方が書かれた記事です。

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私も共感できます。

私は2歳からずっとアメリカで暮らし、高校卒業とともに日本に戻ってきて今は大学生です。
16年というと人生の大半にあたるので、周りはみんな「絶対英語を忘れることはない」というのですが、

でも実際のところ、滞在していた年数ではなく、いかに日常で使っているかですね。

確かに聞いたり読んだりする分にはあまり苦労はしないのですが、何せ周りに英語を話す人があまりいないので英語を話す機会がどんどん減っていってます。

最近高校の時の現地の友達とメールをするのですが、メール一通書くだけでも昔と比べてやはり時間がかかるようになりました。昔ほど思うように言葉が出てこないんですね。

英語の語彙がどんどんぬけていってるか証明していますね。

道端で外人さんに道を聞かれたりするようなちょっとした時でも
言葉が出にくかったりします。

そろそろ本格的にちゃんと英語を話す時間を設けないといけないなぁ、
そう思うようになった今日この頃です。

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16年もなじんだものでも忘れていくわけですから、「何度やっても忘れる」などと嘆くほうがおかしい嘆く暇があるならさっさと復習したほうがはやい

外国語学習は、大人のほうが子供より有利である子供は放置すると限りなくモノリングアルを指向する。ある帰国子女の父兄の方 ( http://www.faminet.net/mk/merumaga-1.htm#01)が次のように語っています(太字k.y.)

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 聞き流してしまった忠告

 「単一民族の言語である日本語は、多民族の言語である英語より、はるかに難しいのよ。」

 赴任した当時、この忠告に対して、聞く耳を持つことができなかったのは、子供達が日本語を忘れていくことなんて、考えも及ばなかったからです。英国で耳にする日本のお子様達の、勢いのない日本語に較べて、渡英したての我が子達の日本語は、新鮮で輝いていました

 「こんなにいきいきとした日本語を使いこなせている子供達が日本語を忘れるはずがない!それより、英語をしっかり身につけなきゃ!」

 と、子供達の英語が全くできない状態で渡英したばかりの頃には、その忠告の意味が理解できず、子供達の英語力の伸長のことしか頭にありませんでした

 日本語が身の回りに全くない環境で、日本語を維持する努力をしないと、どうなるか・・

 そんな当たり前のことに、全く、考えが及ばなかったのですから、どうしようもない母親でした。


 日本語は、親と話をする時だけ

 渡英して半年もしないうちに、兄弟での会話も英語になってしまいました。学校でも英語、家でも英語。英語にばかり重点を置いていたのですから、当然のように、英語力は順調に伸びていきました。

 でも、日本語は・・・

 親と話す時に、日本語を使うだけです。日本のビデオを見たり、漫画や本を読む時の一日のうちの1~2時間だけ、英語から日本語のスイッチに切り変わるだけです。

 日本では、教育環境が整った地域の小学校に通っていたので、赴任当時には、通信教育では、少し簡単すぎるというイメージを持っていました。それに、補習校に通うと、貴重な土曜日は潰れるし・・と、気にはなりながらも、少しでも日本語に身を置く時間を持つという選択をしませんでした。日本での隣人が引っ越して来るまで、その状態が続きました。

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逆に、日本にいる子供が外国語を毎日1~2時間(これだけでも大変ですが)することの効果も想像することができます

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漫画 『ドラゴン桜(ざくら)』・続   

読売新聞の記事を転写しておきます。

漫画が現実の受験生に小さからぬ影響を与えたとしたら面白い現象です。

あの漫画に刺激されて何人かの生徒が実際に東大に入学することになればまた記事になるかもしれません。

東大受験には届かなくても、学力がうんと伸びたとしたら、受験界の明るい話題になるかもしれません。

中卒で「極道の妻」であった大平光代さんが司法試験に合格したようなドラマの舞台が設定されているのかもしれません。

実際にはまともに取り組みもしないで「暗記は苦手だ」なんて言ってる受験生に、暗記の意外なおもしろさと大きな効果を感じさせることができたかもしれません。

もしそうなれば、あの漫画が若者に新たな自己発見のチャンスを与えたことになる。

とにかく、受験勉強をユニークなメスさばきで解剖して見せた 『ドラゴン桜』 は、「うんっ、ひょっとしたらそうかもしれないなあ」という学習法の秘訣をあるいはブレイクスルーの可能性を1部の受験生に与えたことは想像に難くない。

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東大人気「ドラゴン桜」が一役?志願者2割増(読売新聞)

 来年の大学受験に向け、東京大学を目指す志願者が前年より2割程度増えている。東大が今年初めて大学説明会を開くなど積極的に情報発信をしていることも一因だが、受験関係者などの間でささやかれているのが、東大受験に挑む非進学校の生徒を描いた漫画「ドラゴン桜」の影響だ。

 駿台予備学校が11月に実施した東大入試実戦模試の受験者数は前年より20%増加。代々木ゼミナールの東大入試プレテストは前年比9%増、河合塾の「東大即応オープン」も前年比23・6%増で、予備校関係者は、近年になく東大志望者が増えていると見ている。

 こうした「東大人気」について、河合塾進学事業推進部の藤橋研二チーフは〈1〉少子化による「大学全入時代」に向け、受験生の上昇志向が高まっている〈2〉東大が説明会を始めるなどPRに乗り出した――などをまず指摘する。それに加えて無視できない要因として挙げるのが、漫画「ドラゴン桜」の影響だ。

 「ドラゴン桜」は週刊モーニング(講談社)連載の人気コミックで、元暴走族の貧乏弁護士が、倒産寸前の私立高校をエリート校に生まれ変わらせるため、偏差値30台の高校生たちに東大受験テクニックを伝授するというお話。カリスマ教師が説く独特の勉強法が話題となり、今年TBS系でドラマ化もされた。

[読売新聞社:2005年12月25日 10時36分]

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Chance your arm !

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中学1年生の少女英検1級合格(続・帰国子女の場合)続

Kim-N3 さん、お久しぶりです。

いつも「アンチ・バベルの塔」にお寄りいただきありがとうございます。

昨年の8月に 『Random House Webster's Intermediate English Dictionary』 の暗記を終えてからこのブログを書きはじめてほぼ16ヶ月になります。

来年の3月末に遅くても6月末には「アンチ・バベルの塔」を完成させるべくまだまだがんばりたいと思っています。

> ただ肝心のカードの製作は少し停滞気味、それでも細々とは続けております。

そうですか! 続ける方はほんとうに稀!ですが、すばらしい可能性を秘めた作業だと思います。密かに応援しています。

> 実は我が家の次男にもこの冬休みに1級対策の勉強をするように先日勧めたところでした。彼が通う日本人学校(土曜日)のクラスメートに去年合格したお子さんがいるのを知りお母様に聞いたところ、筆記さえ受かれば2次は大抵問題ない、とのことでした。その後息子はディベートに参加し始めるなど、受験してもいいかもしれない、とこちらが思うようになった次第です・・・やはり語彙の足りない事がはっきり判ると同時にやはりこちらの14歳の語彙を超えたものがでていることがよく分かりました・・・彼もようやく地道に単語を調べて覚える作業を始めたところです・・・

貴重なニュースをありがとうございます。やっぱり、2次は圧倒的に、当然の事ながら、有利ですね。お子さんの場合語彙数自体はかなりの大きさに達しているはずですが抽象的な語彙はまだこれからですね。読書の多寡や関心のあるジャンルによっても語彙に差が出てくる時期で、ご父兄の影響も大きいでしょう。

> イギリスの中学では日本でいう義務教育最後の歳に大きな試験があります。科目の選択はありますが、やはり英語・数学・理科は必須で、おもしろいのは将来の職業選択を絡めて科目が選択できることです。キャリアライブラリーというのがあって、そこで職業検索すると、どの科目が必須でその仕事の詳細・年収などが一目瞭然だとか。やはり弁護士・会計士・医者・IT関係など専門職で高収入な職業が人気だそうです・・・。

日本も個人の知的武装が従来にもまして意味を持つ時代に移行しつつあるように感じます。ヨーロッパのようにあからさまな階級意識はありませんが知的デヴァイドは拡大しています。

> 2006年は息子達のことばかりでなく、彼らに負けないようしっかり語彙習得に励めれば、と思っております。

勉強は楽しいものです。家族みんなして楽しめれば最高です。

Merry Christmas and Happy New Year to you all !

Thank you.

k.y.

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中学1年生の少女英検1級合格(続・帰国子女の場合)

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琉球新報 ( http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-8929-storytopic-7.html ) より引用します。

中1で英検1級合格 沖尚中・仲本理乃さん

英検1級に合格した沖尚中1年の仲本理乃さん=29日午前、那覇市国場の沖縄尚学高校付属中学 大学上級レベルの英語力が必要とされる実用英語検定試験(英検)1級に沖縄尚学高校付属中学校(名城政次郎校長、那覇市)1年の仲本理乃さん(12)がこのほど、合格した。日本英語検定協会によると、中学1年での1級合格は県内初だという。学校関係者は「1級は英語力だけでなく、読解力や時事問題に対する知識も要求される。中学1年での合格は快挙だ」と喜んでいる。

 10月に筆記試験、11月に面接試験が実施された。仲本さんは6月ごろから試験対策を開始。週末を利用して問題集を解いていた。また、英国人教師が面接官役を務めて模擬面接を行い、本番に備えた。

 面接試験は5つのテーマの中から1つ選び、英語で2分間スピーチするというもの。仲本さんが選んだのは「子育て」。共働き家庭での子育ての難しさについて話したが、緊張して1分程度しか話せなかった。それだけに合格の知らせを聞いたときには「驚いた。親も『すごい』と喜んでくれ、うれしかった」という。

 仲本さんは父親の仕事の関係で2歳から12歳まで、アメリカのワシントンで過ごした。平日は現地の学校に通い、土曜日は日本人学校に通っていたという。ことし3月に帰国し、沖尚中に入学した。

 仲本さんは「高校に進学したらヨーロッパに留学したい。将来は国連で国際公務員として環境保護に携わりたい」と夢を膨らませている。

(11/30 9:20)

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k.y.注: よくできるお子さんだとは思いますが、6年間の教育(6歳から教育を受けたとして)をしっかり受けていたら、特に驚くべきことではないでしょう。

英検1級のレヴェルを端的に示している事例だと思います。

日本人でも4000~5000時間の勉強時間で合格します。他方、仲本さんが現地で英語に接していた総時間数はかなり少なく見積もっても1万5000時間は越えます。

学習時間が決定的な意味を持つことを常に念頭においておく必要があります。

学習時間数+正しい学習方法及び集中力+学習環境」ですべてがそろうでしょう。

参考記事 → https://app.cocolog-nifty.com/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=2581903&blog_id=48616

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絶対必要な英単語6000語(346/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

5542 trousers

5543 truce

5544 truck

5545 trudge

5546 true

5547 trumpet

5548 trunk

5549 trunks

5550 trust

5551 try

5552 tub

5553 tube

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)


バートランドラッセルの幸福論 その230

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

But how such contact is to be preserved in our great modern urban agglomerations of population, it is by no means easy to see.

しかしいかにしてこんな接触が保存され得るのか 我々の非常に大きな現代都市の人口密集地帯、 それは 決して~ではない 見るのが容易

( しかし ― どのようにしたら現代の大都市の人口密集地域でそんな接触が保てるのかということ ― 理解するのは決して容易ではない )

続く.

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英語学習法(27)その3

前回に ― 「必要時間数の観点を欠いた(3)」を日本人の英語学習の中心に位置づけるとしたら、素朴で無意味な「子供は語学の天才論」と同じく、実はほとんど無意味な議論になってしまうと思う ― と書いた。

日本人の英語力の背景には、厳然と、「学校英語」がある。

その学校英語がなければ実用英語の習得などありえないことをしっかり認識しておく必要がある。

茂木さんの教室にいる早稲田の学生達は、ほとんどの場合学校英語の勝者たちである。

学校英語の勝者たちだからこそ「劇場型」の英語学習がある程度の効果を持つことを忘れてはならない。

日本にあふれている「学校英語を否定して大きな効果をあげる」と喧伝する各種の教材も、実は、ある程度のあるいはかなりの「学校英語」を習得している人たちを相手にしているからこそある程度の効果を出す可能性があることを忘れてはならない。

本末転倒の議論にうっかり同調しないように注意が必要である。

だから、「劇場型英語克服法」は実際は克服法ではなくて、「ひとつの補助手段」なのである。補助手段を中心にすえてもほとんど無意味なのだ。

どうしようもなく限られた時間で最大の成果をあげてきたのが学校英語であり、その学校英語の学習法は幼児や子供の学習法ではなく大人の学習法である。

そこで、年齢相応(=必要時間短縮)の学習法について整理しておきたい。

そのために、『外国語の効果的な学び方(ジョーン・ルービン アイリーン・トンプスン 著 西嶋久雄訳)』 の記事を引用して参考にする。

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(引用開始) 『外国語の効果的な学び方』より (本文太字k.y.)

外国語学習と年齢:プラスとマイナス

年齢がプラスに働く場合

 外国語を学習するのに一番いいのは子供のときであるとか、年齢が低いほど外国語の学習が容易だと一般に考えられています。確かに、子供の時にとりかかれば、それだけ長く学習できることは事実です。しかし、子供と大人(15歳以上)を同じ教室という学習環境の中においた場合、子供の方が大人より習得が速いとは必ずしも言えません。

 むしろ大人のほうが子供より有利な点がたくさんあります。たとえば、次のような点です。

 第1に、大人のほうが記憶力がよい

 第2に、情報を効率的にまとめることができる。

 第3に、子供より長く集中力を持続させることができる。

 第4に、よい学習習慣を持つことができる。

 第5に、複雑な知的作業ができる

 第6に、学習意欲の度合いが子供よりも強いことがよくある。

 つまり、大人は外国語が自分の教育や仕事に必要なものであるという目的意識をもつことができ、また文法や単語の使い方という2つの要素にも意識的に注意を向けることができるということです。外国語の教室の大半がこの2点、文法的に見て正しいかどうか、単語の使い方が文脈にあっているかどうかに大きな注意を払っていることからも、この特質が重要であることがうかがえます。

(引用中断)

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私は、幼児から80代の人まで英語を教えた経験がありますが、大人が上記の6点で子供より優れていることは明らかだと確信しています。

幼児や幼い子供は、「人」というより「動物」です

続く...

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絶対必要な英単語6000語(345/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

5529 trifle

5530 trigger

5531 trim

5532 trip

5533 triple

5534 triumph

5535 trivial

5536 troop

5537 trophy

5538 tropical

5539 tropics

5540 trot

5541 trouble

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)


バートランドラッセルの幸福論 その229

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

All this is at bottom a penalty for having lost that contact with Earth of which we spoke in the preceding chapter.

すべてこんなこと is 根本的には 罰 for 失ってしまった 大地とのあの接触 私が先の章で述べた 

( こんなことはすべて、実は、先の章で述べたような大地との接触を失ってしまった罰である )

続く.

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英語学習法(27)その2

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(引用再開)

 日本人が英語を苦手とすることは相変わらずである。私も、指導している大学院生に英語の論文を書かせるときに、いつも苦労している。せっかく学力があるのに、国際舞台に立つ際に英語力がハンディキャップになっている。文部科学省から企業、家庭のお父さん、お母さんまで、自分や他人の英語力を何とかしたい!と願っている人は多いのではないか。

 最初から自分でしゃべろうとすると、つたなくなってしまう。それで、ついおっくうになる。ならば、熟練した人々が、目の前で流暢な会話を交わしているところを、ライヴで見るのがよい。そのような「劇場効果」による学習効果は、きわめて高い。実際、私たちは、大人たちの交わす言葉のドラマを聞きながら、母国語を学んできたのである。

 二00五年四月から半年、早稲田大学の国際教養学部で、英語による心理学入門の授業を担当した。最初は、さまざまな英語力の学生が交じっていつ教室で授業が成立するのかと心配だったが、「劇場効果」で案外うまくいくことがわかった。留学生や帰国子女など、英語がペラペラの学生たちと私の丁々発止のやりとりを聞いているうちに、英語があまり得意でない学生や、「それなりに」できる学生も、次第に何かをつかんでいくようなのである。

 目の前で生き生きとした英語がやりとりされているのを、ライヴの臨場感で聞く。中学校や高校の頃から、そのような「劇場型」英語学習の機会が増えれば、日本人の英語力も、もう少し何とかなるのではないか。

(引用終止)

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茂木さんは、明らかに矛盾する2つのことを述べておられる:

①  「劇場効果」による学習効果は、きわめて高い

② 「劇場型」英語学習の機会が増えれば、日本人の英語力も、もう少し何とかなる

どちらがほんとうなのか?

私は、どちらも、ほんとうだと思う。

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英語の学習法を、前回にも書いたが、3つに分類する:

(1) 1次元学習 (文字だけ ) 

(2)  2次元学習 (文字と音声 )

(3) 3次元学習 (劇場型 )

茂木さんは(3)に大きな可能性を期待しておられる。「実際、私たちは、大人たちの交わす言葉のドラマを聞きながら、母国語を学んできたのである」として、(3)が自然なあるいは本来の学習法だと主張されている。

これは誰にも異論はないだろう。

人類が延々と言葉を紡いで子孫に伝えてきたのはもっぱら(3)を通じてである。文字が使用されるようになったのは、人類進化の長い歴史からみれば、ごく最近のことに過ぎない。音声教材が利用できるようになったのは「ほんのきのうのこと」である。だから、人間の脳が(3)で最も効率よく言語を習得ことは当然のことなのだ。

したがって ① はほんとうである。

しかし、② もほんとうである。周囲の人たちを見れば一目瞭然である。「少しはましになる」のである。

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茂木さんは、「 ① と ② の2つの言明が明らかに矛盾しているにもかかわらず2つ共に真である」理由をまったく述べておられない。

その理由は「必要な時間数」にまったくふれていないことである。

次のように表現すれば、①と②には何の矛盾もなくなる。

時間が充分あれば、 「劇場効果」による学習効果は、きわめて高い

② 時間が充分なくても、「劇場型」英語学習の機会が増えれば、日本人の英語力も、もう少し何とかなる

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時間を語らずに英語学習を語るべからずである

これは私の一貫した持論だが、英語学習法の議論(茂木さんの主張も含む)にはいつも「必要時間数」という観点が抜け落ちている。

だから、議論が ― 現実味を欠いて ― しばしば無意味になる。

茂木さん自身も ― 知能の高さもさることながら ― 英語学習に費やした時間は半端ではない。「英語ごっこや英会話ごっこ」をして力をつけたわけでは決してなく、「私は学生時代から英語学習に多大な時間を費やしてきて、何年かイギリスに暮らしたこともあります(月刊誌・プレジデント・2005年12.19号)」という、通常とは言えない多大な学習歴がある。

私は、「必要時間数の観点を欠いた(3)」を日本人の英語学習の中心に位置づけるとしたら、素朴で無意味な「子供は語学の天才論」と同じく、実はほとんど無意味な議論になってしまうと思う。

(3)の典型例は「真剣な留学」であるが、その必要時間と効果の程度を考えてみても、日本の中学や高校で(3)を指向してもほとんど意味がないと考える。

続く...

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英語学習法(27)その1

茂木健一郎著 『脳の中の人生』 に、「劇場型」英語克服法というちょっとユニークな記事がある。

茂木さんが大学の授業を英語で行いながら実感された英語克服法である。

英語で授業することは、特に最近は、さほど珍しいものではないが、脳科学者の観点から「劇場型英語克服法」というひとつのコンセプトを提示されたことに意味がある。

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(引用開始)

 野球、サッカーなどのスポーツや、演劇、ミュージカルなどの芸術を、テレビで見るのとライブで見るのとでは迫真度が違う。

 技術がどんどん進み、映像や音声が精緻になっていったとしても、やはり全く同じ体験を再現することは不可能なようである。それは、私たちの脳には、受け取った刺激が単に情報として届いているものなのか、それとも目の前で現実に起こっていることなのかを見分ける力を持っているからだ。生の迫力に勝るものはないのだ。

 幼児を対象にした、興味深い研究がある。テレビを通して音を聞くよりも、目の前で生身の人間が発音してくれたほうが、抜群に学習効果がよいのである。やはり、幼児にとっても、生の人間がしゃべるほうが「アタマに入る」らしい。

 「あ」「い」「う」「え」「お」などの母音の数は、言語によって違う。アメリカの幼児を対象に、中国語にはあるが、英語にはない母音を教える研究が行われた。その結果、目の前で中国人の研究者が、おもちゃなどで遊びながら発音してくれたほうが、単にテレビで中国語の発音を聞くよりも、はるかに学習効果が高いということが明らかにされたのである。

 テレビからの映像と、生身の人間の差は、どこにあるのだろうか? テレビからの映像は、ただ一方的に受け取るだけである。一方、現実に目の前で起こっていることに対しては、こちらから積極的に働きかけることができる。中国人の先生に向かって声を出したり、身体を触ったり、いっしょにおもちゃをいじったりすることができる。そのように、自分から能動的に働きかける可能性があるとき、人間の脳はより活性化して、学習効果が高まるようなのである。

(引用中断)

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文字だけの学習を1次元の学習だとすれば音声が伴う学習は2次元の学習といえる。さらに生身の人間が登場すれば3次元の学習になる。つまり立体的な学習になる。

人は、進化して今の姿になるまで、1次元や2次元の言語世界を経験したことはなかった。だから、脳は3次元の世界で最も効率よく機能するのだと思う。五感であらゆる必要な情報をキャッチしながら言葉のやりとりをするべく進化してきた。そんな経緯からすれば、音だけで、ましてや文字だけで、外国語を学ぼうとするのは不自然であるだけではなく効率も悪い。もちろん、幼児がそんなことをするのは不可能だ。

他方、大人が英語を学習する場合はうっかりすると1次元の学習からスタートしてしまう。そして、3次元体験まで豊かにある人はむしろ少ない。

私は、少なくとも言葉の学習に限っては、3次元体験は欠かせないと思う。どの程度必要なのかは分からないが、3次元を自分の頭でシミュレーションできるようになる程度の体験は最小限必要なはずだ。

ネイティヴなら3次元から1次元に進むのに対し、ノンネイティヴ学習者はうっかりすると1次元や2次元にとどまることが多い。方向がまったく逆でしかも3次元まで届かない。

そんなことを考えながら「劇場型」英語克服法を読んでいる。

続く...


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絶対必要な英単語6000語(344/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

5515 treaty

5516 tree

5517 tremble

5518 tremendous

5519 trench

5520 trend

5521 trespass

5522 trial

5523 triangle

5524 tribe

5525 tributary

5526 tribute

5527 trick

5528 trickle

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)


バートランドラッセルの幸福論 その228

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

This state of affairs makes it impossible to rest, so that fatigue continually increases until it reaches a point where medical treatment is required.

この事態はそれを不可能にする 休息すること、 だから疲労は継続的に増加する until それが達する あるポイントに where 医療が必要とされる

( こんな状態になると、休息ができなくなり、疲労は増すばかりでついには治療が必要になる )

続く...

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学習の空回り

英会話学校で働いていたころ、開業医の方が説明を聞きに来られて話をうかがったことがあった。

その方が ― 「もういっぱい参考書を買いましたよ。高価なテープも買いました。テープなんか腐るほどありますよ」 ― とおっしゃったことを今でもよく覚えている。

私もずいぶんと教材や各種の辞書を購入していたからその方の気持ちや状況がよくわかった。

何か教材を買うと力がつくような気がするのだ。

しかし、気がするだけで実は空回りしている。前に進まない。私は、あるころから、そんな空回りをはっきり意識するようになっていた。このままではだめだ。毎日英語を使う仕事だから今より後退することはないが前には進まない。仕事にかまけて月日はどんどん過ぎて、3年や5年はあっという間。前に進まない。教材はけっこう買っている。英語の本もよく読んでいる。それでも前に進んでいる気がしない。

そういうやり方で前に進める時期は過ぎ去っていることに気づき始めていた。新たな手立てが必要だと思い始めていた。

買い続けた教材のレヴェルは似たり寄ったりで初級から中級の域を出るものではなくどれもこれも実は同じようなものだと気づき始めていた。

しかも、それらの内容をしっかり覚えているわけでもない。空回りである。いくら買っても覚えなければ意味がないという当たり前のことをはっきり意識するようになっていた

さらに、たとえば10冊の教材をしっかり覚えたとしても1~10にレヴェルアップするわけではないこともはっきり分かるようになっていた。ある程度以上にレヴェルアップできる教材などないだろうと思うようになった。何冊こなしても同じようなところを行ったり来たりするだけだ。

① 覚えなければ意味がない ② やればやるほどレヴェルアップしなければ意味がない ③ 限りなくネイティヴに近い力をつけないと不満が残る というびっくりするほど当たり前のことをしっかり自覚するようになっていた。

コツコツ覚えたら確実にレヴェルアップしてネイティヴに限りなく近づく学習教材・方法を模索するようになった。① ② ③ の問題を一挙に解決するブレイクースルーが欲しかった。

そこで到達したのが、辞書という教材であり、辞書暗記という方法であった。

気がつけば、学習用辞書もIT技術によって革命的に進化していた。紙+CD-ROMの辞書こそ ① ② ③ の問題を一挙に解決するブレイクースルーを演出するすばらしい教材になっていた!

こんないいものがあるのになぜみんなもっと利用しないのか不思議でならない。

私は、空回りを続けているうちに、「とき既に遅し」の年齢に達してしまっていた。だから ③ の不満を全面的に解消する時間はもはやないかもしれない。それでも、日本語の知識と「アンチ・バベルの塔」の成果をもってすれば ― 私の好きな読書に関する限り ― 限りなくネイティヴに近い域に達することができる可能性は極めて大きいと確信している。

空回りは完全に解消され、歯車はガッチリ噛み合って動輪を駆動させている

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絶対必要な英単語6000語(343/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

5500 transit

5501 translate

5502 transmit

5503 transparent

5504 transplant

5505 transport

5506 trap

5507 trash

5508 travel

5509 tray

5510 treachery

5511 tread

5512 treason

5513 treasure

5514 treat

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)


バートランドラッセルの幸福論 その227

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

Impressions reach him, as it were, muffled and muted; he no longer notices people except to be irritated by small tricks or mannerisms; he derives no pleasure from his meals or from the sunshine, but tends to become tensely concentrated upon a few objects and indifferent to all the rest.

印象sが彼に届く、あたかも~のように、 布で包まれ音を消されて; 彼はもはや人々に気づかない ~を除いて いらいらさせられること by ちょっとしたいたずらやいろいろな癖; 彼は引き出さない 何の快楽も from 彼の食事 or from 日光、 but なりがちである 強く集中して upon 少数の対象 and 無関心で to すべての他のもの

( 周囲からは布で包まれ音を消されたような印象しか受けず、他の人々には、ささいないたずらや癖が気に障る場合を除き、もはや注意を向けることがない。食事や日光も楽しまず、1部のことに熱中して他のことにはまったく関心を示さなくなりがちである )

続く.

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「アンチ・バベルの塔」は35.8階建であった!(続)

muket さん、メイルありがとうございました。

「アンチ・バベルの塔の棟上式」は当初の予定より3ヶ月遅れ、「暗記の徹底」はさらに3ヶ月遅れて来年の3月ぐらいまでかかりそうですから、結局完成は6ヶ月遅れてしまいます。

しかし、半年ぐらいの遅れは、このプロジェクトの規模からすれば十分許容範囲です。棟上式をこの時期にできて「よくやったなあ!」という気持ちです。

当初思っていたよりずっとたいへんでした。1883ページの道程はやっぱりかなりの長さで、同じような連語が連なってしかもそれぞれに意味が異なるチャンク街道などは特にたいへんでした。市販の単語帳とはまったく異なる世界です。

もちろん、決して無味乾燥ではなく、興味の尽きない道程でもありました。だから完走できたのです。

これからの作業は暗記だけで、既に記憶の定着した語彙も相当あり、今までに比較すればはるかに負担も軽くなります。そして、muket さんがおっしゃるように、もうこれ以上増えることはないという安堵感は大きいです! 

これ以上はボキャビルしないという意味ではありませんが、「アンチ・バベルの塔」の本体はこれで完成です。

毎日つきあってくれた 『Cambridge Advanced Learner's Dictionary』 は、形がひどく歪み、壊れた背はテープで全面補強されてタイトル文字も見えない状態になっていますが、もはや私の分身であり、枕頭の書でもあります。

> これから3580枚を100日ほどで暗記されるのですか? 凄まじいペース! 

丸々新規に暗記するわけでもないですから、そんなに凄まじくもありません。もっとも、58歳にしては確かにハイペースでしょう(もし、加齢が影響すればの話しですが)。

> もうずいぶん経ちますが初めてTOEICを受けるにあたり、問題集で次々に遭遇する未知語をひたすらカード化し、ほとんどその暗記だけを対策として臨んだのですが、リーディングのみならずリスニングでも思った以上の結果が出たので驚きました。語彙の重要さを再認識した次第です。

私が経験してきたこととまったく同じです。文法・構文・音声の他に残されるのは「豊かで広大な語彙の世界」です。

> カード暗記を初めて以来、「覚える」ということを格段に意識的に行えるようになった・・・

これは大きな成果。 あとは、覚えたものを実際に生かしてどんどん読むこと、外国人と交流できる機会もできるだけ多く持つことですね。

今年の冬はまさに厳冬ですが、 私はすこぶる元気。 暖かい部屋で幸せに過ごしています。

muket さんもどうぞご自愛ください。

またメイルくださいね。

Thank you.

k.y.

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「アンチ・バベルの塔」は35.8階建であった!

「アンチ・バベルの塔」の建設は大きな山を越した!

私の「プレ・アンチ・バベルの塔」の語彙数は、2~3万語を揺れ動いていました。

普通の人に比較すればかなり多い語彙数だったはずですが、まず 『Random House Webster's Intermediate English Dictionary 』 を覚えて、次に 『Cambridge Advanced Learner's Dictionary 』 を覚えるのにおよそ30ヶ月(4500時間)を要することになりそうです。

最難関の「未知語のチェック・カード転記」はすべて終了しました。この作業はとてつもなくたいへんでしたが、とてつもなく有意義な作業でもありました。どこまで知っていてどこまで知らないのか徹底して確認することができたからです。

まだ、「暗記を徹底する作業」が残っていますが、「未知語のチェック・カード転記」に比較すると、暗記は20分の1の作業量で、しかもやらなければならない範囲はもはや確定しているわけですから、リラックスして取り組むことができます。

やらなければならない範囲とは、3580枚のカードです。語彙(単語・イディオム・その他)の数にして約2万語

カード100枚で1セットにしてリングでとめてあります。だから、全部で35.8セットです。

つまり、私の「アンチ・バベルの塔」は35.8階建てであることが判明(2005年12月15日(水)・午後3時53分)したわけです。

熱いコーヒーとビターチョコレートで上棟式を行い、無事に棟上が済んだことを祝いました。

「アンチ・バベルの塔」の起工式が2003年6月1日・途中で3ヶ月工事中断・上棟式が2005年12月15日

そして、待望の落成式は、すべての工事が完了する( = 完全に暗記する ) 2006年3月末の予定です。

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絶対必要な英単語6000語(342/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

5485 traffic light

5486 tragedy

5487 tragic

5488 trail

5489 train ( N )

5490 train ( V )

5491 trait

5492 traitor

5493 tramp

5494 trample

5495 tranquil

5496 transaction

5497 transfer

5498 transform

5499 transistor

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)


バートランドラッセルの幸福論 その226

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

One of the worst features of nervous fatigue is that it acts as a sort of screen between a man and the outside world.

神経疲労の最悪の特徴のひとつ is that それは作用する as 1種のスクリーン between 人と外部世界

( 神経疲労のもっとも厄介な特性は、人と周囲の世界を隔てるスクリーンのような作用をすることである )

続く.

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脳科学から見た英語上達法(5)

前回に ― 茂木さんは「子供が耳にする大人たちの会話には、単語の種類の制限などない。だからこそ、母国語の理解は深く、また豊かなのである」という実に大切な指摘をされている ― と書きました。

なぜ、そんなに大切なのか?

○ この茂木さんの指摘は、私たちの外国語(英語)学習の盲点・弱点をズバリついているからです。

「子供が耳にする大人たちの会話には、単語の種類の制限などない」という表現になっていますが、これはつまり「普通の言語活動には語彙の制限などない」ということです。

語彙を制限してしまったら、言語の理解は浅く、また貧弱になってしまう」という意味です。

ところがこれに気づいている人がほんとうに少ない!

「○○の数の語彙さえ知っていたら十分である」とか「××の語彙はマニアックで覚える必要はない」とかいう言葉を真に受けている人たちばかりです。

ほとんどの人がまるで暗示にかかっているような感じがします。

「○○の数の語彙さえ知っていたら十分である」とか「××の語彙はマニアックで覚える必要はない」とか、そんなことを誰が証明したのですか? 

「1万2000語の語彙を知っていたら95%の語彙をカヴァーできる」とかよく言いますが、これは、決して、「どんなものを読んでも95%理解できる」という意味ではありません。残り5%の語彙を知らないために「さっぱり書いてあることが理解できない / ノロノロとしか読めない / だいたいしか分からない 」ことが少なくないのです。しかも「だいたい分かる」といってもほんとうに理解しているのかどうか何の保障もありません。

そんな状態で深く理解することなど不可能です。「ごまかしている」だけです。大いに妥協しているだけです。

ごまかしているから、いつまでたっても語彙不足感を払拭できないのです

○ ただし、「普通の言語活動には語彙の制限などない」=「語彙は無限に覚えなければならない」ではありません。

普通の言語活動に使われる語彙数は明らかに有限です。

日本語でも英語でも読みものに使われる語彙数は、「学習用辞書」の上限である総語彙数15万語前後(見出し語数4~5万語)に限られます

特に制限しなくてもその辺の語彙数に収斂する傾向があります。

英語の語彙数が「学習用辞書の上限語彙数」に達していたら、、日本語でたとえば新聞を読んでいてたまに知らない語彙があっても気にならないように、英語で新聞を読んでいても知らない語彙が気にならなくなります。つまり、茂木さんのいう「ネイティヴスピーカー並み」になります。

したがって、語彙不足感も払拭されます。

この事実をはっきり認識することです。

続く...


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脳科学から見た英語上達法(4)

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(引用再開)

 戦前の旧制高校では、原書を読んで外国語を習得したと聞く。現在の教育制度との単純な比較はできないがエピソード記憶を積み重ねる、という意味で”合脳的”な方法であったことは確かである。

 現行の指導要領のように、中学校で覚える英単語はこれだけ、と区切ってしまうことは、エピソード記憶の蓄積という観点から見れば大いに疑問がある。子供が耳にする大人たちの会話には、単語の種類の制限などない。だからこそ、母国語の理解は深く、また豊かなのである。

 すぐにわかるかどうかにかかわらず、大量の英語体験にさらされること以外に、脳の中に生きた英語を根付かせる方法はない。日本の英語教育を脳のメカニズムに即したものに変える時期に来ているのではないか。

(引用終止)

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「戦前の旧制高校では、原書を読んで外国語を習得した」のは真実ですが、旧制高校生といえば全国同年齢男性人口の1%を超えることがなかった超エリートです。

いろいろな意味で特別に恵まれていたそんな人たちの教育と今の一般の人たちの教育を比較するのは不可能だしあまり意味もありません。

ただ、語彙などに制限を設けないでできるだけ原書を読ませることが「合脳的」であることは確かだし、単語数を制限するべきではないというのも当然のことだし、日本の英語教育がエピソード記憶の蓄積を重要視していないことも事実でしょう。

しかし、茂木さんは、いわば理想を語っておられるだけで、「具体的で実行可能な方法」は何ひとつ提案されていない。

また、「エピソード記憶のネイティヴ式蓄積が可能」だと考えておられるとしたら、それはまったくの見当違いだと思います。何度も言いますが、「エピソード記憶をネイティヴ式に蓄積する時間などない」という現実をまったく無視しておられるからです。

「時間を無視した外国語習得論」は常に空論に終わるのです。

それでも、茂木さんは「子供が耳にする大人たちの会話には、単語の種類の制限などない。だからこそ、母国語の理解は深く、また豊かなのである」という実に大切な指摘をされている。

続く...


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絶対必要な英単語6000語(341/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

5473 tower

5474 town

5475 town hall

5476 toy

5477 trace

5478 track

5479 tract

5480 tractor

5481 trade

5482 trademark

5483 tradition

5484 traffic

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)


バートランドラッセルの幸福論 その225

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

In the meantime a young man does well to reflect that he will ultimately be in a position to marry, and that he will be unwise if he lives in such a way as to make a happy marriage impossible, which may easily happen through frayed nerves and an acquired incapacity for the gentler pleasures.

当座は 若い男性は~するのが賢明である 熟考する that 彼もいずれは結婚する立場にある and that 彼は賢明ではない もし彼が生きるなら in such やり方 as to 幸福な結婚を不可能にする、 which(幸福な結婚を不可能にすること) 容易に起こるかもしれない ~を通じて 擦り切れた神経と後天的な不能 for もっと穏やかな娯楽

( 若い男性は、今はとりあえず ― いずれは結婚することになるのだから、いらいらしたり普通の娯楽では満足できなくなったりして ― ややもすると幸福な結婚ができなくなるような生き方をするのは賢明ではないことをしっかり心得ておくべきである)

続く.

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脳科学から見た英語上達法(3)

前回に、「時間がどうしようもなく不足しているのだから、日本語の場合と同様に考えるのは不可能である」と書きました。

さらに、「私達にとっての母国語である日本語の言葉の意味を、どのように理解してきたかを思い起こしてみよう。辞書を引いたり、誰かに直接聞いたりして言葉の意味を理解することは、むしろ少ない。言葉の意味は、さまざまなエピソード記憶の中から抽象化されて、理解されていくのである」という茂木さんの発言は、「 ① 生活語彙」と「 ② 学校で教科書その他の資料を通して獲得する学習語彙」を区別していないという点で不正確です。

① は、小学校に入るまでに、それこそエピソード記憶の中から抽象化されて習得していくものでしょう。たっぷり時間をかけて本人も無意識のうちに脳の中で醸成されていく語彙群です。

世界には小学校さえまともにいけない人たちが大勢います。そんな人たちでも毎日の生活で言葉に不自由することはありません。① がしっかり身についているからです。

しかし、② は①の語彙と文法をベースにしてはいますが、ほとんどは辞書的な定義をともなった語彙として習得していくものです。

そして、私達にとって ① の語彙の習得が実はもっとも難しい。意味を抽象化できるほど十分にエピソード記憶を蓄積する時間がそもそもないからです。

『聞ける英語 話せる英語(ちくま新書・東後勝明著)』 に ― ロンドンにいた時に、私の子どもがよくこんな質問をして私をびっくりさせました。当時はまだ五歳でしたが、May I go out ? などと平気で使っているのに、「パパ may って何のこと」「I ってなーに」と聞くのです。「I はマー君(子どもの愛称)のことだよ」と答えると、目を丸くして、「違うよ、ボクのことは me だよ」と反論をしてきました。またある時も通りで車が来るのを見て、次のように言いました。Oh, here comes a car. (あっ、車が来たよ) Here comes another one. (また来た) That makes two. 最後の文を聞いて、私は振り返って子どもの顔を見ました。しかし当のご本人はキョトンとしています。みなさんの口からこんな英語が飛び出してきますか。ともすると That が何を指し、make の目的は何で、この文は第何文型なのだろうか、などと考えてしまう私たちには、非常にむずかしい文章です。ところがわずか5歳の我が家のちび助は、なんなくそれを言ってのけました。こうしたことから私が思ったのは、英語の文章はあまり細かく分けずに、いくつかの単語を一つのかたまりとして覚えていった方がよいということです。may も、I も一つ一つの単語の意味はまったく知らなくても、May I gou out ? (外に行ってもいい) を、適切な場面で正しく使っている子どもを見て、つくづく考えさせられました。みなさんもどうぞ、もう一度子どもになったつもりで、一語一語の意味にはあまりとらわれず、一つの表現をいくつかの単語のかたまりとしてとらえていってください ― という記述があって、幼時がエピソード記憶を抽象化して語彙を獲得していく様子をヴィヴィッドに描いています。

東後さんが述べておられることは、エピソード記憶だけではなく、チャンクの好例でもあります。そして、これまた、時間の絶対的不足を無視した発言でもあります。

私達は「子どもには絶対なれない」のです。

続く...

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絶対必要な英単語6000語(340/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

5459 torrent

5460 torrid

5461 torture

5462 toss

5463 total

5464 totalitarian

5465 totter

5466 touch

5467 tough

5468 tour

5469 tournament

5470 tow

5471 toward

5472 towel

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)


バートランドラッセルの幸福論 その224

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

The radical cure for the troubles of the young lies in a change of public morals.

根本的な治療 for 若者の悩み ~にある 公衆道徳の変化

( 若者の悩みを根本的に解消するためには、公衆道徳を変える必要がある )

続く.

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脳科学から見た英語上達法(2)

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(引用再開)

 脳科学の視点からすれば、処方箋は一つしかない。すなわち、できるだけ多くの英語の文章を読み、会話を聞くことである。「そんなこと、当たり前ではないか」と思われるかもしれないが、その理由をきちんと説明すると、次のようになる。
 
 私たちの脳の中では、海馬の助けを借りて、大脳皮質の側頭葉に長期記憶が蓄えられる。長期記憶は、まずは、「あのときに、このようなことがあった」という「エピソード記憶」として貯蔵される。さまざまなエピソード記憶が蓄積されてくると、それが次第に脳の中で編集されて、「意味記憶」が立ち上がってくる。蓄積されるエピソード記憶が質量共に充実すればするほど、そこから編集される意味も豊かなものになる。

(引用中断)

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これは脳科学(まだ近代科学のレヴェルに達していない)を持ち出すまでもなく常識そのものでしょう。

ここで決定的に重要になるのは、「蓄積されるエピソード記憶が質量共に充実すればするほど、そこから編集される意味も豊かなものになる」という点だと思います。

では、そうなるためにはどうすればいいのか? いろいろなエピソードをどれだけの頻度でどれだけの時間をかけて蓄積すればよいのか? どれだけやればネイティヴの域に達するのか? 

私が常に主張していますように、日本の大人の学習者がネイティヴと同じ頻度と時間数を費やしてエピソードを積み上げていくことは絶対に不可能です。学生時代でさえネイティヴに比較して100分の1の時間しかかけられないし、社会人になればもっと時間がなくなるのが実情です。

したがって、次に引用を再開する茂木さんの主張は ― エピソード記憶の役割はまったくおっしゃる通りだと思うのですが ― そんな実情を半ば無視した主張になっています。時間がどうしようもなく不足しているのだから、日本語の場合と同様に考えるのは不可能です。

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(引用再開)

 私達の脳は、多くの場合、直接、意味を記憶するのではなく、エピソードから意味を編集し、類推している。私達にとっての母国語である日本語の言葉の意味を、どのように理解してきたかを思い起こしてみよう。辞書を引いたり、誰かに直接聞いたりして言葉の意味を理解することは、むしろ少ない。言葉の意味は、さまざまなエピソード記憶の中から抽象化されて、理解されていくのである。

 たとえば、「やさしい」という言葉の意味は、「君のお母さんはやさしいね」「こんなのやさしい問題だよ」「もっとやさしくしてほしい」などといった具体的な使い方に触れる中で、理解されていく。私たちが日本語を柔軟に使うことができるのも、一つ一つの言葉の背後に、豊かなエピソード記憶の蓄積があるからなのである。

 英語の習得も同じことだ。単語の意味を機械的に覚えるのでは、英語を柔軟に使いこなすことができない。ネイティブ・スピーカー並み、とまではいかなくても、それなりのエピソード記憶の積み重ねがあって、はじめて英語を自由に使うことができるのである。

 単語の意味を、辞書のように覚えることは弊害が多い。言葉のニュアンスは、そう単純に定義できるものではないからである。多くの用例に接しなければ、その単語のもっている生命力のようなものがつかめない。場数を踏んで、はじめて言葉の生き生きとした意味がつかめるのである。(k.y.注: 「つかめる」は、原文は漢字ですが、ブログでは使えなかったので平仮名にした)

(引用中断)

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続く...

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絶対必要な英単語6000語(339/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

5445 ton

5446 tone

5447 tongue

5448 tonight

5449 too

5450 tool

5451 tooth

5452 toothpaste

5453 toothpick

5454 top

5455 topic

5456 torch

5457 torment

5458 tornado

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)


バートランドラッセルの幸福論 その223

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

In such a situation the only thing that a prudent man can do is to ration himself, and not to allow himself such an amount of fatiguing pleasure as will undermine his health or interfere with his work.

こんな状況下で 冷静な男性ができる唯一のこと is 自分に制限を課すこと、and 自分に許さないこと such an 量 of 疲れる娯楽 as will 彼の健康を損なう or 彼の仕事のじゃまをする

( 冷静な男性にとってこんな状況で可能なことはただひとつ、節制し、娯楽で疲れて健康を損ねたり仕事に支障が出たりしないようにすることである )

続く.

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脳科学から見た英語上達法(1)

だれでも同じだと思いますが、いっしょに話をしていて楽しい人と、あまり楽しくない人がいます。

これは、たぶんお互いにそうなのだと思います。

楽しい相手の場合は、興味の対象も似ていて、同じようなことを考えています。意見は異なることがあっても思考の方向はよく似ています。

本の著者も、波長の合う人とそうでない人がいます。

たとえば、茂木健一郎さんとはよく波長が合います。

波長が合うというより、茂木さんの語り口が巧みだと言うべきかもしれません。

今は 茂木さんの 『脳の中の人生』 を読んでいます。ほんとうに楽しいです。

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その中から 「脳科学から見た英語上達法」という記事を引用しておきます(太字k.y.)。気になる部分は私なりにコメントさせていただきます。

(引用開始)

 日本人は英語ができない、ということが問題にされて久しい。学生時代、それなりの時間をかけて学習しているのに、いざとなると使えない。自分を英語でうまく表現することができない。どうすれば、日本人の英語が上手になるのか。

(引用中断)

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上記の書き出しの部分は世間一般に言われていることとまったく同じで誤解を招きます。

「日本人は英語ができない」のは学習時間が圧倒的に不足しているからです。日本人が20歳までに英語に接する時間はネイティヴの100分の1です。だから、「それなりの時間をかけて学習している」 というのもまったく事実に反します。あまりにも学習時間が少ないのです。したがって、「いざとなると使えない」のは当たり前。そもそも使う練習など学校では皆無に近い。音声訓練は実質ゼロです。

「自分を英語でうまく表現することができない」ということですがそんなことが可能になる教育を受けてないのだからできるほうが不思議です。

アメリカ人が学校で日本語を習ったとして日本人の100分の1の時間をかけるだけで音声訓練もまったくせずに日本語が使えるようになるかというと絶対なりません。

韓国人や中国人がTOEFLやTOEICなどで日本人より明らかに勝っていることは確かですが、そんなにたいした差ではありません。勉強の仕方が多少違うだけです。そんな試験で50~100点程度の差なら半年間ほど効率よく集中的に学習すればすぐに追いつきます。悲観するほどの差でも何でもありません。TOEICなどを何度も受けている方なら、50~100点の差がどの程度のものかよく承知しておられるはずです。たいした意味はありません。

茂木さんは、私の言っていることなど十分承知の上で、一般受けのする書き出しをされたのだと思います。茂木さん自身は英語の習得に膨大な時間を費やしておられます。

続く...

              

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チャンクについて

『日本でいちばん親切な英語学習法(アリソン・デバイン著 光文社)』 という新刊書(2005年11月30日刊)があります。

英語の初級の学習者には、特に英語でしゃべりたい人にとっては、たいへん参考になる本です。

他方、ある程度以上のレヴェルに達した人には、特に5000語前後以上のボキャビルなどに興味がある人には、あまりあるいはほとんど役にたたない内容になっています。

しかし、第5章の「チャンクで英語を覚えよう フレーズ=連語の力」という記事はどのレヴェルの人にも参考になると思います。

当然のことを述べているに過ぎないのですが、まだまだ chunk の役割を強く意識して学習している人はそんなに多くないし、説明も非常に分かりやすいので引用しておきます(途中省略はk.y.)。

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(引用開始)

連語 Lexical Chunks を認識する

 chunk とは比較的最近、言語学の専門用語に加えられた言葉で、元々の意味は「(肉やパン、材木などの)大きなかたまり」です。つまり、文を意味のかたまり chunk ごとに覚えていくという手法のことです。自然な phrase (成句・熟語)のほとんどは、chunk の組み合わせ = Lexical Chunks (連語)によって成り立っています。つまり”何がどうした”というフレーズで考えてみると、「<何が>(chunk)+<どうした>(chunk)」 = 連語 (Lexical Chunks ) ということになります。言語学者や語学教師たちは、「速やかかつスムーズなコミュニケーションというのは連語によって行われている」と考えています。人間は、赤ちゃんの頃から繰り返し母語を耳にすることで、自然と単語やそのジャンルを認識したり、母語の言語形態(自然な並び方と使用域)ヤスタイル、そして自然に聞こえる連語を認識したりできるようになるのです。

 もう少し具体的に説明します。かりに、日本語の新聞か雑誌の広告欄をあなたが日本人の友人に向かって読み上げるとします。その途中で「この後に続く言葉はなんでしょう?」と、言葉をところどころ飛ばしながら読んで、その空白に入る言葉を当ててもらいます。その場合、友人はまず間違いなく、そのあとに続く言葉を予測できるはずです。

 なぜなら日本語を母語とする人たちの間には、広告というジャンルに関する共通の予備知識がすでにあるからです。

 ここでは、特殊な知識は必要ないので、誰でも正解することができます。私達はいつも連語の知識による予測をしながら言葉によるコミュニケーションをとっているので、次になんという言葉が続くのかを容易に言い当てることができるのです・・・・・・・

 では英語の世界の連語認識はどうでしょう。

 たとえばイギリス人の私は、economy という英単語を、1つのジャンルとして認識しています。経済について話したり書いたりするときには料理、テニス、ロマンスなどに関係する言葉は滅多に出てきません。

 その代わりに、経済についてのコミュニケーションをとるために欠かせない単語もフレーズもたくさんあります。単語で考えてみると、株 (stocks / shares ) 、買う ( buy )、売る ( sell )、上がる ( rise )、落ちる ( fall )、利益 ( profit / interest ) などは必ず登場してくるでしょう。そして、それぞれの単語を知っているだけではなく、それらの単語がどのようなフレーズに組み合わされて出てくるかも知っています。

・ Stock values rise by ~ percent
E.g. SONY's stock values rose by 2% today.
「本日、ソニーの株が2%上昇」

・ Shares fall by ~ percent
E.g. My shares fell by 3% today.
「今日、私の持ち株の株価が3%下落した」

・ ( CURRENCY ) rise to ( VALUE ) to the ( CURRENCY )
E.g. The dollar rose to 105 to the yen today.
「本日、ドル高で1ドル105円になった」

・ ( CURRENCY ) gain against the ( CURRENCY )
E.g. The Japanese yen gained against the US dollar today.
「本日、アメリカドルに対して円高になった」

このように、それぞれの言語で連語認識が存在します。

(引用終止)

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この「連語認識」あるいは「 chunk = 連語 (決まり文句)が言語の自然な運用に大きな役割を果たしているという自覚」が、日本の英語学習者にまだまだ弱い感じがします。

また、市販の単語帳は山ほどありますが連語の教材はずっと少ないし、スラングに至ってはほとんどない状態です。

リスニングのトレーニングに関しても、chunk = 連語 (決まり文句) の類推が決定的な役割を果たす場合も多いことを明確に指摘した教材は少ない。

発音やリエゾンその他の音声現象になれることも必須事項ですが、chunk = 連語 (決まり文句)の知識がないあるいは十分ではないために ― 音が聞こえないと ― とたんについていけなくなる事実にも注目すべきです。chunk = 連語 (決まり文句)に習熟していたら、聞こえない言葉でも瞬時に類推できることがあるわけですから楽です。

だから、「私達はいつも連語の知識による予測をしながら言葉によるコミュニケーションをとっているので、次になんという言葉が続くのかを容易に言い当てることができるのです」という事実をしっかり自覚して語彙強化に励む必要があります。

さらに、活用語彙を強化する際にも ― 語彙のレヴェルにかかわりなく ― この chunk = 連語 (決まり文句) を強く意識しなければなりません。

自然な英語を身につけるためには chunk = 連語 (決まり文句)の充実が欠かせない。

だから、当然のこと、「アンチ・バベルの塔」のかなりの部分も chunk = 連語 (決まり文句) で占められています。

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参考のため 『Oxford Advanced Learner'd Dictionary 第7版 』 の chunk の定義を以下に転写しておきます(太字k.y.)。

chunk

1 a thick solid piece that has been cut or broken off sth:a chunk of cheese / masonry

2 ( informal ) a fairly large amount of sth:I’ve already written a fair chunk of the article.

3 ( linguistics ) a phrase or group of words which can be learnt as a unit by sb who is learning a language. Examples of chunks are ‘Can I have the bill, please?’ and ‘Pleased to meet you’.

もちろん、定義3が chunk = 連語 の説明。 これは、2000年に刊行された第6版にはなかった定義です。

              
                
 


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絶対必要な英単語6000語(338/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

5429 toadstool

5430 toast ( V )

5431 toast ( N )

5432 tobacco

5433 today

5434 toe

5435 together

5436 toil

5437 toilet

5438 token

5439 tolerant

5440 toll ( V )

5441 toll ( N )

5442 tomato

5443 tomb

5444 tomorrow

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)


バートランドラッセルの幸福論 その222

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

It is, however, worth while to realize that exciting pleasures are not a road to happiness, although so long as more satisfying joys remain unattainable a man may find it hardly possible to endure life except by the help of excitement.

それは、しかし、価値がある 認識すること that 刺激あふれる娯楽は幸福にいたる道ではない、although ~の限り もっと刺激的な悦楽が手に入らないままである 男性はそれがほとんど可能ではないと見つけるかもしれない 生活に耐えること 興奮の助けによる以外

( 刺激的な娯楽が幸福に至る道ではないと認識する価値はあるが、もっと刺激的な悦楽をまだ味わうことができないとしたら、男性は、興奮の手立てもなしに生活に耐えることなど不可能だと思うかもしれない )

続く.

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言葉の力と「アンチ・バベルの塔」(1)

読売新聞(2005年12月10日・朝刊)の<PRのページ>に、「活字文化 公開講座 in 東海大学」の記事があり、タイトルは「混沌を整理する言葉と物語」。

その基調講演を作家・劇作家・井上ひさしさんが行っている。

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題目は「言葉の力

(転載開始)太字k.y.

 まず、我々人間はどのように言葉を獲得していくかということをお話しする。

 人間の脳だけ、誕生してから大人になるまでに3倍から4倍に成長する。その理由を学者は競って研究してきた。

 昭和30年代にNHKが10人の赤ちゃんの言葉を5年間追跡して「言葉の誕生」という番組を作った。

 それによると、幼時が一番見ているのはお母さんの顔、特に舌の動きだ。そして、母親の発音を聞いて母音を覚えていく。10ヶ月目ぐらいからアーアーウーウー言い出し、言葉を習得していく

 3歳くらいには3000から5000くらいに増え、区切るということを覚える。おんもとおうち、自分とお母さんというように。これが1回目の言葉の爆発期だ。

 2回目は、接続詞を覚え頭の中に文法書が完成して考えることができるようになる小学校に入る前

 中学校の1,2年生のころにもう一度、脳が発達して、10万、20万にも語彙が膨大になる。そして、銀河系があり、地球があり、日本があるというように、いろいろな言葉を瞬間に並べ替え、体系付ける。
no

 脳の成長と同時に人間は言葉の力を身につけていくのだ。言葉が人を育てる。他のものでは育たない。言葉の力は世界観をどう持つかということだ。辞書や、それぞれの脳の中の文法書によって世界像をどう描き、自分はそれにどう立ち向かうか、どう乗り越えるかということを言葉で判断していくのだ。

 実は一方で、言葉を徹底的に悪く活用する人たちがいっぱいいる。古今和歌集の序に、五・七・五・七・七というたったこれだけの言葉で、天を動かし地を揺るがすくらいの力がある、と書いてある。

 昔から言葉の力に気がついていた人たちがいて、現在までそれが連綿と続いている。一番有名な例はヒットラーだ。「生存」と「圏」というどこにでもある言葉を2つくっつけて「生存圏」という言葉を作った瞬間に、ドイツ国民が生きて行くにはこの範囲が必要だという意味をくっつけてしまうのだ。ドイツ国民は、この生存圏を確保しないと生きていけないと思いこみ、賛成していった。

 このごろ、テレビの日本語バラエティーで「知っている」「知らない」を競う番組が多いが、情報だけ知っていても何にもならない。情報から知識をつくり、知識を集めてそこから知恵を作っていかなければならない

 皆さんもだれか偉い人がぽんと取り出す言葉は、いったんまゆつばだと考え、その中身は何かと検討してから動いてください。

(転載終止)

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さすが、「言葉の匠・井上ひさし」だと思った。言葉の生成・発達・役割を要約して過不足がない。言葉を軸にした人の成長が活写されている。

井上さんが語っているのはもちろん母語の場合であるから、赤ちゃんのときから母語が完成して成人になるまで、時間的スパンは20年ほどである。つまり、脳や肉体の完成と母語の完成はほぼパラレルだということになる。

母語は、3回(3歳前後、6歳前後、13歳前後)の言葉の爆発期を経て、20年ほどかけて熟成されていく。

なお、井上さんが言及する10万~20万の語彙数は「1つの単語に1つか2つの意味」をひとつの語彙単位とする数字ではない。多義語・熟語・スラングその他の語句を含む数であり、たとえば学習用英英辞典の 『Oxford Advanced Learner's Dictionary of Current English 第7版 』 の総語彙数・18万3500にほぼ相当する数字である。

この10万~20万は、英語の単語帳のような「ひとつの英単語にひとつかふたつの日本語の意味」という単純で限られた理解をはるかに超えた習熟を前提とする数字であるから、単純に数だけを比較すると大きな誤解になる。日本人が日本語の単語をひとつ知っていると言う場合と日本人が英語の単語をひとつ知っているという場合では、同じひとつであってもまったく質が異なる。

さて、日本人の英語学習には3つの語彙爆発期はない。

しかし、英語学習の開始時期が母語の文法が完成する時期だから、英語の文法は論理的に学ぶことができる。その結果、母語の場合13年ほどかかって完成する基本文法も、英語なら2~3年で習得することができる。一挙に10年も習得期間を縮小できるのだ。

音声に関しても指導が適切であれば1~2年でマスター可能である。

問題は語彙の習得である。

外国語である英語の場合、語彙の自然な爆発期は絶対にない

爆発は人為的に発生させる必要がある。

その人為的な爆発は、母語に比較すれば極めて小規模であるが、大学受験勉強期に1回だけある。その後も、英検やTOEICなどを受験する人の場合は、あと数回小爆発がある。

ただし、この人為的な小爆発を繰り返して得られる語彙数はせいぜい1万語内外に過ぎない。また、この1万語が2万語以上の総語彙数に匹敵する質のものではなく、非常に非力で応用力に欠け、読書も十分にはできない程度のものである。

いろいろな語彙強化論も有意味な語彙強化に結びつかないものばかりである。いつまでたっても知らない語彙が続出する。うっかりすると一生絵本や児童書ばかり読んで過ごすことになる。

そんなことになる原因はハッキリしている。

母語の語彙は大爆発を3回も繰り返しその他の時期も絶えず語彙を補強して20年もかけて完成する」というまぎれもない事実をアッケラカンと無視しているからである。

20年と言えば毎日11時間英語に接するとして約8万時間である。一方、普通の日本人が大学までに受ける英語の時間数は実質800時間(行事や居眠りやムダ話などを除いた時間数)。だから、前にも言ったとおり、20歳までに英語に接する時間は100分の1(しかも音声は無視される).

従来、数万語の高質語彙を獲得する実証済みの方法は文字通り皆無であった。100分の1という巨大な壁(=語彙無知の壁)を突破するツールは手に入らなかった。

そこで、私は、人為的に大爆発を起こす装置・「アンチ・バベルの塔」を考案した。

この塔は、2006年3~4月の完成(工期2年6ヶ月)を目指して、すでに残り10%の工期を残すのみとなっている。

総時間数4500時間におよぶ大実験が最終局面に突入している。感慨ひとしおである!


 

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生と死

yas さん、ていねいなメールをいただきありがとうございました。

人の死に際していつも思うのは、別れの悲痛や時には密かな安堵の周囲で、着実に進む世代交代の流れです。

そんな中で、普段意識しない個人の生の有限を強く意識します。

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人生80年として、24時間×365×80=70万800時間。

その内、睡眠時間は7時間として20万4400時間。

だから起きている時間は49万6400時間。その内食事その他(1日4時間)を除く活動時間が37万3200時間。

教育や母国語のの完成に22年かかるとすると、その期間が(24-11)時間×365×22=10万4390時間。

したがって、社会人としての実質活動時間は37万3200-10万4390=26万8810時間

さらに、サラリーマンの定年を60歳とすると(60-22)年間の活動時間は、26万8810×(60-22/80-22)=17万6117時間

余生が9万2693時間

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つまり:

60歳までの実質活動時間(38年間) → 約18万時間 

余生               → 約10万時間

ちなみに、英語の巨人・斎藤秀三郎氏が英語学習に費やした時間はどう見積もっても10万時間は越えている。こんな計算をすると、斎藤氏のすごさを垣間見ることができる。

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これは、おもしろい数字。

また、サラリーマンが仕事以外に何かを学習できる時間は、最大で年間600時間ぐらいだと思われます。

だから、サラリーマンの場合、何かの分野でプロ級のスキルを習得するために1万時間かかるとすると、約17年の期間が必要になります。ちょっとモタモタすると20年はかかってしまう。

何とか格好がつくレヴェルに達するだけでも、10年間は必要です。

ほとんどの人は定年で人生はほぼ終わり

18万時間はうっかりすると仕事関連だけで容易に満杯になる。

しかし、現役時代に何かプロのスキルを習得できれば、現役の時はもちろん、余生も実に充実したものになる

人は、各自の絶対有限時間を意識することで、ちょっと変わるかもしれない。


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「アンチ・バベルの塔」検証(10)―英英辞典を読むことの意義:続続

「アンチ・バベルの塔」を建設する際に、「学習用英和辞典」と「学習用英英辞典」どちらがよいかというと、どちらでもかまわないと思います。

いずれの辞書であっても1000~2000ページの辞書を覚えたら劇的な効果があります。別世界が開けます。

夢のボキャブラリーを我がものにすることになります。

しかし、もし可能であれば、「学習用英英辞典」のほうを ― PCの性能にたとえるなら拡張性がはるかに高くなりますから ― お勧めします。

なぜか?

英英辞典を読むこと」は「英語を読むこと」と等価だからです。各語彙の意味を正確に把握しながらしかもペーパーバックや雑誌を読むのに類似した楽しさや英語そのものに慣れるという効果もあるからです。

ところが、「英英辞典の説明はダラダラと長くて、めんどうだ。英和辞典の記述のほうが簡単で覚えやすい」という人が少なからずおられます。

私はこの意見には反対です。

なぜなら、英英辞典のほうが英語力の向上に資する度合いがずっと大きいからです。

たとえば、chromosome という単語の場合をみてみましょう。英和辞典は ① 『ジーニアス英和辞典』、② 英英辞典は 『OALD (Oxford Advanced Learner’s Dictionary 第7版)』 を使います。この2冊の語彙レヴェルはほぼ同じ。

① 染色体
② one of the very small structures like threads in the nuclei ( = central parts ) of animal and plant cells, that carry the GENES ( 訳 k.y. : 動植物細胞の細胞核(中央の部分)の内にある糸状の微小構造物のひとつで、遺伝子を担う )

英語力の向上が目的であるなら ① の暗記で終わってしまうよりも ② の内容を覚えておくほうがはるかに効果が高い、ずっと広く応用できる(拡張性が高い)ことはまちがいありません。

one of the very small structures like threads in the nuclei ( = central parts ) of animal and plant cells, that carry the GENES という英語の説明が私達にもたらしてくれる恩恵は ① とは比較になりません。

そこに含まれる英語の各語彙の意味、表現のスタイル、定冠詞の使い方、各複数形の使い方、nuclei は nucleus の複数形であること、などに注意して読むこと自体が実に大きな英語の勉強になります。

さらに、② のCD-ROMの充実も ① の比ではありません。

また、② 『OALD』 の記述はすべて3000語の活用基本語彙で説明され、それ以外の語彙を使う場合は central parts のような説明があったり GENES のように書体をかえてすぐ調べられるようにしてあります。

『OALD』 は、この The Oxford 3000 を「大人としてコミュニケーションをはかる最低限のミニマル・エッセンス」だと位置づけています。

この3000語ですべての語彙を説明しているわけですから、その登場回数は何千回何万回になるでしょう。それだけの回数で活用基本語彙に触れる機会があることは、The Oxford 3000 を活用語彙として習得する上で ① では考えられない大きなメリットです。

英和辞典ならではのメリットも無視できませんが、英英辞典を読む(できれば覚える)ことの意義は計り知れず大きいことをぜひしっかり認識してください。暗記目的で簡潔な日本語が欲しい場合はそれを英英の説明に付記すればいいだけです。

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ある留学生が受けた衝撃の事実

鈴木 佑治氏 (慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス環境情報学部教授 ) は (「第1回目:日本人が英語ができないわけ―筆者の留学体験より」 http://www.cieej.or.jp/mailmagazine/toefl_backnumber/mm23/sfc.html#top )で次のように語っておられます。

(引用開始)

今、メジャーリーグに日本のプロ野球の選手がたくさん流れて行きます。野球の本場はアメリカです。本当に野球が好きな若者が本場で試してみたくなるのは当然でしょう。よく分かります。私もそうでした。野球とベースボールは違います。同じように、日本の英語教育と本場の英語での教育は全く違います。私は、あるアメリカの大学院に願書を出したのですが落とされたのでした。アメリカでは落とされた理由を聞くことができますので、ためしに聞いてみたのです。するとその英文学科長はあるものを見せて私にこう言いました。1968年ですから、まだ、日本人に対してかなり偏見があったことは確かですが、そうとだけは思えない事実を冷たく突きつけられました。それは、私の為に書いてくださった英文学の有名教授の推薦状でした。その学科長は、「これはあなたの日本の英文学の教授が書いた推薦状ですか?」と聞くのです。「そうです」と答えると、真っ赤になおされた英文を見せながら、「こんな文を書く人が教える英文科を信用できますか?」と言われたのです。

(引用終止)

外から見れば、「井の中の蛙」はこっけいな存在ですが、本人がその蛙であればまったく分からない。

こんな状況は今もあまり変わっていないかもしれません。

しかし、当時とは英語学習の利便性は一変しています。

辞書ひとつとっても、「学習用英英辞典」などという素晴らしいツールは想像もできなかった時代です。

ただ、その素晴らしさに気づいていない方が無数におられることも事実で、残念だなあと思います。

「学習用英英辞典」だけで ― 現代英語の語彙と用法に関する限り ― ひとつのりっぱな大学・大学院でしょう。

いや、正直にいうと、大学などをはるかに凌駕するツールですよ。


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絶対必要な英単語6000語(337/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

5411 timetable

5412 timid

5413 tin

5414 tinge

5415 tingle

5416 tinkle

5417 tint

5418 tiny

5419 tip ( N )

5420 tip ( V-1 )

5421 tip ( V-2 )

5422 tiptoe

5423 tire ( V )

5424 tire ( N )

5425 tissue

5426 title

5427 to

5428 toad

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)


バートランドラッセルの幸福論 その221

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

For the private individual, who cannot alter the laws and institutions under which he lives, it is difficult to cope with the situation that oppressive moralists created and perpetuate.

For 私的な個人、who 変える琴ができない 法律や制度 彼がその下に生きている、それは困難である うまく対処すること 状況 that 抑圧的な道徳家が創って永続させる

( 私的なひとりの人間にとって、現行の法律や制度をどうすることもできない限り、抑圧的な道徳家が創り恒久化する状況にうまく対処することは困難である )

続く.

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絶対必要な英単語6000語(336/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

5399 tidings

5400 tie

5401 tiger

5402 tight

5403 tightfisted

5404 tile

5405 till ( prep )

5406 till ( V )

5407 till ( N )

5408 timber

5409 time

5410 timekeeper

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)


バートランドラッセルの幸福論 その220

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

I shall not, however, pursue this topic any further at present, since it comes under the heading of Envy, with which we shall be concerned in a later chapter.

私は、しかし、この課題をこれ以上ここで追求しようとは思わない、なぜならそれは来るからである 「ねたみ」の標題で、which 私が(we)あつかう 後の章で

( この問題について述べるのは、とりあえず、ここまでにする。あとで「ねたみ」という別の章を設けて検討したいからである )

続く.

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脳の快楽と英語

『プレジデント』 2005 12.19号のメイン・テーマは「やり抜く力」である。

私は、「何かをやり抜くということ」は、「自分の目標レヴェルに達すること」であると思う。

英語の学習の場合を考えてみよう。

仮に、英語の初歩を仮に「1」としある人が目標とする英語のレヴェルを「10」としてみる。

今その人のレヴェルが「6」の段階で足踏みしているとしたら、その原因は「やり抜く力」がないからということになる。

なぜやり抜く力がなないのか? 原因は2つ考えられる。

① 生来の能力がない
② 努力が持続しない

なるほど ① の場合もあるだろうが、ほとんどの場合 ② だと思われる。

そして、② の原因は「飽きてしまう」からだろう。

飽きてしまわないためには、持続力を高めるには、どうしたらいいのか

上記 『プレジデント』 で脳科学者・茂木健一郎さんは ― 快楽主義が持続力を高める特効薬である ― と主張し、英語学習については ― 英語学習が長続きしないとお嘆きの方も多くいらっしゃると思います。なぜ、進まないのでしょうか。ずばり、脳への快楽が足りないからです。英語の教材内容が無味乾燥なため、脳が十分な快楽を得られず、長続きしないのです。私は学生時代から英語学習に多大な時間を費やしてきて、何年かイギリスに暮らしたこともあります。かくいう私が常々感じているのですが、日本人の英語の能力はまだまだ不十分で、これではビジネスでも研究でも、世界に伍して闘っていくことができません。日本人の英語ネーティブ化計画が必要だと本気で考えています自分の好きな小説をペーパーバックで読むことや、世界一面白いと言われるイギリスのテレビ・コメディーを見るのが私の趣味のひとつです。これらが私の英語力向上に及ぼした影響は計り知れません。好きな俳優が出ている映画を見る、好きな作家の小説を原文で読むという名目で、自分の脳に快楽をもたらす教材を選んでください。そうすれば自ずと身が入るはずです。私は脳のためには、自分の意に反したつまらないことをやるのは時間の無駄だと考えています。仕事でも遊びでも、二十四時間、脳の快楽を追っていく人生が理想です。結局それこそが、一人ひとりにとってかけがいのない、限りある人生を懸命に生き抜くための「やり抜く力」につながるのではないでしょうか(太字k.y.) ― と語っておられる。

茂木さんの英語はというと、たとえば大学院生のころに『The Emperor's New Mind: Concerning Computers, Minds, and the Laws of Physics (皇帝の新しい心)』を(もちろん原文で)読んで衝撃を受け、すっかりあこがれの人となったその本の著者である知的創造の超人・ロジャー・ペンローズ氏とはその後も交流を続け、時に論争もするようなレヴェルである。

その茂木さんをして、「かくいう私が常々感じているのですが、日本人の英語の能力はまだまだ不十分で、これではビジネスでも研究でも、世界に伍して闘っていくことができません。日本人の英語ネーティブ化計画が必要だと本気で考えています」と言わしめるとしたら、その原因は何か?「日本人の英語ネーティブ化」とは何か? 

茂木さんが、英語で大きな脳の快感を得ながら、なお「茂木流で10のレヴェル」に達していないとしたら、その原因は何か? 「茂木流レヴェル10」が「日本人の英語ネーティブ化」を意味するとして、そこに達していないとしたら、その原因は何か?

私は「語彙」だと考える。茂木さんの目標レヴェルであれば総語彙数15万~20万語の水準(あるいはそれに匹敵する英語での思考能力)だと思う。茂木さんの知的レヴェルに英語の語彙がキャッチ・アップしていないのだと考える。

まことに勝手な考えである。私のレヴェルでは知的創造の超人たちの世界はアンタッチャブルなのかも知れない。

しかし、仮に私の想像があたっているとして、ならばノン・ネイティヴはどうすればいいのか?

好きな小説やテレビ・ラジオにプラスしてボキャビルが鍵だと思う。

つまり、辞書を読むことあるいは覚えること」が鍵だと思う。

少なくとも私の場合は、「アンチ・バベルの塔」が英語力向上の強力なツールとなり、『The Emperor's New Mind: Concerning Computers, Minds, and the Laws of Physics 』も十分楽しんで読むことはできる。

「アンチ・バベルの塔」  脳の快楽源になっている。


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日本人は語学の天才?

「日本人は語学の天才?」という、めずらしい、しかしおもしろい事実を述べた記事です↓

http://www5a.biglobe.ne.jp/~kaisunao/zuiso/gogaku.htm

冒頭の部分は ― 我々日本人は、中学校以降、あれほどの時間をかけて外国語教育をしているにも関わらず、語学に弱いと一般に自任しています。このため、海外に出ても、現地の人たちと積極的に交わろうとせず、日本人コロニーを作って過ごしがちだ、とも言われます。ところが、日本人自身にはあまり知られていないことですが、外国人からみた日本人の語学力に対する評価と言うのは、こういう自閉症気味の自己評価とはかなり違うものです。私は欧州人からいろいろな機会に「日本人と言うのは、皆が皆本当に語学の天才だが、そこには何か秘訣があるのだろうか」という質問を受けたことがあります。かっては私自身も日本人の語学力に関しては、日本人の一人としてインフェリオリティ・コンプレックスを共有していましたから、そう言われたときにはずいぶん戸惑いました。というより、反対表現で語学力の貧困について皮肉を言っているのかと受け取って、最初は弁解にこれ努めたものでした。ところが、そういうげすの勘ぐりは間違いで、彼らは本当にそう思っているのだ、ということがだんだん判ってきました。それでも、その評価の対象は、自分の力で海外に出ている人でしょうから、それを日本人の標準と考えるは、少々底上げの気味がある、と長いこと思っていました。しかし、日本人の語学力についての感想をよく聞いてみると、そういう特定の人の語学力よりも、日本人及び日本語そのものの特殊性が、我々が通念としているところとは逆に、かなり日本人語学天才説の基になっていたということが、徐々に判ってきたのです(太字k.y.) ― となっています。

なるほど、普通のアメリカ人などに比べてもこれは当てはまりますね。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~kaisunao/zuiso/seiti.htm の記事も興味深いです。

ちなみに、甲斐素直さんは日大法学部教授(憲法)です。

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絶対必要な英単語6000語(335/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

5383 throughout

5384 throw

5385 thrust

5386 thumb

5387 thumbtack

5388 thump

5389 thunder

5390 thunderbolt

5391 thundershower

5392 thunderstorm

5393 Thursday

5394 thus

5395 tick

5396 ticket

5397 tickle

5398 tide

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)


バートランドラッセルの幸福論 その219

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

To suggest that this should be made possible is, however, immoral, as may be seen from the fate of Judge Lindsey, who has suffered obloquy, in spite of a long and honorable career, for the sole crime of wishing to save young people from the misfortunes that they incur as a result of their elders' bigotry.

これが可能にされるべきだと提案することは、しかし、不道徳である、~の運命から見られ得るように リンぜー判事、 who 非難に苦しんだ 長期の誉れ高いキャリアにもかかわらず、for 唯一の犯罪 of 若者を救うことを願うこと from 災難 that 彼らが蒙る ~の結果として 彼らの年長者のがんこさ

( しかし、そんな結婚を可能にすべきだと提案することは、リンゼー判事の運命からも察しがつくように、社会的倫理に反することなのである。リンゼー判事は、その長期にわたる立派な経歴にもかかわらず、頑固な年長者から若者を救おうとしただけで非難され悩んだのである )

続く.

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英語学習法(26)その3

前回に、「② 多義語のすべての意味を知ることによって、そのコアになる意味(多義語が持つ根本の idea )を把握できること」 と書きました。

これに関連して、ケリー伊藤さんがおもしろい記事を『時事英語研究(1998年4月号・現在この雑誌はは廃刊)』に書いておられるので引用しておきます↓

(引用開始)

対比学習の進め

 日本の学校教育では英文和訳、あるいは和文英訳ということをやっているようですが、この方法自体は悪いことではありません。母語の体系がすでにでき上がってしまった中学生からの英語教育に、その母語である日本語を媒体として教えること自体は、私は理にかなっていると思います。なぜなら、すでにある言語体系ができ上がってしまっている者が、それを忘れて赤ん坊が言葉を覚えるように学習することは、理想ですが、現実には不可能だからです。

 幼い子供と違って、大人は本能ではなく、頭を使って外国語を覚えるはずです。頭を使うということは、皆さんの場合、日本語で考えて覚えるということです。その意味で、英語教育に日本語を持ち込むこと自体は、決して間違っていません。ただ、それを行う視点が間違っているのです。

 日本の英語教育は、どうも日本語と英語が一対一に対応するという幻想の上に成り立っているようです。日本の大人が英語を学ぶ際は本能では学べない、頭で学ぶのですから、日本語で考えてよいのです。ただ、その場合に、日本の学校教育でやっているような日本語と英語の一対一対応ではなく、idea としてとらえて学習することです。つまり、ある1つの idea がある時、単語単位ではなく、idea を中心として「日本語ではこう言うが、英語ではこう言う」という対比学習をするのです。英語で言えば "detach ideas from words,"つまり、言語の1語1語の表面の意味にとらわれることなく、意図をくみとる練習をするのです。私はこの方法を Binary method と名づけて企業研修などで用いています。

 idea としての対応の一番わかりやすい例は、朝の挨拶です。「おはようございます」は、英語では"Good morning."と言うのは誰でも知っています。誰も"It's early."とは言いません。逆に"Good morning."を日本語に訳して「良い朝」と言う人もいません。このような対比をすべてに当てはめるわけです。

 対比学習をすることによって、もう1つ大切なことが学べます。それは、日本語から英語、英語から日本語にする際にはどうしても足し算引き算が必要だということです。つまり、日本語では述べていなくても英語では情報を足さなければならない場合、逆に日本語は述べているが英語では省略しなければならない場合があるということです。まずは日本語から英語にする場合の例を見てみましょう。

 「上質のものを買えば、結局損はない

 この日本文を英語にするとどうなるでしょうか。おそらく、ほとんどの方は次のように訳すのではないでしょうか。

 ― If you buy high quality products, you don't lose anything after all.

 この英文は一見よさそうですが、英語的な観点から言うと核心を言っていません。どうして high quality products を買うと損をしないのか、という理由を言っていないのです。第一、物を買えば代金を支払うわけで、お金はその分確実に失われてしまいますね。この日本文で本当に言いたいことは、「上質のものは得だ」とか「質の良し悪しが大切だ」ということではないでしょうか。「買えば」と一言一句を訳そうとはせず、idea のみを大切にする習慣を身につけてください。この文章は、日本語から英語に訳そうとする時に「引き算」をしなければならない好例です。Quality pays. となります。

 日→英とは逆に英文を読む時は、日本語ならどう言うか考えるわけです。例えば英文を読んでいて次のような文が出てきたとします。

 "He is a natural leader."

 もし、この idea を日本語で表現するとしたら何に当たるか考えるのです。その場合、皆さんの母語である日本語では「生まれついての指導者」などと普通言わないと言う、母語の語感が必要なのは言うまでもありません。

 文というのは必ず前後関係がありますから、文脈からこれはこの人の人物評価をしているというのはわかるはずです。では、そのような場合、日本語ではなんと言うか、つまり丁度「日→英」の逆をするわけです。

 日本語では「人となり」を述べる場合、「彼は指導力がある」と言うはずです。そうか、これはそのことだと分かったら、メモなりデータベースなりを作るのです。そうすると、それがやがて自分だけの和英辞典となるはずです。和英辞典に載っている"leadership" は「人となり」を述べる時には使わないということがわかるわけです。

k.y,注: 私はこの場合に「生まれついての指導者」とか「生来の指導者」という表現を使ってもまったくかまわないと思います。しかし、"Quality pays."はズバリですね。

(引用終止)

私は、ケリー伊藤さんが述べていることは、たいへん重要な観点だと思います。

その観点は、英語の各語彙(1単語およびその他の各語句)の理解にもあてはまることだと思います。だから、「英和辞典」だけではなく「英英辞典」を読んでみることあるいは「英英辞典」の定義に基づいて各語彙を理解することが必要だと考えます。常にというわけではありません。日本語の説明を見たほうが分かりやすい場合も当然あるからです。しかし、「真の idea を把握するために「英英辞典」の説明を重視する」姿勢は大事にすべきでしょう。

その姿勢は和文英訳の際にも充分役立ちます。

とにかく、「英和辞典」や「学習用英英辞書」を ― 実際に ― 読むことです。頭で想像するだけではなく、実際に、読むことが大事です。必ず、大きな発見があります。

そこからさらに前進して「アンチ・バベルの塔」を建てる気になれば最高です。

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絶対必要な英単語6000語(334/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

5369 thousand

5370 thrash

5371 thread

5372 threat

5373 three

5374 threshold

5375 thrift

5376 thrill

5377 thrive

5378 throat

5379 throb

5380 throne

5381 throng

5382 through

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)


バートランドラッセルの幸福論 その218

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

If public opinion allowed men to marry at twenty-one without incurring the financial burdens at present involved in matrimony, many men would never get into the way of demanding pleasures as fatiguing as their work.

もし世論が男性に結婚することを許すなら 21歳で 財政負担を背負い込まずに 現在は結婚に伴っている、 多くの男性は決して~を必要とするようにはならないだろう 娯楽 彼らの仕事と同じように疲れる

( 多くの男性は、現行の結婚に伴う経済的負担なしに21歳で結婚できるような世相であれば、仕事に劣らず疲れる娯楽など決して求めたりしないだろう )

続く.

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英語学習法(26)その2

前回から『AERA English 2006年1月号』 の記事 「通訳・翻訳プロの独習法公開」 という記事を取り上げています。

その中で、社内通訳・丸尾一平さんが ― 辞書で調べた語は必要個所だけでなく、掲載された意味、用法全部に目を通す。「言葉は、そこに含まれるすべての意味の集合体としてとらえるべき。例えば、excuse には Excuse me.(失礼します) と使う以外に、『許す』『言い訳』『免ずる』といった意味もあると知っていれば、You're excused. は『もう行っていいよ』 という意味だと、見当をつけられるようになります(太字k.y.)」 ― と述べておられますが、これは「アンチ・バベルの塔」方式に直接関連する指摘です。

私は、「アンチ・バベルの塔」を建設する過程で、学習用英英辞典に記述されている各語彙の意味・用法のすべてをチェックします。

実際にカードに記入する場合も、多義語の場合は、原則として、すべての意味説明や用法を転記するようにしています。

これには3つの意義があります。

① すべての意味を習得できること。

② 多義語のすべての意味を知ることによって、そのコアになる意味(多義語が持つ根本の idea )を把握できること。

その根本的な idea を「語源」と言ってもいい場合もあるが、語源だけ知っていても、そこから発する現行の意味(多義語の場合すべての意味)を類推することは困難・不可能なことが多々あり(可能な場合でも時間もかかる)、だから、語源→意味というやり方だけでは大きな限界があります。

また、辞書にズバリ語源の指摘があることも多いし、辞書を覚えるうちにたいていの必要な語源は分かってくる。

つまり、「語源→すべての意味」というプロセスはまるで現実的ではなく、 「(語源)→すべての意味→語源」というプロセスを経て習得した語彙の方がはるかに強力な武器になります。

③ 根本的な idea とは無関係あるいは無関係に思える意味も知ることができること。

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絶対必要な英単語6000語(333/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

5354 thin-skinned

5355 thing

5356 think

5357 third

5358 third person

5359 thirst

5360 thirteen

5361 thirty

5362 this

5363 thorn

5364 thorough (発音注意)

5365 thoroughfare

5366 those

5367 though

5368 thought ( N )

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)


バートランドラッセルの幸福論 その217

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

In the early days of a happy marriage most men feel no need of excitement, but in the modern world marriage often has to be postponed for such a long time that when at last it becomes financially possible excitement has become a habit which can only be kept at bay for a short time.

幸福な結婚の初期のころ ほとんどの男性は興奮の必要性をまったく感じない、しかし、現代世界においては 結婚はしばしばあまりにも長く延期されざるを得ない だから それがついに財政的に可能になるときには 興奮はなっている ひとつの習慣 which can only 遠ざけておく 短期間

( ほとんどの男性は、幸せな新婚生活で、興奮の必要性などまったく感じない。しかし、今やどんどん晩婚化して、ようやく結婚資金ができるころには興奮はもう癖になっていて、やめてもすぐに元の木阿弥である )

続く.

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絶対必要な英単語6000語(332/365)

どこから始めてもかまいませんが、1/365 とか 2/365 とかいう番号だけはどこかに記入しておきましょう。どの部分をやったかあとで分からなくなるからです。

あれこれ覚え方を工夫する暇があるなら、とりあえず「アンチ・バベルの塔方式」で、ひとつでも単語を覚えた方が早いです。

知っていると思っていても、こんな超基本語にはいろいろな、あるいは、意外な意味があることが多いですから ― 時間がある人は ― この際ていねいにチェックした方がいいです。

いやになったら、やった分だけでも無駄にしたくないですから、復習だけすればいいですよ! 

なお、派生語 / 熟語 / 連語、その他関連語も辞書に記載がある限り、チェックしておきましょう。

さあ、今日の語彙です。

5354 thin-skinned

5355 thing

5356 think

5357 third

5358 third person

5359 thirst

5360 thirteen

5361 thirty

5362 this

5363 thorn

5364 thorough (発音注意)

5365 thoroughfare

5366 those

5367 though

5368 thought ( N )

もし知らない単語があれば英和辞典で調べて必ず―できるだけアンチ・バベルの塔方式で―覚えていきましょう。

超常識単語ですから、屁理屈をつけず無条件に覚えることが肝心です。

(番号等についてご注意ください: 注意はしますが、スペルや番号その他のミスをしてもチェックする時間がありませんのでご容赦ください。お手数ですがお知らせいただければ訂正いたします。)


バートランドラッセルの幸福論 その217

(下記のように区切りながら確認すると文章の構文がはっきりして文全体を覚えやすくなります)

In the early days of a happy marriage most men feel no need of excitement, but in the modern world marriage often has to be postponed for such a long time that when at last it becomes financially possible excitement has become a habit which can only be kept at bay for a short time.

幸福な結婚の初期のころ ほとんどの人は興奮の必要性をまったく感じない、しかし、現代世界においては 結婚はしばしばあまりにも長く延期されざるを得ない だから それがついに財政的に可能になるときには 興奮はなっている ひとつの習慣 which can only 遠ざけておく 短期間

( 新婚で幸せなら興奮の必要性などまったく感じない。しかし、今やどんどん晩婚化して、ようやく結婚資金ができるころには興奮はもう癖になっていて、やめてもすぐに元の木阿弥である )

続く.

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