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英語学習法(26)その2

前回から『AERA English 2006年1月号』 の記事 「通訳・翻訳プロの独習法公開」 という記事を取り上げています。

その中で、社内通訳・丸尾一平さんが ― 辞書で調べた語は必要個所だけでなく、掲載された意味、用法全部に目を通す。「言葉は、そこに含まれるすべての意味の集合体としてとらえるべき。例えば、excuse には Excuse me.(失礼します) と使う以外に、『許す』『言い訳』『免ずる』といった意味もあると知っていれば、You're excused. は『もう行っていいよ』 という意味だと、見当をつけられるようになります(太字k.y.)」 ― と述べておられますが、これは「アンチ・バベルの塔」方式に直接関連する指摘です。

私は、「アンチ・バベルの塔」を建設する過程で、学習用英英辞典に記述されている各語彙の意味・用法のすべてをチェックします。

実際にカードに記入する場合も、多義語の場合は、原則として、すべての意味説明や用法を転記するようにしています。

これには3つの意義があります。

① すべての意味を習得できること。

② 多義語のすべての意味を知ることによって、そのコアになる意味(多義語が持つ根本の idea )を把握できること。

その根本的な idea を「語源」と言ってもいい場合もあるが、語源だけ知っていても、そこから発する現行の意味(多義語の場合すべての意味)を類推することは困難・不可能なことが多々あり(可能な場合でも時間もかかる)、だから、語源→意味というやり方だけでは大きな限界があります。

また、辞書にズバリ語源の指摘があることも多いし、辞書を覚えるうちにたいていの必要な語源は分かってくる。

つまり、「語源→すべての意味」というプロセスはまるで現実的ではなく、 「(語源)→すべての意味→語源」というプロセスを経て習得した語彙の方がはるかに強力な武器になります。

③ 根本的な idea とは無関係あるいは無関係に思える意味も知ることができること。

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