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学習用英英辞典は必要にして十分な水準である(その2)

前回に― 『上級学習英英辞典』 の語彙をすべて理解できるようになれば、日本人の英語の語彙も、読書に関する限り、ネイティヴに充分匹敵する水準に達するし、「アンチ・バベルの塔」の完成は 『上級学習英英辞典』 の全語彙暗記が可能であることの証明になる ― という話をしました。

『上級学習英英辞典』 の語彙はもっと具体的に言うとどの程度なのか?

たとえば ( 1 bumpkin 2 chortle 3 kiosk 4 filibuster 5 dervish 6 hobnob 7 ilk 8 dirge 9 pariah 10 winsome 11 caprice 12 pander 13 hermetic 14 lucre 15 internecine 16 zither ) の16単語(Reader's Digest の語彙クイズより) がすべてわかる水準です。この16問はネイティヴ対象の四択問題。 評価は 10-12 で Good 13-14 で Excellent 15-16 で Exceptional

あるいは、言語学者の投野由紀夫さんは、 桐原書店発売の 『Longman Dictionary of Contemporary English』 に添付された『使用の手引き』 を書いて、次のように語っておられる。

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(引用開始)

単語・フレーズ・語義20万7000

 今回のLDOCE第4版は会話モードと読み書きモードの両方を意識した作りになっている。このように、辞典が発信用の情報と受信用の情報のメリハリをつけることで、ユーザーは使う情報の区別を明確にすることができ、非常に有効である。

 特に読み書きの必要に合わせて選ばれた単語・フレーズ・語義は20万7000に増強された。これは、身につけるべき目標となる認識語彙として必要十分なものだと言えよう。さらにそのうち3000語の高頻度見出し語を赤で表示し、学習者の便宜を図っている。

(引用終止)

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これは、身につけるべき目標となる認識語彙として必要十分なもの」という表現に注目したい。

「身につけるべき目標の語彙に関して、いったいどんな語彙をどれだけ習得したらよいのか?」という疑問など、もはや持つ必要はないわけです。

必要なのは、その目標語彙を獲得する具体的で実証された方法とその実行なのです。

私は、「アンチ・バベルの塔」という方法を独自に考案し実行してきました。他に、「身につけるべき目標となる認識語彙として必要十分なもの」を習得する方法もそれを実行した人も知らないからです。

昔から辞書を暗記した人はいました。しかし、「最高度に進化したアナログ&デジタル教材 =学習用英英辞書」 を暗記した人はまだだれもいないはずです。

たとえ10~20年かかっても成し遂げる価値がある作業だと思いますよ。

効果に疑問をお持ちの向きには,、辞書のせめて 1/3 だけでも暗記してから判断していただきたい。

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