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記憶の筋肉とスキル(1)

阪神の金本選手は元来華奢な体でパワーもなかったという

今のようにホームランを打てるとはとても思っていなかったらしい。

プロに入った頃の写真を見ると確かに普通の人の体つきをしている。

今はまったく違う。筋肉マンに変身している。弾丸ライナーで長打をかっ飛ばすパワーを持っている。

筋肉の増強と並行して打撃のスキルも画期的に向上している。

筋肉とスキルが共に向上して強打者を生み出す。筋肉とスキルはコインの裏表であって別々のものではないと思う。どちらがかけても打撃の向上はない。そのコインの裏表がちぐはぐにならないように統括しているのが脳だろう。

私は、「アンチ・バベルの塔」を建設しながら、記憶も野球の打撃も同じではないかと考えるようになった。

① 打撃力も記憶力も固定したものではなく強化が可能である。

② 打撃の筋肉とスキルのように、記憶の筋肉とスキルも並行して向上する。それを統括するのは脳だろう。

筋肉にふさわしいスキルがあり、スキルにふさわしい筋肉がある

だから、記憶の達人の記憶術(スキル)を取り入れようとしても思ったほどの効果は出ない。記憶の達人の筋肉はそうでない人の筋肉とはまったくパワーが違う。このことが案外認識されていない。スキルにふさわしい筋肉がなければスキルはスキルになり得ない。コインの裏表なのだ。

具体的にはどうしたらいいのか?

時間をかけて覚えようと努力すればいいそうすれば、筋肉とスキルが同時に向上する。覚えようと努力しないでスキルだけ頭でいくら考えてもただのアイデア以上にはならない。これは、根性論ではない。畳の上の水練と同じである。イメージトレーニングも実際のトレーニングがなければただの希望に過ぎない。いや、イメージさえ描けない。

さらに、各人には嫌でも個性がある。各自独特の脳を持っているからだ。他人のやり方は大いに参考にすべきだが実際それを生かすためには大いに各自のチューニングが欠かせない。そして、そのチューニングも実際に覚えようと努力しなければ機能しない。チューニングもスキルのひとつだからだ。

続く...

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