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コーヒーについて

週刊誌 『TIME』 の2006年1月23日号は 「How To Sharpen Your Mind (脳を活性化する方法)」 を特集しています。

どの記事も興味津々で読みましたが、今回は 「Measuring IQ Points By The Cupful (コーヒーによるIQ測定)」 をとりあげます。

私は、年齢もあって、体や頭に関する話にはたいへん興味があります。

また、コーヒーは毎日5~8杯飲むので、カフェインの作用に関する記事も欠かさず読んでいます。

最近、コーヒーが精神活性に優れていることを示す新たな科学的知見が数多く公表され、大いに意を強くしています。

上記の 『TIME』 の記事を書いた Michael D. Lemonick氏 は ― カフェインは、最も普及した精神活性物質で、中毒の危険性が懸念されて当然であり、従来の研究によって、膀胱癌・高血圧などの疾患を引き起こすとされてきた。しかし、最近の研究は、それを否定するだけでなく、かなりの有益性まで明らかにしている。たとえば、肝臓障害・パーキンソン病・胆石・うつ病さらには数種の癌にさえ予防効果ありと指摘している。ただひとつ明らかな難点は、カフェインは、1時的な血圧上昇を誘引するため、高血圧症の人には問題だということ。妊婦の流産や良性乳腺腫瘍の危険性を高めるという1部の指摘もあるが反論も非常に多い。カフェインの効用に関する新たな知見のほとんどは未だ未解明のままであるが、、その脳活性効果に関しては疑問の余地がない。カフェインは、知性そのものを高めるわけではないが、精神作用を確実に活性化する。たとえば、生死をかけた戦闘で数日間不眠が続いて披露しきっている兵士に対しても著しい効果を発揮し、身体反応・警戒心・注意力・論理的思考など、知的な機能のほとんどを高める ― などと述べて、コーヒー(カフェイン)の精神活性効果を確信しています。

Michael D. Lemonick氏は、記事の最後で、高名な数学者で数論の泰斗・Paul Erdos氏が好んで用いた ― 「A mathematician is a machine for turning coffee into theorems (数学者は、コーヒーを定理に化すマシンである)」 ということばを引用しています。

詳細は、他の記事も含めて、ぜひ 『TIME』 をお読みください。

年齢を重ねるほど柔軟になる脳の機能」の記事など、たいへん参考になります。

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