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ドナルド・キーン(4)

ここで再度キーンさんの「外国語学習観」について考えてみたいと思います。

キーンさんは、私が前々回に引用した文章で「自分には英語だけでは表現できない面があって、無意識ながら、それをあらゆる言語でどうしても表現したいと思った」という趣旨のことを述べておられる。

また、「外国語を覚えるのに頭の良さは必ずしも必要ではない。普通の子供でも、たとえば5つの言語が入り混じる環境に育てば、苦もなく5ヶ国語をしゃべるようになる。だから、外国語を覚えること自体はたいしたことではない。無意味なことをしゃべるなら黙っていたほうがいいくらいである。日本では外国語をすらすら暗記する人を天才だというが私は抵抗を感じる」とも語っておられる。

こんな発言は何を意味するのでしょうか?

私が思うに、キーンさんにとって数ヶ国語を覚えることぐらいはあまり負担にならなかったということ。

記憶力が抜群だったということ。

またそんな記憶力がなければ、あれほどの質量ともに他を圧倒する業績はあげられない。

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ここで、中断してまた後ほど書き直します。

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Comments

はじめまして、marinoと申します。

k.y.さんのコラムに大変興味をもち、読み始めて3日目か4日目になります。
初めて拝見したときに、既に膨大な記事の量でしたので、何度も読み返しながら読み進めていくと、何日もかかってしまいました、笑。

本当は今までの全部の記事を読んだ上でコメントをさせていただくつもりでした。が、もうどうしてもコメントをしたい衝動が抑えられなくなってしまったので、ここにコメントを書かせて頂くことにします。ちなみに今、私ははじめの記事より2005年6月までを読み終えたところです。もちろん、これから2005年7月より続きを読んでいくつもりです。

このコラムの記事にたどり着けたのは偶然のことかもしれませんが、先ほども申しましたように大変興味のあるお話をされていて、辞書暗記ということが今まで自分の頭の中にはこれっぽっちもなかったため、斬新で新しいアイディアで、確かに容易なことではないと思いますが、とても価値のある方法だと思います。

私が今まで読んできた記事の中でk.y.さんの文章やその内容がご自身の経験に基づいてお話をされていて、はじめはどうやってそんなに語彙を獲得したんだろうという疑問から読み始めたのではありますが、今ではすっかり私も挑戦しようという、そういう気持ちで、はやくも辞書暗記の一歩を踏み出したいばかりです。

私は他のコメントをされていた方々のように、英検1級なども取得していないし、TOEICなども積極的には受験したりしていません。私の今までの勉強方法として、語彙については暗記というものに対して、全く重要視していませんでした。高校生時代でも暗記テストなどもさぼったりと、一生懸命取り組んでいるわけではありませんでした。そして今でもとくに勉強といえることもしていません。

そんな私ですが、ハリウッドなどの映画がとても大好きです。日本映画にはみられないスケールの大きさには映画を感じてしまいます。k.y.さんが読書でネイティブと同じように楽しみたいと申しておられましたように、私の場合は映画を字幕なしで、楽しみたい。映画を見ているときに、よくそう思います。(なにしろ今までたくさんの記事を読んだので言葉がまとまっていないかもしれないが、そこはご了承ください。)

私は欲張りで、英語を自分の言葉として話したいという漠然とした目標も、ホントに輪郭がぼんやりとしたものではありますが、持っています。自分が映画が(英語の音楽も)好きでそれを字幕に頼ることなく理解し、理解できることができるのなら、いろんな思いを自分の言葉にして話したい。そう思います。

k.y.さんもおっしゃられていたように辞書暗記をする場合はみんなができるわけではなく、ほとんどの人が繰り返しをできずに断念するということ。当面は私にとってこのことが一番の大きな壁になりそうです。ですが、k.y.さんもおっしゃっていたとにかくはじめることです、それに尽きるなと思います。今は英語に対して前向きに貪欲に向き合っていこうと思っています。こんなにやる気のあるときにこそ、この辞書暗記をしないでどうしようというのでしょうね、笑。私にとっては、この今が、大きなチャンスなんだろうと思います。

正直言ってコツコツというのは、あまり得意ではありません。よく家族から飽きっぽいと言われて、自分でも私が三日坊主体質であることもよくわかっています。ですからk.y.さんのように辞書暗記を継続できるかどうかあまり自信がありません。

でも英語で勉強しているとき、やはり明確なダメージをくらう部分が語彙不足であって、その重要性はひしひしと、というほどではありませんが、日本語と同様に一発で理解したいというのがあります。その上、楽に英語が上達したいです。単語帳より辞書のほうが一番の近道だということ、正直言って、驚くほど納得すべきお言葉でした。

辞書暗記に対して、今この時点で大きなハードルととらえるよりは、まず体験してみること、これも先程申したのですが、それが一番だと思います。まだやってもいないことについてあれこれ批判を言うのは私は決して好きではありません。

たいへん長くなってしまったので、ここでいったんコメントを投稿して、新たに書き加えたいと思います。

Posted by: marino | February 26, 2006 at 10:53 PM

先程は2度も投稿してしまい、すみません。どうやら、書きすぎが原因みたいですね、笑。

長くなってしまうのですが、どうしてもいいたいことがあるので続きます。お手数をおかけしますが、どうか読んでください、笑。

私が言いたいのは、k.y.さんこのコラムを惜しげもなく公開してしまっていいんですか?私には書店で本を買うのと同じくらい価値のあるお話でした。英語を習得したいので、大学受験も含めていくらか英語に関する本を購入しました。一応それらを読みましたが、やはりk.y.さんの言うとおり、暗記に価値があるのだと思います。読んだだけでは、全くチカラはつきませんね。ちょっと話が違う方向へ行ってしまいそうなので、元に戻します。今は、安く簡単に(その他忘れてしまいました)できる英語学習法がいろんなところから開発されたり提唱されたりしていますが、私もこれは辞書暗記がこの部分を全てカバーしていると思います。

英会話に通っていた時期がありまして、そのとき感じたことはもっと上のレベルにいきたい、ということでした。英会話にしてもやはり毎日続けていないとダメだなと思いました。その点で、辞書暗記を毎日復習だけは必ずすること、それを忘れないように、また、k.y.さんのように日常のなかに取り入れて習慣化することを目標にしていきたいものです。確かに毎日する歯磨きなどは、もう習慣でそのためにわざわざ時間とろうなんて思ったりしません。k.y.さんのこういった説明のおかげで辞書暗記がよりイメージがはっきりしました。

辞書暗記について誰にでもできることではないとおっしゃっておられたことで、私はその点なんてラッキーなんだろうと思いました。今大学生をしています。自慢ではありませんが、時間が大量にあります。夏休みなどもあわせるとかなりの時間があります。ですから、自分が今このコラムを目にすることができたことそれをとても幸福だと思います。

k.y.さんがいろんな方法を試してきてこの方法が一番だと言っておられるので、素直にそれをカードも含めてまねさせていただきたいと思います。それで私のアンチバベルの塔を建設したいです。その塔として5万語という数の語彙を目標にしようと思いました。当面は小さな目標として1万語、そのしたに基本語彙の6000語を設定したいと思います。

そこで、私が一番初めに使うに適した辞書を紹介して欲しいと思うのですが、私の英語の語彙はあまりないように思います。語彙に関しては全く自信がありません。ですから、英和辞典からはじめたいです。アクセスアンカーという辞典をk.y.さんは紹介してくださっていますが、それを使ったほうがいいですかね。辞書暗記初心者向けに向いている辞書でお願いします。

他の方のコメントにお答えしていた記事で読んだのですが、客観的なレベルというのはわかりません。英検やTOEICからはかなり遠ざかっていてはっきりとしたことはいえませんが、大学入試を受ける程度、高校3年生卒業程度でしょうか。ぼんやりとした、区分けで申し訳ありません。しかし、例文のたくさん入った辞書を探しています。英語本来の使い方からあまり逸れていない、そういったものがありましたら、是非紹介していただきたいです。こうして、自分のぼんやりした希望ばかりを申しましてすみませんが、ある程度勧められたものを絞って取り掛かるのがいいと思いました。でも実際に書店に行って一度手に取ってからきめようとは思っています。

私は辞書の転写をはじめに一度すましてからそのあと暗記に取り掛かるのが自分にあっているかなと思います。ですので、そうすることを予定して、そのうち自分にちょうどいいやり方をみつけていきたいと思います。

いつかk.y.さんが英語の語彙力を視力にたとえた話を読んで、私も5万語の視力でいろんな本や雑誌を読んでみたいなと思いました。

Posted by: marino | February 27, 2006 at 12:37 AM

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