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「アンチ・バベルの塔」完成につき、定期的なブログ執筆は停止します

私は、今日(2006年4月3日)に、ほぼ予定通り、「アンチ・バベルの塔」の暗記徹底作業を終了しました。

ただし、100%暗記しているわけではありません。90%ぐらいだろうと思います。

しかし、これで終了宣言することに何のためらいもありません。上出来です。

これからは、毎日1時間ぐらいの復習を続行しながら、今年(2006年)中には100%に到達する予定です。

もちろん、その後も復習を続けます。復習に要する時間は、おそらく、徐々に減少してゆくはずです。それでも、どれほど完璧に覚えても、毎日30分は復習に充てる予定です。時速4語彙で2年6ヶ月(5000時間)も費やして成った成果ですからもう絶対に失いたくありません。塔以前のように全部覚えたつもりで半年以上も放棄して半分以上忘れてしまいまた最初からやり直すというような愚行はもう繰り返しません。私は、従来から述べていますように、自分の記憶保持能力をまったく信頼していません。今まで何度も裏切られてきたからです。復習の価値は身にしみてよく分かっています

私は、外国語に関する限り、語彙強化とは 「①未知語の発見整理・暗記」と 「② 永遠の復習」だと断じています。そして、永遠の復習といっても、毎日30分程度なら日課にしている速歩の40分より短い。これで上級学習英英辞典の語彙水準が維持できるわけですから何の不満もありません。不満どころか、おおいに満足です。

そうしながら、存分に読書したい。そのための語彙強化だったのだから当然のことですが、実現してみればやっぱり感慨は深い!

されば、私の語彙強化に対する興味は既にピークを過ぎ、このブログで書きたかったことも既に大方書き尽くしました

だから、今までのように毎日ブログを書くことはやめることにしました。

また、書きかけて中途半端にしている記事及び新たな記事は、気が向いたときに書き込んでゆくつもりです。今までに書き散らした記事の整理も少しずつ進めるつもりです。

皆さんのほうで「アンチ・バベルの塔」やその他の語彙強化に関してどんなことでも疑問なり尋ねてみたいことなりがありましたら、どうぞ遠慮しないで書き込んでください。みなさん同士で議論してくださっても、もちろん、結構ですし、私も自分の意見が参考になるような場合はコメントさせていただきます。みなさんの語彙強化を少しでもヘルプできたらと願っていますのでどうぞお気軽に書き込んでください。

長期間「アンチ・バベルの塔」をお読みくださったみなさんに心から感謝しています。ほんとうにありがとうございました

これからも、よろしくお願いします。

Thank you.

k.y.

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Comments

「アンチ・バベルの塔」の完成、おめでとうございます。 

これまで、語彙学習に疲れたときはいつもこちらのブログを読んでやる気をふるいおこしていました。 たくさんの面白い記事とインスピレーション、ありがとうございました。 

私はこれらから先何年も語彙学習を継続しなければなりませんが、明確な目標ができたのと、自分の語彙学習法がほぼ確立されたので、先は明るいと勝手に思っています。 快適な英語生活を営むことができるようになるまで、語彙暗記を中心とした英語学習をコツコツと続けてゆきたいです。

今後とも宜しくお願い致します!

Posted by: Flatpicker | April 05, 2006 at 11:47 PM

こんにちは。いつもここのブログを興味深く読ませてもらっています。
実はここのサイトに触発され 昨年の12月頃から英英辞書(The Longman dictionary of American English)に取り組んでいます。
僕の取り組み方は、アンチバベルで紹介されてるやり方とは少し違うのですが、人によって若干アレンジが施されるの当たり前だと思ってます。

基本的には、マスターしたい英単語のリストは上記で挙げた辞書から抽出し、定義は他の英英に頼っています。 Coubild Advanced や LDOCEが主なところです。 というのは LDAEは定義がときに簡潔すぎ、主要なものだけの場合があるのと、イギリス英語での定義がとても少ないからです。
本やネットの閲覧をしていると、アメリカ英語だけとかイギリス英語だけ とかって限定して書かれているものってあまり多くはないし、大きな負担にならない限りなるべく「どこどこの英語だから」って考えはやめて覚えていこうと思います。

見出し語を(LADE)から抽出し、1)自分の記憶が不確かなもの、2)未知語 をピックアップするのですが、この選別がときに厄介なんです。
take,come,make ....等の基本語は確かに文脈で遭遇すれば大抵分かりますが、実際に辞書の定義で確認すると数が沢山あり、もちろんその中には自分の知らない用法なんかがあったりします。
僕の場合は、一見馴染みのある場合でもこのように定義が多岐に渡るような基本語は1)に分類してるのですが、やはりそうするとリストが膨らんでしまいますね。 
ある単語の核となるイメージをつかめればそこから派生されているであろう他の意味も掌握するのはある程度可能だとは思いますが、(逆にそれをしなければとても「定義」だけで辞書を暗記していくのは不可能なのでは) 一応基本語に関しても確認の意味を含めて丁寧にやっています。

僕のやり方としては、
1)まずは単語を抽出し、定義、例文を英英辞書群よりWordにコピペする。250words (英英辞書はHDDにテキスト形式で落としてあるのと、取り出しようのソフトをつかっているから手間はあまり無し。 辞書を読んでいったほうが早いと当初思ったけれど、A4用紙にコピーすることで余白にさまざまな情報を捕捉できるので今はこの方法をずっと続けていこうと思ってます。)
2)A4用紙に印刷。(一枚あたり、6,7単語程度)
3) 定義を読む、理解する、発音記号を頼りに何回も音読する(単語の複写はほとんどしません),例文を何度もよみ、単語のイメージを頭に定着させる。定義を暗記することにはこだわらないが、結果として覚えてしまうくらいの感覚。 
4) 抽象度の高い、イメージしにくい単語はODEなどのネイティブ用の辞書、画像辞書参照、徹底的に例文を通して理解、イメージできるまで取り組む。補足情報などがあればA4に印刷された沢山の余白にどんどん書き込んでいく。

僕のペースは一週間で250words、A4用紙にしておおよそ40枚程度です。
「 一回目は 1) - 4) 特に発音、理解することを重点に時間にして8時間くらい、2回目は3)のプロセスだけだから、2時間くらい、3回目はもっと早くなって1時間くらい。」 これを定着サイクルとします。

こんな感じで1週間で250Words のペースで定着させてます。
1週間の間に必ず3)のプロセスを最低3回は繰り返すのですが、僕の中ではこれは復習ではありません。理解、記憶(イメージ)をするためのプロセスであって、これができて初めて復習に取り掛かります。 

復習のペースは、上記のプロセスが完了したら一ヶ月以内に少なくとも三回は3)に目を通します。
まあ、復習のサイクルが巷で言われているものよりも早いような感じもしますが、確実に覚えていきたいってことと、これが自分のペースとして定着しているので これでよしとします。
特に復習の段階では、闇雲に用紙を頭から読んでいくのではなく、思い出す ということを重点にする。単語のインデックスをA4用紙に一枚に300語ほどまとめて それをみながら瞬時にイメージ、発音可能な単語はOKとする。あやふや、できないものは電子辞書で速攻確認、1単語10秒ほど。

1セグメント(250words)が一ヶ月で一通り終了するようになってます。
どの週も4つのセグメントを扱っていることになります。


上記で述べた定着サイクル と つきの3回の復習をすれば、さらに一ヵ月後確認しても9割はきちんと頭に定着しています。

この作業に要する時間としては今のところは18~21時間程度ですかね。
一日英語に触れる時間が6,7時間だとして2,3時間は英単語の取り込みに費やされてます。

進捗状況
昨年12月より開始、現在(4/28)にCの項目80%終了) CってSの次に大きな山ですよね。
登山者にとって最初の大きな壁です。
ペースが遅いかなって思うときもありますが、重要なのは確実にものにしていくことで 他の人のペースはあまり気にしてません。

感想
今年、大学を卒業しました。最高の状態で海外の大学に留学したいので2、3年英語の勉強に専念してそれから行きたいとおもいます。 今は実家が経営するスーパーを細々と手伝いながら それ以外の時間は英語に思いっきり投資しています。

学生時代より、専門分野(物理)の文献、ベストセラーのPB、児童書を読むことに関しては困ることはありませんが、やはり物によっては理解が不十分であったり、不自由を感じることのほうがずっと多いです。 僕も、自分の専門分野の文献が読めればいい、児童書で満足できる 以上の英語力を身につけたいです。
何をもってして英語力なのか は簡単には定義することができませんが。

SSS風に言うと、"1200万語" 程度の英語読書量 です。(リスニングは除いて)
単純に”何語”読みました とかってのは、どう英語を読んできたかで大分意味合いも変わってくると思いますが、絶対量が最後にものを言うっていう主張は僕も納得しています。

僕のアンチバベルの塔(5万語程度)の建設に少なく見積もって1年、まあ2年は必要だと感じてます。
本当の勝負はこれからで、その後はとにかく今以上にがんがん英語に触れていかないと塔はあっけなく崩れてしまうような気がします。
そういう意味でアンチバベルの塔は あくまで英語で不自由なく言語活動をするためのスタートラインに立つためという位置づけです。
大きな期待をするというよりは、今はむしろ5万語程度の認識は当たり前なんだって自覚でこつこつと取り組んでいます。 正直、塔の建設中に出てきた単語が 実際に使われているのを見たり、聴いたりしたときは「ふふふ」って感じで密かに喜んだりもしますし、逆に覚えたはずの単語が想起できなく、不甲斐無い気持ちになったりも・・・ 僕にとって塔の建設は無機質な暗記作業ではありません、楽しいのか? と言われるとそれともちょっと異なりますが、楽しくないとも言えません。
自分の目標に進む中での”戦友”という位置づけにしておきましょうか。

最後に、「アンチ・バベルの塔」の暗記徹底作業 の終了ご苦労さまでした!
僕を含めて多くの方が このブログに刺激を受け励まされたことと思います。
批判や中傷が多く、ご苦労があること察します。
今までの言語習得方法に対する概念から外れる試みだからこそのものであって、新しい、異質なものに対する当然の反応だと思います。
そんな中で長い間このブログを運営してきた塔主様の情熱に突き動かされた人は沢山いると思いますし、本当にありがとうございます。

後、ブログの内容を書籍化するという話があると聞いたのですが、是非実現して欲しいですね。
万人受け する内容でなないと思いますが、塔を築く築かないに関わらず英語学習の一般的な読み物としても大変興味深く 受け取られるのではと思います。

これからも期待しています。 

Hiro

Posted by: Hiro | April 07, 2006 at 08:50 AM

ブログ更新お疲れ様でした。そして塔の完成おめでとうございます。私の塔は現在8500枚になりました。秋のSVL完成に向けてまあまあのペースで進捗しています。
ところで、絶対必要な6000語の新シリーズはどうされるのでしょうか。無理のない程度で結構です
ので更新していただけたらと思います。
では

Posted by: yamasina | April 07, 2006 at 10:57 AM

「存分に読書したい」とは晴れやかな、希望に満ちたお言葉です。座右の銘としてカードを入れている箱に書き留めておきました。
今後も「アンチ・バベルの塔」の過去ログを読み返し読み返し、参考にさせていただきます。また不定期の更新も楽しみにしています。
ひとまずは、これまでのご教示ありがとうございました。

Posted by: muket | April 07, 2006 at 07:14 PM

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