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「アンチ・バベルの塔」による段階的ボキャビル(1)

「アンチ・バベルの塔」は、日本語の読書と同様に英語の読書を楽しむための語彙強化法です。

「アンチ・バベルの塔」は極めて個性豊かな(=完全にカスタムメイドの)語彙強化ツールです。

なぜなら、各人が各自の未知の単語・表現(以下「未知語彙」という)を各自の記述方法でリストアップして最終的に暗記するためのツールだからです。

完全に自作のツールで、お仕着せの市販の語彙強化ツールの対極にあるものです。

だから、各自にとって最も無駄のない最高に効率的なツールです。

しかも、未知語彙を検索する情報源が比較相対的に最高の質を誇る学習辞典ですから、誤ったことや無駄なことを覚えてしまう確率を最低限に抑えることができます。

難点は時間がかかることですが、それにしても、辞書を覚えること以上に効率的なボキャビル法は他にありません(とにかく私は知りません。他に実例 [単なるアイデアではない !!] があればぜひ教えてください)。

どんな語彙をどれだけの数マスターしたらいいのかという懸念をまったく持つ必要がないために最高の効率でボキャビルを進めることができるわけです。

詳細についてはこのブログをすべてお読みください。

やっぱり膨大な時間がかかるじゃないか!!」と思う方は、他の方法で同じことをやろうとすればどれくらいの時間が必要か、しっかり・具体的に計算してみてください。生涯かかっても不可能であることがはっきりわかるはずです。

「アンチ・バベルの塔」なら、覚えるべき語彙数は有限だし、利用する辞書のページ数も限られていますから、必要日数が楽に計算できます。その必要な時間数は、あなた自身の事情に左右されますから、ぜひ自分なりに計算してみてください。

あなたは、1日にあるいは1週間にどれくらいの時間が使えますか?

さて、「アンチ・バベルの塔」は主に2つの作業から成り立っています。

①未知語彙リストの作成と、その②未知語彙リストの語彙暗記、の2つです。

私は①と②をほぼ同時並行的に行いましたが、自由時間がたっぷりある学生や充分な時間が融通できる人やまたはヒマをもてあましている人意外は、①と②を同時に行うことは至難のわざだろうと思います。挫折の大きな原因のひとつになるかもしれません。現実にそうなってしまった人もいます。

だから、通常は、①と②をわけて実行するほうが無難でしょう。

さらに、もうひとつ提案があります。

それは、次の4段階(A,B,C,D)に分けて、①と②を繰り返し、最終的には上級学習英英辞典の語彙をすべてマスターするという作戦です。ページ数は参考例です。

A: だれでもできる段階です。中学生用の辞書を使います。ページ数は741ページです。これでやめてしまっても日常会話などは充分にこなせます。

B: 大学受験レヴェルを再度確認したい人の段階。Aの段階では欠落する大学合格レヴェルの語彙をすべて含みます。Aを終えた人ならまったく困難な作業ではないはずです。ページ数は890ページです。

C: 知的なネイティヴの数分の1の語彙力で、しかし、『Reader's Digest』 などはすらすら読める段階ページ数は、1663ページです。

この段階で終了しても、非ネイティヴ・スピーカーとしては、稀有な高さのレヴェル。もはや若くない人などはこれを最終目標にしてもOKでしょう。

D: 上級学習英英辞典の段階。専門語彙などは別にして、これ以上覚える必要はありません。一般的な読み物に関する限り日本語と同様に楽しむことができるレヴェルです。ページ数は1514ページです。

次回から、各段階に利用する辞書を ― ひとつの参考例に過ぎませんが ― 紹介していきます。

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