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「アンチ・バベルの塔」による段階的ボキャビル(2)

段階別に利用する辞書を検討します。

Cの段階までは、まず、英和辞典で説明します。

英英辞典を使いづらい人でも、「アンチ・バベルの塔」あるいはその他の「辞書に基づく語彙強化」の参考にできるようにしたいからです(Dの段階は英英辞典に統一します)。

英英辞典の検討は英和辞典の検討が済んだ後に行う予定です。

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最初に: Aの段階で利用する辞書を紹介します(既出の記事と内容が重なることが多い旨了解されたし)。

A: だれでもできる段階です。中学生用の辞書を使います。ページ数は741ページです。これでやめてしまっても日常会話などは充分にこなせます。

辞書名: 『ジュニア・アンカー英和辞典(学研) 』

総ページ数816ページ

語彙記述ページ数741ページ

総語彙数: 1万2800の単語・イディオム(見出し語 約7900 派生・変化形 約3500  イディオム約1400)
           
編者の羽鳥博愛先生が書かれた「はしがき」の冒頭部分を引用しておきます(太字・省略k.y.) ↓

(引用開始) 英語の学習では辞書を引くことはとてもたいせつです。昔から、辞書を引けば引くほど英語は上達すると言われています。ところが、近ごろは、辞書を引かない人が多くなってきました。それは、会話が重んじられれるので、文字のことは気にしないですませてしまったり、また、マンガやテレビを見ることが多いので辞書で小さな文字を読むのは苦手という人もいるからでしょう。しかし、ほんとうに英語力をつけるには、ちゃんとした辞書を引いて、意味を調べたり、例文を見たりすることがどうしても必要なのです。それで、私たちはジュニア・アンカーを作りました・・・ (引用終止)

「アンチ・バベルの塔」を築くにあたってほとんど抵抗のない辞書でしょう。

それこそ気楽にアクセスできます。既知の語彙もいっぱいあるから、この741ページは決して重荷には感じないはずです。

こんなに親しみやすい辞書で「ダメだ!」と嘆じるなら、語彙強化などさっさとあきらめたほうがいい(気に障ったら無視されたし。人の能力は本人であっても他人であっても計りがたいものだから、これは多分に冗談です)。

内容もしっかりしていて、知的刺激もある。市販の軽便な単語帳など比較にならない充実ぶりである。説明が行き届いていて例文も多い。文法の記述も随所にあってわかりやすい。語源や語彙にまつわるエピソードもあちこちに添えられていて読むのがおもしろい。ぜひ、お勧めしたい。

そして、この辞書を、まず1冊、覚えましょう新たな境地が開けること請け合いです。

ほとんど知っているから2~3ヶ月もあれば完了できる? けっこうじゃないですか、ぜひ実行してください。最初から5~6万語の辞書に挑戦する人はほぼ例外なく沈没しますがこの辞書なら大丈夫です。

2~3年かけても十二分に価値ありですよ。

中学生用だといってゆめゆめバカにしたりしないこと!音声・例文その他を含めてマスターすれば、英検1級の作文・面接を確実にパスできるレヴェルです。

以上―辞書名も含め―あくまで参考例ですから、すべて独自に判断してください。

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Comments

段階的ボキャビル おもしろい記事ですね。
今までの総まとめ的な内容で、尚且つ具体的なところがいいです。
続きを楽しみにしてます。

Posted by: もにもに | May 26, 2006 at 01:56 PM

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