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語彙強化の前提(6)

語彙強化は、現実的な基準に沿って目標語彙数を設定し、必要時間数を計算できる方法で実行しないとなかなか成果はあがらないという話をしています。

それに関連することですが、『ビジネス英語』を担当されている杉田敏さんは次のように書いておられます(『ビジネス英語』2006年5月号の「はじめに」より引用。省略・太字はk.y.)。英語学習全般についてのアドヴァイスです。

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最近、初対面のビジネスパーソンから、「どうしたら英語が上達しますか」と真剣な面持ちで尋ねられることがよくあります・・・そうした質問を受けた場合には、反対にこちらから質問することにしています。「今はどのくらいの実力があって、何のために、どの程度うまくなりたいと考えているのですか。そのためにどれだけの時間とお金を投資する意思があるのですか」 そこでたいていの人は返答につまってしまうのですが、なんとなく漠然とうまくなりたいと考えていたのでは、決して上達はしません。「何のために」という目標を持ち、それを達成するためには何かを犠牲にする覚悟がなければならないのです。例えば、退社後に居酒屋で過ごす時間を減らすとか・・・目標はできるだけ現実的で、具体的なものがいいでしょう。それをいつまでに達成するのかということも決めておきましょう・・・

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杉田さんが指摘されることを最も実行しやすい分野は、「語彙強化」です。

その語彙強化の目標語彙数を最も「正確・容易」に設定できて、必要時間数の計算も(修正は後で何度も必要になりますが)すぐにできて、したがって効率も高い方法が「辞書暗記」なのです。

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