« May 2006 | Main | July 2006 »

限定・単純・徹底反復 ・続

陰山先生のの 「限定・単純・徹底反復」  「早寝・早起き・朝ごはん」 教育が過疎の小学校で画期的な成果をあげ、陰山先生著 『本当の学力をつける本』 は全国で注目を集めた。

他方、「売名行為」などという非難も受け、出るくいはひどくたたかれた。

しかし、3年前に校長公募で採用されて赴いた「文科省指定研究校・尾道市立土堂小学校」でも、圧倒的な成果を達成し、授業は常時公開し、著名な人士を招いて特別授業も実施した。

もはや、容易にたたけるほど非力なくいではなくなっていた。

児童は塾に通わず、7時過ぎに登校 → 清掃やドッジボール(脳のウオーミングアップ) → 授業 という毎日を過ごす。

限定・単純・徹底反復」を軸とするリズミカルな繰り返し学習が、子どもの脳の発達を加速させ、学力の目立った向上につながる。

児童の潜在能力が ― 公開授業で注目され、成績向上で学校や家庭で褒められ ― どんどん引き出される

幼稚園や小学校から塾漬けにされてストレスをためこむ「お受験児童」の対極にある子どもたちの成長ぶり。

私は、特に幼い児童には、抽象的な知識を詰め込むより、単純で熱中できるものを与えてやるほうが、よほど効果が大きいと思う。

何か単純なことに夢中になることで、脳がフル回転する。たとえば、幼稚園児なら ― 「英語や図形」 など教えるより ― 我を忘れて泥んこになって遊ばせてやるほうがよほど脳の刺激になる。体も元気になる。

陰山先生は学科教育でその原理を応用し、心身共に元気な子どもの育成に成功された。

知能指数で見た場合、尾道市立土堂小学校の児童の42%が120以上だという。

120以上のIQ保持者が全人口に占める比率は通常7%内外であることを勘案すると、陰山先生指導下の児童たちの脳がいかにパワフルであるか明らかである。

そして、そんなことより何よりも、児童が生き生きしていることに注目したい。

脳が活性化すると、人は輝く

学力向上は、そんな輝きの数字に表れる一側面である。

限定・単純・徹底反復」  「早寝・早起き・朝ごはん」 が、児童の数値化できない側面についても、大きなプラス効果を及ぼしているだろうことは想像に難くない。

陰山先生は 「児童は純粋で、注目されるのが大好きです。土堂小学校にきた人はみな児童が元気だと褒めてくれますが、褒め言葉に一層学習の磨きが掛かる。子どもは家庭でいつも見て褒められる環境にあれば非行になど走らない。それは初等教育の原点」 と語っておられます。


| | Comments (0) | TrackBack (0)

限定・単純・徹底反復

今、日経夕刊に小学校校長から立命館大学教授に転進した陰山英男さんの「どの子も伸びる教育法」という記事が連載されています。

百マス計算による徹底反復学習で大成功を収めた陰山さんは、そのやりかたを他の教科でも試してみた。

最大の課題が国語であったという。

児童の苦手だったのが漢字の書き取り。

陰山先生たちは、国語の授業の最初の2~3ヶ月をもっぱら漢字の書き取りに充てて1年間の新出漢字をまとめて覚えさせたそうだ。

効果はてきめんでみなが国語好きになり、学習意欲が目だって高まった。

原理は「限定・単純・徹底反復」

反復授業はゲームである。競争しながらやり遂げて、自己との戦いに勝って、自信がつく。教科書を使う通常の授業ではありえない成果があがった。

+「早寝・早起き・(パンではなく)朝ごはん」を、父兄を巻き込んで、励行させた。

かくして、規律ある生活習慣と「限定・単純・徹底反復」でシステムが完成し、過疎地で塾もない子どもたちが元気にそして常に全国でもトップクラスの学力を示すようになった。後に、その約2割が国立大学の医学部や理工学部などに合格したという。

さて、この「限定・単純・徹底反復」の原理は、英語学習の基礎語彙強化にもそのまま生かせそうな気がします。

500語、1000語、2000語、3000語・・・・5000語などに限定して、定義を単純化し・徹底反復させる。そして、競わせる。

その後で、それぞれの到達語彙に見合うSSS多読を指導する。

焦点の定まった学習は集中力を高めやすいし競争は大きな刺激になる。

とにかく、これからは、陰山先生率いる立命館・小中学部の英語授業とその成果に興味しんしんです。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

Basic Word List と学習英和辞典 (20)

-------------------------------------------------------

① 『 Barron’s Basic Word List 』  

  2000語以上の単語 ネイティヴ・スピーカーが大学や仕事で必要な常識語彙

② 『 ニューヴィクトリーアンカー英和辞典 』

  見出し語 約2万5000 成句 約5500 語形変化 派生語など 約1万5200
  総語数 約4万6000語 ネイティヴスピーカーの中高生レヴェルの語彙

③ ① の翻訳本『最強の英語ボキャブラリー1700語(語研)』

------------------------------------------------------

本コラムは、① に収録されているが、② には収録されていない単語をピックアップしてその主要な意味を日本語( 研究社の大英和・リーダーズ英和などより )で記述していきます。できれば ① を、都合によって ③ を入手して読んでいただけたら便利かと思います。単語はアルファベット順にチェックしていきます。

「アンチ・バベルの塔」を ② で終了する人には、ぜひ追加しておきたい語彙群です

なお、② の単語が ① とまったく同じ綴りではない場合でも(派生語、品詞の違いなど)、 ② を見て用意に意味が類推できる ① の単語は取り上げません。

また、ネイティヴ・スピーカーの高校生~大人の語彙力は文字通りピンからキリまで多様です。たまたま知り合ったネイティヴ・スピーカーの語彙力ですべてを判断しないようにしましょう。また、日本人の英語の先生に本コラムの単語について質問などするのは酷な場合がほとんどですから、やめたほうがいいです。

--------------------------------------------------------

192 evanescent (蒸気のように)消えていく; 束(つか)の間の

193 exculpate 無罪にする

194 exigency 緊急性

195 exorcise 〈悪霊などを〉追い払う

196 expedite はかどらせる

197 expeditiously テキパキと

198 expiate 償う

199 expunge 消し去る

200 expurgate 不穏当な[間違った]箇所を削除する

201 extant 現存する

202 extemporaneous 即座の, 即席の

203 extraneous 外来の、異質の


| | Comments (0) | TrackBack (0)

簡易ボキャビル法

私は、ドあつかましくも、「アンチ・バベルの塔」は最強にして究極の語彙強化法だという確信を持っています。

その他の方法はすべて簡便な方法です。中身ははなはだ薄いがなにより負担が少ない

そして、教材市場で簡便法は花盛り。

私が「最良の簡便法」だと考えるのは、たとえば、① から ③ まで(音声もしっかりマスターして)覚えることです。

① 『単語王』 → ② 『アルク・パワー英・単・熟語』 → ③ 『最強の英語ボャブラリー1700語(語研)』

① と ② だけでも、語彙に関する限り、英検やTOEICならどのレヴェルにも充分対応できます。

できれば、ついでに、③ までマスターしたいものです。

そうすれば、「アンチバベルの塔の完成」とは、次元がまったく違って、比較になりませんが、効果抜群でしょう。

しかも、だれでもできる。この程度なら「時間がない」などは理由になりません。やる気のあるなしだけがポイント。

どれかひとつあげるとすれば、② です。

------------------------

今日2006年6月26日(月)日経・夕刊の『単語「バイブル」様変わり』」によると、次のような新旧の単語集が人気の由。

試験に出る英単語』 通称「出る単(シケ)単」

英語基本単語集(旺文社)』 通称「赤尾の豆単」

萌(も)え系」の学習本

十種類以上の「高校生向け電子辞書(問題集機能・音声ガイド付)」

メモリボ(コクヨ)』

さらに、目白押しの「英単語学習用携帯サイト

そして、記事の最後のあたりで、開成高校で英語を教える桜井明さん(59歳)のことば(太字k.y.) → 「参考書もよし、電子機器もよし。ただ最後は書いて口に出さないとモノにはならない

--------------------

書店では単語集や熟語集のコーナーへよく行きます。あれやこれやとどんどん増える品ぞろいは見事です。今はもうほとんどがCDその他の音声付でそこが昔と違うところ。便利になりました。

ただ、その1冊だけでもちゃんとマスターする人はほとんどいないと思います。根気が続かないのは大昔からまったく変わらない。

「メモリボ」などがもっと進化して「塔」に近づいたら、真のブレイクスルーになるかもしれませんね。

追記: 早寝早起き朝ごはん(http://www.hayanehayaoki.com/index.html)に注目しています。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

即席英語脳?

日本人の英語学習者が英語だけでものを考えるのは可能なのか? 通常は明らかに不可能でしょう。しかし、そんな不可能なことを不用意に主張する人が耐えない。

いくつかのポイントをアットランダムに列挙してみます。

① まず、思考と言語は同一ではない: 英語や日本語その他の言語は、各人の思考や情動などを、各人自ら整理・確認したり、それを他の人(たち)にむかって表現したりするためのツールであって、思考や情動と言語表現は常に一体だとは限らない。たとえば多言語話者は、無意識に多言語を使い分けるようですが、もとの思考なり感情は普通はひとつだろうと思われます。

② 日本語や英語であるいは多言語で話したり読んだりできる人は、場合によって、使用言語を意識したりしなかったりするのではないでしょうか。意識するのは、英語・日本語・その他の言語ではどう表現するのだろうかと考えるときや、いずれかの言語でしか表現できない場合でしょう。たとえば、ドナルド・キーンさんは、「自分には英語だけでは表現できない面があって、無意識ながら、それをあらゆる言語でどうしても表現したいと思った」という趣旨のことを述べておられます。

③ 英語環境に、ある期間を超えて、滞在すると、英語の既習レヴェルにも左右されますが、日常生活のたいていの場面において英語が無意識に口に出るようになります。こんな場合は英語で考えていると言えるでしょう。英・日の完全なバイリングアルの人は、②の意識する場合を除いて、常時無意識に日・英を行き来するようです。

④ 英語のネイティヴ・スピーカーが日本語で表現する場合、逆に、日本語のネイティヴ・スピーカーが英語で表現する場合、母語ではない日本語や英語のレヴェルが高くなればなるほどそれぞれの言語を意識せずに行き来する場合が多くなる。また、母語ではない日本語または英語だけで思考する割合も高まる。しかし、低いレヴェルであればそれなりの表現しかできない。無理に努力しても不可能です。

⑤ 日本人の英語学習者が最もストレスを感じるのは、日本語の表現レヴェルと英語の表現レヴェルがあまりにも違うためであり、そうした事実を無視して誰に対しても「英語だけで考えましょう」などと説くのは滑稽でしょう。日本語で充分考えながら英語のレヴェルをあげていけばいい。そうすれば英語が徐々に日本語に追いついてやがて日・英を ― 必要がなければ ― 意識しなくなるときがくる。自然にそうなる

⑥ 両(多)言語で自由に思考できるようになれば、単一言語の束縛から完全に解放され、内面の視野を大きく広げる幸運を手にすることになります。 

⑥ その幸運にいたる黄金の鍵は、「語彙力」でしょう。

Happy learning !

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Basic Word List と学習英和辞典 (19)

-------------------------------------------------------

① 『 Barron’s Basic Word List 』  

  2000語以上の単語 ネイティヴ・スピーカーが大学や仕事で必要な常識語彙

② 『 ニューヴィクトリーアンカー英和辞典 』

  見出し語 約2万5000 成句 約5500 語形変化 派生語など 約1万5200
  総語数 約4万6000語 ネイティヴスピーカーの中高生レヴェルの語彙

③ ① の翻訳本『最強の英語ボキャブラリー1700語(語研)』

------------------------------------------------------

本コラムは、① に収録されているが、② には収録されていない単語をピックアップしてその主要な意味を日本語( 研究社の大英和・リーダーズ英和などより )で記述していきます。できれば ① を、都合によって ③ を入手して読んでいただけたら便利かと思います。単語はアルファベット順にチェックしていきます。

「アンチ・バベルの塔」を ② で終了する人には、ぜひ追加しておきたい語彙群です

なお、② の単語が ① とまったく同じ綴りではない場合でも(派生語、品詞の違いなど)、 ② を見て用意に意味が類推できる ① の単語は取り上げません。

また、ネイティヴ・スピーカーの高校生~大人の語彙力は文字通りピンからキリまで多様です。たまたま知り合ったネイティヴ・スピーカーの語彙力ですべてを判断しないようにしましょう。また、日本人の英語の先生に本コラムの単語について質問などするのは酷な場合がほとんどですから、やめたほうがいいです。

--------------------------------------------------------

186 enervation 元気[気力]を失うこと, 無気力

187 enrapture うっとりさせる, 狂喜させる

188 ensconce 隠す, 忍ばせる; 安坐させる, 落ちつかせる, 安置する, 定着させる

189 enunciate 明確に話す

190 epicure 食道楽の人,

191 erroneous 誤った, 間違った

| | Comments (0) | TrackBack (0)

気楽な会話とコミュニケーション(4)

--------------------

どの選手がどうというよりも、どんなに頑張っても、やはりブラジルの個の力との差を身をもって経験した(川淵三郎・日本サッカー協会キャプテン談)

日本の同時通訳チームの英語を日本の代表チームのサッカーにたとえるなら、教養あるネイティヴ・スピーカーの英語はブラジルやアルゼンチンの代表チームのサッカーにたとえられるでしょう。

--------------------

本題に戻ります。

「英会話」は無価値だとか役にたたないとか、そんなことはありえません。私もかなりの間「英会話」を楽しんでいました。異人と言葉を交わすだけでも新鮮でおもしろかったのです。

また、「英会話」のおかげで、海外旅行が予想以上に楽しいものになったり、乗り物に乗り合わせた外国の人と盛り上がったり、ホームステイが生涯の思い出になったり、「英会話」が恋の発火点になったりする。

おおげさに言えば「英会話」のおかげで国際親善が進んだりする。

いいことです!

そして、そのためだけに英語を学習するのであれば「アンチ・バベルの塔」など必要ではありません。そんな時間があるんだったらもっと「英会話」したほうが役に立つでしょう。

ところが、それでは物足りなくなる場合があるのです。異人が異人ではなく ― あたりまえのことなんですが ― まったく同じ人間であることが分かるようになったりするとちょっと違ってくる。

同じ生身の人間としてもっと突っ込んだ話しをしたくなってくる。自分と馬の合う人となら特にそうです。

他方、私の場合は、西洋の哲学や文学や(高校の成績はまるでぱっとしなかったけれども)科学にも大きな興味があった(今も同じです)。

生身の人間に触れるだけでなく生身の人間が創造する知的産物にも触れたくなってくる。

そういう話を英語でもしたいなあという気持ちも強くなる。お互いに本を紹介し合って気楽にコメントしあうのは実に楽しい。

それからもうひとつ。株式投資の話題もあります。アメリカ人などは利殖(成功するとは限りません!)に強い関心を持つ人も多い。ちなみに、私が翻訳した株式投資やオプション取引の本が3冊書店にならんでいます(共訳も含む)。

さらには、男同士だけ(女同士だけ)の話しももちろんある。

それは、つまり、前述の対談集で、中津さんが言う「話しの中身」かかわることであり、「中身」を豊かにし自分なりの思考を鍛錬するためには鳥飼さんの言う「読んだり書いたりすること」が欠かせなくなる。

されば、語彙への渇望は必然的になる。

話しは飛びますが、義理の母と異母兄弟2人を放火で殺害した(であろう) 高1の少年、自分がひどく反発を感じている父が大切にしているものを破壊したかったのでしょうか? 

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Basic Word List と学習英和辞典 (18)

-------------------------------------------------------

① 『 Barron’s Basic Word List 』  

  2000語以上の単語 ネイティヴ・スピーカーが大学や仕事で必要な常識語彙

② 『 ニューヴィクトリーアンカー英和辞典 』

  見出し語 約2万5000 成句 約5500 語形変化 派生語など 約1万5200
  総語数 約4万6000語 ネイティヴスピーカーの中高生レヴェルの語彙

③ ① の翻訳本『最強の英語ボキャブラリー1700語(語研)』

------------------------------------------------------

本コラムは、① に収録されているが、② には収録されていない単語をピックアップしてその主要な意味を日本語( 研究社の大英和・リーダーズ英和などより )で記述していきます。できれば ① を、都合によって ③ を入手して読んでいただけたら便利かと思います。単語はアルファベット順にチェックしていきます。

「アンチ・バベルの塔」を ② で終了する人には、ぜひ追加しておきたい語彙群です

なお、② の単語が ① とまったく同じ綴りではない場合でも(派生語、品詞の違いなど)、 ② を見て用意に意味が類推できる ① の単語は取り上げません。

また、ネイティヴ・スピーカーの高校生~大人の語彙力は文字通りピンからキリまで多様です。たまたま知り合ったネイティヴ・スピーカーの語彙力ですべてを判断しないようにしましょう。また、日本人の英語の先生に本コラムの単語について質問などするのは酷な場合がほとんどですから、やめたほうがいいです。

--------------------------------------------------------

171 ebullient あふれるばかりの, ほとばしり出る

172 eclecticism 折衷主義.

173 edify 《道徳的・精神的に》教化する, 啓発する; 《古》 建設[設立]する

174 efface こすって消す, 削除する

175 effervescence 起沸, 発泡, 泡立ち; 感激, 興奮, 活気

176 effrontery あつかましさ, ずうずうしさ

177 effusive 感情あふれるばかりの; 【地】 非爆発的なマグマ噴出でできた, 噴出性の

178 egregious 実にひどい, はなはだしい, 言語道断な〈間違い・うそなど〉

179 egress 出てくること、出口

180 elegiacal 哀歌[挽歌]調の

181 elucidate (なぞ・問題などを)解明[説明]する

182 emaciated やせ衰えた, やつれた (atrophied)

183 emend 〈文書・本文などを〉校訂する, 修正する

184 emissary 使者, 《特に》密使

185 emollient 柔らかにする、苦痛を和らげる

| | Comments (0) | TrackBack (0)

気楽な会話とコミュニケーション(3)

私は、人と話すことは好きですが、いわゆる英会話にはまったく興味がありません。

また、逐次・同時通訳もあまり興味がありません。

まずもって、そんな能力がまったくない。訓練を受けてもできるようにはならないでしょう。

また、とてつもなくたいへんな仕事だなと思います。

テレビの同時通訳を聞いていても何を言っているのかさっぱり分からないことが何度もある。日本語がまたむちゃくちゃ、小学校低学年のような日本語だ。ときに、ちゃんとした同通もある。発言原稿が通訳者にわたされていて充分予習がなされている場合で、英語自体も聞きやすく論理にも飛躍がない。しかし、そんな場合は別に同時通訳がなくても分かる。通訳が入らないほうがよほどスムーズに理解できる。ところが、通訳音を消せないときがあって困る。私程度の英語力の人ならあちこちにいるし、そんな人はたぶん同じように感じているでしょう。強制的に聞かせる必要はない。英語に日本語がかぶさるのはやっぱり不自然でつらいです。

プロの通訳者が必要になるのは、自ら重要な交渉の当事者になるような場合でしょう。そんなときは、通訳の人に ― (現実には不可能なことも多いでしょうが)できるだけ予習や準備をしてもらって ― まかせるべきだと思います。自分の英語力にたよったりするとたいへん危ない!

さて、もうすこし、英会話派の人たちに関する話をします。

前回に引用した中津さんのことばを受けて鳥飼さんが次のように発言しています(太字k.y.)。

-------------------------

その辺の認識がはっきりできていないから、読み書きの英語じゃだめだ、通じる英語じゃなきゃ、ということで、一足飛びに”英会話”なるものへ走ってしまうんでしょう。だけど、、おっしゃる通り、いくら「駅はどこですか」式の会話を暗記したところで、カンバセイションは、真のコミュニケイションではないですからね。とことん意見を交換しようと思ったら、コミュニケイションが必要なんで、それには、伝えるべき意見がなかったら何も始まらない。そこを考えないで、通じない、通じない、と嘆いたり、挙句には読み書きの英語を白眼視したりするのはおかしい。

-------------------------

追記: 本文とは無関係ですが、http://www15.ocn.ne.jp/~textbook/page002.html の記事も参考になります。


| | Comments (0) | TrackBack (0)

Basic Word List と学習英和辞典 (17)

-------------------------------------------------------

① 『 Barron’s Basic Word List 』  

  2000語以上の単語 ネイティヴ・スピーカーが大学や仕事で必要な常識語彙

② 『 ニューヴィクトリーアンカー英和辞典 』

  見出し語 約2万5000 成句 約5500 語形変化 派生語など 約1万5200
  総語数 約4万6000語 ネイティヴスピーカーの中高生レヴェルの語彙

③ ① の翻訳本『最強の英語ボキャブラリー1700語(語研)』

------------------------------------------------------

本コラムは、① に収録されているが、② には収録されていない単語をピックアップしてその主要な意味を日本語( 研究社の大英和・リーダーズ英和などより )で記述していきます。できれば ① を、都合によって ③ を入手して読んでいただけたら便利かと思います。単語はアルファベット順にチェックしていきます。

「アンチ・バベルの塔」を ② で終了する人には、ぜひ追加しておきたい語彙群です

なお、② の単語が ① とまったく同じ綴りではない場合でも(派生語、品詞の違いなど)、 ② を見て用意に意味が類推できる ① の単語は取り上げません。

また、ネイティヴ・スピーカーの高校生~大人の語彙力は文字通りピンからキリまで多様です。たまたま知り合ったネイティヴ・スピーカーの語彙力ですべてを判断しないようにしましょう。また、日本人の英語の先生に本コラムの単語について質問などするのは酷な場合がほとんどですから、やめたほうがいいです。

--------------------------------------------------------

154 disheartened 落胆した

155 disinclination いや気, 気乗りうす〈for, to, to do〉

156 disingenuous 肚黒い, 陰険な

157 disparity 不同, 不等, 格差 (inequality)

158 dispassionate 感情に動かされない, 冷静な (calm)

159 disputatious 論争的な, 議論がましい; 論争好きな; 論争の的となる (controversial)

160 dissemble …のふりをする

161 disseminate 〈種子を〉ばらまく; 〈説・意見などを〉広める

162 dissimulate 〈意志・感情などを〉偽り隠す (dissemble)

163 dissipate 散らす

164 dissonance 不協和; 不協和音

165 distend 広げる[広がる]; 膨張させる[する]; 誇張する

166 diva 大女性歌手, プリマドンナ

167 divergent 分岐する (opp. convergent); 互いに異なる; 規準からはずれた; 【数・理】 発散(性)の; 【医】 開散性の〈斜視・脱臼など〉

168 divest はぎ取る、奪う

169 doggerel (韻律不整で内容下品な)狂詩, へぼ詩

170 dross 浮きカス、くず

| | Comments (0) | TrackBack (0)

気楽な会話とコミュニケーション(2)

『子どもに外国語はいらない(文芸春秋)』 という中津遼子さんと鳥飼玖美子さんの対談をまとめた古い本があります。

中津さんが次の発言をしています(省略k.y.)

------------------------

・・・・だいたい私は日本の英語って、カンバセイションとコミュニケーションをごっちゃにしているから、それが諸悪の根源だと考えているんですよ。カンバセイションというのはあんまり中身がなくたっていいもので、まあ、日常あたりさわりのないことばのやりとりをカンバセイションと言うんだと思うの。コミュニケイションは、伝えたいものが、ガッチリあってのことでしょう?そして、そのコミュニケイションは、もちろん、文法とか語彙とか発音に支えられてこそできるはずで、そういうコミュニケイションの延長線上に、ディスカッションやディベイトがあるのが普通だと思うの。どうも一般の英語討論会とかスピーチとかいうのは、いつまでたってもカンバセイションのままで、いきなり討論に移行しちゃってるような無理があるみたいですよ。コミュニケイションがまだ完全にはできていないのに、ちょっとペラペラとカンバセイションをやるだけで、いきなりジャンプしてしまう。コミュニケイションが縦横無尽にできるようになるには、まずコミュニケイションする中身があってのことですものね。一に中身、二も三も五も十も、中身ですよ。その中身の訓練を忘れちゃだめね。

---------------------------

今、企業には帰国子女がめずらしくありません。それこそペラペラです。また、英会話学校の女子職員なども実にペラペラと特にアメリカなまりの英語をしゃべっています。TOEIC800点前後の人たちです。こんな人たちは、私が前回に書いた「英会話派」のなかでも上層の人たちです。ただし、あくまで「英会話派」の人たちで、ある話題になるとピタッと声がでなくなる習性があります(違うタイプの人ももちろんいます)。

その英会話派の人たちがいい悪いというような話ではありません。そんなことを決め付ける資格などだれにもありませんし、お互いの価値観は何よりも尊重しなければなりません。

私は ― 実際できるかどうかはさておき ― コミュニケイションもしたいし、そのためには、できるだけ語彙を豊かにして読書やリスニングによるインプットを続け、いろいろなことを考えたい。それだけです。


| | Comments (0) | TrackBack (0)

気楽な会話とコミュニケーション(1)

いわゆる「英会話(=英語での軽い会話)」ができるようになりたいという人に、学習辞書(必須の語彙集で不要な語彙はいっさい含まれていない)暗記を勧めると、面とむかって反論しない人でも、その顔にはいくつもの?が見て取れる。

実際に反論するしないはさておき、「英会話派の人たち」が「語彙強化主義者」に対して抱いている気持ちは、「いくら暗記したって使えなかったら何にもならないでしょう」という主張です。

「① 数百からせいぜい1000語の語彙を使えたら、英語で充分会話ができるという主張」です。

私見を述べると ① には大きな落とし穴があります。

「英会話派」の人たちは、少数の例外を除いて、その「数百からせいぜい1000語の語彙」をちゃんと知っているあるいはそれくらいならマスターできるという勘違いをしています。

私が落とし穴というのはその勘違いです。

「アンチ・バベルの塔」を建設する過程でも「数百からせいぜい1000語の語彙」は極めて重要です。学習辞書をチェックするなかでそうした基本語彙が持つ意味や語法の豊かさ・多様さ・複雑さにいまさらながら気づかされます。「塔」は語彙の数を5万語以上に高めることが目標ですが、基本語彙のややこしさに触れる作業でもあります。

「英会話派」の人たちは、5万語などとんでもないと思う一方で、「数百からせいぜい1000語の語彙」なら使えるあるいは知っていると勘違いしているのです。

辞書をチェックしないあるいはチェックしてもあまり注意深く読んだりしない人たちですから、たいへんおおらかです。

私も、実は、大学のころまでおおらかでした。けっこう英語で会話できる・していると思っていました。

しかし、それは、「いわゆる英会話」に過ぎなかったのです。

それに気づいてしまった。

語彙数が絶望的に不足し基本語もほとんどわかっていないことに気づいてしまった

その結果、自分もまた、① の場合とは違う意味で、落とし穴にはまってしまったのです

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Basic Word List と学習英和辞典 (16)

-------------------------------------------------------

① 『 Barron’s Basic Word List 』  

  2000語以上の単語 ネイティヴ・スピーカーが大学や仕事で必要な常識語彙

② 『 ニューヴィクトリーアンカー英和辞典 』

  見出し語 約2万5000 成句 約5500 語形変化 派生語など 約1万5200
  総語数 約4万6000語 ネイティヴスピーカーの中高生レヴェルの語彙

③ ① の翻訳本『最強の英語ボキャブラリー1700語(語研)』

------------------------------------------------------

本コラムは、① に収録されているが、② には収録されていない単語をピックアップしてその主要な意味を日本語( 研究社の大英和・リーダーズ英和などより )で記述していきます。できれば ① を、都合によって ③ を入手して読んでいただけたら便利かと思います。単語はアルファベット順にチェックしていきます。

「アンチ・バベルの塔」を ② で終了する人には、ぜひ追加しておきたい語彙群です

なお、② の単語が ① とまったく同じ綴りではない場合でも(派生語、品詞の違いなど)、 ② を見て用意に意味が類推できる ① の単語は取り上げません。

また、ネイティヴ・スピーカーの高校生~大人の語彙力は文字通りピンからキリまで多様です。たまたま知り合ったネイティヴ・スピーカーの語彙力ですべてを判断しないようにしましょう。また、日本人の英語の先生に本コラムの単語について質問などするのは酷な場合がほとんどですから、やめたほうがいいです。

--------------------------------------------------------

139 desiccate 完全に乾燥させる[する]

140 desultory とりとめのない, 散漫な

141 diabolical 全くひどい, むちゃくちゃな、悪魔的な

142 dialectic 弁証法、弁証の巧みな人

143 diaphanous 〈生地など〉透けて見える, 透明な; 霊妙な; ほのかな, かすかな, おぼろげな, 漠たる〈可能性・望みなど〉

144 dichotomy 二分(法)

145 dictum 《権威者・専門家の》公式見解, 断定

146 didactic 教訓的な, 説教的な (instructive)

147 digression 本題からそれること, 余談

148 dilatory のろい、時間稼ぎの

149 diminution 減少

150 disarray 混乱, 乱雑; だらしのない服装

151 disavowal 拒否, 否認

152 disburse 支払う

153 disconsolate 鬱々として楽しまぬ, わびしい

| | Comments (0) | TrackBack (0)

平面図形(2)

1 不等辺三角形  ?

2 不等辺三角形  ? 

3 直角三角形  ?

4 正三角形 : 各辺の長さの相等しい三角形 [ 広辞苑 ]

equilateral triangle = イークウァタラル ~

( geometry ) a triangle whose three sides are all the same length [ OALD ]

5 正方形 : 四つの辺の長さと四つの内角の大きさがそれぞれすべて相等しい四角形 [ 広辞苑 ]

square スクウェア(スクエアではない)  

( geometry ) a shape with four straight sides of equal length and four angles of 90° [ OALD ]

6 ひし形 : 四辺の長さが互いに相等しい四辺形 [ 広辞苑 ]

rhombus ムバス

( geometry ) a flat shape with four equal sides and four angles which are not 90° [ OALD ]

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Basic Word List と学習英和辞典 (15)

-------------------------------------------------------

① 『 Barron’s Basic Word List 』  

  2000語以上の単語 ネイティヴ・スピーカーが大学や仕事で必要な常識語彙

② 『 ニューヴィクトリーアンカー英和辞典 』

  見出し語 約2万5000 成句 約5500 語形変化 派生語など 約1万5200
  総語数 約4万6000語 ネイティヴスピーカーの中高生レヴェルの語彙

③ ① の翻訳本『最強の英語ボキャブラリー1700語(語研)』

------------------------------------------------------

本コラムは、① に収録されているが、② には収録されていない単語をピックアップしてその主要な意味を日本語( 研究社の大英和・リーダーズ英和などより )で記述していきます。できれば ① を、都合によって ③ を入手して読んでいただけたら便利かと思います。単語はアルファベット順にチェックしていきます。

「アンチ・バベルの塔」を ② で終了する人には、ぜひ追加しておきたい語彙群です

なお、② の単語が ① とまったく同じ綴りではない場合でも(派生語、品詞の違いなど)、 ② を見て用意に意味が類推できる ① の単語は取り上げません。

また、ネイティヴ・スピーカーの高校生~大人の語彙力は文字通りピンからキリまで多様です。たまたま知り合ったネイティヴ・スピーカーの語彙力ですべてを判断しないようにしましょう。また、日本人の英語の先生に本コラムの単語について質問などするのは酷な場合がほとんどですから、やめたほうがいいです。

--------------------------------------------------------

127 deducible (演繹(えんえき)的に)推論[推理, 推断]できる

128 defamation 名誉毀損, 中傷, 誹謗

129 delectable 愉快な、おいしい

130 deleterious (心身に)有害な

131 delineate 《線で》 …の輪郭を描く[たどる], 線引きする; 絵[図]で表わす; 《ことばで》詳細[明確]に描写[叙述]する

132 demagogue 煽動政治家, 民衆煽動家, デマゴーグ; 《昔の》民衆[群衆]の指導者

133 denigrate 侮辱する、黒くする

134 denizen 住民, 居留者; 《空・森などの》生息者《鳥獣・樹木など》.

135 denouement 大団円、終局

136 deposition 【法】 宣誓証言, 証言[供述]録取書

137 depravity 堕落, 腐敗

138 deprecate 反対する、けなす

| | Comments (0) | TrackBack (0)

学習時間の重要性・続

日本語は、気がついたらその中にいた私たちの母語です。

父母の、兄弟の、家族の、周囲の、テレビやラジオの、声を聞きながら、その声を言語だとも意識することなく、そして絶対に拒否することなくいやになることもなく毎日毎日、家でも学校でも夢の中でも反応し、自らも話し読み書き考え、怒りや悲しみや喜びや切なさや悔しさやありとあらゆる感情も託してきた言語です。

日本語がいやになるとか、それを拒否するとか、毎日はつらいからついつい避けるとか、そんなことはない。

母語に対する拒絶反応はない

各自に言葉の能力は千差万別だとはいえ、20~22歳に、各自なりに日本語が完成する。

生まれてから約8万~10万時間日本語と接してきた結果である。

ところが、英語はまったくことなる。

父母や、兄弟や、家族や、周囲や、テレビやラジオから、英語が当然のごとく聞こえてくるわけでもない。また、最初から、英語が言語(外国語)であることを強烈に意識し、拒絶したり、いやになったりするし、毎日接するわけでもないし、普段から論理や感情を英語に託すわけでもない。日本語では考えられない英検やらTOEICやらもある。ホームステイなんて奇妙な行事や小学校からチーチパッパがあったりする。

結果、10年間も学校で習ってかたことも満足にしゃべれないなどという不満が続出する。

しかし、肝心かなめのことに、ほとんどの(わが子の早期英語教育に夢を託したりする)人たちが気づいていない。

10年間も習ったというがぎゅっとつめると70日間(母語並みに毎日接する時間を10時間ぐらいとすると)ほどもしていない。

みんなが期待するような英語力を、70日や100日で(実際の英語自体の勉強は30日ぐらい)習得させることができたら奇跡でしょう。100%不可能です。

むしろ成果があがっている、いや(ゆとり教育の愚行の前は)あがっていたと言うべきでしょう

今から、目覚めましょう

たとえば『コウビルド英英辞典』2000ページの暗記に着手しましょう。

2000ページしかないんですよ。覚悟を決めて拒絶せずこつこつ10年間「アンチ・バベルの塔」を築き補修し磨いていけば、すばらしい成果に大満足しますよ。普通の人でも可能性の高い方法です。

それぐらいの期間をかければ「塔」ばかりに時間をとられることもない。英語で読書や映画や歌などもしっかり楽しんだらいい。そうすれば覚えた語彙も定着しやすい。

もちろん、人により、能力その他の事情によって、2~3年で『コウビルド英英辞典』2000ページ完走可能な場合も必ずあります。

ゆめゆめ、たったの70日間で何か相当なことが可能だなどと勘違いしないことです。そんなことは、天才をもってしても不可能です。

周りがいっこうに目覚めないから、私もしつこく同じことくりかえしてしまう(と思っている)。

実は、現実がわかっていないのは、私かもしれないのに・・・・・

追記: 参考に → http://oscar.lang.nagoya-u.ac.jp

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Basic Word List と学習英和辞典 (14)

-------------------------------------------------------

① 『 Barron’s Basic Word List 』  

  2000語以上の単語 ネイティヴ・スピーカーが大学や仕事で必要な常識語彙

② 『 ニューヴィクトリーアンカー英和辞典 』

  見出し語 約2万5000 成句 約5500 語形変化 派生語など 約1万5200
  総語数 約4万6000語 ネイティヴスピーカーの中高生レヴェルの語彙

③ ① の翻訳本『最強の英語ボキャブラリー1700語(語研)』

------------------------------------------------------

本コラムは、① に収録されているが、② には収録されていない単語をピックアップしてその主要な意味を日本語( 研究社の大英和・リーダーズ英和などより )で記述していきます。できれば ① を、都合によって ③ を入手して読んでいただけたら便利かと思います。単語はアルファベット順にチェックしていきます。

「アンチ・バベルの塔」を ② で終了する人には、ぜひ追加しておきたい語彙群です

なお、② の単語が ① とまったく同じ綴りではない場合でも(派生語、品詞の違いなど)、 ② を見て用意に意味が類推できる ① の単語は取り上げません。

また、ネイティヴ・スピーカーの高校生~大人の語彙力は文字通りピンからキリまで多様です。たまたま知り合ったネイティヴ・スピーカーの語彙力ですべてを判断しないようにしましょう。また、日本人の英語の先生に本コラムの単語について質問などするのは酷な場合がほとんどですから、やめたほうがいいです。

--------------------------------------------------------

120 credulity 信じやすいこと, 軽信, だまされやすいこと (gullibility)

121 cupidity 貪欲, 強欲

122 curmudgeon 気むずかしい(人), 意地悪な(人)

123 cursive 筆写体(の)

124 debauch 堕落させる

125 debilitate 衰弱させる

126 decelerate 減速する[させる] (opp. accelerate)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

平面図形(1)

1 不等辺三角形 : 三辺の長さがすべて相異なる三角形 [ 広辞苑 ]

scalene triangle = スケイリーン ~

( geometry ) a triangle whose sides are all of different lengths [ OALD ]

2 二等辺三角形 : 二辺が相等しい三角形 [ 広辞苑 ]

isosceles triangle = アイサリーズ ~  

( geometry ) a triangle with two of its three sides the same length [ OALD ]

3 直角三角形 : 一つの内角が直角の三角形 [ 広辞苑 ]

right-angled triangle 

( geometry ) a triangle with a right angle [ OALD ]

whose や with の使い方に注目ですね。


Japan gained a point.  勝ち点1・・・

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Basic Word List と学習英和辞典 (13)

-------------------------------------------------------

① 『 Barron’s Basic Word List 』  

  2000語以上の単語 ネイティヴ・スピーカーが大学や仕事で必要な常識語彙

② 『 ニューヴィクトリーアンカー英和辞典 』

  見出し語 約2万5000 成句 約5500 語形変化 派生語など 約1万5200
  総語数 約4万6000語 ネイティヴスピーカーの中高生レヴェルの語彙

③ ① の翻訳本『最強の英語ボキャブラリー1700語(語研)』

------------------------------------------------------

本コラムは、① に収録されているが、② には収録されていない単語をピックアップしてその主要な意味を日本語( 研究社の大英和・リーダーズ英和などより )で記述していきます。できれば ① を、都合によって ③ を入手して読んでいただけたら便利かと思います。単語はアルファベット順にチェックしていきます。

「アンチ・バベルの塔」を ② で終了する人には、ぜひ追加しておきたい語彙群です

なお、② の単語が ① とまったく同じ綴りではない場合でも(派生語、品詞の違いなど)、 ② を見て用意に意味が類推できる ① の単語は取り上げません。

また、ネイティヴ・スピーカーの高校生~大人の語彙力は文字通りピンからキリまで多様です。たまたま知り合ったネイティヴ・スピーカーの語彙力ですべてを判断しないようにしましょう。また、日本人の英語の先生に本コラムの単語について質問などするのは酷な場合がほとんどですから、やめたほうがいいです。

--------------------------------------------------------

108 congruence 一致, 合致, 調和; 【数】 合同, 合同式

109 connivance 黙認

110 contiguous 隣接する、連続的な

111 continence 自制

112 contrite 罪を深く悔いている

113 contusion 挫傷, 打撲傷

114 convivial 宴会の、陽気な

115 convoluted 回旋状の (spiral); 入り組んだ, 複雑きわまる

116 corollary 推論; 自然[当然]の結果; 付随するもの

117 corporeal 肉体的な; 物質的な

118 countenance 精神的援助, 賛助, 支持, 奨励 (する)

119 countermand 撤回する

| | Comments (0) | TrackBack (0)

辞書の威力(6)

「上級学習英英辞典」 は覚えるべき語彙を限定してくれるという話をしています。

しかし、英語学習者は、辞書に対するこうした観点を持たず、辞書は分からない語彙があったときに引くものだという固定観念を持っています。

この固定観念の背景には、前にも述べましたように、「① 大人のネイティヴ・スピーカー用の英英辞典」と「② 学習用英英辞典」を区別していないという事実があります。

① は日本語の『広辞苑』などと同じで、全部覚える対象にはなり得ません。普通の人の記憶容量をはるかに超える語彙数を収録し、通常は必要ではない語彙も非常に多く含むからです。

覚えるべき必須の語彙だけを収録した ② とはまったく違います。

さらに、① と ② では同じ語彙であっても定義の仕方が大きく異なります。

たとえば、光合成 = photosynthesis という単語を取り上げて ① と ② の定義の仕方を比較してみます。

① として『 The American Heritage Dictionary Of The English Language 』を、 ② として『 Cobuild English Dictionary For Advanced Learners 』を使います。

また、参考のため、『 ③ 広辞苑』、及び、子どものネイティヴ・スピーカー用の辞書である『 ④ Scholastic Children’s Dictionary(カラフルで内容も充実したすばらしい辞書です!) 』 の定義も併記しておきます( 和訳k.y.)。

---------------------

photosynthesis

① The process in green plants and certain other organisms by which carbohydrates are synthesized from carbon dioxide and water using light as an energy source. Most forms of photosynthesis release oxygen as a byproduct. 

(緑色植物及びその他1部の生物において、二酸化炭素と水から、光をエネルギー源として、炭水化物が合成される過程。光合成はたいていの場合副産物として酸素を出す)

② Photosynthesis is the way that green plants make their food using sunlight.

(光合成は、緑色植物が太陽の光を利用して栄養分を作る方法である)

③ 生物、主に葉緑素を持つ植物が、光のエネルギーを用いて、吸収した二酸化炭素と水分とから有機化合物を合成すること。

④ A chemical process by which green plants make their food. Plants use energy from the sun to turn water and carbon dioxide into food, and they give off oxygen as a by-product.

--------------------------

したがって、② は、覚えるべき必須の語彙に、2000~3000語の基本語彙を使って通常必要となる範囲内の定義だけを与えた辞書です。

つまり、暗記用の辞書なのです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Basic Word List と学習英和辞典 (12)

-------------------------------------------------------

① 『 Barron’s Basic Word List 』  

  2000語以上の単語 ネイティヴ・スピーカーが大学や仕事で必要な常識語彙

② 『 ニューヴィクトリーアンカー英和辞典 』

  見出し語 約2万5000 成句 約5500 語形変化 派生語など 約1万5200
  総語数 約4万6000語 ネイティヴスピーカーの中高生レヴェルの語彙

③ ① の翻訳本『最強の英語ボキャブラリー1700語(語研)』

------------------------------------------------------

本コラムは、① に収録されているが、② には収録されていない単語をピックアップしてその主要な意味を日本語( 研究社の大英和・リーダーズ英和などより )で記述していきます。できれば ① を、都合によって ③ を入手して読んでいただけたら便利かと思います。単語はアルファベット順にチェックしていきます。

「アンチ・バベルの塔」を ② で終了する人には、ぜひ追加しておきたい語彙群です

なお、② の単語が ① とまったく同じ綴りではない場合でも(派生語、品詞の違いなど)、 ② を見て用意に意味が類推できる ① の単語は取り上げません。

また、ネイティヴ・スピーカーの高校生~大人の語彙力は文字通りピンからキリまで多様です。たまたま知り合ったネイティヴ・スピーカーの語彙力ですべてを判断しないようにしましょう。また、日本人の英語の先生に本コラムの単語について質問などするのは酷な場合がほとんどですから、やめたほうがいいです。

--------------------------------------------------------

103 comatose  昏睡性の, 昏睡状態の

104 comely 顔だちの整った, 端正な

105 compendium 要約

106 compunction 良心の呵責, 悔恨; ためらい

107 confluence 合流点

| | Comments (0) | TrackBack (0)

辞書の威力(5)

辞書の威力(3&4)で、「上級学習英英辞典」は、非ネイティヴ・スピーカーの英語学習者に対して、「どれだけの質・量の単語及びチャンク表現を習得すればいいのか」という最終目標を客観的に明示してくれるという話をしました。

今回は、その「上級学習英英辞典」が英語学習に必要な時間を大幅に短縮させる威力も持つことに言及します。

しかし、その前に、ことばには大別して次の2つのカテゴリーがあることを確認しておきます。

① 教科の学習を通じて習得することば

② 日常生活を通じて習得することば

まず、① について考えて見ましょう。

英語のネイティヴ・スピーカーは、英語の語彙を ―「英語」という教科だけではなく、数学や理科や社会や音楽や美術や体育その他の多様な教科の学習を通じて ― を蓄積していきます。

その間小学校から大学にいたるまで16年間、学校+予習復習で毎日5時間ぐらい勉強するとして、およそ3万時間を費やして英語でものを理解・記憶・思考・表現する能力を養っていくわけです。毎日の学習時間がもっと多かったり大学院その他で学んだりすると4万時間前後になるかもしれません。

そんなネイティヴ・スピーカーの語彙力に迫る最良の方法は何でしょう?

16年間以上(3万~4万時間)にわたって再教育を受ける必要がないことは明らかです。大人の日本人なら、既に、同程度以上の知識や語彙を日本語で獲得しているからです。

多様な科目・項目に及ぶ概念(知識や語彙)は既に学習しているわけですから、後はその概念を ― 必要な範囲内で ― 英語に翻案すればいいだけです。

その必要な範囲を客観的に示してくれるのが「上級学習英英辞典」です。これだけを英語で習得すればいいという項目を設定してくれるわけです。

その結果、「上級学習英英辞典」の活用によって3~4万時間を5000~1万時間(個人差大!)に縮めることができる。

最低限必要とされる義務教育の範囲に限定すれば、上記の ② も含めて3000~5000時間で習得可能でしょう。

「辞書を覚えるなんて効率の悪いこと!」という声が圧倒的ですが、それ以上に効率よく過不足なく必要な語彙を習得する実証済みの方法がありますか? 

だいいち、膨大な語彙の中から必要な語彙を、自分で、過不足なく、どのようにして選び出すのですか?

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Basic Word List と学習英和辞典 (11)

-------------------------------------------------------

① 『 Barron’s Basic Word List 』  

  2000語以上の単語 ネイティヴ・スピーカーが大学や仕事で必要な常識語彙

② 『 ニューヴィクトリーアンカー英和辞典 』

  見出し語 約2万5000 成句 約5500 語形変化 派生語など 約1万5200
  総語数 約4万6000語 ネイティヴスピーカーの中高生レヴェルの語彙

③ ① の翻訳本『最強の英語ボキャブラリー1700語(語研)』

------------------------------------------------------

本コラムは、① に収録されているが、② には収録されていない単語をピックアップしてその主要な意味を日本語( 研究社の大英和・リーダーズ英和などより )で記述していきます。できれば ① を、都合によって ③ を入手して読んでいただけたら便利かと思います。単語はアルファベット順にチェックしていきます。

「アンチ・バベルの塔」を ② で終了する人には、ぜひ追加しておきたい語彙群です

なお、② の単語が ① とまったく同じ綴りではない場合でも(派生語、品詞の違いなど)、 ② を見て用意に意味が類推できる ① の単語は取り上げません。

また、ネイティヴ・スピーカーの高校生~大人の語彙力は文字通りピンからキリまで多様です。たまたま知り合ったネイティヴ・スピーカーの語彙力ですべてを判断しないようにしましょう。また、日本人の英語の先生に本コラムの単語について質問などするのは酷な場合がほとんどですから、やめたほうがいいです。

--------------------------------------------------------

86 charlatan  専門家を詐称する人, にせ者, 食わせもの, 《特に》にせ医者

87 chary 用心深い

88 chasten 懲らしめる; 〈気性などを〉和らげる, 神妙にさせる; 〈思想・文体などを〉洗練する

89 chastise むちなどでたたいて》懲罰する

90 chicanery ずるい言い抜け, ごまかし

91 choleric かんしゃく持ちの, 怒りっぽい; 怒った (angry)

92 churlish 1 野卑な 2 〈土壌などが〉耕作しにくい, 手に負えない

93 circuitous 回り道の; まわりくどい

94 circumscribe 境界線で囲む; …の限界[範囲]を定める

95 circumspect 用心深い, 慎重な, 用意周到な

96 circumvent 1a 取り囲む. b 迂回する; (巧みに)回避する 2 出し抜く, 計略にかける, 欺く

97 citadel 《市街を見おろして守護する》城; 要塞; 最後のよりどころ

98 cleave 《主に文》 付着[粘着]する, くっつく〈to〉; 固守[執着]する〈to〉

99 clime 1 気候; 風土 2 [通例 pl.] 国, 地方

100 codicil 【法】 遺言補足書; 追加条項, 補遺, 付録.

101 cogent 強制力をもつ; 説得力のある; 適切な

102 cognizance 認識、承認

| | Comments (0) | TrackBack (0)

辞書の威力(4)

前回に、「上級学習英英辞典」 は、語彙強化の面から見て特別な威力があるという話をしました。

その理由として次の2つがあるといいました。

① 「上級学習英英辞典」は、それなりのネイティヴ・スピーカーの語彙水準(単語やチャンク表現の質・量)を、これ以上なく客観的に、示してくれること。

② したがって「上級学習英英辞典」の語彙を覚えることは英語で書かれた普通の読みものを楽に読める語彙水準に達することであり、その結果、ものを読みながら新たな語彙を習得していくという日本語の場合と同じ語彙増加のプロセスを実現できること。

ここで再度繰り返しますが、ものを読みながら語彙が増えていくというプロセスは母語並みの語彙力が前提になります。この事実を無視していくら未知語だらけの本(既知語率98%未満)に取り組んでも効果はほとんどありません。

SSS多読法が効果を発揮するのは既知語率98%超の本を読む場合です。あくまでボキャビル先行を実行しないと、幻を追いかけることになります。

さて、① と ② の2つの「上級学習英英辞典」の威力に言及する人は誰もいません。

まだ、気づいていないからだと思います。

その結果、今の「語彙増強論」 は、 「どれだけの質・量の単語やチャンク表現を習得したらいいのかという最終目標」 も設定しないまま迷走を続けています。そして、迷走していることにも気づいていません

物事は、なんであれ、目標があればこそ戦略も作戦も立てられるのであって、目標がなければ、ゴールがなければ、どの方向に向かってどのように進んでいったらいいのか試行錯誤さえできなくなります。

誰もが最終目標に到達できるわけでは、もちろん、ありません。

しかし、最終目標があれば、各自が今何合目にいるのか自覚したり誰かに教えてもらったりできます。

今は、誰も目標が分からずに右往左往している(ことにも気づいていない)状態です。

今あるのは、教材市場で自然発生的に決まった1万語前後という幻の目標です。

その市場目標に到達しても達成感はとうてい味わえないことは、多くの人が経験済みです。自分の日本語のレヴェルとの乖離を痛感する人ほど不満が大きくなります。

他方、真の最終目標が分かっている人であれば、不満を軽減するために次の段階に向かって空回り(別の市販教材に取り組むこと)ではない学習にとりかかることができます。

事情によっては、合理的にあきらめることも可能です。たとえば、5合目なら5号目なりの眺めを楽しむことができます。

「上級学習英英辞典」 は幻ではありません。厳然と存在する人によって事情によって登頂可能な美しい山なのです

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Basic Word List と学習英和辞典 (10)

-------------------------------------------------------

① 『 Barron’s Basic Word List 』  

  2000語以上の単語 ネイティヴ・スピーカーが大学や仕事で必要な常識語彙

② 『 ニューヴィクトリーアンカー英和辞典 』

  見出し語 約2万5000 成句 約5500 語形変化 派生語など 約1万5200
  総語数 約4万6000語 ネイティヴスピーカーの中高生レヴェルの語彙

③ ① の翻訳本『最強の英語ボキャブラリー1700語(語研)』

------------------------------------------------------

本コラムは、① に収録されているが、② には収録されていない単語をピックアップしてその主要な意味を日本語( 研究社の大英和・リーダーズ英和などより )で記述していきます。できれば ① を、都合によって ③ を入手して読んでいただけたら便利かと思います。単語はアルファベット順にチェックしていきます。

「アンチ・バベルの塔」を ② で終了する人には、ぜひ追加しておきたい語彙群です

なお、② の単語が ① とまったく同じ綴りではない場合でも(派生語、品詞の違いなど)、 ② を見て用意に意味が類推できる ① の単語は取り上げません。

また、ネイティヴ・スピーカーの高校生~大人の語彙力は文字通りピンからキリまで多様です。たまたま知り合ったネイティヴ・スピーカーの語彙力ですべてを判断しないようにしましょう。また、日本人の英語の先生に本コラムの単語について質問などするのは酷な場合がほとんどですから、やめたほうがいいです。

--------------------------------------------------------

77 capacious  広々とした

78 capitulate 【軍】 (条件付きで)降伏[開城]する〈to〉; 《一般に》抵抗をやめる

79 carnage 大虐殺

80 carping うるさく批判する[文句を言う]

81 cartographer 地図製作者

82 cavalcade 乗馬隊; 騎馬[馬車]行進; 《車・船などの》行列; 事件の進展, 場面の展開; 星の運行

83 celerity 《行動の》敏速, 《動きの》速さ

84 censorious きわめて批判的な, 難癖をつけたがる, 口やかましい

85 centripetal 中心に近づこうとする, 求心性の

| | Comments (0) | TrackBack (0)

待望の文法書の登場(5)

語法はルールだと考えて誤りはないと思うのですが、そんなに厳格なルールではない。

たとえば、「あの子」だとか「この子」だとか「家(うち)の子」というような表現を、散歩中に、聞くことがある。

犬を連れて散歩している人たちが使っている表現で「あの犬」「この犬」「家の犬」という意味なんですね。

最初に聞いたときはちょっと新鮮でしたが今はもう慣れました。

他のペットにも使うのかどうか、私は知りません。

『実践ロイヤル』 に「Helpful Hint」 というコーナーがあります。マークさんのネイティヴ感覚がうかがえておもしろい。次にひとつ引用します。

-----------------------------

Helpful Hint 73 動物とwho

 ルールではないが、動物を代名詞で示すとき、その性をいくらか意識していれば、通常、it を使わず、人称代名詞の heshe を使って指し示す。たとえば、「その雄鹿(おすじか)はライバルを追い払った」であれば、 The stag chased off its rival. と述べても間違いではないが、The stag chased off his rival. と述べたほうが自然な感じになる。が、関係詞節の場合には、先行詞が同じ動物であっても、人称の関係代名詞 who は通常使わない。たとえば、「探していた雄鹿をやっと見つけた」を、I finally found the stag who I was looking for. とはふつう言わない。who は、 he, she より、「人間のみ」という感じがそれだけ強いのだ。が、しかし、「性をいくらか意識している」以上、ここで使う関係代名詞としては、which は「中性的すぎる」感じになるので、結局、関係代名詞を省略するか、that を使うか、ということになる。

----------------------------

こういう説明があちこちにあります。貴重です

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Basic Word List と学習英和辞典 (9)

-------------------------------------------------------

① 『 Barron’s Basic Word List 』  

  2000語以上の単語 ネイティヴ・スピーカーが大学や仕事で必要な常識語彙

② 『 ニューヴィクトリーアンカー英和辞典 』

  見出し語 約2万5000 成句 約5500 語形変化 派生語など 約1万5200
  総語数 約4万6000語 ネイティヴスピーカーの中高生レヴェルの語彙

③ ① の翻訳本『最強の英語ボキャブラリー1700語(語研)』

------------------------------------------------------

本コラムは、① に収録されているが、② には収録されていない単語をピックアップしてその主要な意味を日本語( 研究社の大英和・リーダーズ英和などより )で記述していきます。できれば ① を、都合によって ③ を入手して読んでいただけたら便利かと思います。単語はアルファベット順にチェックしていきます。

「アンチ・バベルの塔」を ② で終了する人には、ぜひ追加しておきたい語彙群です

なお、② の単語が ① とまったく同じ綴りではない場合でも(派生語、品詞の違いなど)、 ② を見て用意に意味が類推できる ① の単語は取り上げません。

また、ネイティヴ・スピーカーの高校生~大人の語彙力は文字通りピンからキリまで多様です。たまたま知り合ったネイティヴ・スピーカーの語彙力ですべてを判断しないようにしましょう。また、日本人の英語の先生に本コラムの単語について質問などするのは酷な場合がほとんどですから、やめたほうがいいです。

--------------------------------------------------------

66 boorish  百姓風の; 野卑な, 粗野な, 無骨な, 無粋な

67 brackish 塩気のある; まずい, 不快な

68 braggart 大自慢家(の)

69 brawn 1 筋肉; 筋力, 腕力 2 赤身の肉; 《味付けした》 (雄)豚肉 brain before brawn 力より頭

70 buffoonery 道化, おどけ; 低級でやぼな行動

71 burgeon 芽を出す

72 burlesque おどけた, 道化の, 茶番劇

73 burnish 磨く (polish). 光沢

74 callow 羽毛がまだ生えない (unfledged); 未熟な, 青二才の

75 calumny 中傷

76 camaraderie 友情, 友愛; 仲間意識

| | Comments (0) | TrackBack (0)

オーストラリアのヒディンク監督

オーストラリアのヒディンク監督は、中村俊輔のゴールに極めて不満で怒りを顕わにし、その直後に、ビデオの再生を強硬に要求していた。その後も逆転するまで何度も小指の爪を噛んでイライラしていた。

ヒディンク監督からみると俊輔ゴールは不当に思えた。GKシュワルツァーが柳沢に妨害されたように見えた(Schwarzer seemed to be impeded by Atsushi Yanagisawa)からである。

ヒディンク監督は、試合後、俊輔ゴールについて次のように胸の内を吐露した(もちろん他のこともしゃべっています)。

-----------------------------

In the end justice was done in this game.

最後にまともなゲームになった。

I think the referee will thank God for the result - it was a clear foul on the goalie.

ジャッジは神に感謝するだろう ― あれは明らかにファウルだったから。

This team is nice to work with because they never give up。

私のチームは実に粘り強い。

-------------------------

ジーコ・ジャパン、次に期待しましょう!

| | Comments (0) | TrackBack (0)

単語の発生(3)

― 各語彙の定義・例文は 『研究社大英和辞典』 による ―

① edentulous と ② dentulous

この2つの単語を比較して、双方同時に使われるようになった、あるいは、 ② が先で ① が後で使われるようになったと思った。

ところが違った。後先が逆、つまり、いわゆる「逆成」であった。

まず ① が1782年に初めて使われ ② は1926年に初めて使われた。

--------------------------

① edentulous

adj. 無歯の, (特に)歯を失った

---------------------------

② dentulous

adj. 歯をもった

---------------------------

私は ① ② を知らなかった。

Isadore Rosenfeld, M.D. 著 『Live Now Age Later』 の 「Introduction」 を読み始めて ① を見つけた。次の文脈の中にあった。少し長いが面白いので引用する(太字k.y.)。

--------------------------

    All the world's a stage,
    And all the men and women merely players;
    They have their exits and their entrances;
    And one man in his time plays many parts,
    His acts being seven ages....
    Last scene of all,
    That ends this strange eventful history,
    Is second childishness and mere oblivion,
    Sans teeth, sans eyes, sans taste, sans everything.
                       _ William Shakespeare, As You Like It

Shakespeare was an astute observer. I have no doubt that most elderly people in his day were, in fact, "sans everything," but times have changed. Just look around you. Although Shakespeare’s description does apply to some older folks, the majority are not edentulous, blind, or demented. And they function very well indeed.

---------------------

この本の著者は edentulous をその意味がすぐ分かる文脈に配置してある。

また、蛇足(an unnecessary addition ) ながら、edentulousの意味は、 e+dentulous で e = ex = not including sth だから、 dentist を知っていれば分かる。

「アンチ・バベルの塔」は sans the word edentulous であるが、① と ② は (シェイクスピアの詩と共に)もはや忘れることはない。

ついでに、もうひとつ、蛇足: sans teeth, sans eyes, sans taste, sans everything (老いぼれて)歯なし目なし味なし何もなし《★Shakespeare 「お気に召すまま」から》(研究社・新英和中辞典より)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Basic Word List と学習英和辞典 (8)

-------------------------------------------------------

① 『 Barron’s Basic Word List 』  

  2000語以上の単語 ネイティヴ・スピーカーが大学や仕事で必要な常識語彙

② 『 ニューヴィクトリーアンカー英和辞典 』

  見出し語 約2万5000 成句 約5500 語形変化 派生語など 約1万5200
  総語数 約4万6000語 ネイティヴスピーカーの中高生レヴェルの語彙

③ ① の翻訳本『最強の英語ボキャブラリー1700語(語研)』

------------------------------------------------------

本コラムは、① に収録されているが、② には収録されていない単語をピックアップしてその主要な意味を日本語( 研究社の大英和・リーダーズ英和などより )で記述していきます。できれば ① を、都合によって ③ を入手して読んでいただけたら便利かと思います。単語はアルファベット順にチェックしていきます。

「アンチ・バベルの塔」を ② で終了する人には、ぜひ追加しておきたい語彙群です

なお、② の単語が ① とまったく同じ綴りではない場合でも(派生語、品詞の違いなど)、 ② を見て用意に意味が類推できる ① の単語は取り上げません。

また、ネイティヴ・スピーカーの高校生~大人の語彙力は文字通りピンからキリまで多様です。たまたま知り合ったネイティヴ・スピーカーの語彙力ですべてを判断しないようにしましょう。また、日本人の英語の先生に本コラムの単語について質問などするのは酷な場合がほとんどですから、やめたほうがいいです。

--------------------------------------------------------

54 bauble 安ピカ物; 子供の玩具

55 beatific 至福を与える力のある; 幸福に輝いた

56 befuddle 1 ぐでんぐでんに酔わせる be befuddled with drink 2 (まくしたてて)まごつかせる, どぎまぎさせる

57 bellicose 好戦的な, 敵意に満ちた; けんか早い, 口論好きな

58 berserk 狂暴な(に), たけり狂った(て) go berserk 狂暴になる, 怒り狂う

59 besmirch よごす (soil), 汚す; 〈名誉など〉に泥を塗る

60 bestial 獣欲的な, 凶暴な; 知性に欠けた

61 bevy 1 (小鹿・小鳥などの大きな)群れ 2 《口語》 (物の)集まり; (女性の)一団 (group)

62 bicker 1 口論[口げんか]する 2 〈水が〉ゴボゴボ[ザワザワ]流れる (babble); 〈雨が〉バラバラ降る (patter); 〈光が〉きらめく, 〈灯火などが〉揺れる (flicker)

63 bilk 妨げる、だます、踏み倒す

64 blandishment おだて, 甘言, 誘惑.

65 blase 無関心な, 無感動な

追記: 本文とは無関係ですが http://aoitani.net/aotani/English/TOEFL.html も示唆に富みます。


| | Comments (0) | TrackBack (0)

辞書の威力(3)

辞書は、語彙強化の面からみても、特別な威力を持っています

私が、辞書暗記を主体とする「アンチ・バベルの塔」を主張するのは、そのためです。

辞書暗記で最大の威力を発揮するのは、英語以外の言語を母語とする英語学習者のための辞書である「①上級学習英英辞典」です。「②大人のネイティヴ・スピーカー用の英英辞典」 ではありません。① を暗記することは可能ですが、② の暗記は膨大すぎて不可能・不必要です。

は20世紀末に出現した画期的な学習辞書でそれ以前には考えられなかった傑作です。

IT技術を駆使した巨大なコーパスに基づいているという点で画期的なわけです。

-------------------------------------

統計処理をした語彙の選択に過不足や偏りがなく語法の記述はその道の複数のプロによるチェックを経たもので普遍性がある

普通に生活しものを読むのに必要な語彙だけが精選され、それを超える語彙は含まれていない。この語彙レヴェルは、それなりのネイティヴ・スピーカーが ② なしに理解できる語彙レヴェルに相当する

だから、A : ① を暗記することは、通常の(知的)生活に充分なサイズの語彙を獲得することを意味する。

また、収録語彙のサイズは「普通の雑誌やペーパーバックに使われる語彙の98%」に達していて、ただし、それを超えるレヴェルではない。

ネイティヴ・スピーカーを対象とした調査によると、楽に読書ができて同時に新たな語彙を獲得可能な語彙サイズはこの98%以上であることが分かっている。読書をしながら語彙強化が可能なサイズである。

だから、B : ① を暗記することは、多読による語彙強化という日本語では可能な途(みち)を英語でも開くことになり、「アンチ・バベルの塔」のような特別に意識した語彙強化はもはや必須ではなくなる(専門用語などは別)。

------------------------------------------

A 及び B こそ、辞書( ① )が語彙強化の面からみても、特別な威力を発揮する理由なのです。

追記: 本文とはあまり関係ないですが http://aoitani.net/aotani/English/English_Study_Group_2006.html はおもしろいです。全部読まれたし。なお、たとえば京大(法)の平均的な英語のレヴェルは英検準1級ぐらいでしょう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Basic Word List と学習英和辞典 (7)

-------------------------------------------------------

① 『 Barron’s Basic Word List 』  

  2000語以上の単語 ネイティヴ・スピーカーが大学や仕事で必要な常識語彙

② 『 ニューヴィクトリーアンカー英和辞典 』

  見出し語 約2万5000 成句 約5500 語形変化 派生語など 約1万5200
  総語数 約4万6000語 ネイティヴスピーカーの中高生レヴェルの語彙

③ ① の翻訳本『最強の英語ボキャブラリー1700語(語研)』

------------------------------------------------------

本コラムは、① に収録されているが、② には収録されていない単語をピックアップしてその主要な意味を日本語( 研究社の大英和・リーダーズ英和などより )で記述していきます。できれば ① を、都合によって ③ を入手して読んでいただけたら便利かと思います。単語はアルファベット順にチェックしていきます。

「アンチ・バベルの塔」を ② で終了する人には、ぜひ追加しておきたい語彙群です

なお、② の単語が ① とまったく同じ綴りではない場合でも(派生語、品詞の違いなど)、 ② を見て用意に意味が類推できる ① の単語は取り上げません。

また、ネイティヴ・スピーカーの高校生~大人の語彙力は文字通りピンからキリまで多様です。たまたま知り合ったネイティヴ・スピーカーの語彙力ですべてを判断しないようにしましょう。また、日本人の英語の先生に本コラムの単語について質問などするのは酷な場合がほとんどですから、やめたほうがいいです。

--------------------------------------------------------

47 atrophy 【医】 萎縮(症); 【生】 《器官・組織の》萎縮

48 attrition 摩擦; 摩耗, 消耗

49 atypical 典型からはずれた; アブノーマルな; 不規則な

50 avocation 副業, 余技

51 avuncular おじ (uncle) の (ような); おじのように優しい[親切な]

52 baleful 有害な, 悪意のある

53 bane 《詩》 死, 破滅; 《詩》 悲嘆, 苦悩; 死をもたらすもの, 破滅[災い]のもと, 禍; 悩み[心配]の種; 《古》 毒

| | Comments (0) | TrackBack (0)

単語の発生(2)

― 各語彙の定義・例文は 『研究社大英和辞典』 による。ただし()はk.y. ―

Bloody Mary

1 血[流血(好き)]のメアリー《Mary 一世のあだ名; 新教徒を迫害したため》

2 [しばしば b- m-] ブラディマリー《ウオツカとトマトジュースで作ったカクテル》

《1956》 ← ? 1: 赤い色から

----------------------------------

私が「アンチ・バベルの塔」に使った 『Cambridge Advanced Learner's Dictionary』 には ― bloody mary, Bloody Mary  an alcoholic drink made of vodka and tomato juice ― という説明があるだけで、なぜウオツカとトマトジュースで作った血の色をしたカクテルが Mary という名がつくのか分からなかった。

『Oxford Advanced Learner's Dictionary CDROM』 の Cultural Guide Sectin には次の説明があった。

Bloody Mary

1a nickname for the British queen Mary I because of the many people who were killed for religious reasons when she was queen.

2 (also bloody mary) n a drink consisting of vodka (= a strong, colourless, alcoholic drink) and tomato juice, often with Worcester sauce.

----------------------------

メアリー1世(1516~1558)は、カトリック教徒で、プロテスタントを苛烈に弾圧して約300人を火あぶりの刑で殺害し高僧や牧師をロンドン塔に幽閉してその多くを死に至らしめた。


| | Comments (0) | TrackBack (0)

Basic Word List と学習英和辞典 (6)

-------------------------------------------------------

① 『 Barron’s Basic Word List 』  

  2000語以上の単語 ネイティヴ・スピーカーが大学や仕事で必要な常識語彙

② 『 ニューヴィクトリーアンカー英和辞典 』

  見出し語 約2万5000 成句 約5500 語形変化 派生語など 約1万5200
  総語数 約4万6000語 ネイティヴスピーカーの中高生レヴェルの語彙

③ ① の翻訳本『最強の英語ボキャブラリー1700語(語研)』

------------------------------------------------------

本コラムは、① に収録されているが、② には収録されていない単語をピックアップしてその主要な意味を日本語( 研究社の大英和・リーダーズ英和などより )で記述していきます。できれば ① を、都合によって ③ を入手して読んでいただけたら便利かと思います。単語はアルファベット順にチェックしていきます。

「アンチ・バベルの塔」を ② で終了する人には、ぜひ追加しておきたい語彙群です

なお、② の単語が ① とまったく同じ綴りではない場合でも(派生語、品詞の違いなど)、 ② を見て用意に意味が類推できる ① の単語は取り上げません。

また、ネイティヴ・スピーカーの高校生~大人の語彙力は文字通りピンからキリまで多様です。たまたま知り合ったネイティヴ・スピーカーの語彙力ですべてを判断しないようにしましょう。また、日本人の英語の先生に本コラムの単語について質問などするのは酷な場合がほとんどですから、やめたほうがいいです。

--------------------------------------------------------

36 apotheosis 《人の》神格化, アポテオシス; 《人・ものの》神聖視, 賛美, 美化; 《文》 理想的[究極的]な姿[形], 極致, 権化

37 apposite 〈発言など〉きわめて適切な〈to, for〉

38 apprise 〈人〉に(…(ということ)を)知らせる, 通知[通告]する (inform) ( of ) / 〈that〉

39 approbation 《公式・正式の》認可, 許可, 是認, 賛同; 賞賛, 称揚

40 arbiter 仲裁人, 調停者

41 arcane 秘密の; 少数の人しかわからない[知らない], 不可解な

42 armada 艦隊; 軍用飛行機隊; 《バス・トラック・漁船などの》大集団; [the A-] 《スペインの》無敵艦隊 (=Invincible A , Spanish A ) 《1588 年英海軍に敗れた》

43 artifact 人工品; 【考古】 人工遺物《先史時代の単純な器物・宝石・武器など》; 文明の産物; 工芸品; 【生】 《細胞・組織内の》人為構造, 人工産物

44 artifice 技術, 技巧; 工夫

45 asperity 荒々しさ

46 assuage 〈苦痛・怒り・不安など〉緩和[軽減, 鎮静]する, 和らげる, 鎮める; 〈食欲など〉満たす

| | Comments (0) | TrackBack (0)

至高の効率(1)

至高の効率」という言い方があるのかないのか知らない。

最高の効率と言う意味で使いたい。

どんなトレーニングについてもあてはまることであるが、英語のトレーニングについても、各商品は教材の「効率」のよさを競って訴えている。

「効率」の悪い方法は嫌われる。売れない。流行らない。儲からない。

ところが、どんなトレーニングについても言えることであるが、高い域に達した人ほど「効率」から程遠い方法で出発している。

いや、効率など念頭にないがごとくである。

天才(=猛烈な努力をする人)といわれる人たちはその典型である。

ワールド・サッカーが開幕した。たとえばロナウジーニョの鮮烈なプレーが楽しみである。ウィキペディアには ― 現在世界最高の選手の一人。2004年、2005年と連続でFIFA選出の世界最優秀選手に選ばれている。また2005年には欧州最優秀選手(バロン・ドール)にも選ばれた。試合中随所に見せる美麗なボール捌きは、まさに神業と呼ぶにふさわしい。また、ペレ・ジーコ・リバウドなど、その世代で一番上手く、奇跡を起こせる選手に継承されているセレソン(ブラジル代表)の10番に必要な能力をすべて継承している選手である ― と書いてある。ブラジルには800のプロチームがあって1万1000人のプロの選手がいてプロになれる確率は少年のころに頭角を現すプレーヤーの800人にひとりだそうである。ロナウジーニョはそのブラジルさらには世界の頂点に立つ。

貧民街で3歳のときからボールで遊び始めた。いや、それしか、遊び道具がなかった。大好きな愛犬と競ってボールをコントロールする練習をしていた。犬と互いに教えあったそうである。当然、プロにあこがれるようになった。

最初は効率などまるで考えていない。しかし、やがて、「自分の方法」を発見するに至った。

必然的に「独自のスタイル」を確立し、人々はその輝きに脅威の目を向けるようになった。ますます磨きがかかり、すぐれたコーチもつき、資本も注目し、自らも意識して研鑽を積んだ。

そんななかで「至高の効率」が達成された

「至高のプレー」が万人を魅了するようになった。

さて、英語学習。

最初から「効率」ばかり考えていたらどうなるか? 英語教材や英語学校の格好の顧客になる。うまくいけば資格試験などを突破する。

TOEICで満点を取るかもしれない。それをブラジルのサッカーにたとえると「頭角を現すプレーヤー」にたとえられるかもしれない。

そしてそこでたいていおしまいになる。すばらしい成果であるが、そこでおしまいになる

はた目にはともかく、自分には大きな不満が生涯残る(残らない人もいる)。

なぜ、おしまいになるのか? 

真に「自分の方法」を確立していないからである。

「至高の効率」 = 「自分の方法の確立」なのだ。

天与の才を授かった人でもある期間自分なりの手探りを続けなければならない。普通の人はなおさらそうである

それで、「自分の方法」を確立したらどの程度まで伸びるのか!?

私の場合は、この程度です(^^;)。

Happy learning.


| | Comments (0) | TrackBack (0)

覚え方など

○ 今日(2006年6月10日)の 『 日経プラス1 』 に 「人の名前の覚え方」 という記事があります。

次は、その記事の「人の名前を覚えるコツ7ヶ条」という箇条書(引用):

----------------------

① 人の名前を覚えるのは難しいので、工夫が必要と自覚する

② 記憶しようという強い意識を持つ

③ 名前、顔、髪型、服装、行動、しぐさなどの特徴に関心を持ち、情報をつかむ

④ 既に自分が知っている人と関連づける

⑤ 趣味は腕、出身地は頭など、頭の中で「場所」を決め、その人の情報を貼り付ける

(これは絵を書くのではなく頭の中で貼り付けるそうだ。下関出身の人を覚えるならフグを頭に乗せる、趣味が野球の人ならバットを腕に、職業がテレビ関係ならテレビを手に)というふうにするらしい) 人物なら小さな絵を描いてもおもしろいでしょうね。

⑥ 商談時、または商談後、名詞の空白やノートなどに話した内容、印象、会った日付などを記録する

⑦ その人の名前や特徴、会った場面、話した内容などを何度も思い出す

---------------------------------

これは、「アンチ・バベルの塔」とそっくりですよ。

① や ② は愉快ですね。あたりまえのことが大真面目に書いてあるからです。 大人が「自然に・知らぬ間に覚える」ことなど、よほどうれしいことや悲しいことや珍奇なことやびっくりしたことなど以外は、ありえません

何もかもが新鮮な印象をともなって脳に刻印される幼児とは違うからです。


=============================================


○ 『AERA 2006年6月5日号』 の次の記事(引用)も愉快でした。ここでも、あまりにあたりまえのことがいくつか大真面目に書いてあって、笑ってしまいました。

------------------------------

25歳からでも「バイリンガル脳」になれる人

専門家の意見を基に編集部で作成。3項目以上あてはまれば、今からでもあなたは「英語」で考えることができるようになるでしょう。

□ 子供の頃から(日本語の)本をよく読んでいた

□ 子供の時、国語の成績がよかった

□ 人と会話をすることが好きだ

□ まじめにこつこつ努力することが苦痛ではない

□ 短くても留学経験がある

□ 言語習得の目的がはっきりしている

□ 別の外国語をすでに習得している

□ 言語による発音や文法の違いを意識することができる

---------------------------------

最近円周率の暗記で世界記録を樹立した人は50代の男性でした。記憶などの衰えを年齢のせいにするのはまちがった思い込みでしょう。

年齢など無視してこれだと思った方法で実行する。徐々に自分のやり方を整えていく。

上記の『日経』の記事も、人の名前を覚える達人は 「自分なりの覚え方を確立してきた人」 だとしている。

自分(の方法)を確立すること」こそ、既に何度か述べたことですが、成功の秘訣でしょう。

何度書店へ行っても、どれほどGoogle で検索しても、「自分の方法」は買えないし検索もできません

追記: 参考に → http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1461844


| | Comments (0) | TrackBack (0)

Basic Word List と学習英和辞典 (5)

-------------------------------------------------------

① 『 Barron’s Basic Word List 』  

  2000語以上の単語 ネイティヴ・スピーカーが大学や仕事で必要な常識語彙

② 『 ニューヴィクトリーアンカー英和辞典 』

  見出し語 約2万5000 成句 約5500 語形変化 派生語など 約1万5200
  総語数 約4万6000語 ネイティヴスピーカーの中高生レヴェルの語彙

③ ① の翻訳本『最強の英語ボキャブラリー1700語(語研)』

------------------------------------------------------

本コラムは、① に収録されているが、② には収録されていない単語をピックアップしてその主要な意味を日本語( 研究社の大英和・リーダーズ英和などより )で記述していきます。できれば ① を、都合によって ③ を入手して読んでいただけたら便利かと思います。単語はアルファベット順にチェックしていきます。

「アンチ・バベルの塔」を ② で終了する人には、ぜひ追加しておきたい語彙群です

なお、② の単語が ① とまったく同じ綴りではない場合でも(派生語、品詞の違いなど)、 ② を見て用意に意味が類推できる ① の単語は取り上げません。

また、ネイティヴ・スピーカーの高校生~大人の語彙力は文字通りピンからキリまで多様です。たまたま知り合ったネイティヴ・スピーカーの語彙力ですべてを判断しないようにしましょう。また、日本人の英語の先生に本コラムの単語について質問などするのは酷な場合がほとんどですから、やめたほうがいいです。

--------------------------------------------------------

25 amity 和親, 親睦(しんぼく), 親善(関係), 親交 (friendly relations) (with)

26 amoral 道徳とは無関係な; 道徳の範囲外の, 超道徳的な (nonmoral)

27 anathema 教会の呪い, アナテマ, 【カト】 破門; 強い呪い; 呪われた人[もの]; ひどく嫌われた人[もの] 〈to sb〉

28 antediluvian 《Noah の》大洪水以前の; 《口》 大昔の, 時代遅れの, 旧式の (→名詞の意味もあり)

29 anthropoid 類人猿(の)、猿(に似た)

30 anthropomorphic 擬人化[人格化]された, 人間の姿に似せた.

31 antithesis 対照; 正反対(の事物)

32 apex 頂点、絶頂

33 aplomb 沈着, 冷静, 自信; 鉛直 with aplomb 落ちつきはらって

34 apocalyptic 黙示(録)の; 黙示録的な; 大惨事の到来[発生]を言い触らす; この世の終わりの, 終末論的な; 大混乱の; 一大決戦の

35 apostate 背教の、背教者

| | Comments (0) | TrackBack (0)

単語の発生(1)

― 各語彙の定義・例文は 『研究社大英和辞典』 による。ただし()はk.y. ―

① disabled と ② abled

この2つの単語を比較して、双方同時に使われるようになった、あるいは、 ② が先で ① が後で使われるようになったと思っていた。

ところが違った。後先が逆、つまり、いわゆる「逆成」であった。

まず ① が1633年に出現した。 ② はなんと1981年に初めて使われた。

--------------------------

① 

adj. 不具になった (crippled), 無能力にされた (incapacitated)

○ a disabled person 身体障害者

○ a disabled soldier 傷痍(しょうい)軍人, 傷病兵

n. [the ~; 集合的] 身体障害者, 身障者

---------------------------

② (健常な)

a. ABLE-BODIED; [前に副詞を付けて] [euph.]

○ differently [uniquely] abled

---------------------------

直接的で露骨だと思われる ① の表現を和らげて、 differently [uniquely] abled と表現するために、あるいは、① と ② で対比を明らかにするために用いられる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Basic Word List と学習英和辞典 (4)

-------------------------------------------------------

① 『 Barron’s Basic Word List 』  

  2000語以上の単語 ネイティヴ・スピーカーが大学や仕事で必要な常識語彙

② 『 ニューヴィクトリーアンカー英和辞典 』

  見出し語 約2万5000 成句 約5500 語形変化 派生語など 約1万5200
  総語数 約4万6000語 ネイティヴスピーカーの中高生レヴェルの語彙

③ ① の翻訳本『最強の英語ボキャブラリー1700語(語研)』

------------------------------------------------------

本コラムは、① に収録されているが、② には収録されていない単語をピックアップしてその主要な意味を日本語( 研究社の大英和・リーダーズ英和などより )で記述していきます。できれば ① を、都合によって ③ を入手して読んでいただけたら便利かと思います。単語はアルファベット順にチェックしていきます。

「アンチ・バベルの塔」を ② で終了する人には、ぜひ追加しておきたい語彙群です

なお、② の単語が ① とまったく同じ綴りではない場合でも(派生語、品詞の違いなど)、 ② を見て用意に意味が類推できる ① の単語は取り上げません。

また、ネイティヴ・スピーカーの高校生~大人の語彙力は文字通りピンからキリまで多様です。たまたま知り合ったネイティヴ・スピーカーの語彙力ですべてを判断しないようにしましょう。また、日本人の英語の先生に本コラムの単語について質問などするのは酷な場合がほとんどですから、やめたほうがいいです。

--------------------------------------------------------

13 adulation 追従(ついしょう), お世辞, こび

14 adulterate 〈食品・薬剤など〉に混ぜ物をする, (粗悪品を混ぜて)…の品質を落とす

15 affidavit 【法律】 宣誓供述書

16 aggrandize 拡大する, 増大させる (enlarge, increase)

17 agnostic 不可知論者

18 alacrity 敏活, 敏速

19 altercation 口論, 激論, 論争 (hot dispute)

20 altruistic 利他(主義)的な, 愛他的な, 利他主義者(流)の ( egoistic).

21 ambidextrous 両手のきく

22 ambience 環境 (environment); 雰囲気 (atmosphere).

23 ambulatory 歩行(用)の, 歩行できる

24 ameliorate 〈状態などを〉良くする, 改善する, 改良する

| | Comments (0) | TrackBack (0)

辞書の威力(2)

私は、常々、語彙強化には「辞書暗記」が最高なのだと主張しています。少なくとも辞書を読むべきだと思っています。

英語の辞書をA~Zまで順に読んだり覚えたりすることについてアレルギーの人も多い、あるいは、たいていの人がそうかもしれません。

分野別に語彙をまとめて覚える、好きな分野の語彙から覚える、などの提案をされる人は ― そんな方法ではいつボキャビルを完成できるのかまったくめどがつかないことはさておき ― アルファベット順にチェックしていくことに抵抗を感じる人たちでしょう。

私も、いろいろな語彙強化法を実行してきました。

しかし、中心軸はあくまで「辞書暗記」でした。そして、語源・分野別などの方法は、「アンチ・バベルの塔」を実行しながら、補助的に利用してきました。上級学習英英辞典などはCDROMも充実していてそうした補助的な手段を活用するにはたいへん便利です。アルファベット順に覚えながら補助的な手段も必要に応じて自在に利用すればいいわけです。

アルファベット順・アレルギーは皆無です。むしろ楽しい。なぜ、楽しいのか、今まで明快に説明できたとは思っていません。

ところが、最近、次に引用する多和田葉子さんのスタンスを読んで自分の気持ちを代弁していただいたような気持ちになりました(太字k.y.)。

(引用開始)まず印象的だったのは、多和田氏が、〈外へ出る〉ために「辞書で遊ぶ」とおっしゃったことだ。多和田氏によると、作家とて小説を書くからには、自分の内面をみつめようとするのだという。でも、小説は書こうと思って書けるものではない。だから作家は、逆に「外の言葉」を捜す、つまり辞書を見るようになるのだそうだ。辞書では、単語がドイツ語ならabc順、日本語であればアイウエオ順に並べられており、人間の頭の中では隣り合っていない言葉が隣り合わせになっている。だから多和田氏いわく、辞書とは「外の世界へと自分を開いてくれるツール」で、「自分の言葉から、自分のかたまった発想から自分を解き放ってくれる」。辞書は〈自らの外〉、〈他者〉へと自らを開く装置なのだ (引用終止)

http://www.rikkyo.ac.jp/~koho/info/koenkai/report2006/main_04-05.htm の記事もぜひすべてお読みください。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Basic Word List と学習英和辞典 (3)

-------------------------------------------------------

① 『 Barron’s Basic Word List 』  

  2000語以上の単語 ネイティヴ・スピーカーが大学や仕事で必要な常識語彙

② 『 ニューヴィクトリーアンカー英和辞典 』

  見出し語 約2万5000 成句 約5500 語形変化 派生語など 約1万5200
  総語数 約4万6000語 ネイティヴ・スピーカーの中高生レヴェルの語彙

③ ① の翻訳本『最強の英語ボキャブラリー1700語(語研)』

------------------------------------------------------

本コラムは、① に収録されているが、② には収録されていない単語をピックアップしてその主要な意味を日本語( 研究社の大英和・リーダーズ英和などより )で記述していきます。できれば ① を、都合によって ③ を入手して読んでいただけたら便利かと思います。単語はアルファベット順にチェックしていきます。

「アンチ・バベルの塔」を ② で終了する人には、ぜひ追加しておきたい語彙群です

なお、② の単語が ① とまったく同じ綴りではない場合でも(派生語、品詞の違いなど)、 ② を見て用意に意味が類推できる ① の単語は取り上げません。

また、ネイティヴ・スピーカーの高校生~大人の語彙力は文字通りピンからキリまで多様です。たまたま知り合ったネイティヴ・スピーカーの語彙力ですべてを判断しないようにしましょう。また、日本人の英語の先生に本コラムの単語について質問などするのは酷な場合がほとんどですから、やめたほうがいいです。

--------------------------------------------------------

1 abase 〈人〉の品格・地位などを落とす[下げる], 卑しめる

2 abeyance 中止(状態), 中絶, 休止, 停止

2 abnegation 拒絶, 拒否 (denial); 放棄, 棄権 (renunciation)

4 abscond (ひそかに)逃げる, 姿をくらます, 失踪(しっそう)する (from)

5 abstemious 節制する, (特に)飲食に控えめな; 禁欲的な.

6 accolade 1a 褒賞, 称賛 b 栄誉(の印); 賞 c 授賞式, 表彰式

7 accost 〈人〉に近寄って(臆面もなく)ことばをかける, 《挨拶などの》ことばをかけて近寄る; 〈売春婦が〉…に誘いの声をかける

8 acerbity 1 渋さ, 苦さ 2 (気持ち・態度・言葉などの)鋭さ, 苦々しさ, 辛辣さ (bitterness)

9 acrid 1 (におい・味が)強く鼻[舌]を刺す, ぴりぴりする, つんとする, ひどく辛い[苦い] 2 〈気質・言葉・人など〉厳しい, 辛辣(しんらつ)な

10 acrimonious 〈気質・態度・言葉など〉激しい, 辛辣(しんらつ)な, 毒々しい (harsh); 〈議論など〉苛烈な, 激した (bitter)

11 acuity 《感覚・才知などの》鋭敏さ; 《針などの》鋭さ, 尖鋭; 辛辣, 激烈; 《病気の》激しさ

12 adage 格言; ことわざ

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Basic Word List と学習英和辞典 (2)

-------------------------------------------------------

① 『 Barron’s Basic Word List 』 2000語以上の単語

② 『 ニューヴィクトリーアンカー英和辞典 』

  見出し語 約2万5000 成句 約5500 語形変化 派生語など 約1万5200
  総語数 約4万6000語

--------------------------------------------------------

① の和訳本

① の翻訳本 『 最強のボキャブラリー 1700語 ( 語研 )』 (以下 ③ という) について少し触れておきます。

(1) ③ の表紙カヴァーには「ネイティヴ並みの語彙力」とか「Time、Newsweek によく登場する難語」とかの表現がありますが、前回にも述べましたように ① の単語はあくまで大人の「活用基礎語彙」であって、決して「ネイティヴ並みの語彙力」を意味するものでも「Time、Newsweek によく登場する難語」でもありません。 Time、Newsweek の読者は500万人を超え、それなりのネイティヴならだれでも読む、ごく普通の雑誌ですから、難語がよく登場することなどあり得ません ― ただし、③ の「本書の特徴」には「アメリカの高校生が身につけておくべき英語語彙」という正しい指摘もあります。

情報の収集・発信のための常識語彙です。

また、ちゃんとしたネイティヴ・スピーカーの語彙力が「普通の日本人の英語語彙力+この2000語」程度で満たされるものではとうていありません。

したがって、③ の表現は大きな誤解を招く可能性があります。

(2) ③ は1700語であるのに対し ① は2000語超で、300語の差異がありますが、そのことに関する説明が ③ にはまったくありません(私が勘違いしていたらごめんなさい)。

以上、③ について苦言を呈しましたが、③ の出版は、大学受験以上の単語レヴェルを具体的に意識させる単語帳のひとつとして、① などには縁の薄い英語学習者にとって、たいへん有意義なことです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Basic Word List と学習英和辞典 (1)

『Basic Word List Barrons 刊』 (以下①とする)というペーパーバックがあります。

前にも言及したことのある単語帳(ボキャビル本)ですが、その単語と 『ニューヴィクトリアンカー英和辞典』 (以下②とする)の見出し語を比較してみることにしました。

①は2000語超の単語をリストアップした単語帳ですが、その単語のレヴェルがどの程度かについて、①の「Introduction」 は次のように記述しています( 太字k.y.)。

Barron's Basic Word List is your tool to help you master the working .vocabulary you need efficiently and effectively. The 2000-plus words of the Basic Word List are exactly that - basic.They are the foundations of a sophisticated vocabulary, the words you will encounter on the job, in the lecture hall, and on the SAT and GRE. In academic and professional circles, these words predominate.

端的に言えば、大学や仕事で活用しなければならないまさに基本語彙というわけです。認識語彙ではなく活用語彙です。

決して、難語ではありません

他方、②は見出し語約2万5300語、成句約5500語、語形変化・派生語など約1万5200語、総語数約4万6000語の、学習時間数が制限された非ネイティヴ・スピーカーでもできれば覚えてしまいたいレヴェルの語彙を収録した、日本の代表的な英和辞典です。ネイティヴ・スピーカーの場合は中高生レヴェルに相当します。

①と②を比較することによって、普通の日本人の英語学習者の語彙とネイティヴ・スピーカーの語彙の質・量面の違いをある程度具体的に実感できるかもしれません。

まず、① の 「Word List 1」 の単語を列挙しておきます。イメージをつかんでください。

abase abash abate abbreviate abdicate aberrant abettor abeyance  abhor abnegation abolish abominate aboriginal abortive abrade abridge abscond absolve abstain abstemious abstinence abstract abstruse abusive abysmal accede accessible accessory acclaim acclimate accolade accomplice accord accost acerbity acknowledge acme acquiesce acquittal acrid acrimonious acuity acumen adage adamant adapt adept adhere admonish adorn adroit

続く...

| | Comments (0) | TrackBack (0)

辞書の威力(1)

書店の英語教材コーナーにはありとあらゆる参考書が並んでいます。

「これが生の英語」という趣旨の、つまり、「現地に留学や移住しないかぎり分からない英語」という趣旨の本もかなりあります。

ネイティヴ・スピーカーが書いた「本当の英語」という趣旨の表現集などもたくさん出版されています。

同じようなことがあちこちの本に表紙のデザインとタイトルと趣向を変えて書いてあります。

ところが、実は、そんな本に書いてあることの大半が1冊の英語の辞書の中に収められています。

たとえば、『これが本場の英語だ イギリス留学で発見した「日本では見えなかった英語」』という本がありますが、何と、その本に書いてあることはすべて学習用英英辞典に書いてあります。著者がいかに辞書を利用していないかがよく分かります。

だから、辞書は、まだまだ未開の宝庫、知る人ぞ知る宝庫のままに放置されているのが現状です。

もちろん、辞書に載っていなくて現地に行かなければ分からないことは無数にあるでしょう。それは、日本語に関してもまったく同じです。私の母語・生活用語は、関西弁で、東北弁などは理解できませんし沖縄弁などもさっぱりわかりません。用語自体・語法・間の取り方などなど標準語とはかなり違います。標準語しか使わない人から見たら関西人は(東北の人や沖縄などの人も)バイリングアルです。テレビのバラエティー番組もまったく趣が違います。

また、同じ地域に住んでいても人それぞれです。普段使われる語彙がまったく違うために互いに交流がほとんどない場合もあります。棲み分けがあるのです。業種によっても生活環境によっても違います。
すべて、周知の通りです。

しかし、国内外を問わず、何かの必要に迫られて異言語環境に置かれても、数ヶ月~1~2年暮らしていれば、必要な範囲での適応は充分可能でしょう。ただし、(日本語であれ英語であれ)ある程度以上の、できれば5万語前後の、言語コーパス上出現頻度の高い語彙を知っているという前提があります。

英語の場合、「アンチ・バベルの塔」の塔主になれば、その前提をしっかり満たすことが可能です。

私? 当面、この居心地のすこぶるよろしい、今の環境を離れる気はまったくありません。また、英語を使ってしたいことは、仕事以外に、和書と同程度に洋書を読むのを楽しむことだけですから、あえて外国に住む必要もありません。

みなさん、(もう聞き飽きた人もおおいでしょうが)辞書を読みましょう

できたら、覚えましょう

そして、おおいに和書・洋書を ― 時には声を出して(音声は絶対に無視しないこと!)― 読みましょう

| | Comments (0) | TrackBack (0)

卓越したファンド・マネージャー村上世彰代表

最近のウオール・ストリート・ジャーナルの記事 ( Maverick's Fall Portends Change By Andrew Morse ) のなかに ― Mr. Murakami started investing as a child. His father, a wealthy Osaka real-estate investor, gave him one million yen when he was 10, and instructed his son to invest it in stocks -- and to pay his way through college with the proceeds. By the time Mr. Murakami entered Japan's prestigious Tokyo University, he had turned the initial capital into 100 million yen. ― という一節がある。

10歳の時に、村上氏はお父さんから100万円を渡され、株式投資の利益 ( proceeds ) で大学卒業までの費用を賄(まかな)うようにアドヴァイスされた。村上氏はその目標を達成し、東京大学を卒業するころには、何と、初期投資した100万円が1億円になっていた。

約10年で、必要な経費を捻出しながら1億円にしたのだから、年平均で「約1000万円・元金比1000%」の利益。

恐るべきファンド・マネージャーである。

村上氏は、その後、通産省のキャリアとして商法の改正に携わって株式交換による企業合併の途(みち)を開き、役所を退いたあとは自ら「村上ファンド」を立ち上げ、短期間に2000億円を一挙に4000億円にした。

出資者の6割は米国の大学財団(U.S. college endowments) の由。

日本の検察は、稀有な才能を、重箱の隅をつついて、潰(つぶ)した

社会に多大な恩恵をもたらすダイナミックな資本躍動の一環を殺そうとしている、他にするべきことが山ほどあるだろうに、と私は思う。

最大で禁固3年+3億円の罰金が予想されるらしい。

額に汗すること」と同様「頭の中で汗すること」もりっぱな正義である。

今日は、やや過激に語ってみました。

世論の大半がアンチ・村上でありそれが妥当な状況もあることは充分承知しています。 

裁判の経過に大きな関心を持っています

"I am very sorry to have committed a crime," Mr. Murakami, 46 years old, said, before bowing deeply, a ritualistic Japanese gesture of contrition. He was arrested hours later.(上記 WSJ の記事より )

| | Comments (0) | TrackBack (0)

待望の文法書の登場(4)

私が、「インタースクール」で日⇔英翻訳の練習をしていたときに、ネイティヴのライターのコメントを聞いたり添削を受けたりして感じたことは、「ことば」はTPO(この表現は和製英語)を考慮して使わなければ誤解されたり理解してもらえなかったりするということでした。

当たり前じゃないか!? 

いや、その通りなんですが、英語の場合無意識に誤用してしまうことがあったのです。

今もあり得ます。しかし、当時より、知識は増え学習用・業務用の各種の辞典などもずいぶん進化しインターネットで得られる情報も活用できるようになったから、誤用を犯す確率は明らかに低下しています。

文法書も、規範集の傾向が強かった過去のものに比較すれば、「ことば」のTPOを記述して実用性を強化したものが増えています。

『実践ロイヤル』はその代表的な例で、随所に誤用防止の配慮が感じられます。

次に引用するのは、基本事項ですが、『実践ロイヤル』 の中の配置から察して、マークさんが日本人の英語を見ていて気づいたことの反映かもしれません。

------------------------

11A 日本語との関係で誤りやすい動詞

(1) 日本語では同じ表現をするもの

① 「かく」 writedraw

 「文字を書く」 は write、「線や絵や図を描く」 は draw、「絵の具などで絵や図を描く」 は paint のように使い分ける。

 Please write your name and address on the back of your check.
 (お名前とご住所を小切手の裏に書いてください)

 Draw a circle here. (ここに円を描きなさい)
 
② 「忘れる」 forgetleave
 「(持ってくるのを)忘れる」 なら forget でよいが、置き忘れた場所を示す語句があるときは、 leave を使うのがふつう。

 I forgot my umbrella. (傘を持ってくるのを忘れた)
 
 I left my umbrella in the taxi. (傘をタクシーに置き忘れた)

③ 「盗む」 robsteal
 「 A から B を盗む」 は、rob A of B か、steal B from A となる。

 They robbed him of his wallet. (彼らは彼から財布を奪い取った)

 My wallet was stolen while I was sleeping.
 (私は眠っている間に財布を盗まれた)

④ 「登る」 climbgo up

 climb は本来手足を使って登ることを意味するが、go up はただ登りさえすれば方法は問わない。

 We went up the mountain on the cable car.
 (我々はケーブルカーで山を登った)

-------------------------------

上記の引用は、常識的な事例( たとえば 『ジュニア・アンカー英和辞典』 にもちゃんと説明してあります)ですが、日本人の英語学習者にとって常識とは言いがたい「ことばのTPO」
もあちこちに記述されています。

日本人にとって常識とはいえない語法は、従来の規範色の強い文法書ではとうてい得られなかったもので、日英両語に精通した2人の著者の資質に負うところがたいへん大きいと思います。

誤用に対する注意喚起が総括的な文法書のなかにはめ込まれていることも有意義なポイントです。

続く...

追記: http://www.alc.co.jp/be/tk/memoribo/index2.html メモリボより「アンチ・バベルの塔」のほうがずっといいですよ(我田引水で失礼!)。 手間がかかりますがその分得るものも大きいのです。

なお、上記の広告コピーで言及のある 『 Learning Vocabulary in Another Language 』 は読みがいのある良書です。和訳も出版されていますが、これはひどい翻訳でとうてい読めません。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

待望の文法書の登場(3)

すばらしい文法書 『表現のための実践ロイヤル英文法』 ( 以下『実践ロイヤル』と略す ) の話を続けます。

今日、近所の割合大きな書店へ行ったのですが、『実践ロイヤル』は高校生の参考書コーナーにおいてありました。高校生にはいささか重荷だと思うのですが、書店としては大学受験者がターゲットだと考えているのでしょう。私はむしろビジネスマン向きだと捉えていますが、実際はどんな人たちが主に買うのでしょうか? 

さて、今回も、『実践ロイヤル』の実用的なあるいは知的刺激に富む側面に、私なりに、焦点をあててみたいと思います。

もうひとつ「例文」の記述を取り上げます↓。「過去の代用」というセクションで、「過去の話を生き生きとしたものにするため」に過去の出来事を現在形で書く「新聞の見出し」を例文にしたものです。

-------------------------

Hijacked Jets Destroy Twin Towers and Hit Pentagon.

(乗っ取られたジェット機がツインタワーを破壊し、国防総省を攻撃)

◆ 2001年9月11日に起きたニューヨークの世界貿易センタービル破壊を含む一連の同時多発テロ事件は、米国のみならず世界中を震撼(しんかん)させた。September 11 よりは短くて覚えやすい 9/11 9-11 (nine-eleven) という語が連日のように報道されたので、アメリカ方言学会は、この語は次世代までも末永く使われるだろうとして、正式に2001年の新語と決めた。ネット上では新語や俗語は記載も排除も自由だが、新版の刊行を待つ辞書となるとそう簡単にはいかない。しかし、規範主義で有名な The American Heritage College Dictionary がこの決定を知るや、刷り直しを厭(いと)わず辞書としては真っ先にこれを見出し語としたことは、辞書作成の熾烈(しれつ)な実態を示すものとして注目される。
※ 9-11 と似ている米国の緊急電話番号の 911 は、nine-one-one と発音する

------------------------------

私たちは、とんでもない悲劇の発生と共に、おそらく永遠に受け継がれる 9/11 という新語の誕生を目の当たりにしていたわけですね。

ちなみに、私は当時まだ米国のネット証券を通じて株取引に熱中していたころで、あの大事件さえ格好の材料にして売買を繰り返していました。スリルにあふれたゲームでした。証券アナリストがテレビに出て興奮した面持ちでコメントを述べていたのを思い出します。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

日本語の質・量が英語の進歩を規定する

これも、英語の教育・学習現場でほとんど生かされることのない視点です。

「いつも不思議に思うこと(1)」で ― 「他方、母語をしっかり身につけた児童はそうでない児童に比べて英語学習が加速する。そんな子は、ラジオ・テレビ・オンラインその他の学習でどんどん独学で学習を進めることもできる。母語である日本語の豊かな語彙と日本語の文構造を論理的に分析できる能力を備えた子なら、その語彙力と論理的な分析能力を外国語の学習に生かすことができるからです」 ― と書きました。

私は、英会話学校に勤務していたとき、さまざまな日本人の生徒さんに接していて、その人たちの日本語の「語彙力や知識の質・量」が英語の進歩に大きく関与していることに気づきました。

ある人の日本語の能力が、その人の英語の進歩に決定的な影響を及ぼす、あるいは、その人の英語の進歩にガラスの天井(目に見えない限界)を設定してしまうことをありありと感じていました。

神戸女学院大学の取組( http://www.kobe-c.ac.jp/ggpe/gp/training.html ) も、まったく同じことを認識した結果だと考えます。

大学生になって英語が伸び悩む原因の一つには、学習のためのトピックや内容が高度になり、母語である日本語によるそれについての知識と情報を収集、理解していないことがあると考えられる」と書いてあります。

英語教育に携わる人は、この「日本語の質・量が英語の進歩を規定する」という事実も、学習者本人はなかなか気づかないことなので、しっかりと把握して児童・生徒・学生に対処することが大事だと思います。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

語彙強化の前提(6)

語彙強化は、現実的な基準に沿って目標語彙数を設定し、必要時間数を計算できる方法で実行しないとなかなか成果はあがらないという話をしています。

それに関連することですが、『ビジネス英語』を担当されている杉田敏さんは次のように書いておられます(『ビジネス英語』2006年5月号の「はじめに」より引用。省略・太字はk.y.)。英語学習全般についてのアドヴァイスです。

------------------------

最近、初対面のビジネスパーソンから、「どうしたら英語が上達しますか」と真剣な面持ちで尋ねられることがよくあります・・・そうした質問を受けた場合には、反対にこちらから質問することにしています。「今はどのくらいの実力があって、何のために、どの程度うまくなりたいと考えているのですか。そのためにどれだけの時間とお金を投資する意思があるのですか」 そこでたいていの人は返答につまってしまうのですが、なんとなく漠然とうまくなりたいと考えていたのでは、決して上達はしません。「何のために」という目標を持ち、それを達成するためには何かを犠牲にする覚悟がなければならないのです。例えば、退社後に居酒屋で過ごす時間を減らすとか・・・目標はできるだけ現実的で、具体的なものがいいでしょう。それをいつまでに達成するのかということも決めておきましょう・・・

------------------------

杉田さんが指摘されることを最も実行しやすい分野は、「語彙強化」です。

その語彙強化の目標語彙数を最も「正確・容易」に設定できて、必要時間数の計算も(修正は後で何度も必要になりますが)すぐにできて、したがって効率も高い方法が「辞書暗記」なのです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

待望の文法書の登場(2)

すばらしい文法書 『表現のための実践ロイヤル英文法』の話を続けます。

タイトルに「表現のための」という但し書きがあるように、本書は、実用面を重視した編集になっています。

本書の構成」には ― 本書は一見したところ、これまでの英文法の本と変わらないではないかと思われるかもしれないが、読み進むうちに、すべてが「標準英語」を話し、書くという「発信的」な目的に集約されていることに気づかれるはずである。本書は何よりもまずなるべく英語のネイティブ感覚を身につけて「標準英語」を話し、書くことができるようになることを目標にしている ― とし、さらに ― 文法的解説は、「標準英語」で文を書き、話すという見地から、枝葉末節的なことはすべて省き一時的に流行している俗語などは取り上げていない ― と書いてあります。

そうした意図は、本文「第1章 文 SETENCES」の書き出し ― 文を書くときは大文字で始め、終止符か疑問符、感嘆符を打って終わる。読んだり話したりするときには、強勢を置く位置と、上昇調か下降調かに注意する ― (太字k.y.)から既に察知することができます。

また、例文には自然な和訳に加え、必要に応じて、おもしろい解説が付加されています。

たとえば、「主格補語」の項の例文のひとつは次のように提示・説明がなされています。

------------------------

The bald eagle is the US national bird. [ 主格補語 ]
白頭ワシは米国の国鳥です。

● この場合は、the bald eagle = the US national bird の関係になる。
◆ 白頭ワシは、米国とカナダにしかいない大きな猛禽(もうきん)で、bald には「(動物の)頭に白い部分がある」という意味もある。1782年に国会で米国の国鳥に決定。米国の力の象徴として、合衆国大紋章になり、切手や貨幣などにもその姿が見られる。

-------------------------

続く...

| | Comments (0) | TrackBack (0)

学習時間数の重要性・続続

(以下の各数字は各自の能力その他の事情によって大きく変動します)

私は、先に、5000時間が必要だとか、 1万時間が必要だとか言いました。

5000時間は何とか実用に耐える英語の基礎を養成するのに必要な時間数、1万時間は高度な英語の基盤を構築するのに必要な時間数。

学校を卒業した大人の人を想定します。

そして、学校時代も英語を熱心に勉強して、英検2級~準1級ぐらいの実力がある人だとしておきます。

そういう人なら、学校や塾や英会話学校やラジオやテレビやオンラインのプログラム等で既に2000時間前後の勉強はしているでしょう。

だから、残りは3000時間あるいは8000時間。

① 年に300日、1日に1時間勉強するとして、10年あるいは27年必要です。

② 日に2時間であれば、5年あるいは13~14年

③ 日に10時間猛勉強する / できるとして、1年あるいは3年弱。

こんな計算をすると、かなり具体的なイメージがわいてきます(学校であまり勉強せずに卒業した人であれば、さらに1500時間ぐらいの追加時間が必要でしょう)。

①や②は、人によっては、不可能ではない。③は相当な覚悟と体力が要る。

「英語がほとんど分からない人が見たらぺらぺらに見える(実はボロボロ)」程度なら500時間でも充分。

とにかく音声だけマスターしたいならしかるべき人に50時間ほど個人指導などを受けて、その後自分の音声を録音してチェックしながら200時間も練習すれば充分実用に耐えるようになる。

また、やさしいものを読んで楽しみたいという程度なら1500時間も勉強すればOKでしょう。

いずれにしても、そうしたレヴェル別に必要な時間数を意識し、その時間数を真に生かせる方法で学習することが肝心です。

ダラダラして計算できない方法は論外ですが、うっかりすると、そんな方法で数年はあっというまに過ぎ去ってさしてあるいはまったく進歩がないというケースが圧倒的に多い。


| | Comments (0) | TrackBack (0)

学習時間数の重要性 ・続

前回に、外国語(英語)学習の究極のポイントは時間数であるにもかかわらず、ほとんど無視されていると書きました。

これは、英語学習者が子供であっても大人であっても同じです。

かつて優勢であった「英語学習は大人より子供のほうが有利である」という考え方も、今や、確たる根拠がないことが明らかになりつつある(語彙の蓄積などは大人の方がずっと有利!)。

成人してから外国語の勉強を始めてもしっかりバイリングアルになるケースもそんなに稀有ではないことが分かってきている。

そして、だれが外国語を学習するにせよ、方法がが間違っていなければ、究極のポイントは時間数だということになります。

まったく異質な言語を学習する場合、少なくとも5000時間、高度に実用的な語学力の基盤を構築するには1万時間というだいたいの必要時間数があるように思います。

サッカーのトルシエ監督の通訳をしたフローラン・ダバディーさんは、17~18歳でにパリ東洋学院日本語学科に入学して毎日7時間4年間勉強したそうですから1万時間前後の学習時間。

『アエラ 2006年6月5日号』 によると、その編集部に現れた生粋の中国人の女性は日本語であいさつ・仕事・雑談・冗談をこなし、日本語で話をしているときは日本語で考えているという。

この女性は、大学で4年間日本語を学んでいるが ― 朝は6時起床、授業まで教科書を暗誦し、授業中・休憩時間そして寮でも(変な日本語にせよ)中国語禁止。先生は日本語で考えるように指示(3年生のころから日本語で考えられるようになった)。日本の日本の人気ドラマ「東京ラブストーリー」 の録音テープを何度も聴いて書き取りし、まねをした ― 由。やっぱり勉強の総時間は1万時間前後。

『アエラ』 を引用すると ― 要は、20台でも30台でも、それ以降でも、トレーニングをすればだれでも「バイリンガル脳」、つまり、「母国語以外の言語で考えることができるようになる」というわけだ ― ということになる。

究極のポイントは時間数です。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

待望の文法書の登場(1)

アンチ・バベル選書を久しぶりに更新しました。

いままで真剣に文法書を読んだことがない人はピンとこないかもしれませんが、真の意味で画期的な文法書が出版されました。

書名は、『表現のための実践ロイヤル英文法(旺文社)』

既に購入されたかたも多いと思いますが、こんなに実用的でおもしろい文法書もめずらしいでしょう。

まず、日本人とアメリカ人の2人の著者に注目です。

かの有名な 『ロイヤル英文法』 などの著者で、ひたすら洋書を読破することを趣味とされる綿貫陽先生と、『日本人の英語』 などの著者で、専門の日本文学以外の英語学習の啓蒙書でも有名なマーク・ピーターセン教授。

綿貫先生は、懸命に英語を勉強・研究・指導されて今78歳。日本人の英語を知悉されている。

マークさんは、『広辞苑』 を使いこなすことがあこがれであったころから必死に日本語・日本文学を勉強・研究しながら、英語の指導についても豊かな経験を持っておられる。日本人の英語学習の盲点をズバリ突いたアドヴァイスはほんとうにありがたい。

このお2人が緊密に連携して英語の文法書に革新をもたらした

うれしいことです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« May 2006 | Main | July 2006 »