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待望の文法書の登場(2)

すばらしい文法書 『表現のための実践ロイヤル英文法』の話を続けます。

タイトルに「表現のための」という但し書きがあるように、本書は、実用面を重視した編集になっています。

本書の構成」には ― 本書は一見したところ、これまでの英文法の本と変わらないではないかと思われるかもしれないが、読み進むうちに、すべてが「標準英語」を話し、書くという「発信的」な目的に集約されていることに気づかれるはずである。本書は何よりもまずなるべく英語のネイティブ感覚を身につけて「標準英語」を話し、書くことができるようになることを目標にしている ― とし、さらに ― 文法的解説は、「標準英語」で文を書き、話すという見地から、枝葉末節的なことはすべて省き一時的に流行している俗語などは取り上げていない ― と書いてあります。

そうした意図は、本文「第1章 文 SETENCES」の書き出し ― 文を書くときは大文字で始め、終止符か疑問符、感嘆符を打って終わる。読んだり話したりするときには、強勢を置く位置と、上昇調か下降調かに注意する ― (太字k.y.)から既に察知することができます。

また、例文には自然な和訳に加え、必要に応じて、おもしろい解説が付加されています。

たとえば、「主格補語」の項の例文のひとつは次のように提示・説明がなされています。

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The bald eagle is the US national bird. [ 主格補語 ]
白頭ワシは米国の国鳥です。

● この場合は、the bald eagle = the US national bird の関係になる。
◆ 白頭ワシは、米国とカナダにしかいない大きな猛禽(もうきん)で、bald には「(動物の)頭に白い部分がある」という意味もある。1782年に国会で米国の国鳥に決定。米国の力の象徴として、合衆国大紋章になり、切手や貨幣などにもその姿が見られる。

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続く...

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