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至高の効率(1)

至高の効率」という言い方があるのかないのか知らない。

最高の効率と言う意味で使いたい。

どんなトレーニングについてもあてはまることであるが、英語のトレーニングについても、各商品は教材の「効率」のよさを競って訴えている。

「効率」の悪い方法は嫌われる。売れない。流行らない。儲からない。

ところが、どんなトレーニングについても言えることであるが、高い域に達した人ほど「効率」から程遠い方法で出発している。

いや、効率など念頭にないがごとくである。

天才(=猛烈な努力をする人)といわれる人たちはその典型である。

ワールド・サッカーが開幕した。たとえばロナウジーニョの鮮烈なプレーが楽しみである。ウィキペディアには ― 現在世界最高の選手の一人。2004年、2005年と連続でFIFA選出の世界最優秀選手に選ばれている。また2005年には欧州最優秀選手(バロン・ドール)にも選ばれた。試合中随所に見せる美麗なボール捌きは、まさに神業と呼ぶにふさわしい。また、ペレ・ジーコ・リバウドなど、その世代で一番上手く、奇跡を起こせる選手に継承されているセレソン(ブラジル代表)の10番に必要な能力をすべて継承している選手である ― と書いてある。ブラジルには800のプロチームがあって1万1000人のプロの選手がいてプロになれる確率は少年のころに頭角を現すプレーヤーの800人にひとりだそうである。ロナウジーニョはそのブラジルさらには世界の頂点に立つ。

貧民街で3歳のときからボールで遊び始めた。いや、それしか、遊び道具がなかった。大好きな愛犬と競ってボールをコントロールする練習をしていた。犬と互いに教えあったそうである。当然、プロにあこがれるようになった。

最初は効率などまるで考えていない。しかし、やがて、「自分の方法」を発見するに至った。

必然的に「独自のスタイル」を確立し、人々はその輝きに脅威の目を向けるようになった。ますます磨きがかかり、すぐれたコーチもつき、資本も注目し、自らも意識して研鑽を積んだ。

そんななかで「至高の効率」が達成された

「至高のプレー」が万人を魅了するようになった。

さて、英語学習。

最初から「効率」ばかり考えていたらどうなるか? 英語教材や英語学校の格好の顧客になる。うまくいけば資格試験などを突破する。

TOEICで満点を取るかもしれない。それをブラジルのサッカーにたとえると「頭角を現すプレーヤー」にたとえられるかもしれない。

そしてそこでたいていおしまいになる。すばらしい成果であるが、そこでおしまいになる

はた目にはともかく、自分には大きな不満が生涯残る(残らない人もいる)。

なぜ、おしまいになるのか? 

真に「自分の方法」を確立していないからである。

「至高の効率」 = 「自分の方法の確立」なのだ。

天与の才を授かった人でもある期間自分なりの手探りを続けなければならない。普通の人はなおさらそうである

それで、「自分の方法」を確立したらどの程度まで伸びるのか!?

私の場合は、この程度です(^^;)。

Happy learning.


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