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学習時間数の重要性 ・続

前回に、外国語(英語)学習の究極のポイントは時間数であるにもかかわらず、ほとんど無視されていると書きました。

これは、英語学習者が子供であっても大人であっても同じです。

かつて優勢であった「英語学習は大人より子供のほうが有利である」という考え方も、今や、確たる根拠がないことが明らかになりつつある(語彙の蓄積などは大人の方がずっと有利!)。

成人してから外国語の勉強を始めてもしっかりバイリングアルになるケースもそんなに稀有ではないことが分かってきている。

そして、だれが外国語を学習するにせよ、方法がが間違っていなければ、究極のポイントは時間数だということになります。

まったく異質な言語を学習する場合、少なくとも5000時間、高度に実用的な語学力の基盤を構築するには1万時間というだいたいの必要時間数があるように思います。

サッカーのトルシエ監督の通訳をしたフローラン・ダバディーさんは、17~18歳でにパリ東洋学院日本語学科に入学して毎日7時間4年間勉強したそうですから1万時間前後の学習時間。

『アエラ 2006年6月5日号』 によると、その編集部に現れた生粋の中国人の女性は日本語であいさつ・仕事・雑談・冗談をこなし、日本語で話をしているときは日本語で考えているという。

この女性は、大学で4年間日本語を学んでいるが ― 朝は6時起床、授業まで教科書を暗誦し、授業中・休憩時間そして寮でも(変な日本語にせよ)中国語禁止。先生は日本語で考えるように指示(3年生のころから日本語で考えられるようになった)。日本の日本の人気ドラマ「東京ラブストーリー」 の録音テープを何度も聴いて書き取りし、まねをした ― 由。やっぱり勉強の総時間は1万時間前後。

『アエラ』 を引用すると ― 要は、20台でも30台でも、それ以降でも、トレーニングをすればだれでも「バイリンガル脳」、つまり、「母国語以外の言語で考えることができるようになる」というわけだ ― ということになる。

究極のポイントは時間数です。

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