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気楽な会話とコミュニケーション(1)

いわゆる「英会話(=英語での軽い会話)」ができるようになりたいという人に、学習辞書(必須の語彙集で不要な語彙はいっさい含まれていない)暗記を勧めると、面とむかって反論しない人でも、その顔にはいくつもの?が見て取れる。

実際に反論するしないはさておき、「英会話派の人たち」が「語彙強化主義者」に対して抱いている気持ちは、「いくら暗記したって使えなかったら何にもならないでしょう」という主張です。

「① 数百からせいぜい1000語の語彙を使えたら、英語で充分会話ができるという主張」です。

私見を述べると ① には大きな落とし穴があります。

「英会話派」の人たちは、少数の例外を除いて、その「数百からせいぜい1000語の語彙」をちゃんと知っているあるいはそれくらいならマスターできるという勘違いをしています。

私が落とし穴というのはその勘違いです。

「アンチ・バベルの塔」を建設する過程でも「数百からせいぜい1000語の語彙」は極めて重要です。学習辞書をチェックするなかでそうした基本語彙が持つ意味や語法の豊かさ・多様さ・複雑さにいまさらながら気づかされます。「塔」は語彙の数を5万語以上に高めることが目標ですが、基本語彙のややこしさに触れる作業でもあります。

「英会話派」の人たちは、5万語などとんでもないと思う一方で、「数百からせいぜい1000語の語彙」なら使えるあるいは知っていると勘違いしているのです。

辞書をチェックしないあるいはチェックしてもあまり注意深く読んだりしない人たちですから、たいへんおおらかです。

私も、実は、大学のころまでおおらかでした。けっこう英語で会話できる・していると思っていました。

しかし、それは、「いわゆる英会話」に過ぎなかったのです。

それに気づいてしまった。

語彙数が絶望的に不足し基本語もほとんどわかっていないことに気づいてしまった

その結果、自分もまた、① の場合とは違う意味で、落とし穴にはまってしまったのです

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