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復習こそ最高の記憶術

あなたがもし特別な記憶力・記憶術の持ち主なら「アンチ・バベルの塔」は必要ないでしょう。

私から見れば円周率何万桁を暗証できるようなひとは特別な記憶力・記憶術の持ち主です。

だれにもまねのできない能力を発揮できる人。異能の人。

他方、異能力は発揮できなくても、異能の人のやり方は、だれでも、まねることができます。

そのやり方とは何か?

くりかえして復習することです。ものを記憶することのコツは繰返す術(すべ)を身につけることです。

しかし、その繰り返しをしない人が圧倒的に多い。

「私は記憶が苦手です」という人が大勢います。そんな人たちは例外なく繰り返しが苦手な人たちです。1回や2回や3回や4回や5回ぐらいの繰り返しで覚えられるわけがない(私の場合)。なるほど「覚えた」と思えることは確かだが数ヶ月経てばもう忘れるに決まっている(私の場合)。中学生や高校生の場合でも同じです。繰返すことをいやがる。猛烈に詰め込むことがあっても繰返すことがない。大人だってまったく同じです。

私は、(もちろん冗談だが)「ピストルか刃物をつきつけてやろうか?そしたら誰でも繰り返しができる=覚えられる」と思うことがある。やがて繰り返しがおもしろくなる。ピストルや刃物などもう必要なくなる。しっかりと記憶された語彙を確認できて幸せな気分になる。すいすい読書ができて繰り返しの威力をまざまざと悟る。映画を見ていて覚えた語彙たちが随所にあるいはごくたまにではあっても決定的な瞬間に登場して「繰り返し暗記」の鮮烈な効果にうれしくなる。

しかし、「ピストルや刃物」は使えない。そうだとすれば、意志力のない人に繰り返しを実行させる方法はとにかくPCのまえにすわってもらう、机にすわってもらう、電車の中で作成したカードを取り出してもらう、とにかく始めてもらうしかない。「嫌だだめだ面白くないから飽きる他にもっといい方法があるらしいから探してみようあれがいいいやこれがいいいややっぱりあれかな・・・だめだやーめた・・・と言ってるまに時間はどんどん過ぎて5年や10年はどんどん過ぎてぜんぜん進歩していない自分に気づくあるいは覚えることなどすっかり放棄してせいぜい小学生レヴェルの多読(専門書は読むのが容易だから別)あるいは未知語すっ飛ばしでわかったことにするTIME読みに励んでいるあるいはもう何もしなくなっているどころか何事につけても物忘れがひどくなっている」ことになる?!

とにかく始めたらいいですよ。

形からはいる。まず姿勢をとる。たとえば、どんな民族であっても神や仏にお祈りするときの姿勢=形はだいたい同じです。やがてその気になる、少なくともその可能性はある。

たかだか秀才程度の能力なら、そして1万語単位の語彙力をつけて英語を日本語のように楽しみたいのなら、「繰り返しを友とする」のが最善の方法ですよ。

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