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語彙強化に関する世間の議論(3)

英語の語彙・5万語超は ―英語媒体をそれなりに活用したい人たちにとって― ふつうに必要な語彙力であることは、母語の日本語をそれなりに活用している人たち(=ふつうの、つまり、日本語の語彙力5万語超の人たち)ならあたりまえに理解できることです。

また、「アンチ・バベルの塔」を読んで、「語彙の質・量両面のパワーアップのために学習辞書暗記が最適の方法である」という主張に論理的に反論できる人はだれもいません(精・多読及び精・多聴も欠かせないことは言うまでもない!)。

そして、ただのアイデア(=主張者本人を含めてだれも実証していない方法)は別にして、他に有効な、「塔」に匹敵する、語彙強化法を提唱できる人もいません(独自の方法で万時間単位で黙々と勉強するごく少数の巨匠たちは別格)。

ただ、みなさんが「フムフム」と納得しがちな ― 「アンチ・バベルの塔」など時間がありあまるほどあるおっさんの道楽だ。私にはそんな時間はない ― という反論があります。

なるほど、現状では時間に余裕のない人も多いでしょう。

しかし、私だって最初からそんなに時間が潤沢にあったわけではありません。いろいろな意味で覚悟を決めて時間を捻出したのです。時間が自然に湧き出てくるはずもありません。

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世の中には、たとえば、(株)リヴァンプ代表パートナー・浜田宏さんのような方もおられます(『The 21 平成18年12月1日発行』より)。

浜田さんは毎晩11時まで働いて月に100時間をを超える残業をしていたときに、毎日集中して4時間勉強して留学に備えていたそうです。「目的意識さえあれば、どんなに忙しくても時間は作れる」とおっしゃっています。

浜田さんのやり方↓

○ 毎朝自宅から地下鉄の駅まで12分間英会話のラジオを聴く → 音がうるさい地下鉄内では文法の勉強 → 地下鉄を降りて会社まで5分間は再度リスニング ( 往復で計2時間

○ 昼は、同僚といっしょの食事を週2回にして、その1時間を勉強にあてる。

○ 会社で、11時まで働いたあと、1時間英語を勉強してから帰宅する。

以上で毎日総計4時間の集中学習

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もちろん、体力養成も欠かせません。「体力知力」であることは、明らかです。

Happy learning !

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