« チャールズ・ディケンズの語彙(8) | Main | コメントにお答えする(10/2006) »

チャールズ・ディケンズの語彙(9)

私は生まれた with a大網膜、which was 広告された for 販売、in the新聞s、 at the定価 of 15ギニー

I was born with a caul, which was advertised for sale, in the newspapers, at the low price of fifteen guineas.

私は大網膜を頭に被(かぶ)って生まれてきて、その大網膜が、15ギニーという安価で、新聞の「売ります欄」に掲載された。

caul (コール)とは、研究社大英和辞典によると、「大網膜《胎児が時に頭にかぶって出てくる羊膜の一部; 昔これを吉兆として「幸福の帽子」と称し, 水難よけのお守りとした》」だそうで、19世紀・ヴィクトリア朝の英国にはまだそれを売買する中世以来の風習が残っていたのですね。

caul - A portion of the amnion(羊膜), especially when it covers the head of a fetus (胎児) at birth (The American Heritage Dictionary of the English Language )

この大網膜でふっと思い出したのが、最近も問題になっている臓器売買です。ディケンズ ( 1812-1870 ) の活躍したころは臓器移植手術など考えられない時代ですから、大網膜を現代の臓器売買に比べれば小金で売るなどは何か素朴でアニミズム的な感じもします。

臓器売買 = organ traffics

traffic - the secret buying and selling of illegal goods (LDOC)

|

« チャールズ・ディケンズの語彙(8) | Main | コメントにお答えする(10/2006) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/47849/12906186

Listed below are links to weblogs that reference チャールズ・ディケンズの語彙(9) :

« チャールズ・ディケンズの語彙(8) | Main | コメントにお答えする(10/2006) »