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コメントにお答えする(10/2006)

Post さんへ。

ストレートなコメントをいただきたいへんありがとうございます。

多様な物事の捉え方のあることに今更ながら驚いています。

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>>英語で読書を楽しみたいのであれば当然の語彙数です。

私はこの部分が納得いきません。この言い方には語弊がある。読書の楽しみは人それぞれ。自分の好きな本を繰り返し読み返すのが読書の楽しみだという人もいる。(むしろ私はこういう読書スタイルのほうが好きだ。)
そういうひとにとってあなたほどの語彙は必要か?
そもそもどの本も一度読んだだけで全てわかる必要はあるのか?解らなかったら何回でも読み直せばいいだけだ。読み返すと読書は楽しめないのだろうか。不思議だ。

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私も 「読書の楽しみは人それぞれ。自分の好きな本を繰り返し読み返すのが読書の楽しみだ」 ということについては何の異論もありませんし、それを否定する主張をしたこともまったくありません

さらに、「どの本も一度読んだだけで全てわかる必要がある」ともさらさら思っていませんし、そのような主張をしたこともまったくありません。1度や2度読んだだけでは分からない書物もあります。読む毎に理解が深まり新たな感銘が湧いてくる場合もあります。また、読む年齢によって同じ作品でもまったく異なる趣を帯びることがあります。私は、昨年漱石の『心』を数10年ぶりに読んで、若かったころとはまるで違う読後感を味わいました。

ただ、私は、あらゆる形態の読書について、「語彙が不足していたらテクストを充分に充分に楽しんだり理解したりできない」と考えています。

そして、英語で大人の読書をするためには大人の英語の語彙の質・量が必要だと思っています。

すべて、私自身の経験に基づく見解です。

とまれ、各自に独自の考え方があるのもしごく当然のことですし、とりわけ「読書と語彙」というようなことに関して、どの見解が正しくてどれが間違っているかを断定することなど可能だとも、そんなことをすることがあらゆる場合に実り多いことだとも、まったく思っていません。

だから、私の見解はあくまでも「単なる私見」に過ぎません。Post さんには、その旨了解くだされたく、今後ともよろしくお願いします。

Thank you, Post-san.

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