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語彙耐性の強弱は自然 ・続

1 と 3 がほとんどを占めるために存在する誤解 ― 数回復習すれば必ず覚えられるという誤解

前回に、1 と 2 と 3 が出現するのは自然な現象かもしれないと書きました。

自然だと言っても、それが先天的なものか後天的なものかはまったく分からない。

家庭環境や教育に左右される度合は大きいと考えています。 

いずれにしても語彙に関して3タイプの人たちがいて、圧倒的に多いのは 1 と 3 のタイプに属する人たち。 活字を常習的に読む人口は多くないし、ましてや英語でものを読む人口は統計上ゼロに近い。

英語の語彙獲得に焦点をあてると、1 や 3 の人たちにとって、つまりほとんどの人たちにとって、思い浮かぶのはまず大学受験のときの単・熟語帳(5000語前後まで)であり次に資格試験のための単・熟語帳(1万語前後まで)でしょう。

そうした試験用の単・熟語帳の場合は たとえば( http://juken.alc.co.jp/kojima/ ) で記述されている 「翌—1—2—4の法則 」 とか 「脳科学や英語教育学(語彙習得論)の研究が進むにつれて、ある数字が出てきました。知らない単語をちゃんと覚えるためには、何回、その単語に出会ったらいいと思いますか?答えは6回です」 とかの原則が当てはまる可能性が非常に高い。

しかし、「塔」 でいう5万語超の ― 5000語~1万語単位の ― 語彙獲得を指向する場合、そんな原則はまったくあてはまらない。 学習辞書暗記と市販の単・熟語帳暗記はまったく違う。

6回程度では、ウオーミングアップにさえならない!

このことがなかなか理解されない

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